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更新日:2020年12月21日

令和2年度第4回北区協議会 議事要点

開催日時 令和2年8月20(木曜日)午後1時30分~3時45分

開催場所 三ヶ日協働センター2階201会議室

次第

  1. 開会
  2. あいさつ
  3. 議事
    (1) 協議事項
    ア 北区協議会北区直虎ビューポイント選定委員会について
    イ 浜松市都市計画マスタープラン改定版(案)のパブリック・コメント実施について
    ウ 浜松市総合交通計画中間年(2020)改定版(案)、
     浜松市地域公共交通網形成計画(案)のパブリック・コメント実施について
    エ 浜松市緑の基本計画改定版(案)のパブリック・コメント実施について
  4. その他
    (1) 第5回以降の北区協議会日程について(修正案)
    (2) 地域の情報等について
    (3) 次回の開催について
  5. 閉会

2 あいさつ

3 議事

(戸田会長)
本日の会議の議事録署名人に7番木俣契一委員、8番柴田俊秀委員を指名する。

(1) 協議事項

ア 北区協議会北区直虎ビューポイント選定委員会について
【北区・区振興課より資料に基づき説明を行った】

(川出委員)
委員の任期について、指定したビューポイントを長期的に活用しようとする場合、複数年の任期とすることも検討してはどうかと考えるがどうか。
また、ビューポイントの指定数や活用に関する今後の展望はどうか。
(伊藤北区区振興課副主幹)
委員の任期は、委員会会議等要項の規定により令和3年3月31日までとしている。委員会においては、公募による候補地からの指定のほか、今後のビューポイントの活用方法についても協議いただく予定である。
なお、本年度においては1箇所を指定したいと考えている。
(柴田委員)
本年度においては、候補地から1箇所をビューポイントとして指定するとのことであるが、多くの候補地から1箇所を指定することは困難であると思われる。
(髙田北区長)
ビューポイントは最終的に10箇所程度の指定を目指しており、本年度における指定数1箇所は目安である。
候補地の中には支障木により眺望が阻害されていたり、安全性が確保できなかったりするものもあり、条件が整った段階で順次指定できればと考えている。
(柴田委員)
委員が全ての候補地を熟知しているとは考えにくいが、協議の方法について説明を求める。
(伊藤北区区振興課副主幹)
全ての候補地は事務局による現地確認済で、委員会には候補地毎の詳細な資料を提示させていただき、協議いただく予定である。
なお、これまでの委員会においては、指定時に直接現地を確認している。
(立岩委員)
ビューポイントの指定はたいへん素晴らしい取り組みであると評価する。今後は、支障木等の管理や付随する遊歩道の管理等、指定したビューポイントの眺望の維持にご留意いただきたい。
(伊藤北区区振興課副主幹)
今後の参考にさせていただく。
(戸田会長)
これまでの委員の互選の方法はどうか。
(伊藤北区区振興課副主幹)
浜松北、細江、引佐、三ヶ日の4地域から1名ずつ選任していただいている。
(冨永委員)
それぞれ1つの自治会連合会がある細江・引佐・三ヶ日地域に対し、自治会連合会が3つある浜松北地域を1地域として数えることに疑問を覚える。
(和田北区区振興課長)
前回からの流れの中で、旧浜松市地区の括りで1名を選出していただいていることをご理解いただきたい。
(冨永委員)
三方原地区、新都田地区、都田地区が浜松北地域として一括りに扱う、これまでの北区区協議会の考え方は誤りだと思う。再考を望む。
(髙田北区長)
ビューポイントの選考委員の選出に限れば、これまでの経緯として、北区全域に候補地があることから、候補地に詳しい方も含め、旧引佐郡3町と旧浜松市の地域から1名ずつの選出としていた。それぞれの委員が各地域の候補地を推すことはなく、北区全体のバランスをみて配置をしてきたつもりである。
このような経過から、ひとつの方針として示させていただいた選出案であるが、異論があれば違う意見を出していただいて構わない。
(戸田会長)
事務局案は各地域1名ずつの4名を選出するということであるが、自治会連合会毎に1つの地区と捉えた場合には6名を選出することとなる。
他に意見はどうか。
(川出委員)
これまでの経緯から、旧引佐郡3町と旧浜松市から1名ずつの選出とし、区協議会の正副会長と、地域バランスの観点から細江町と三ヶ日町在住の委員から1名ずつを選出してはどうか。
これまでの区分を見直すのであれば、冨永委員にどのような区分であれば良いかご提案いただきたい。
(冨永委員)
北区は4つの地域からなるという考えで全てが進んでいることに対して疑問を持っているが、ビューポイントの選考委員を旧引佐郡3町と旧浜松市から1名ずつ選出することに対して反対している訳ではない。
今回の人選は原案どおりでも構わないと思っているが、全体の流れとして地域を4つに割るという事に対しては納得できない。
(髙田北区長)
北区全体の議論をする際に、何でも4つの地域に分けて進めることに対してのご異論として承る。
北区内の4つのまちづくり協議会に代表されるように、既に4つの地域という考えのもと進んでいるものもあることも踏まえ、今後の提案の仕方を検討させていただく。
(戸田会長)
今回の委員の選任においては、原案どおり旧引佐郡3町と旧浜松市から1名ずつの選任とする。ただし、次期以降の委員の選出にあたっては、柔軟に構成を検討することとしたい。
川出委員から提示のあった案を基に、旧引佐郡3町と旧浜松市から1名ずつの選出とし、区協議会の正副会長と、地域バランスの観点から細江町と三ヶ日町在住の委員から1名ずつを選出することとしたいがどうか。

【反対意見なし】

(戸田会長)
特段の反対意見もないことから、区協議会の正副会長と、地域バランスの観点から細江町と三ヶ日町在住の委員から1名ずつの選出とする。
細江町と三ヶ日町在住の委員からの選出は、会長指名としたいがどうか。賛成の委員は挙手をお願いする。

【挙手多数】

(戸田会長)
挙手多数と認め、細江町と三ヶ日町在住の委員からの選出は、会長指名とする。
細江地域においては木俣委員、三ヶ日地域においては大野委員を指名することとする。

(戸田会長)
協議事項イ、ウ、エについては関連があるため、一括審議とする。

イ 浜松市都市計画マスタープラン改定版(案)のパブリック・コメント実施について
【都市計画課より資料に基づき説明を行った】

ウ 浜松市総合交通計画中間年(2020)改定版(案)、
 浜松市地域公共交通網形成計画(案)のパブリック・コメント実施について
【交通政策課より資料に基づき説明を行った】
エ 浜松市緑の基本計画改定版(案)のパブリック・コメント実施について
【緑政課より資料に基づき説明を行った】

(冨永委員)
一通り資料に目を通したが、ここで行われる協議というのは、何をするのか。内容を精査するのか。パブリックコメントはもう8月3日からスタートしている。そして9月1日に締め切る訳だが、それに対して何を協議するのか教えて欲しい。
(井熊都市計画課長)
3つの計画について改定案を作成したところである。8月3日にスタートして9月1日まで行うパブリックコメントに対して実施するものであり、大きくは計画案の内容について意見を頂く事。平行してパブリックコメントを進めているが、今回は計画案について意見を聞く事を協議させて頂く。
(冨永委員)
計画案の中身について協議して欲しい、と受け取ったが、今まで頂いた資料は読んできた。今日頂いたたくさんの資料はとてもじゃないが目が通らない。内容について、ひとつひとつというのはこの場でというのは無理じゃないかと思う。期間の話については、スタートしてしまってから内容がどうのというのはちょっと遅いのではと感じる。もう少し早くこういう事をどうしたいのかを知らせて頂いた方がいいのではと感じた。
(野澤委員)
長々と説明をありがとうございました。聞く方もなかなか理解できなかった。資料5ページの交通計画、交通網形成計画の概要の平成22年5月に策定したものと書いてある。現行計画の策定から10年経過したと書いてある。関連計画の変更及び社会情勢の変化に対応する為に見直しを行ったとある。今までがどうで、何が問題で見直ししたのか全くわからない。資料をもらっても何もわからない。そういったもののまとめたものは無いのか。今までの実施計画はあった。5年、10年の目標でやっていたが5年後に見直しをしたら、こういった社会情勢の変化とか法律の変化とかいろんな変化があり、こういう事で計画を見直す事にしたと。それがこれですといったまとめは無いか。それで作ったものがこれですよと、初めて見るものだからステップを歩まないと理解できない。事後処理かもしれないが、これだけの物を作ったのだから、そのような物を作るのは簡単な気がする。そうすれば協議会のメンバーが、「最初はこうだった」「10年計画があって5年が経った」「そういった変化があったからこれをこういう風に変えたんだ」という資料があれば、少し理解ができるのではないかと思う。
(鈴木交通政策課長)
時間の関係で細かい部分までを説明できず、お詫びする。交通の変化について、交通というとさまざまなものが含まれている。様々な技術の発達や交通もある。インフラ的な事を言えば第二東名が開通した。北地区で言うと三方原地域では様々な工場がたくさんでき、車の数が増えたとか、浜松市内においては様々な交通の環境が変わっている。そういったところを踏まえていろんな計画見直した。どういった所が変わってきたかは、計画の本編の中でもいくつか記載されている所があるので、ご覧いただきたい。
(野澤委員)
全部読めばわかるかもしれないが、我々はこの内容を熟読するような余裕は無い。今おっしゃった第二東名が通ったとか、三方原に工場がたくさん誘致されたとか、人口の増加があったとか、そういったまとめは書面で我々に配布する事はできないのか。それに従ってこういった交通計画案を作ったという事を、一年目の委員は理解できない。読んでもなかなかわからない感じがする。作成した方は熟読した内容を知っていると思う。今おっしゃられた事を書面で、A4用紙に2、3枚でまとめてくれると内容も理解できるし、質問の関係でいろんな事に対する密度が上がるのではないか。次回はそういった物を頂きたい。
(鈴木交通政策課長)
北区が最初の協議会で、これから全区へ同様の説明をさせていただく。その中でいろんな意見を伺うと思うし、今言った意見も踏まえて最終的に公表までの間に頂いた意見を踏まえて、概要版ももう少し、今までの経緯がわかる内容を入れていく方向で見直していきたい。ご理解頂きたい。
(鈴木委員)
ここは北区協議会である。皆さんの仕事は浜松全体の計画というのはわかる。内容を協議して欲しいという事である。できたら北区に関する事、今後の総合交通計画ではこういうものが目玉的であるとか、私たちは市全体より、北区の事を聞きたい。緑の基本計画もそうである。私達が聞きたいのは、例に例えると、緑の帯が北区にはこのように通っており、北区には三方原台地へ新たに複数の工場ができたことにより、通勤方法として市中心部から電車を利用して浜北駅で降り、浜北駅からは市で計画する公共交通機関を利用して出勤できるシステムを計画した。というような、僕らはそういうのを聞くとわかるのである。全体の計画をおっしゃってくれたが、そういう提案は考えられなかったのか。
僕はこの計画の中で、北区の事を聞きたかった。今日を皮切りに他の区でも同じような説明をするということであれば、同じような意見がでるのではないか。
(鈴木交通政策課長)
ご意見ありがとうございます。今おっしゃった通りだと思う。これから他の区協議会があるので、浜松市全域の計画の説明は当然させて頂くが、その区に応じた内容をもう少しウエイトを大きくした形で説明したいと思う。
(松井委員)
法律の位置づけの確認をしたい。市の総合計画の下に都市計画区域の中のマスタープランがあるという事でよろしいか。交通計画と緑の計画については市全域が対象だと説明があったが引佐地区は飛び地の都市計画区域がある。この中で言うとどこを見ればいいか言って頂かないと分からない。北区としては何を見ればいいのか、ちょっとはっきりしない所があると思う。交通計画について、引佐地区は、みどりバスの関係で交通政策課から出動頂いてもらった。北区については半分以上が都市計画区域外の、中山間地域も含めた地域であり、地域バスの重要性をもっと皆さんが興味を持てる状態のプランにして頂くのが必要だと思う。遠州鉄道の職員とも相談したが、この計画の中では定期バスの利用の増進を図ると書いてあるにも関わらず、それに対してどんなソフト面を考えています、という事が触れられていない。中間年という事だからそんな位置づけでいいのかなと思っているが、最終的にまとめると地元は地元の中身に対して市の将来的に対する計画が、もっと身近なものに感じ取りたいという事で、ダイジェスト版をさらに詳しく、より身近に感じられるダイジェスト版的なものを示していただくと興味を示しやすいのかと思うし、パブリックコメントの依頼については充分理解したので、中身を精査させて頂いて質問があればするという方向でいきたい。
(井熊都市計画課長)
本計画は都市計画区域内における本誌の都市計画の基本的な方針となる。北区内については、浜松都市計画区域として区域立てしており、その中の市街化区域、市街化調整区域の区域区分において飛び地が見られる状況である。
また、地域の内容については、最終的な計画案、概要版の作成にあたりご意見を踏まえ検討する。
(成瀬委員)
送っていただいた概要版は資料に目を通してきたが、今日会場へ来たら資料の分厚さに驚いた。都市計画マスタープラン、総合交通計画の両方に言えるが、浜松の中心部を中心にして考えられたプランだと思う。北区は具体的に展開されていない。市の中でみると北区は浜松市にとってはいらない、見捨てられた地域という感じがする。地図で示してあるが中心部はかなり具体的に展開してある。北区についてはほんの少し、さらっと触れられている。三ヶ日地域については何も載っていない。浜松市の中で、北区はそういう存在なんだという印象を受けた。大変、不満である。北区に来て話をするならば、北区の事を考え今後北区ではこういう計画があるという事を話すべきである。北区長初め、北区役所の方は、区の中の事は直虎レガシーを初め、一生懸命やっている。
本庁舎の方はあまりそういう感覚を持っていないのかと不満に思う。一番端っこの三ヶ日あたりは市に期待してもしょうがないのか、自分の所である程度やっていかなければいろんな事は変わらないという印象すら受けた。もう少し市としての計画であれば、市内を全体的に隅々の地域まで目を向けて欲しいと思う。
(神間委員)
都市計画マスタープランについては北区には非常に重要な案件である。北区については合併の問題から含めて、前市長の考え方の7つの房という所から始まっており、今の市長はどちらかというとコンパクトシティという事で凝縮した都市形成をしていくとおっしゃられている。これはインフラの問題とかいろいろあるのでそういう考え方でいらっしゃる。年明けから、新型コロナウィルスの問題でビルドバックベターという考え方、今ある新常識でやっていく、今までの常識には戻らないという考えであるが、実際にこれが考えられたというのは、ニューノーマルの考え方が盛り込まれていない気がする。今後を考えると、これはおそらく重要になってくる。更に見直しがしばらくされないのである。コロナの関係も鑑みているのか。働き方改革があって、東京から浜松へ引っ越してくる人もいるし、都市計画は大いに関係してくるのではないか。
公共交通でいうと、高齢者の問題が非常にクローズアップされている。しかし高齢者の問題だけ考えていても、SDGSを浜松も宣言している。車の排気をなくそうという中で、車を減らしたい訳ですよね。目標にバスとか電車の分担率を高めようという事で目標が掲げられているにもかかわらず、若者に対しての指標が無い。高齢者だけがターゲットなのか、若者のことをどう考えているのか。
産業集積地の移動を踏まえた対応と書いてあるが、浜北駅の事で、2015年には増補版の中で新都田から浜北に向かって矢印があったのが、いつの間にか消えた。これはどうなっているのか。
浜松三ヶ日豊橋道路について、これは三ヶ日の人は非常に気になっている。今までは夢のような、ここにも『構想』となっているが、この前委員会があって少し前進して3つのルートが示された。構想段階ではなく、一歩進んでいる段階である。構想というのは消す事ができないのか。進んだ状態にはならないのか。
(井熊都市計画課長)
都市の現状の課題は概要版では3ページの中でまとめてあり、本編では5~28ページに渡って現状を捉えている。コロナ禍により都市計画が変わるというよりも、この機をとらえて取組をどのように推進できるかと考えている。当面はこの計画をもって推進するが、本計画は基本的な方針であることから、具体的な施策展開については、今の時世をとらえて検討、推進していく。
(鈴木交通政策課長)
若者にターゲットを置く内容が欲しいについて。高齢者、交通弱者、免許を持っていないまたは返納された方に、日常の生活が成り立たなくなってしまうといけないので、そういった所をしっかり守っていく為にも、どうしてもウェイトが大きくなっている。若者はだいたい免許証と車を持っている方がいるので、働きかけは行っているが、どんなに公共交通を厚くしても、車の利便性には叶わないところがある。そこを変えていただけないのが実際の所である。この内容の中に、高齢者以外の所にどういう風に働きかける内容を入れていけるか検討していきたい。
横の交通について。浜松北地区の自治会や新交通システムの方から、横の繋がりの交通を今後検討していただきたいという要望書を頂いた所である。町内の中でも意見を頂いて、前々から産業部、土木部の方と交通量調査等を行っており、交通の状況を判断しながらどういった交通を今後検討していけば、地元の方の普段の生活に支障とならないか検討している。形になったら回答できると思う。
都田と浜北を結ぶ道路について、土木部で進めていると思うので、回答は差し控えさせていただく。
(神間委員)
いずれにしても交通渋滞でいうと産業部、土木部とか交通政策とか関連部署があると思う。今度、音楽ホールが出来る関係で文化政策もあると思う。ホールは関係ないからという感じだと、全然連携が出来ないから、これからも横断的に協力して頂きたいと思う。期待もしたい。
(大野委員)
コロナの関係でリモートも増えている。市街化区域だけではなく、調整区域やその他区域へも都市計画を進めてもらいたい。残念ながら田舎は市街化調整区域が多い。だが、広い道路から太い水道管が通っている。三ヶ日は無指定だったが、今は海岸沿いが全て調整区域となっている。せっかく景色が良くていい所があるのに、調整区域だから住宅は建てられない。住宅の建築は難しくなる。田舎がより田舎になってしまうから、都市計画上で特例を作れたらいいのではないかと思う。
ハザードマップもある。今までは地震ばかり注目されたが、最近は洪水被害がだいぶ注目されるようになった。ハザードマップで洪水被害が懸念される方には、安全な所へ引っ越しされる際の補助金を出すとか、そうすれば田舎へ住んでくれる人もいるかもしれない。そういう事は載せられないものか。
(井熊都市計画課長)
区域区分の線引きについては市町村合併に基づき行われた。三ヶ日の都市計画区域内においても、区域区分の線引きをして市街化区域、市街化調整区域を決定した。
市街化調整区域については、原則、自然、農地を保全する地域となるが、日常生活に必要な基盤の維持、地域のコミュニティの形成に資する土地利用については考慮することも可能なことがあるため、そのような観点で市としても議論させていただき、個別の運用、方針立ての中で検討させていただきたい。
(戸田会長)
交通ネットワークの方針という事で、マスタープランの10ページ、東名、新東名等の関係が載っているが、それぞれのインターチェンジを繋げている、関連性のある道路が示されていないと感じている。三ヶ日、引佐、スマートインター浜松、浜松浜北インター、それぞれがバラバラにあるのかなと感じられる。環状線で繋がっている、三ヶ日から浜松のスマートインターと、浜松浜北インター、これを環状として結ぶ道路がマスタープランには反映されていない。舘山寺スマートインター、浜松西、浜松スマートインター、総合的に結んでいる道路が見受けられない。
交通網の計画の方で公共交通機関に関する課題という事で、社会情勢、都市構造の変化からきた課題という事で、2ページの所に平成19年と平成30年の自動車分担率、交通手段分担率の推移という事で書いてあるが、19年と30年では殆ど変らない。3ページで路線バスの利用者が減少しているとなっている。多少減っているのはわかるが、ここ10年の数字が横ばい状態で減少してるとは言えないのではないか。基本方針、問題、課題という事で、減少してると言われているが、数字的な面でちょっとつじつまが合っていないと思う。
緑の基本計画について。耕作放棄地プロジェクト、緑のオーナーシッププロジェクト、街中デザインプロジェクトと書いてあるが、市民にどういう風に周知をしていくのか聞きたい。
(鈴木交通政策課長)
総合交通計画10ページの道路ネットワークの所について、浜松市の基本となる3つの高規格道路と5つの環状道路、11の道路という形で記載している。つながりがわかりにくいとの話があったが、道路は当然たくさんあるので全部書いてしまうともっと見づらくなってしまう為、市の骨格の分だけを記載してある。
土木部でやっている道づくり計画と整合しているので、いろんなインターだったり骨格道路を使って結ばれているのを見ていただければよいと思う。もっとこういった形の方が見やすいといった話があれば、パブコメの中で示していただいてもよいし、こちらの担当や交通政策課に連絡していただければ修正していきたい。
交通網形成計画の2ページ代表交通分担率の推移について。西遠都市圏パーソントリップ調査という所があるが、市民の皆様に抽出して日にちを限って「今日はどういう交通手段を使って、どこからどこまで移動しましたか」と調査をかける。そしてデータに基づき、どのような交通を使ったかを表したのがこの表である。次ページのバスの利用者という所は、遠鉄バスに問い合わせをして数字をいただいた。基礎となるデータが違う事で、整合性が取れないと感じたかもしれない。
(渥美緑政課補佐)
情報発信の方法については現在検討中である。よくあるのはホームページ、あるいは情報誌を作ったり、ガイドブックであったりで発信していくのが主なものである。今回は予算取りをして、市のホームページとは別のホームページを立ち上げ、より皆様の目に触れやすい方法を入れたり、SNSを活用したり、緑政課のイベント等で案内する等、様々な方法で情報発信していきたい。
(神間委員)
浜松市は交通事故が11年連続、政令市10万人当たりワースト1が決定した。この件に関して皆さんは心を痛めていると思う。車が多いのは明らか。他の政令市に比べて電車が非常に少ない。自分はこないだ免許の更新に行ったが、講習の中では一言も浜松市は10年連続ワーストNo.1とは言わなかった。教官が「静岡県は交通事故が減っていると覚えていてくれればいいです」と言った。浜北免許センターには浜松の人が来ているにもかかわらず、皆さんが一生懸命減らそうとしているのを知っている方は少ないと感じられた。
市の職員も一生懸命交差点で旗を持って駅の前で朝、チラシを配って撲滅運動をやっている。だが、旗を持って立っていてもドライバーには接触できない。浜北免許センターへはドライバーが免許の更新に来る。その時に30秒でもいいから話をしてくれれば心に響くと思う。挙句の果てには「静岡県は今、交通事故が減っています。これだけ覚えていてくれればいいから」という浜北免許センターの言葉は逆であると言いたい。市の職員に言いたいのは、県ともっと協力して下さい。県がそれを「県の仕事だから市は口を出すな」と言ったら県の怠慢である。県との連携をやる気があるのか聞きたい。
(鈴木交通政策課長)
その記事は見せて頂いた。11年になってしまったんだなと感じた。直接の窓口は都市整備部ではなくて土木部道路企画課の交通安全担当である。都市整備部の立場から言ってしまうと差支えがあるのかなという前提で聞いて頂きたい。今、事故が多い浜松市としては、いろんな事故防止対策をやっている。例えば中央分離帯を転回出来ないように塞ぐとか、事故が多い所は統計でわかっているので、交差点を改良したり、信号が変わるのを秒数を変更したり、右折帯を造ったりとか様々な事を警察交通管理者と一緒に共同して実施している。ハード的な事もたくさんやっているし、旗を立って啓発をするとか地元の方と交通安全対策に関わる様々な方面の方に協力頂いて、周知活動をやっているが全体の事故件数は減って来ない。浜松市としては減少しているが、統計的に見ると11年連続、という結果になってしまっている。1番の要因は、車の所有台数が他の政令市に比べて多いからである。それから、浜松市は東海地区の大動脈なので他県から通過する車両も多い。様々な要件が重なり、どうしてもワースト1から脱却できない状況であると思う。人や警察も協力していろんな取り組みをしている事は理解して頂きたい。
(神間委員)
2位の静岡市に2000台も差がある、ダントツですからそれは伝えておいて欲しい。
(髙田北区長)
今日はパブコメ3件という事で内容が濃かった。地域の事を考えて頂いての意見で参考になったと思う。北区の協議会という事で、本課の課長、補佐から説明して頂き感謝している。確認だが、パブコメとは違うチャンネルであるが、パブコメと同様の対応をして頂けると、改めてパブコメで出す必要は無く、今日出た意見ひとつひとつを反映して、変更・修正を必要とするのか、それとも盛り込み済みであるとか、参考にするとかのコメントを最終的に出して頂けるという事でお願いしたい。区協議会委員の皆さんは今日の会議と違う意見があったら、パブリックコメントの様式で寄せていただければと思う。本日はありがとうございました。

 

4 その他

(1) 第5回以降の北区協議会日程について(修正案)

【北区区振興課より資料に基づき説明をおこなった】

(戸田会長)
今後の北区協議会は、事務局説明のとおりの開催とする。ただし、正式には直前の北区協議会開催時に次回の日程を決定することとする。

(2) 地域の情報等について

(前原委員)
北区直虎ビューポイントである高山展望台について、情報提供する。
展望台に至るルートにあるキンダンとササユリの群生地の保護を浜松市に要望したところ、所管課の立ち会いのもと保護する方向で進んでいる。
立岩委員の発言にもあったが、希少植物を保護したり、眺望を阻害する立木を伐採したりする等、環境の維持にも努められたい。

(3) 次回の開催について

次回の開催について9月23日水曜日10時00分より、引佐協働センター2階会議室1・2でで開催することで了承された。

 

5 閉会

(峰野副会長)
以上で、令和2年度第4回北区協議会を終了する。

令和2年度第4回北区協議会会議記録

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浜松市役所浜名区北行政センター (地域振興担当)

〒431-1395 浜松市浜名区細江町気賀305

電話番号:053-523-1168

ファクス番号:053-523-1907

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