緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

更新日:2022年8月9日

令和4年度第3回北区協議会議事要点

開催日時令和4年6月22(水曜日)午前10時00分~11時35分

開催場所北区役所3階31・32会議室

次第

  1. 開会
  2. あいさつ
  3. 議事

(1)協議事項

ア令和4年度地域力向上事業(情勢事業)の提案について【区振興課】

イ浜松市中央卸売市場再整備基本構想(案)のパブリック・コメント実施について【中央卸売市場】

4.その他
(1)地域の情報について
(2)次回の開催について
開催日時(案):令和4年7月27日(水曜日)10時00分から
開催場所(案):北区役所3階31・32会議室

  1. 閉会

 

1.開会

2.会長挨拶

3.区長挨拶

4.議事

(戸田会長)
本日の会議の議事録署名人に3番大野保美委員、4番川出虎義委員を指名する。

(1)協議事項

ア令和4年度地域力向上事業(助成事業)の提案について

【ほそえサンレディース代表内山氏より事業提案について説明】

(石原委員)

私の所属するエコネットみっかびでも、同様の事業をしている。イベント開催は初めてか。また、過去の古紙回収量はどの程度あったか。今回、この取り組みを行うことによって、回収量はどの程度増えることを見込んでいるのか。

(内山代表)

イベント開催は初めてです。毎年回収量がすごく減っているのが現状。古紙回収量は昨年60トンぐらいであった。多い年ではもう少しあったが、細江町の方ゴミに対する考えが希薄になってきたという感じがしており、今回、啓発運動としてコンポストを含め、ゴミ問題やゴミのリサイクルについて周知を図るためのイベントを計画した。回収量の増加ではなく、今回はあくまでもゴミのリサイクル化の周知が目的である

(石原委員)

細江町の皆さんの意識が高まっていくことを期待します。頑張ってください。

(鈴木委員)

古紙回収はよく利用させて頂いている。今回の提案は細江にて取り組まれている団体からの提案であるが、三ヶ日や引佐、三方原も同様な活動を実施している団体があることを知っている。各団体からも様々な提案を出して頂いて、この助成事業を活用していただければと思う。

(峰野副会長)

私は三方原に住んでいるが、古紙は、細江に持って行く。大変良い取り組みだと感じているが、最近では旧浜松市内でも雑紙を集めて協働センター等で回収している。これからはどちらに出そうかなと考えている。サンレディースさんで推奨している段ボールの生ごみ処理は、私もかつて利用させて頂いた。非常に素晴らしい物だと感心した。段ボールコンポストこそ、是非推進して頂きたい。

(川出委員)

賛同しているが、ゴミ減量とゴミの回収というより、意識啓発を重点的に行う事業という事だが、市では何十年もかけ市民と共に取り組んでいる状況があるが、未だ成果が見られないと私は思う。市では現在、ごみ袋の有料化の問題が出てきた。

本来であればゴミのリサイクル化が市民に浸透し、早期に着工されていればゴミ袋の有料化問題は出てこなかったと思う。事業提案は素晴らしいと思うため、実のある成果を上げられるようにお願いしたい。予算の中に消耗品費として啓発用の物を買うという事だが、これもありきたりの物を与えても効果が薄い。購入して配布するのであれば、ゴミ減量へ効果のある物をお願いしたい。

(芝脇委員)

サンレディースの一員として、サンレディースでは上質紙と牛乳パックを主に集めている。特に牛乳パックは再生しやすい紙とのことで多く集めてきたが、何年か前から細江中学校より牛乳パックはだすことは出来ませんと言われ、サンレディースの回収事業について大きな減量となった。学校側の方針だと思われたため聞くことはしなかった。細江町内の幼稚園や小学校は持ってきてもらえている。古紙の再生ということで、中学生へのゴミリサイクルを再度周知し、ゴミ減量化の取り組みへの協力に細江中学校も、再度のご協力をしていただけることをお願いしたい。

(清水薫里委員)

三ヶ日でも牛乳パックは繊維が長いので、再生するには良いと聞いている。小学校、中学校、幼稚園以外にも農協の女性部も協力していただいている。これからは、この取り組みに企業を巻き込んで進めていけたらいいと思う。

【提案者は退出し、審査が行われた】

【審査結果は第4回北区協議会で発表する】

 

 

イ浜松市中央卸売市場再整備基本構想(案)のパブリック・コメント実施について

【中央卸売市場より説明を行った】

(大野委員)

最近は各地で地震が頻繁に起きており、この時期になると大雨も想定される。現在の中央卸売市場の場所は、天竜川の洪水のハザードマップでも、あまり良い場所では無いのではないか。市場の建設に関し、ハザードマップ等が考慮されこの計画が作られたのか聞きたい。

(高柳中央卸売市場長)

市場の場所は、ハザードマップで天竜川の洪水浸水想定区域として、計画規模で100年に一度、2メートル未満、それから最大規模で千年に一度、3メートル未満の浸水区域である。この対策として、現地で再整備と考えているのは、雨水を調整する調整池の活用、電源供給の要である受変電設備等の電機設備の配置、止水設備等の設置など、今後、再整備の基本計画等を策定していく中で、洪水対策、地震対策を検討していく。

(鈴木委員)

市場の市民認知度について、市場としてどのように捉えているか。説明の中で、市民への開放は年1回だけと聞いた。市場の性格上、一般消費者より業者と生産者が主に利用するものだということは分かる。しかしながら消費者あっての市場である。消費者は市場で落札された物をスーパー等で購入し消費する。東京の築地市場は規模も性格も違うが、何かと話題になる。築地市場は市場としての役割が頭に浮かぶ。消費者や市民は浜松の市場をどのように知ることができるのか。市場も市民の税金を使って建て直すのだから、パブリック・コメントで意見を集約するということだけでなく、日ごろから認知度向上に努めていき、安心・安全な食材提供を市場が実施していることを広報すべきではないのか。

(高柳中央卸売市場長)

市場は物流機能として、国が中核市場を作れという所から、昭和54年に建設された。もともと物流機能として物を集め、流し、小分けにして販売。市場の役目は、消費者に流す前までが役目である。しかしながら、行政側として、市場という場所は市民にとってなくてはならない、食の安心安全を長年に渡ってこの先も継続して安定供給させなくてはいけない、という使命があるので、そういった所をご理解いただく為に、市場の中を開放して皆さんに見てもらうのは大事な事だと思っている。11月3日の市場まつりだけがオープンだという話をしているが、実際に小学校やその他の団体から、市場見学をしたいという問い合わせを受けている。その時は職員が説明し、皆さんに見学して頂いている。市場は、朝5時半から競りが始まるため、早朝の時間帯での競りを見られないが、コロナ禍の前は、8月の夏休み期間に小学生を中心とした、親子競り見学会を実施し認知度を上げていた。東京の豊洲市場では、常に見学通路が事業路線としっかり分かれている状況であるので、そういった所も再整備の中で生かせるかどうか、この後の基本計画等で決めていく所である。それと同時に市場のコンパクト化という話もあった。そういった中で市場敷地が約16万5千平方メートルある。適正な施設規模を確定させた上で、万が一余剰地が出た場合は例えば市場を保管する機能だったり、一般消費者向けの飲食店や地場産品だとか販売する施設等を設置することを再整備の中で検討していく。先ほど、サウンディング調査と言ったが、民間の事業者が再整備に長けている方々に、いろいろな意見を聞いたのがサウンディング調査である。また、市場内の事業者の方々にも、令和2年度にアンケートを実施すると共に、ヒアリングを実施し、どういったものがいいかを聞きながら進めている。一般消費者向けのブースを作ることが出来たとして、仲卸業者としても参加したいと意見も頂いている。そういった意見も踏まえながら、再整備については認知度が上がるように考えていきたいと思っている。

(松井委員)

数点伺いたい。A3版の見開きの基本構想策定の趣旨の欄の1行目に、卸市場法の改正等を踏まえてとあるが、どのように改正されたのか説明をお願いしたい。また、事業スケジュールについて、事業者との調整が26年度ぐらいまで線が引いてあるが、改築して再開する時がいつなのか。また、ゾーニングの中で上段と下段に絵があるが、どういう意味合いを持つのか聞きたい。

(高柳中央卸売市場長)

スケジュールについて。場内事業者との調整については、毎年令和2年度から続けている。利用者は市場事業者、出荷者等になるので、そういった方々の意見を聞いていく状態である。設計、施行を令和8年度からと考えているが、その完成年月日は、どういう整備の仕方をするか工事手法が決まっていない。これから基本計画を経て決まっていくので、それにより短かったり10年以上かかったり、特に市場の場合は今、現状代替え地が無い状態で、今考えられるのはローリングという形で、例えば水産の建物を始めにできる所に造っておいて、完成したら水産の建物を潰す。そういった手法で造っては壊す、造っては壊すという形をやっていくとかなり時間がかかってしまう。それ以外に他の手法も検討し、どの手法であればより早くできるのか検討している。築43年を経過している市場であるので、再整備は急務であると思っている。あまり悠長な事は言ってはいられないと思っているのでなるべく工事が早く進められる整備手法を検討していく。何年後に建つのかは未定である。

イメージ図については大きな意味は無い。先程余剰地の話をしたが今、市場は南北に長くできているが、南北の有効地というか利用地をどちらに持って行けば逆に施設面積の余剰が出た時に、例えば飯田公園と連携を取って、余剰地を活用した、一般消費者向けの施設を持ってくるのか、或いは下の飯田街道というか浜松駅からのアクセスと書いてある方ですが、アクセスが良いので違う商業施設を持ってこようかとか、サウンディングの調査の中でも事業者のヒアリングの中でも出ていたので、あくまでもイメージ図という事で、決してこういう風にするという事ではない。

卸売市場法の改正について。基本構想(案)の3ページ。2の3と書いてあって卸売市場法の改正の概要と書いてある。卸売市場法の改正は平成30年の6月に国が改正卸売市場法を公布して2年間の猶予を経て令和2年6月21日に施行された条例である。今までは中央卸売市場と地方卸売市場と言って、地方卸売市場は漁業場とか白洲とか舞阪も地方卸売市場である。県知事の承認によって開かれる市場である。中央卸売市場については農林水産大臣の認定で6月21日の改正によって今まで許可だったものが認定という事で新たに認定を受けた所である。改正前の地方卸売市場と中央卸売市場の違いの中で、特に大きいのは取り引きであるが、中央卸売市場の取り引きは基本は全ての荷物を出荷者が持ってきなさいと、卸売市場に持って来た物を競り売り、一番高く買っていただける方、それから相対取引と言って、買い手と売り手が商談して買うのが相対取引である。この2つの取り引きによって卸売が成立している。必ず市場の中に持ち込めというのが、これが国の法律だった。それから第3者販売といって、2ページの卸売市場のしくみの絵があるが点線の中が中央卸売市場である。流れ的には出荷者から卸売業者が荷物を受けて仲卸売買参加者、魚屋さんや八百屋さんに売る。飲食店営業者、小売業者、加工業者に売るなどしながら最終的に市民に物が届くという流れである。この中に第3者販売とあるが市場自体は農林水産大臣の認定を受けているので、市場の中でも条例上、卸売業者、仲卸業者、売買参加者、飲食店営業者、こういった方々は全て浜松市長の許可承認を得ている。資格のある方しか入れない、資格のある方に物を売るという所である。しかしながら近年、魚屋さん等が大手量販店、スーパーの進出が多くて激減している。卸売業者としては出荷者から荷を集めるには出荷者が持って来るものは「要らないですよ」と拒めない。来るものは全て預かって売らなくてはならない。そういった場合に必ずしも場内の承認者、許可者は全量を買い切るのは難しい。そういった中でもし残品が出た場合に市場に登録が無い事業者に卸売業者から売るというのが第3者販売である。未承認者に売る事である。そういった所も規制があって届け出をしなくてはダメというとなっている。それから仲卸業者が行う自家荷引きといって本来、卸売業者が荷物を集めて仲卸業者、売買参加者に売るという形であるが、卸売業者が仲卸業者が必要とする荷を集められない、そういった場合に大手量販店を抱える仲卸業者、地元でもいろいろあるかと思う、フィールとか遠鉄ストアもそうですが、そういった所が絶えず皆さんの所に供給する為に決まった荷物が欲しい。ところが卸売業者がその荷を集められないと仲卸は困ってしまう。そういった場合に市場の中の卸売業者ではない外の、例えば名古屋や東京の卸売業者だとか外の普通の会社だとかそういった所から荷物を集める事を自家荷引きと言うが、そういった3つの取り引きは規制がかかっていた。ところが令和2年の6月21日の改正によって全てが廃止された。市場に入ってくる集荷量が減っているという事は市場外流通といって産地から販売店、ストアとか直接荷が入ったりという流れもある。通常は外から市場に入ってという流れだがそれが市場よりも外のながれが多くなって市場が対抗できなくなっている。そういう状況を緩和させる為に市場も市場外取引と戦っていかなければならないという状態が起きていて、そういったものの規制を撤廃した。それが卸売市場法の改正である。

(松井委員)

ありがとうございます。ひとつ教えていただきたいが、市場に入っている卸売業者は、青果・野菜関係を扱っている事業者は最低2社以上ないといけないと聞いている。現状は2社が卸業者として事業を実施されているいと思うが、今後は3社にして競合させるような仕組みを確立させ、競争力アップをさせるような計画が入っていないという解釈でいいか。

(高柳中央卸売市場長)

特に入っていないという事でもない。基本計画等、策定していくが中には10年後、自分達の会社がどうなっているかわからないという方がいる。計画が進んだ中でいろんな声が出てくると思う。浜松市においては、市場法の中で卸売業者が何社なくてはいけないというのは無い。しかしながら浜松市中央卸売市場条例の中で青果物においては2社、水産物においても2社という形で規定している。再整備が開始されるころには、条例の改正ありきだと思っている。市場法の改正には、国も令和2年に改正したが5年後に見直すと言っている。あと2年程度で見直しの時期に入るので合わせながら進めていきたい。

(松井委員)

ありがとうございます。是非いい計画をして頂きたい。

(立岩委員)

先程、鈴木委員が言われたのと同じだが、東京の築地や太田市場へは、行っておいしい物を食べた記憶はある。浜松にも立派市場があるんだとお聞きし、知らなかった。食に対しての大事な場所を広く一般の人に知っていただき、理解していただくことは大切な事なので、よろしくお願いします。

(戸田会長)

基本構想をしっかり立てていただきながら、立派な施設がある事を市民に周知していただければと思う。

 

5.その他

1.地域の情報等について

(神間委員)

梅雨に入る前のこの季節は、各地域において草が生い茂るため、自治会の皆さんが道路脇の草刈りを奉仕活動という事で実施する。都田地区の参加者は65歳以上の方が多いが、急斜面をチェーンソーや草刈り機等を使用し、危険な状況で実施している。そのような中、トラックの荷台に脚立を立て、民地から道路に出た木を切っていた。道路管理上、高さによっては行政がやらなければならないルールがあるが、自治会でやるには高齢化により難しくなってきている。何か支援策はないか。

(鈴木北土木整備事務所副所長)

道路と河川愛護について制度がある。道路については、道路里親制度というものがあり、道路等を管理する団体へ、道具の支給や保険への加入はお手伝いさせていただいている。河川については河川愛護事業というものがあり、登録制ではあるが、自治会や団体等へ河川堤防の草刈り等について、1平方メートルあたり15円という報奨金をお支払いさせていただいている。

(伊藤委員)

行政の方針は、民地は民で対応をお願いするということであるが、道路をまたぐ両脇の民地から木の枝が大きくなり、道路は樹木のトンネルになっている。普通車は問題なく通行できるが、農業関係で大型トラックが入ってくると、トラックの荷台に木々が当たっている。行政では民地の木を切ることは出来ないといくことで、地元の農家から要望があり、自治会でやらざるを得ない。

また、広葉樹場所では落ち葉や枯れ枝が落ち、道路脇の側溝を埋め尽くしている。雨が降ると道路が川になる。数年前は走路清掃車が走っていたが、ここ4、5年は見た事がない。

(鈴木北土木整備事務所副所長)

国県道は、交通量が多いため定期的に道路清掃車を、市で委託して走らせている。一般的な市道は、地域住民の方で清掃活動などをお願いしたいところであるが、土が堆積して地域住民では困難な箇所は、自治会を通して市に要望していただければ予算の範囲内において、市道、県道、国道に限るが対応させていただく。

 

2.次回の開催について

次回の開催について、7月27日水曜日午前10時00分より、北区役所3階31・32会議室で開催することで了承された。

 

6.閉会

(峰野副会長)
以上で、令和4年度第3回北区協議会を終了する。

和4年度第3回北区協議会会議記録

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所浜名区北行政センター (地域振興担当)

〒431-1395 浜松市浜名区細江町気賀305

電話番号:053-523-1168

ファクス番号:053-523-1907

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?