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更新日:2011年1月1日

100年以上受け継がれている注染染めで、今後もいいものにこだわりたい。

武藤正一

武藤正一(むとう まさいち)さん 71歳
武藤染工(株)代表取締役
浜松織物染色加工協同組合理事長

武藤氏は、日本独自のゆかたや手拭いの多彩な染色技法である「注染染め」を今もなお続けている市内でも数少ない染色工場の社長です。
また、浜松織物染色加工協同組合の理事長として、浜松地域の織物染色加工の振興に尽力しています。

日本独自の『ゆかた』や『手拭い』の多彩な染色技法である『注染染め』を今もなお続けている市内でも数少ない染色工場の社長であり、浜松織物染色加工協同組合の理事長も務める武藤さん。
代々浜松に伝わる『ゆかた』や『手拭い』の染色技法『注染染め』に対する思いを熱く語っていただきました。

注染染めとは!

日本独自の染色技法で海外には、この技法はありません。

絵柄や紋様などを残した型紙を生地の上に置き、防染糊を塗布し、その作業を繰り返しながらたたみ返します。

注染染め

注染染め

捺染

捺染

その後、注ぎ口の細長いやかんに入れた染料を注ぎ込むため、裏表が全く同じに染色できます。
また、すべて昔からの手作業で、職人(染める人)の感性で思うように自由に染めることができ、『ぼかし』を活かした雅豊な深みのある多彩な染色が出来るのが特徴です。 

浜松の『注染染め』―『ゆかた』から『手拭い』へ―

浜松の『注染染め』は、明治20年頃から『手拭い』の染色方法として始まりました。大正時代には『ゆかた染め』が主流に、そして戦後は、『ゆかた』や『手拭い』のほか、のれん、法被などにも広がってきました。現在は、趣味の手拭いが量としては一番多くなっています。
私の会社では、生産量の約6割が『手拭い』です。名前は言えませんが、著名な方からの特別な『手拭い』や『ゆかた』の発注もあり、昔から力士の『ゆかた』もたくさん染めています。

『注染染め』について、東京(関東)は単色染めが中心、大阪(関西)は多色染めが中心ですが、浜松では、単色から多色まで行っています。要するに両地域のいい所を寄せ集めたのが、浜松の『注染染め』です。平成13年には、静岡県知事が認定する郷土工芸品に指定されました。

昭和30年代頃、浜松には、注染染めにかかわる工場(さらし、染め、仕上げ)が大小合わせて100社程ありました。しかし、現在は、私の会社以外に、3社だけが注染染めを行っています。 

注染染め工場

武藤染工
注染染め工場

注染染め手拭い

注染染め手拭い

お問い合わせ

浜松市役所産業部観光・シティプロモーション課

〒430-8652 浜松市中区元城町103-2

電話番号:053-457-2293

ファクス番号:050-3730-8899