更新日：2019年5月29日

豊富な特産品

浜松ブランド・豊かな自然環境から生み出される浜松自慢の特産品

浜松市は、1,558平方キロメートルに及ぶ広大な市域で、東に天竜川、西に浜名湖、南には遠州灘、北には天竜美林など、豊かな自然環境に囲まれています。また、年間の日照時間が長く、温暖な気候に恵まれているため、海の幸、大地の幸、山の幸が豊富な地域です。
市を代表する水産物は、何と言っても“浜名湖うなぎ”ですが、他にも全国有数のとらふぐの漁場である遠州灘では、良質の“遠州灘天然とらふぐ”が水揚げされます。さらに舞阪漁港で水揚げされる“遠州灘シラス”は、日本有数の量を誇り、その品質は高い評価を得ています。海水と淡水が混ざる汽水湖である浜名湖周辺は、他にも“浜名湖あさり”、“浜名湖アオノリ”、“浜名湖クルマエビ”、“牡蠣”、“浜名湖ドーマン”など実に791種類（静岡県水産技術研究所浜名湖分場調べ 2013年2月）の魚介類が獲れ、まさに海の幸の宝庫です。
また、浜松市は、日本一のみかんの産地で、浜名湖周辺で生産される“三ヶ日みかん”や“とぴあみかん”は、甘さと酸味のバランスが絶妙な味です。
色彩豊かな花として人気の高い“ガーベラ”も日本一の生産量を誇ります。
野菜類では、“セルリー”、“エシャレット”、“チンゲンサイ”、“馬鈴薯”、“白たまねぎ”などの産出量が多く、味も品質も高い自慢の特産品がいっぱいです。

浜松が誇る代表的な海の幸

浜名湖うなぎ

浜松市を代表する水産物は、やはり“浜名湖うなぎ”。浜名湖はうなぎ養殖の発祥の地であり、養殖に不可欠な種苗(シラスウナギ)、水、飼料の3条件を兼ね備えていること、温暖な気候であること、そして何より養鰻業にかける人々の情熱があって、全国的なうなぎの産地となりました。

 

関連リンク／

• 浜名湖養魚漁業協同組合（別ウィンドウが開きます）
• 浜松うなぎ料理専門店振興会（別ウィンドウが開きます）

遠州灘天然トラフグ

トラフグの漁場として有名なのは玄界灘などの東シナ海に面した九州沿岸ですが、近年、熊野灘から遠州灘にかけての海域も日本有数の漁場として注目されています。
全国に流通しているトラフグのほとんどは養殖魚ですが、舞阪漁港で水揚げ出荷されるトラフグは正真正銘の「遠州灘天然トラフグ」です。
天然トラフグならではの香り、旨み、身の締まり、しっかりとした歯ごたえは養殖魚とは比較になりません。

遠州灘シラス

浜松市の舞阪漁港では、遠州灘でのシラス漁が大変盛んです。その漁獲量と操業規模は全国有数を誇ります。遠州灘のシラスは透明度が高いため見た目も美しく、その味と質も全国のトップクラスです。水揚げされたシラスは「シラス干し」に加工され、全国に出荷されており、市場では高い評価を受けています。

浜名湖アサリ

汽水湖の浜名湖で育ったアサリは、甘みと旨みのある柔らかい身が殻いっぱいに詰まっています。

関連リンク／

• 浜名漁業協同組合（別ウィンドウが開きます）
  
• はまなこ里海の会

浜松が誇る代表的な大地の幸

ガーベラ

浜松市は、色彩豊かな花“ガーベラ”の日本一の産地で、色や形が異なる100種類以上のガーベラを栽培しています。一年を通して生産されるガーベラは、ハウスで大切に育てられ、ブライダルやフラワーアレンジメントにも利用されています。

関連リンク／

• 浜松PCガーベラ

浜松茶・遠州山のお茶

浜松市では、主に三方原合戦で有名な三方原台地を中心とした地域で「浜松茶」、北遠(天竜区)の山間地で「山のお茶」を栽培しています。
「浜松茶」は、温暖で比較的長い日照条件のもと、味わい深く香り高いお茶です。また、「山のお茶」は、山間地特有の冷涼な気候、森林と清流、そして肥沃な土壌といった環境で栽培され、独特の渋味と香りの高さが特徴です。

三ヶ日みかん

浜松市の代表的な果物といえば“みかん”。奥浜名湖の三ヶ日町、細江町、引佐町において栽培が盛んで、特に「三ヶ日みかん」は全国ブランドとして知られています。温暖な気候と、ミカン栽培に適した土壌の中で育てられた「三ヶ日みかん」は、ほど良い甘さと酸味のバランスがとれた美味しさです。みかんに含まれているβ―クリプトキサンチンは、メタボにも効果があると言われています。

関連リンク／

• とぴあ浜松農業協同組合（別ウィンドウが開きます）
  
• 三ヶ日町農業協同組合（別ウィンドウが開きます）
  
• JA遠州中央農業協同組合(別ウィンドウが開きます)

広大な山々からの恵み

浜松市の森林面積は全域の約66%を占めています。その中でも北遠の山々は天竜美林と呼ばれ、吉野、飛騨とともに日本の三大人工美林に位置づけられています。こうした天竜美林からは、良質なスギやヒノキが産出されます。天竜材は、年輪が細かく、適度な油分を含んでいるため、色つやが良く丈夫であると高い評価を得ています。

地元に根付いたB級グルメ

戦後間もない頃から浜松市の食文化として根付いている“浜松餃子”は、浜松を代表するB級グルメであり、市内各地で味わうことができます。浜松餃子は、具にキャベツや白菜などの野菜をふんだんに使用し、付け合せとして茹でたもやしを添えるのが1つの特徴です。浜松餃子の他にも、生地が薄く刻みたくあんが入った“遠州焼き”なども、浜松自慢のB級グルメです。

浜松地域ブランド「やらまいか浜松」

浜松商工会議所では、浜松地域の特産品、及び浜松地域内におけるさまざまな地域資源（素材・歴史・文化・技術）を活用した商品を地域ブランドとして認定し、全国に発信しています。「やらまいか」とは、浜松地域の方言で“やってみよう”という意気込みを表す言葉です。

関連リンク／

• 浜松商工会議所（別ウィンドウが開きます）