更新日：2019年2月15日

旧鈴木医院(鈴木東洋邸)新野左馬助公展示館（きゅうすずきいいん(すずきとうようてい)にいのさまのすけこうてんじかん）

井伊家を救った武将、井伊直虎の伯父、新野左馬助公を紹介する展示館

新野左馬助親矩公は、新野村三千石の領主で、今川氏の一族として代々『左馬助』を名乗っていました。舟ヶ谷城の城主で、妻は奥山因幡守の妹です。左馬助公の妹は井伊直盛公の妻、「おんな城主」となった井伊直虎の母でした。このことにより、新野村の領主だった左馬助公と井伊家とは、深い縁によって結ばれています。永禄5年(1562年)、井伊直親公が今川氏真公の命によって掛川で討たれたとき、直親の遺児虎松を身命を賭して守り養育しました。永禄7年(1564年)、氏真に背いた飯尾連竜を攻めた浜松・引馬城の戦いて討死しました。この、新野左馬助公の生涯と、長年にわたり新野左馬助公や古城の調査・研究に取り組んできた鈴木東洋氏(故人)の姿を紹介する展示館です。