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更新日:2014年10月1日

舞阪漁港の“シラス”は日本一

日本一美しくて美味しいシラスを食べれば、心もお腹も大満足

シラスとはマイワシ・カタクチイワシの稚魚のこと。浜松市の舞阪漁港では、遠州灘での“シラス”漁が大変盛んに行われています。その漁獲量と操業規模は全国有数です。シラス漁は毎年3月21日から解禁となり、翌年1月14日までが漁期となります。遠州灘特有の透明度が高いシラスは見た目も美しく、日本一の味と質を誇ります。

誘われて遠州灘

誘われて遠州灘

遠州灘は、天竜川や汽水湖である浜名湖からの河川水(淡水)の流入量が多く、植物性プランクトンが発生しやすい環境にあります。植物性プランクトンが増えると、植物性プランクトンを餌とする動物性プランクトンが発生します。黒潮にのってやってくるシラスは、その動物性プランクトンを食べる為に群れとなって遠州灘に集まってきます。

美味しさの秘密

美味しさの秘密

「鮮度が命」のシラス漁にとって遠州灘の漁場に近い舞阪漁港は最適の港です。水揚げされたシラスは即セリにかけられ、地元舞阪町の加工場にてその日のうちに加工されます。そのため、漁場から店頭に並ぶまでにかかる時間はごくわずかです。この速さが舞阪産のシラスをより一層美味しくさせます。

いざ!シラス漁へ

いざ!シラス漁へ

静岡県のシラス水揚げ量は全国一位です。そして、静岡県内での舞阪漁港のシラス水揚げ量はトップクラスです。
出漁時には、100艘もの船が遠州灘の漁場へシラスを追い求めて夜明け前の舞阪漁港を出港します。

シラス漁シーズン

シラス漁シーズン

シラス漁の漁期は3月21日から翌年1月14日までですが、漁期中に実際に出漁できるのは11月初旬頃までとなります。操業日数は年間100日から130日ほどです。
2艘の船で対を成して群れたシラスを曳き網で捕獲する「2艘船曳き網漁業」が行われています。シラス漁は4月中旬から6月ぐらいが最盛期です。この時期の舞阪漁港は活気がみなぎっています。

加工してさらに美味しく変身!

シラスは、主にシラス干しや釜揚げシラスなどに加工されています。特にシラス干しはカルシウムを多く含んだ栄養食品として人気があります。

シラス干し
こだわりの天然塩と自然な太陽光でシラス干しは作られます。
現在は機械化が進み乾燥作業なども自動化されていますが、伝統的な天日干しにこだわる加工業者もいます。大根おろしとあえて食べるのが一般的ですが、様々な料理にも利用されています。

シラス干し

釜揚げシラス
シラスを茹であげただけのものは釜揚げシラスと呼ばれます。ふわっとした食感と風味が絶妙です。

生シラス
舞阪漁港では非常に珍しい生シラスを食べることができます。舞阪漁港で5月から9月まで月1回開催される「えんばい朝市」でのみ一般販売されます。貴重な生シラスは生姜醤油や酢味噌が最高です。ただし、出漁・販売は天候によります。

釜揚げシラス

「遠州焼き」じゃ物足りない!?

遠州焼き

浜松では、お好み焼きの具に刻んだ「たくあん」を入れるのが定番です。このお好み焼きを「遠州焼き」または「遠州風お好み焼き」と呼んでいます。さらに、舞阪漁港の地元舞阪町では、「たくあん」の他に「シラス干し」と「生のり」をトッピング。このお好み焼きのことを「浜名湖焼き」と呼ぶ人もいるようです。

お問い合わせ

浜松市役所産業部観光・シティプロモーション課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2293

ファクス番号:050-3730-8899