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更新日:2014年11月27日
地味な存在ではありますが、鎌倉幕府を開いた源頼朝の弟である源範頼ゆかりの寺が、中央区飯田町にあります。
幼い頃を蒲神明宮(浜松市中央区)で過ごした範頼は、頼朝の命により平氏討伐に活躍したものの、その後頼朝の怒りに触れて、伊豆修善寺に幽閉され、結局自刃に追い込まれたといいます。その際、範頼が可愛がっていた馬が、範頼の首をくわえ、範頼の別荘のあった飯田町(稲荷山龍泉寺)まで走り続け、池のまわりを三回まわって倒れたと言い伝えられています。
稲荷山龍泉寺には、江戸時代のものと思われる『蒲御曹司源範頼公碑』という大きな五輪の塔があり、範頼の墓と伝えられています。さらにそのすぐ南方には、範頼の愛馬を弔った駒塚(こまづか)があり、『爲範頼公愛馬供養塔』の碑が建っています。
『蒲御曹司源範頼公碑』
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