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更新日:2022年5月25日

1区割り案(3)

区割り案の概要(意見数243件)

区の数・線引き(意見数73件)

2区がいい(意見数11件)提案6件・要望5件

提案1~6

要望137~141

北区を浜北区と合わせず、その他地域(中・東・西・南)と同一区とする。

  • 交通アクセス(遠鉄バス)は北区すべてが浜松駅と連なっている。
  • 高齢化が進み、車に乗れない住民が増加し、浜松駅経由で浜北区役所へ行くことは困難を極める(浜北区役所へは交通の便が悪すぎ登庁は困難である)。
  • なぜ効率化の良い2区案でなく3区案なのかどう考えても理解に苦しむ(再編に果樹園・新東名等は関係ない)。2区案がベスト。
  • 委員会での採決は2区案が最多の様で民主主義の基では2区案で決定となるのが通常と思われる。

B区とC区は合区でいいと思う。将来的に過疎化等同じ問題を抱える地域だと思うが過疎化対策としての観光振興、物流(買い物)・行政サービス等の利便性は一体的に取り組んだ方が効率的ではないかと思う。三遠南信道、新東名と国道152号、362号を周遊的に整備し広域的な開発発展を考えた方がいいと思う。

区割り案が一定の区切りを迎えたことは評価したい。決定が長期化すると市民の中に不安も生まれるし、区割の本来の意義も迷走しかねない。

本来あるべき姿としては2区案を支持したい。区割の本来の意義は行政の合理化が目的と思われるので、この方向で挑戦することが望ましかったのではないかと思われる。民主的に方向性が決まった上はまず実行し、合理化につなげるべきと考える。
(同様の意見_外8件)

【市の考え方】盛り込み済
市議会特別委員会における協議の経過について、まず、区の数を決定するため、令和3(2021)年11月12日の委員会で、区の数が2区・3区・4区となった場合の状況を想定し、各委員が25の条件項目を5段階で評価したものを5つの比較項目に落とし込み、レーダーチャートを作成しました。この評価結果や、令和3(2021)年9月から10月にかけて行った区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、行財政改革及び住民に身近な行政区の強化や地域特性への配慮を総合的に判断し、区の数を3区とすることが決定されました。
次に、市議会特別委員会における区の線引きの検討については、当初の区割り案たたき台13案に含まれる3区案に立ち返るとともに、国土縮図型といわれる本市の多様な地域特性や区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、都心部が広がる沿岸部を含む地域である中区、東区、西区、南区、北区の一部をA区、都心部の外環部に当たり、産業と自然環境に恵まれた内陸地域で、地勢、歴史・文化、農業、交通まちづくりに共通項目が多い北区の一部と浜北区をB区、広大な森林面積を有し、地球温暖化対策や水源涵養など多面的な役割を担うC区のまとまりとすることで、地域課題への対応や地域資源を生かした施策が期待できると結論付けられました。こうしたことを踏まえ、内定案としてお示ししたものです。
特別委員会におけるこれまでの協議の主な経過や3区とした理由などについては、「浜松市区再編(案)参考資料」に記載しています。

3区で線引きを変更(意見数9件)提案4件・要望5件

提案7・10

要望142・144

現在の北区はA区に統合し、B区は浜北区のみとすることを提案する。北区からの道路は浜松市中心部に行く方が便利である。歴史的にも、もともと浜松市だったため、住民の理解が得られやすい。

(同様の意見_外3件)

提案8

浜松は横のつながりが弱く、交通機関も中心部に向かって伸びているため、3区に再編するのであれば縦のつながりを重視するべきだと考える。個人的には、

A区…可美、新津、江西、県居、西、舞阪、篠原、雄踏、入野、神久呂、伊佐見、佐鳴台、富塚、常北、庄内、和地、萩丘、三方原、都田、新都田、細江、引佐、三ヶ日。区役所は、現在の西区役所。

B区…白脇、芳川、五島、河輪、飯田、江東、駅南、アクト、北、曳馬、蒲、和田、中ノ町、長上。区役所は、現在の中区役所。

C区…積志、笠井、浜名、北浜、麁玉、赤佐、中瀬、天竜、龍山、春野、佐久間、水窪。区役所は、現在の浜北区役所。

中心部は人口が多いため、人口のバランスを取るため、A区とB区で分けた。C区は、北遠地域だけでは人口が少なすぎるため、浜北区と同区とつながりが深く浜北区役所からも比較的近い積志と笠井地区も入れた。A区は交通機関のつながりが弱いが区割り方法を考えるといたしかたないと考えた。また、人口バランスを考え、現在の西区役所にしたが、北区役所もサブとして機能させられたら望ましい。B区は現在の中区役所が一番利便性が高いが南区役所や東区役所もサブとして機能させられたら望ましい。区名も静岡市のように方角ではなく地域名や地形で付けられたら望ましい。例:A区…浜名湖区、B区…遠州灘区、C区…天竜川区
提案9 3区の早期実現を望む。A区とB区の境界線について、東名高速道路の南北で分ければもう少し分かりやすいのではないか。東名高速道路を川と捉え、災害等で橋が渡れなくなる等を考慮すべき。また誰が見ても分かりやすいのが一番である。
要望143

3区にする必要性もあまり感じないが、3区が決定事項であるならば仕方ないが、なぜ旧引佐郡が浜北と一緒にされるのか。

どうしても3区案を実行するのであれば、旧引佐郡は中区の括りでお願いしたい。節約も大切だが、市民が安心して暮らせることが一番大切なのではないか。区割りして節約することよりも、もっと魅力的な浜松市にすることを進めていってほしい。例えば、松菱跡地の活用など・・・もっと明るい未来を期待したい。暗い市政にはうんざりである。ただただ、旧引佐郡在住者の意見が無視されない浜松市になるように願うばかりである。
要望145 北区の一部と浜北区を一つとした案には反対である。都田・新都田地区が合併前の旧浜松市から取り残され、更に現行北区の中にあって三方原・都田・新都田地区は「北地域」として様々な活動を一体感を持って行って来ている現状を知っているか。この10年間で積み上げてきた実績を無にしろと言うのか。学区制を廃止するのであれば三方原地区だけ中区に組み込む必要はないのでは。もし組み込むのであれば都田・新都田地区も中区へ組み込んでほしい。
要望146

北区を割るよりいっそそのまま浜北区と一緒にしたらよかったのでは。

【市の考え方】盛り込み済
市議会特別委員会における区の線引きの検討については、当初の区割り案たたき台13案に含まれる3区案に立ち返るとともに、国土縮図型といわれる本市の多様な地域特性や区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、都心部が広がる沿岸部を含む地域である中区、東区、西区、南区、北区の一部をA区、都心部の外環部に当たり、産業と自然環境に恵まれた内陸地域で、地勢、歴史・文化、農業、交通まちづくりに共通項目が多い北区の一部と浜北区をB区、広大な森林面積を有し、地球温暖化対策や水源涵養など多面的な役割を担うC区のまとまりとすることで、地域課題への対応や地域資源を生かした施策が期待できると結論付けられました。こうしたことを踏まえ、内定案としてお示ししたものです。
特別委員会におけるこれまでの協議の主な経過や区の線引きの主な選定理由などについては、「浜松市区再編(案)参考資料」に記載しています。

4区がいい(意見数8件)提案1件・要望7件

提案11

私は浜松市の行政区再編についての議論を、強く関心を持って見守ってきた。一定の方向性が見えてきたことで、区再編が実現することを願っている。そこで区割り案について提案する。

区の数を4にし、案のA区とC区についてはそのままにする。B区については現在の浜北区と北区(三方原地区を除く)の2つに分けた方が好ましい。

この提案についてはいくつかの理由がある。(1)案のB区とした場合、区役所の位置が東側に偏ってしまう。(2)旧浜北市と旧引佐郡3町では生活圏が異なるとみられる。(3)現・北区役所を存続させてほしいとの請願が行われている。(4)災害発生時の区本部を現・北区役所に設けることが好ましい。(5)行政コストの削減より、地域特性を重視した方が好ましい。(6)「北区=奥浜名湖」という個性を、行政区で残してほしい。(7)「浜北区=副都心」という個性を、行政区で残してほしい。

私は今回の再編において、行政区は地域特性(=区の個性)を重視した上で決定した方がよいと考えている。行政コストの削減が目的なのは十分理解できるが、個性を尊重してほしいとの意味で今回の提案をする。

区割り案の概要区の数:3区→4区

区割り:B区を2つに分ける。浜北区/北区(都田・新都田・細江・引佐・三ヶ日地区)

(1)再編後のサービス提供体制北区について、中区・浜北区・天竜区と同様にする。

(2)主要組織(福祉)の基本的な方向性細江地区の両出先グループを、福祉事務所及び保健センターへ変更する。

(3)主要組織(土木)の基本的な方向性

★東・浜北土木整備事務所(浜北区役所庁舎内)→(仮)浜北土木整備事務所※土木整備事務所は区の数に合わせる点から

(4)主要組織(防災)の基本的な方向性

〔再編後〕【区本部】4か所◆区役所【地域本部】10か所◆東・西・南行政センター◆舞阪・引佐・三ヶ日・春野・佐久間・水窪・龍山支所

要望147

北区と浜北区は別にし、全4区が良いと思う。地域性が異なると感じる。

要望148 4区にするなら、現在の天竜区→天竜区、以前の浜北市→浜北区、以前の可美、雄踏、舞阪、引佐郡→浜名区、それ以外→浜松区
要望149・150 なぜ浜北が引佐3町と合わせるのか。浜北が浜松と合併した経緯を考えろ。浜北が合併しなかったら今の政令市浜松は無かった。その浜北を単独で残せ。どうしても再編やりたいなら4区にして浜北を単独で残し、引佐区、天竜区、浜松区、浜北区の4区にすべき。その方が引佐3町、浜北もわだかまりがない。3区ありきは絶対に認めない。
(同様の意見_外1件)
要望151

区割り案で3区に分ける案が内定しているが、その中でB区のことについて意見を言いたい。今までに何区かの編成区割案があったが、今回内定した案が今まであったとは思わなかった。何か寝耳に水という感じである。旧引佐郡部と旧浜北市では全然風土が違い、合うとは思わない。

説明では、浜北北部には中山間地域で、引佐・三ヶ日と共通する部分があるとのことだが、浜北の中心は市内で旧浜松市のベットタウン的な位置付けだと思う。であるから、この説明は全く当てはまらないと思う。昔から旧引佐郡と旧浜北市とはほとんど交流は無く、インフラも整備されておらず、直接浜北へ行く交通手段は主に自動車に頼らなければならない。現在高齢者の事故防止のため自動車免許証の早期返納が叫ばれる中、市民の足が奪われてしまう。(天浜線があると言う人も居ると思うが、いつまで存続するか誰も保証できない)

あまり区役所に行く機会は無いと思うが、もしも行く機会が生じた場合不安である。三ヶ日地区の説明会では、このため反対の意見が多かったと新聞記事に載っていた。行政のコスト削減の為に住民の支出や不便が増えるのは本末転倒だと思う。

3区の人口のバランスを取りたいと言いながら元北区の三方原地区をA区に入れたのは納得できない。何かの力が掛かったと疑いたくなる。

4区案が行政コストの削減効果が一番期待できないと言いながら、一番と強調しながら、なにも根拠を示していない。この3区案を見ると、最初の区割で分解バラバラにして結局今回旧浜松市内がくっ付いて万々歳ということか。北区と浜北区が残り、北区と浜北区と何処の地区も一緒になりたくない雰囲気があり、それでは2つの区を一緒にしちゃえと乱暴な案が成立したのではないかと私は思った。この3区案の設定理由に体裁の良いことばかり書き、説得力に欠いていると思う。(4区案では絶対ダメか。)
要望152 参考資料の3案比較検討で5項目ある中で、行財政改革のみが2区案で多いが、それ以外は3区案、4区案が圧倒的に多いとの評価がある。4区案でもよかったのではないか。行財政改革は一般の会社で行う企業努力、組織再編等で可能ではないか。そうすれば何億ものお金を使わなくても良い。全委員集計の結果をぜひ生かしてほしい。
要望153 浜北区と天竜区で天浜区、北区と西区で城西区、東区と南区で城東区、中区を中央区にする。※区長を廃止し、副市長を4人にし、区長を兼務する。

【市の考え方】盛り込み済
市議会特別委員会における協議の経過について、まず、区の数を決定するため、令和3(2021)年11月12日の委員会で、区の数が2区・3区・4区となった場合の状況を想定し、各委員が25の条件項目を5段階で評価したものを5つの比較項目に落とし込み、レーダーチャートを作成しました。この評価結果や、令和3(2021)年9月から10月にかけて行った区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、行財政改革及び住民に身近な行政区の強化や地域特性への配慮を総合的に判断し、区の数を3区とすることが決定されました。
次に、市議会特別委員会における区の線引きの検討については、当初の区割り案たたき台13案に含まれる3区案に立ち返るとともに、国土縮図型といわれる本市の多様な地域特性や区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、都心部が広がる沿岸部を含む地域である中区、東区、西区、南区、北区の一部をA区、都心部の外環部に当たり、産業と自然環境に恵まれた内陸地域で、地勢、歴史・文化、農業、交通まちづくりに共通項目が多い北区の一部と浜北区をB区、広大な森林面積を有し、地球温暖化対策や水源涵養など多面的な役割を担うC区のまとまりとすることで、地域課題への対応や地域資源を生かした施策が期待できると結論付けられました。こうしたことを踏まえ、内定案としてお示ししたものです。
特別委員会におけるこれまでの協議の主な経過や3区とした理由などについては、「浜松市区再編(案)参考資料」に記載しています。
また、副市長が区長を兼務することについて、地方自治法の規定により、特別職である副市長が一般職で常勤の区長を兼ねることはできません。

5区がいい(意見数3件)要望3件

要望154

私は、五区がいい。中区、東区、天竜区、西区、南区がいいと思う。

要望155

C区は仕方なし。B区は東西が広すぎる。旧引佐郡と浜北は遠すぎる。2つに分けたほうが望ましい。

A区は、浜名湖東岸と天竜川西岸では文化が違う。最低でも2つに分けてほしい。漁業協同組合と農業協同組合を合併できるか。観光協会と工業組合は対等か。何でも一緒にするのは末代までの恥、文化も歴史もあったものではない。みんな違ってみんな良い。本来、効率良い市民サービス提供とは、区割り変更することではないはずである。
要望156 区の数について、A区の人口、面積が過大(旧浜松市と同じぐらいの面積、人口)となり住民自治の観点から、問題が大きいと考えられる。人口60万人と政令指定都市並みの人口を有し、他の行政区と比べ人口が大きいと考えられるといった理由から、3区というのはバランスが悪いと考えられるがいかがか。以前示された案のような4区、5区案の方が個人的には良いと思うがいかがか。西区分離の4区案ではなぜダメなのか。西区民からすると、以前示された4区案から西区、北区を分離した5区案が大岡裁きで一番市民の納得を得られたと考えられると思うがいかがか。上記の選択肢をとらずに、新3区案が出てきた経緯、理由が説明されていないと考えられるがいかがか。新3区案で押し切るならば、せめて説明責任を果たしてほしい。

【市の考え方】盛り込み済
市議会特別委員会における区の数の選定について、当初の区割り案たたき台13案には5区案が含まれていましたが、区再編の目的を踏まえ、行政コストや行政効率の面から期待できる効果が少ないという判断がされ、区の数が2区・3区・4区となった場合の状況を想定し、各委員が25の条件項目を5段階で評価したものを5つの比較項目に落とし込み、レーダーチャートを作成しました。
市議会特別委員会では、この評価結果や、令和3(2021)年9月から10月にかけて行った区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、行財政改革及び住民に身近な行政区の強化や地域特性への配慮などを総合的に判断し、区の数を3区とすることが決定されました。こうしたことを踏まえ、内定案としてお示ししたものです。
特別委員会におけるこれまでの協議の主な経過や3区とした理由などについては、「浜松市区再編(案)参考資料」に記載しています。また、関連として、内定の経緯・理由、人口・面積のバランスについての市の考え方もご覧ください。

部分的に線引きを変更(意見数10件)要望10件

要望157・161

浜北区は残すべきだと思う。僕は庭師として働いており、植木の町として歴史があり全国的にも有名だと思う。浜北という地名をなくしてしまうのはだめだと思う。
(同様の意見_外1件)
要望158

北区を浜北区に統合するのだけは本当にやめてほしい。

要望159

一昨年浜松市中区に移住した。全て中区に一括りにされると移住者にはかなり不便になると感じる。感覚としては、行政や商業施設の比較的多い、東区中区西区(南区)は既存のままがよいと感じる。浜北、北、天竜は同一でも構わない感じがするが。

要望160 三方原町は合併のときは旧浜松から外されるように旧引佐郡と一緒の北区になった。しかし、すごく居心地がよく便利で北区になってほんとによかったと思った。それなのに、三方原町がまた旧浜松市に戻るような再編は嫌だ。せっかく馴染んだ今の北区を分裂しないでほしい。
要望162 三方原を除く北区と浜北区の統合について、今後三ヶ日や引佐エリアの高齢化が想定される中、同一区内の移動に1時間を要する統合は市民にとって不便でしかない。浜北区と東区を統合、三ヶ日は西区に含めた方がまだ利便性を損なわず、市民にとっても影響が少なく思うため、是非とも再考してほしい。
要望163 旧引佐地区から浜北のB区役所に行こうとすると、バスで最寄りの天浜線駅まで行き、天浜線で鹿島まで行き、赤電で小林か小松まで行くようになるが、とても時間と費用が掛かるので、旧引佐地区で区としてほしい。
要望164 浜松市の一部都田、新都田を浜北区(B区)に編入する案については、地理的、地勢的につながりがあるというが、理解しがたく、受け入れがたい。行政区を減らし、経費を抑えるということであるならば、何も旧浜松市の一部(都田、新都田)のみを移す必要はないのではないか。
要望165 西区民としては北区の要望のため、本来の区割りから外され、60万人近くの区の外れに追いやられたばかりか、本来設置されるはずだった区役所まで奪われてしまい大変強い憤りを感じる。西区民としては西区をA区から分離してほしい。
要望166 今からでも可能なら、今まで同様、三方原は中区ではない区にしてほしい。

【市の考え方】盛り込み済
市議会特別委員会における協議の経過について、まず、区の数を決定するため、令和3(2021)年11月12日の委員会で、区の数が2区・3区・4区となった場合の状況を想定し、各委員が25の条件項目を5段階で評価したものを5つの比較項目に落とし込み、レーダーチャートを作成しました。この評価結果や、令和3(2021)年9月から10月にかけて行った区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、行財政改革及び住民に身近な行政区の強化や地域特性への配慮を総合的に判断し、区の数を3区とすることが決定されました。
次に、市議会特別委員会における区の線引きの検討については、当初の区割り案たたき台13案に含まれる3区案に立ち返るとともに、国土縮図型といわれる本市の多様な地域特性や区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、都心部が広がる沿岸部を含む地域である中区、東区、西区、南区、北区の一部をA区、都心部の外環部に当たり、産業と自然環境に恵まれた内陸地域で、地勢、歴史・文化、農業、交通まちづくりに共通項目が多い北区の一部と浜北区をB区、広大な森林面積を有し、地球温暖化対策や水源涵養など多面的な役割を担うC区のまとまりとすることで、地域課題への対応や地域資源を生かした施策が期待できると結論付けられました。こうしたことを踏まえ、内定案としてお示ししたものです。
特別委員会におけるこれまでの協議の主な経過や区の線引きの主な選定理由などについては、「浜松市区再編(案)参考資料」に記載しています。
また、再編の協議の前提条件である「市民サービスは低下させない」を踏まえ、再編後も現在のサービス提供体制を維持することを基本とし、区役所とならない旧区役所庁舎を「行政センター」として、区役所と同じサービスを提供します。

現在の区割り(意見数8件)要望1件・質問7件

質問16~20

行政の効率化なんて初めからわかりきったことなのだから、だったらなぜ初めからその数にしなかったのか。静岡は初めから3区だった。不要な区役所整備や不要な人員に費やした無駄の責任は誰が取るのか。7区で始めたなら7区でやり通すべき。

(同様の意見_外4件)

【市の考え方】その他
現在の区割りは、人口規模(先行例では10万~20万の区が多い)、地形・地物、地域コミュニティ、歴史的沿革、市町村境等の地域事情に配慮し、7区となった経緯があります。
区再編は、短期的には組織の統合に伴う区長や各課長などの管理職の削減や、内部事務を集約することによるスケールメリットによる財政効果、中長期的には人口減少や少子高齢化が急速に進み、社会が大きく変化することが予想される中、将来にわたって必要な行政サービスを維持・強化するため、条例で自由に設置できる組織を軸に、柔軟で効率的な市政運営が可能となる体制の構築を目的としています。

質問21

平成の大合併で広域な浜松市になった当初は、「クラスター型都市」として、7つの地域を尊重し、それぞれの地域にあった行政を目指すはずであったが、たったの10年少々でそれはどこにいってしまったのか。

【市の考え方】その他
区再編は、短期的には組織の統合に伴う区長や各課長などの管理職の削減や、内部事務を集約することによるスケールメリットによる財政効果、中長期的には人口減少や少子高齢化が急速に進み、社会が大きく変化することが予想される中、将来にわたって必要な行政サービスを維持・強化するため、条例で自由に設置できる組織を軸に、柔軟で効率的な市政運営が可能となる体制の構築を目的とするものであり、これまで培われてきた地域コミュニティを壊すものではありません。本市は合併以降、国土縮図型といわれる多様な地域特性を強みとし、FSC認証材の活用や歴史資源を活かした観光誘客などに取り組んでまいりました。再編後においても、こうした地域の多様性を生かした市政運営を進めてまいります。

質問22

要望167

平成の大合併から、この短い期間での人口減少は予想できていたはずであるが、区の数について再編しなければいけない事態となることは当時から予想できていたのか。また、市民には知らされていなかっただけで、区再編を考えていたのか。

案5ページに「なぜ?行政区再編が必要なのか」とあり、「(1)人口減少、少子高齢化のさらなる進行」と示されているが、将来の人口の予想が政令指定都市発足当時の広報はままつの区政だよりに記載されていた。それによると、平成32年には、78万4867人と予想されていたが、実際には80万人以上だった。平成37年には76万人台になると予想されているが、平成34年である現在でも79万5000人あまりと当時の予想を上回っている。行政区再編の理由として、政令指定都市発足当時よりも人口が上回っていることから、これは区再編の理由とは言い難いものである。政令指定都市発足当時は7つの区でそれぞれが地域の特色を活かしたまちづくりを進めるはずであったが、その当時の人口予想が先述したとおりであった場合、政令指定都市発足当初から、7つの区が必要であったのかという疑問が生まれる。当時の人口減少が予想できていたのなら、政令指定都市発足当初から7区にする必要はなかったのではないか。それとも、広域合併であったため、政令指定都市発足当時から将来的に区の数を減らすという計画があったのか。

その場合、政令指定都市発足当初の各市町村の約束が守られていないことになる。今になって人口減少や高齢化が急に進んだとは理由にならないと思うが、そのあたりの裏付けの説明が明確にしてほしい。

(同様の意見_外1件)

【市の考え方】その他
平成16(2004)年10月に合併協議会で行った10年間(平成27(2015)年まで)の将来人口推計では、総人口の増加が続く傾向にありましたが、平成25(2013)年に平成57(2045)年までの30年間の人口を推計したところ、人口減少、高齢化が急激に進む傾向が明らかになりました。この人口推計結果は、平成26(2014)年3月5日発行の区政だよりに掲載し、少子化による出生数の減少(自然減)に加え、平成20(2008)年のリーマンショック等の国内外の社会環境の変化による人口の流出(社会減)が大きく影響しました。
また、現在の人口や合計特殊出生率の推移から、人口減少・少子高齢化の傾向に変わりはないと認識しています。
なお、区のあり方については、市議会特別委員会において約10年間にわたり協議してまいりました。

区の名称・地名(意見数43件)

区名の決定方法(意見数21件)提案15件・要望5件・質問1件

提案12~26

要望168~172

質問23

内定した3つの区のうち天竜区以外の2つの区名の決定に当たっては、区民(市民)の意向が反映できるように、区民投票を行うべきである。

理由:区再編には可能な限り多くの市民(区民)が参加し、区民の参加意識を高めることが望ましいから。

(1)今回の区再編のように市域全般にわたる再編は全国20政令指定都市の中で初めてであり、政令市移行を原点に遡ってやり直すことと同じなので、その可否は本来住民投票で決すべきと思うが、事ここに至ってはそれに代わり得るものとして、区名に関する区民投票を行うことが最善の方法であること。

(2)区の形は議会と行政で決めたので、区民に多大な影響と出費を及ぼすことになる区名は、該当する区民に決めさせて頂きたいこと。

(3)区再編が将来の浜松を見据えたもの、市民の間に遺恨が残らないもの、であるためには、市民がその決定手続き(の一部)に参加した実績を残すことが必要不可欠であるが、これから条例制定という最終決定の直前に可能なことは区名変更に関する区民投票しかないこと。

参議院選挙(7月10日予定)に併せて簡便な方法での投票を目指すべきである。公平性、効率性の観点から理想的な区民投票が期待できる。

公募とのことだが、その際、地域の人口差による多数意見が決め手にならないように、既存の名称は使用しない規程としてほしい。

新しい区になることに対し、賛否を含め様々な感情がある中、既存の名称を用いて区民の気持ちが分断することの無いようにするためにも。
区名を決める時には、将来にわたって区名を使っていく子供たちが参加できる場を設けてほしい。

(同様の意見_外18件)

【市の考え方】今後の参考
新たな区の名称については、今年の6月頃から10月頃にかけて検討してまいります。名称の募集等については、市民の皆様にご参加いただくことを想定しておりますが、現段階で具体的な内容は決まっておりません。いただいたご意見は、今後の参考とさせていただきます。

区名及び地名(意見数22件)要望22件

要望173~175・192

浜北の名前を残してほしい。

(同様の意見_外3件)

要望176 賛成。中区の名前を残してくれることを希望する。
要望177 区名称について、まだ早いのかもしれないが、C区は天竜区、B区は浜北区、これは問題ないと思うが、A区に関して中区はやめてほしい。たとえば、浜名湖の東に位置しているので「湖東区」など。
要望178 いつごろ区名を決めるのか。できれば地域に根差した名前を考えてほしい。
要望179

今回の3区案、大賛成である。是非とも実行をお願いする。

現在の区の名前が変わると、住所変更、名刺や封筒の擦り直しなど様々な経費増大が見込まれる。そこで、民間を含めた経費削減を考え、新3区名はできるかぎり現状の名前を使用するのがよいかと思う。つまり「中区」「北区」「天竜区」とすべきかと思う。以前、静岡県以外の方(首都圏の方)と話した際に、多くの方から、なぜ浜松市には「北区」と「浜北区」が混在しているのか、大変わかりづらい。また「浜北区」があるのならば「浜南区」とか「浜西区」「浜東区」はあるのかと真面目に質問を受けたことがある。

もちろん過去の合併のいきさつがあるとはいえ、浜松市の未来・将来を考え、さらに静岡県以外で大変通用しづらいこともあり、「浜北区」の名前は使用すべきでないと強く思う。浜松市の発展のために、近々の課題として経費削減。中長期の課題として、グローバルな区の名前・運営となることを望む。
要望189

もしこの浜松市提案の再編案をそのまま採用するのであれば、市民の側の住所変更に伴う出費がなるべく少なくなるように、最も人口の多い現行区の名称を新しい区の名称とする、あるいは住所変更などに掛かる経費の一部を住民の側に補助する等の配慮をお願いしたいと思う。

たとえば3ページのA区名を「中区」とすれば、新人口61.4万人のうち、約23.6万人(現在の中区人口)は煩わしい住所変更の手続きをしなくてもよい結果となる。仮に中区の人口10人あたり1件の事業所があったとすれば、総事業者数は23,600件。1事業者あたり最低に見積もって10万円の各種手続き費用が掛かるとすれば、それだけで23.6億円。もし中区の名称に変更があれば個人が住所変更に掛かる費用を除いても、20億円を超える金額がそこに住む市民や事業者の懐から消えていくことを意味する。
要望180 西区、東区のような方角を使った名称より、地域の特色を生かした区名にしてほしい。例えば今の西区であればうなぎが名産の浜名湖から取って浜名区のような名称になるとアイデンティティが確立できて区の魅力も増すと思う。例えば元中区等になる区は西遠区、遠州区などの名称になってほしい。元浜北区、北区となる部分は元浜北市と3つの町から合併したため浜北区で良かったり、浜松の副都心を抱えるため副都心区などユーモアある名称になると良いと思う。
要望181・182・184 天竜区と他2区であれば、北区と南区が一番ふさわしい。南区という呼び方が、今まで市中心で別格だと考えている人たちが、難色を示すようであれば、中区でも問題はない。しかし、北区は絶対に他の名前では表すことはできず、北区である。
(同様の意見_外2件)
要望183・185・187・190 再編後の区のネーミングについて、浜北の皆さんは浜北の名にこだわりをお持ちのようだが、せっかく将来への希望を持っての再編であるので希望溢れる新しいネーミングの選考をお願いしたい。浜北は○○区浜北中瀬とか○○区浜北貴布祢で良いのではと考える。
(同様の意見_外3件)
要望186

遠州灘に面した最大区の名称は、全国的にも通用する分かりやすいものにしてほしい。現在の区名のように無機質な名称はやめてほしい。

私の推奨は「浜名区」である。
要望188 現中区を中心とした新A区(仮定)地域を「スズキ区」、C区を「ホンダ区」。
要望191

A区の名称は浜松区とか中央区が無難であるが、無味乾燥とした名称より、静岡市のように歴史や郷土を感じる名称が良い。

B区は浜北が副都心との理由で、名称は浜北区で場所も浜北に置こうと考えるのは旧引佐3町をないがしろにしてしまう。名称を浜北区とするなら場所は今の北区役所へ、場所が浜北なら北区または歴史や郷土を感じる名称にしなければバランスがとれない。浜北は広域合併市町村で唯一浜北市がそのまま浜北区となったため、浜松市に合併した気持ちが希薄である。浜松市全体や他区のことを考慮しなければ、再編は失敗で後世に遺恨を残す。

C区は他に考えられる方法はない。
要望193 これから区の名称がどうなるか分からないが、天竜区は変わらないので、そのまま天竜区であってしかるべきと思っている。経費を使わないでそのまま残していただければと思っている。

【市の考え方】今後の参考
新たな区の名称については、今年の6月頃から10月頃にかけて検討してまいります。名称の募集等については、市民の皆様にご参加いただくことを想定しておりますが、現段階で具体的な内容は決まっておりません。いただいたご意見は、今後の参考とさせていただきます。

要望194

わずらわしさ満載の地名変更など易々やるものではない、区の編成替えするにしろ地名だけは変わらぬ工夫があって然るべき。

【市の考え方】その他
ご意見として承ります。


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