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更新日:2022年5月25日

1区割り案(2)

区割り案の概要(意見数243件)

区割りの観点等(意見数73件)要望66件・質問7件

要望71

今のままか、もっとちゃんとした区割りにしてほしい。同じ町で、区が違うなどをやめてほしい。
要望72

学校区や自治会ができるだけ分割されないような案で進んでおり、配慮されていると感じる。

【市の考え方】盛り込み済
内定案では、現在生じている学校区の分割が解消され、自治会については、現在、区ごとに構成されている区自治会連合会のうち、北区が2分割されますが、現在50の地区で構成される地区自治会連合会の分割は生じません。

要望73

最終協議意見の中でもいずれにしても2区にしなければならない時が来るのではないかとのコメントがあったが、まだまだ将来へ区割りが見えてこないか。

【市の考え方】盛り込み済
再度の再編の検討については、現行制度では考えておりません。

要望74

区を減らして田舎に金を使うのは目に見えている。政令都市になってから住み難い市になった。
要望75

少子化より、高齢者増加社会を考えれば、区を増やして行動範囲内で行政現状維持すべきである。いや、逆に田舎は区画を増やすべきでは。

要望76

浜松市区割再編は今後百年の市政を見据えて行うべきである。将来へ禍根を残す結論は避けなければならない。

浜松は地勢上、天竜川水系と浜名湖水系から成り立っている。川勝県知事も年頭の挨拶で政治の基本は「治山治水」であると述べている。近年多発している異常気象による水害は多くの人の知るところである。台風19号による千曲川の氾濫は記憶に新しい。この時は日本海側に大きな被害をもたらしたが、天竜川水系に来ないという保障はない。南区でも大雨の度に馬込川、安間川、芳川周辺の住民に避難指示が出ている。いつ水害が起きても不思議ではない。今回の再編案は治山治水の観点から充分検討されているとは思えない。3区案(当局)が土木事務所の配置や防災の連携に関してもリーズナブルと考える。
要望77 区割りの妥当性が数値化されていないため、地域住民への説得力や根拠に欠ける。統合のメリットも人員削減以外に提示できていない。年内概略を裁定するなら早急に策定する必要性がある。
要望78 平成の大合併・現市長の初当選時に選挙権の無かった者としての意見であるが、区割り再編に際し浜松市の政令市移行時の記事を見た。「7つの特色ある区を持ったクラスター型都市」という文言を見た。前市長の考えであり市長が代われば方針も変わる。そのことは理解しているがどうしても自分の生活する浜松市の事とあって黙っていることができなかった。今回の区割り再編決定後、・三方原地区の旧浜松市としてのプライド・脱農業進工業・浜松まつりの管理と観光力強化・浜松市の中央に影響の小さい旧引佐郡の扱いに困ったなどさまざまなことを聞いた。自分には詳しい市政は分からないが、浜松で生活していると肌で感じる空気に信憑性を感じた。最終的な住民投票の前に市政に関わる政治家達の本音を聞きたい。一般市民には理解できない利害関係があり話せない事もあると思うがそれでも市民に政治家に行政にどのような影響が起きるのか本音を聞かせてほしい。
要望79 当初、浜松市行財政改革の一環として区の再編が浮上したと記憶する。増大する行政経費をどうやって削減したら良いのかという延長線上に区を再編し職員数を減らすことで行政経費の削減を図るべしとの行財政改革会議の当時の答申があったと思う。浜松財界人主導の会議はとかく経済的合理性(一般に利益のあるものは効率よく存続させ、利益にならないものは切り捨てる)を中心に据えがちで、利益を追求する企業の経営には有益でも、行政という利益追求型でない組織の方向性を委ねるには妥当ではないと思われる。

【市の考え方】盛り込み済
区再編については、平成31(2019)年4月に実施された区の再編に関する住民投票の結果を踏まえ、令和元(2019)年5月に市議会特別委員会において区再編の議論を再開し、令和2(2020)年9月28日の市議会全員協議会において、区再編の必要性について、全議員による投票を実施し、再編することが決定されました。
区再編は、短期的には組織の統合に伴う区長や各課長などの管理職の削減や、内部事務を集約することによるスケールメリットによる財政効果、中長期的には、人口減少や少子高齢化が急速に進み、社会が大きく変化することが予想される中、将来にわたって必要な行政サービスを維持・強化するため、条例で自由に設置できる組織を軸に、柔軟で効率的な市政運営が可能となる体制を構築することを目的とするものです。
特別委員会におけるこれまでの協議の主な経過や3区とした理由などについては、「浜松市区再編(案)参考資料」に記載しています。

要望80

決定したら早急に将来に渡って持続可能な3つの都市の展望を学識経験者、有識者、商工会議所・大学生、高校生で公開シンポジウムを開き、3区のビジョンをつくる。ビジョンに基づいて「戦略計画(事業計画)」を策定し市民の合意を求める。
要望81

区の再編に伴い、浜松市都市計画マスタープランの見直しをお願いし、副都心について提案する。副都心の意味は、都市機能を補完するのではなく分担するとしてほしい。(参考:東京都)3区の魅力を生かして一つの浜松という考えでまちづくりを考えてほしい。

(1)B区とC区はそれぞれ副都心とし、副市長を置くのが良いと思う。(2)B区については区の再編を契機に副都心の位置について検討していく必要があると思う。できれば区の中央付近に。

要望82

浜松市の将来を見据え検討された当改革案に、何ら異議を唱える者ではないが、当地に生まれ、当地で育った者として、これをチャンスに、日本一の浜松として「住んで良かった」と実感でき、日本中から称賛されるような、魅力ある浜松にしてほしいと思い意見を述べる。

今回のコメント実施の結果、5月に3区案に決まったとしても、将来を見据えた環境(土台)ができたということであり、やっと、スタート台に立てたと言う理解で、目的(目標)は、「日本一住みやすい浜松を創る事」にあると思う。したがって、移行するまでには、(ここは、たたき台的なもので有り熟考を要するものだが)移行までの準備(1)浜松市としてのスローガンをたてる。(2)各区は、スローガンを達成するための、区独自の実行(実施)計画を立てる。(A区・B区・C区とも、3者3様ユニークな展開で住みよさの追求は、わくわくするものであろう)(3)多くの市民も賛同し、その気になって、一緒に進める活動を展開する。

【市の考え方】今後の参考
いただいたご意見は、今後の参考とさせていただきます。

要望83

B区について、浜名湖、山間地、天竜川などあまりにも幅広い範囲を管轄するため、職員の配置においても非効率だと思う。

地形的に見ても三方原台地から下の天竜川流域とその他で地域、経済のつながりが薄い。現東区と浜北区を担当する東・浜北土木整備事務所の体制は、非常に効率的で普通河川や準河川などを管理する上でも地形的に都合の良い管轄割と思える。大学の先生も、地形要素が都市計画に重要だと言っておられる。旧浜松地域でまとめるより、奥浜名湖地域、三方原台地から天竜川地域、現天竜区の天竜川右岸を除く地域が防災面でも経済面でもつながりが強く、80万都市浜松のまちの発展に強力な行政のチカラを発揮できるのではないか。
要望85

私は移住者なので、「○○町」とあっても、全く見当がつかない。そんな私でも、今の区割りはとても分かりやすく、助かっている。だいたい、あの辺りのことなんだな、と見当がつくからである。再編案のように、おおまか過ぎる区割りでは何処の事を話しているのかさえ不明になる。様々な大人の事情もあるだろうが、移住者にも優しい区割りをお願いする。

【市の考え方】盛り込み済
市議会特別委員会における区の線引きの検討については、国土縮図型といわれる本市の多様な地域特性や区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、都心部が広がる沿岸部を含む地域である中区、東区、西区、南区、北区の一部をA区、都心部の外環部に当たり、産業と自然環境に恵まれた内陸地域で、地勢、歴史・文化、農業、交通まちづくりに共通項目が多い北区の一部と浜北区をB区、広大な森林面積を有し、地球温暖化対策や水源涵養など多面的な役割を担うC区のまとまりとすることで、地域課題への対応や地域資源を生かした施策が期待できると結論付けられました。こうしたことを踏まえ、内定案としてお示ししたものです。
なお、特別委員会におけるこれまでの協議の主な経過や3区とした理由などについては、「浜松市区再編(案)参考資料」に記載しています。

要望84

三方原町がA区に入っているが、聖隷三方原病院は現在の北区の基幹病院である。A区に超急性期病院が集中し、B、C区の基幹病院がなくなるというのは不安が大きい。医療体制の観点からも検討してほしい。

【市の考え方】その他
救急医療体制(初期救急、二次救急、三次救急)については、静岡県保健医療計画で医療機関毎の役割分担が定められており、居住区により受け入れ体制が変わるものではないため、区再編による影響が生じることはありません。

質問9

三方原地区には医療機関、保育所が多くあり依存しているが、区が違うことによる手続きなどの影響がでないか。

【市の考え方】その他
医療機関については、静岡県保健医療計画で医療機関毎の役割分担が定められており、居住区により受け入れ体制が変わるものではないため、区再編による影響が生じることはありません。
また、保育に関する手続きや相談については、本庁の保育相談センターで一元的に取り扱っています。区役所や行政センター庁舎内の窓口や自宅からビデオ通話によるオンライン相談も可能ですので、区再編による影響が生じることはありません。

要望86~98

質問10

中区が大きくなることで、旧浜松市域以外の地域振興が心配される。平成の大合併・政令市移行以来、周辺地区の住民は、自分たちの住む地域の歴史・文化・伝統を守り、継承していくことができるのか、ずっと心配してきた。浜松のお祭りは「浜松まつり」だけではない。佐久間も水窪も春野も三ヶ日も弁天島も渋川も、すべて浜松の中心である。すべての地区の人々が、どこに住んでいても浜松市民として地域文化を守り、誇りを持って幸せな暮らしをしていける行政(施策)を行ってほしい。

区再編は浜松市の再生のためであると思う。いくら区が良くなったとしても、浜松市全体の進展につながらなければ意味をなさない。広大・肥沃で個性的な地域で成り立つ大浜松市、他都市では見られないほどの有益な都市運営を多く見てもらうために、区のスタンスから市のスタンスの両分野に視点を立て直すことを願っている。

(同様の意見_外12件)

【市の考え方】今後の参考
区再編(案)は、市議会特別委員会において、国土縮図型といわれる本市の多様な地域特性や区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、都心部が広がる沿岸部を含む地域である中区、東区、西区、南区、北区の一部をA区、都心部の外環部に当たり、産業と自然環境に恵まれた内陸地域で、地勢、歴史・文化、農業、交通まちづくりに共通項目が多い北区の一部と浜北区をB区、広大な森林面積を有し、地球温暖化対策や水源涵養など多面的な役割を担うC区のまとまりとすることで、地域課題への対応や地域資源を生かした施策が期待できると結論付けられました。こうしたことを踏まえ、内定案としてお示ししたものです。
区再編における協議においては、地域コミュニティの核となる地区自治会連合会、学校区は分割しないことを区再編の協議の前提条件とするとともに、住民に身近なサービス拠点である協働センター等の正規職員の数を増やし、自治会活動などコミュニティ支援を充実すること、地域課題について議論する協議会を2層化し、地域の声を行政に届ける仕組みを構築することを提案しています。
本市は合併以降、国土縮図型といわれる多様な地域特性を強みとし、FSC認証材の活用や歴史資源を活かした観光誘客などに取り組んでまいりました。再編後においても、こうした地域の多様性を生かした市政運営を進めてまいります。

要望99

もともと現在の区割りは地元のエゴを忖度して、実情は市全体では不合理である。誰しも近所に公共施設があったら便利だが、それよりも都市交通を抜本的に見直すべきである。市の中心部にTRD、過疎地にコミュニティバス、富山市や青森県の津軽半島を見学してはどうか。
要望101

高齢者社会なので交通網の整備も必要である。シニアの方達が安心して活動できるように再編して良かったと言えることを願っている。

【市の考え方】その他
現状、本市では、利用者の減少や大型バスの運転手不足により路線バスの退出や減便が進んでおり、公共交通サービスを継続するためには、既存の鉄道やバスを最大限活用していく必要があります。今後も、移動ニーズの高まりや、まちづくりの進展にあわせ、公共交通網について検討を進めてまいります。

要望100

市街化調整地域内の人口減少歯止め・増加策の実施。(集落内の居住地区の宅地転用、売買の弾力的な運用)

【市の考え方】その他
本市は、浜松市総合計画の基本計画に示す「コンパクトでメリハリの効いたまちづくり」をまちづくりの基本的な考え方とし、人口減少に対応した都市のコンパクト化を推進しています。市域全域での人口減少が見込まれるなか、市街化調整区域については、無秩序に都市的な土地利用が拡散しないよう、地域コミュニティの維持や災害リスクなどを総合的に勘案して、適正な土地利用を誘導していきます。

要望102

全市的に区の再編を行うことしか議論されていないが、企業の立地場所(住所)を中区にしたいとか、過去の地域的なつながりで現状に問題があるなど、地元からの要望や特別な課題があれば、一部地域のみ区域を変更するなどの柔軟な対応をするような選択肢を作ってはどうか。

【市の考え方】その他
区再編は、短期的には組織の統合に伴う区長や各課長などの管理職の削減や、内部事務を集約することによるスケールメリットによる財政効果、中長期的には人口減少や少子高齢化が急速に進み、社会が大きく変化することが予想される中、将来にわたって必要な行政サービスを維持・強化するため、条例で自由に設置できる組織を軸に、柔軟で効率的な市政運営が可能となる体制の構築を目的としていることから、全市的に行う必要があると考えています。

質問11

現在、自治会連合会は7区の単位であり、再編後もこの体制を変えないということになっているが、再編により三方原地区がA区に入った場合、13地区を14地区に増やして運営するのか。現段階で決定していることはあるか。

【市の考え方】その他
自治会連合会の意向を尊重してまいります。

要望103

区の再編については、失礼な言い方であるが、やっとここまで来た。ご苦労されたことに敬意を表する。これからの市政運営を説明いただき、きめ細かく配慮がなされていると考えている。

行政の資源(ヒト・モノ・カネ・情報)をA・B・C区が抱える生活上のリスク対応のために配分するに当たり、誰も取り残さない・積み残しを作らないという観点から、細かい配慮をお願いしたい。防災・土木・福祉行政のどの分野でも同様である。特にC区・北遠については人口密度から見ても職員の負担が大きい。取り残さない・積み残さない観点での行政資源の配分をお願いしたい。
要望104

3区長会議、区長・行政センター長会議、5行政センター長会議、住民組織と区長・行政センター長による会議、住民組織と行政センター長による会議

要望105 区編成により、自治体の仕事が今以上に増えるのではないかと危惧している。各自治体組織を大きくしないと機能しなくなるのでは・・
要望106

いくらこれまでの協働センターで行政サービスが受けられると言われても区役所が遠くなり公共交通機関から考えても不便であり不安要素である。区の再編をするのであれば「これまで通りの行政サービス」が受けられるのは当たり前の話でそれプラスさらに「より良い豊かな社会システム」や「時代に合わせた変化」「多様な選択肢」ができることをもっとアピールしてほしい。

例えば「三ヶ日から浜北までバス一本通します」と動いてくれれば区役所に行く面で利便性ができるだけではなく、三ヶ日には高校がないので中学生からすれば浜北の高校も進学の視野に入る。(実際に知り合いの子供で三ヶ日から浜北の高校に通いたいという子もいる)

私は30代前半だが同世代や後輩に説明会に行かないかと声をかけても「どうせ行って発言しても何も変わらない」と言って参加することすらしない。実際に「行政は何も変わらない」と思われている。しかし本当はもっと変えてほしいことがたくさんある。区の再編の内容は正直住民の不安の本質ではない。「これまで通り」はなく、「どのように変化していくのか、より良い社会に変化したのか」をやってほしいし、説明会ではそれを聴きたいし聞いてほしい。
要望107 区再編に当たり庁舎の統合利用も議題かと思う。現行の市役所庁舎の老朽化(特に北館)を感じている。これは職員のモチベーション、労働環境にも影響を与え、加えてデジタル推進の阻害にもつながるかと想定している。そこで、市中心部の活性化と低炭素社会を合わせて目指し、中区鍛治町の松菱跡地に中区役所(または市役所本庁舎)を移転し、可能であれば、オフィスビルとして上層階にスズキ株式会社本社、ヤマハ株式会社本社、ヤマハ発動機株式会社本社、浜松ホトニクス本社、各ベンチャー企業などを移転誘致し、浜松の次世代産業中心拠点として統合的なオフィスにしてはどうか。中心街の活性化になると共に、世界的な産業の中心になると思う。合せてMaas化やデュアルモード社会に向けたデジタル基盤になる。空想的な案であるが、浜松市の発展になれば幸いである。
要望108 あれほど議論された「浜北駅を中心とした副都心を核とした浜北区」の文言がまだ使用されている。確かに2007年・2008年に議論されているが、これは平成の広域合併それに続く政令市移行を意図した合併論のなかでの話であり、今回の区再編を機会に、「都心部」・「副都心部」の差別的表現は無くすべきである。実際指定されていない他地区の住民感情も考えるべきである。なぜここまでこだわるのか理解できない。商業施設は天竜区を除き各区恵まれている。再編を軸に、各区・各地区の特色・特性を生かした各産業・文化・文化遺産・観光等で街づくりを行えばよい。
要望109 将来的人口60万人を想定し、コンパクトシテイ化の必要がある。副都心化云々ともいわれるが60万人の政令都市に不必要。都市機能が分散化され、発展が阻害され、又市外から私的、公的所用で来浜した者の利便性を考慮しないと来浜者の魅力も奪われる。浜松駅を降りた来浜者に、さすが政令市浜松市かと思わせなければならない。中心部は、行政の中心と各種展示場・大規模多目的会議場・多目的演奏会場等の整備が商業施設より必要。(駐車場は不必要)観光客は、中心部・郊外それぞれ魅力ある場所に誘導する必要ありと思慮する。どこの城下町都市もそうであるが、浜松駅とお城(市役所・浜松城址)間を中心とし放射線状に都市を発展させ各地区の良さを伸ばす。それが、区再編成後の大前提と思う。今となって商業施設の中心部集中でなく分散化は、良い結果となっている。
要望110 何時までも過去を振り返っていないで前を向いて進もう。これからの「全ての市民が笑顔で迎えられる未来都市浜松創造」を考え実行する事で、今、行政が取り組むべき最優先課題は、少子化対策である。子孫繫栄・少子化対策には特効薬はない。家族で、地域で、職場で、ワークショップを開催して、官民一体になって、浜松市の未来を切り開く少子化対策を考える必要がある。40年後の西暦2060年は、日本の人口は半減するとの予測がある。何も対策を講じないで、現状のまま手を拱いていては、残念ながら浜松市の人口も40万人を割り込んで、最悪な結果が待ち受けているのだろう。人口減少は絶対に止めなければいけない。生産人口は大きく割り込み、特にデジタル化では解決ができない、医療従事者、農林水産従事者等のエッセンシャルワーカーは大幅に不足し、浜松市の生活基盤は機能不全に陥る可能性もある。どんなに素晴らしいデジタル化都市機能を創設しても、必ず中心に市民が居なければならない。人口が増加し都市機能を満たしている都市は、東京圏、名古屋圏等僅かな地域であり、過疎化が全国的で一層深刻化すると予測される。過疎地域においては既に、若年者のみならず高齢者の人口も減少する局面へと入りつつあり、都会へ流出する人材を育成するだけの浜松市ではいけない。浜松に生まれ、浜松で育ち、都会で学び、浜松で仕事をして、浜松で家庭を持ち浜松で生活をする。都心からの移住者の促進をして、人口増加促進をしよう。
要望111

浜松市の中心部の中区と北部の天竜区で人口減少幅が大きい。中心市街地の人口減少は、アクトシティ都市計画が旧市街地を分断・衰退、大手メーカーの工場閉鎖や縮小、顧客の減少による中心市街地の空洞化が主因だが、80年代に公共事業や区画整理等の開発事業や「規制緩和」を行った。そしてバブル経済期や不況期にも需要創出の名目で道路建設・拡幅・延伸が相次いだ。そうした車社会の拡大により、ロードサイドショップの進出が相次いだ。

つまり、浜松市および周辺地域の幹線道路建設が進んだことによる、ロードサイドショップの進出が中心市街地の衰退を招いた一因なので、大型店舗が郊外に進出したのは、その延長線上に過ぎない。浜松市は自動車に依存する「自動車社会」が確立されたが、大型店の郊外進出だけが中心市街地を衰退させた一因ではなく、自動車社会が中心市街地の衰退を促進させた一因であるということも考えられる。

コロナウイルス騒動の中では冷静に判断できないから、コロナウイルス騒動が落ち着き、市民の平常な日常生活が戻り、経済活動も平常に戻り、騒動以前の姿に落ち着いてから最善の解決策を検討することに着手する事である。今は落ち着いて最善解決策の検討の検討を一緒に考えよう。

起案者が正しい政策と信じて進めた施策だが失策もある。その都度担当職員が責任を取っていたら市役所の事業政策は成り立たない。優秀な就職希望者も少なくなる。もっと市民を信用して、そして正しい現状の市政の情報を開示してほしい。

市政が破綻したら一番困るのは市民であるから、浜松市の担当職員だけに責任を負わせてはいけないのである。本当に責任を取らなければいけない人は別にいるが、市民にも責任の一端はあるのだから、市民に本音を打ち明けよう、そして結果について市民も責任を負う必要がある。

人類の一番大切なことは、子孫繫栄である。浜松市の長所・遠州灘・天竜川・天竜美林・浜名湖・佐鳴湖等々自然環境が豊富、音楽の街、凧揚げ祭りと自然環境遺産、文化遺産は他の2市・8町・1村の事を我々は何も知らないのだから、お互いを深く知り、お互いの歴史文化を体験して、お互いを尊重し合い、子々孫々が平成の市町村合併をしてくれて良かったと、全ての合併、市町村の市民が思ってもらえ、特に合併に協力・承諾してくれた、浜松市・浜北市・天竜市・雄踏町・舞阪町・細江町・引佐町・三ヶ日町・春野町・佐久間町・水窪町・龍山村の3市・8町・1村の全ての市民・町民・村民に、後悔をさせない合併して良かったと喜んで頂ける、輝く未来の浜松市の姿を描こう。

そして、新しく浜松市に加入された浜松市民との交流会の開催も検討願う。絶対に諦めない事が大切で、成功するまで頑張れば、絶対に失敗はない。
要望112 この半年間の市民の意見は市全体を考えた発言が少なく、「合併前の旧市町村及び旧区の地元良かれ主義」的の発言が多かったことは誠に残念であり大いに反省すべきである。
要望115 他市の首長経験者が、行政は最大のサービス産業であり、地域の大小にかかわらず何人にも公平で公正なサービスをしなければならないと言っている。人口規模の違い、数による発言の力によって地域格差や不平等は絶対にあってはならないということである。今回の再編により、市全体がますます活性化されるよう、明るい豊かな社会を目指すことは多くの市民の願いでもあり、浜北はその一翼を担うよう今後も努力し頑張ってまいりたい。

【市の考え方】その他
区再編は、短期的には組織の統合に伴う区長や各課長などの管理職の削減や、内部事務を集約することによるスケールメリットによる財政効果、中長期的には人口減少や少子高齢化が急速に進み、社会が大きく変化することが予想される中、将来にわたって必要な行政サービスを維持・強化するため、条例で自由に設置できる組織を軸に、柔軟で効率的な市政運営が可能となる体制の構築を目的とするものです。
なお、副都心は、浜松市が平成21(2009)年に浜北副都心構想を策定し、位置付けたもので、再編後も変わるものではありません。

質問12

地域の文化について、12市町村合併により文化が失われつつある中、再編によりさらに失われる可能性がある。その点をどう考えているか。
要望113

再編は別にいいが、少子高齢化を見据えるではなく如何に地元離れや少子高齢化を防ぐかという案を出してほしい。私が小学生の時に賑わっていた三ヶ日祭りは浜松市に入ってから廃れ今では数えるほどの参加者や花火大会でも賑わいをなくした。浜松市になってから田舎の小さい町はいい事がない。住民税が高くなっただけで恩恵もなくただなくなるのを待つのみ。

【市の考え方】今後の参考
12市町村が合併した本市は、多様性に富み、歴史的背景も地理的状況もさまざまです。こうした地域ごとの課題に対応するため、住民に身近な協働センターを地域活動の拠点とし、住民皆様と一緒になって地域づくりを進めています。また、協働センターのコミュニティ担当職員は、地域の中核である地区自治会連合会の会合へ出席したり地区内の催しなどへ参加したりして、良好な関係づくりに取り組んでいます。こうした協働センターを拠点とした地域づくりを十分に機能させ、地域特性を生かした市政運営を進めてまいります。

質問13

12市町村の合併にもかかわらず、たったの3区にして、地域コミュニティが維持できるのか。

【市の考え方】盛り込み済
地域コミュニティの核となる地区自治会連合会、学校区は分割しないことを区再編の協議の前提条件とするとともに、再編にあわせ、住民に身近なサービス拠点である協働センター等の正規職員の数を増やし、自治会活動などコミュニティ支援を充実すること、地域課題について議論する協議会を2層化し、地域の声を行政に届ける仕組みを構築することを提案しています。

質問14

激変する社会経済状況や市民ニーズへの対応について

浜松はホンダ・ヤマハ・カワイ・スズキなどの創業者の発祥地。オートバイ・楽器・繊維の三大産業で栄えた街である。昭和時代は日本国内の社会経済が急速に発展し、平成時代の2000年を過ぎると世界中が変化の渦中に巻き込まれるような、新たな産業革命の時代を迎えている。まさに激変する社会経済状況である。

社会経済状況の変化について浜松市を調べると、中央に百貨店は1店舗のみ、大型複合店舗は郊外に移転して、至るところにコンビニエンスストアがある。中規模の各種店舗が点在して、物流関連や高齢者関連の建物が増えている。そして、太陽光パネルは計画性の無い設置が各地で見られる。反面、遠方とのアクセスとなる浜松・浜松西・三ヶ日IC付近の開発は殆ど進まず、地域密着の八百屋や魚屋、肉屋、電気店、文具店、小物雑貨店と呼ばれるような小売店舗はほとんど姿を消している。

参考資料7ページ、3区とする主な理由として、「地域の多様な産業資源、歴史的遺産、風土風習を生かした都市づくりを目指すことが必要である。」(特別委員会における委員発言より)とあるが、具体的な構想はあるのか。

旧浜松市・旧浜北市には昭和47年に作られた都市計画法がある。同法の区域区分、市街化区域と市街化調整区域や各用途地域・都市計画道路・公園などは50年前に描かれた計画図である。この都市計画図は激変する社会経済状況や市民ニーズへの対応ができているか。

【市の考え方】その他
地域の多様な産業資源、歴史的遺産、風土風習を生かした都市づくりの構想については、浜松市の最上位計画となる浜松市総合計画基本計画において、「世界・地域をツナグことで、本市の強みである自然や産業、文化などの多様性を活かした取り組みを進めて、未来への架け橋を築きます」と定めており、そのほか、各分野の個別計画(はままつ産業イノベーション構想、浜松市文化振興ビジョン、浜松市歴史的風致維持向上計画等)において基本方針や基本戦略を定めています。
都市計画については、社会経済情勢や市民ニーズ等に対応するため、5年毎に実施する都市計画基礎調査に基づき、区域区分等の定期的な見直しを行うとともに、必要に応じて新たな都市計画決定、変更及び廃止を行い、毎年度更新している都市計画図に反映しています。

質問15

3区の表示の仕方はA区、B区、C区となっているが、1区、2区、3区でもいいと思うが、その表示について議論があったのか。

【市の考え方】その他
資料の作成に当たり、数字でお示しした場合に区の数と混同することも考えられるため、便宜上、仮に南からアルファベットを記号として使用しました。

要望114

ただでさえ、雄踏町は斎場増設問題でやっと前向きな検討に漕ぎ着けてきた矢先に、区再編問題が再浮上化し、蓋を開けてみたら既に区割りができ上がっており、公表段階であった。これでは、私が思う処の「見せる化」が何もできていない事になる。(結果を公表した・・・にすぎない)市当局の「見える化」「見せる化」を市民に具体的に提示してほしいものである。

現状のままで進むと、雄踏町は火葬場だけが大々的に存在するいわゆる「火葬場の町」「死の町」と化してしまう。ここ10年の間は火葬場もあり区役所もありで、相応にステータスができ上がりバランスがとれてきた。どうか、雄踏町が「火葬場の町・死の町」として取り残されないように具体策を打ち出してほしいと強く願う。

【市の考え方】今後の参考
いただいたご意見は、今後の参考とさせていただきます。
なお、本件については、区再編とは別に斎場再編の進捗の中で対応を検討します。

要望116~120・123~128

新3区案を採用してほしい。
区割りは今まで見た中で一番良いと思う。
各区の住民感情や、30年後、50年後、100年後を見据えた上での考え方でみるといい区割りかなと思う。

(同様の意見_外8件)

【市の考え方】その他
ご意見として承ります。

要望122

再編は合理化であり極力コスト減少を図らなければならないので、小異を捨てて大同につく2区案がベストで、住民投票前に浜北区が別途と言い出さなければ、すんなり2区でまとまったと考える。今更変えようとすれば再編が先延ばしになるので、仕方なく3区案を容認する。

【市の考え方】その他
ご意見として承ります。

要望121

浜松市区再編(案)に100パーセント賛成である。区割り案は、最も理想的な案に帰結したと思う。特に、B区の区割りが完璧である。北区の都田町は、歴史的にも産業や地理的にみても細江・引佐・三ヶ日と同じ区になるのが合理的である。また、浜北区も同様に細江・引佐・三ヶ日と同じ区になるのが合理的である。この区割り案で進めるのが最も良いと思う。そもそも、政令指定都市になる時の区割りが間違っていたと思う。東区在住だが、なぜこんなに小さい区を作り、区役所まで新設することに大変疑問を持っていた。やはり、思っていた通り区の見直しが必要になってしまった。
要望129

私が浜北に住んで40年になる。浜北市に転入し、浜松市になって浜北区になった。結局、浜松市、浜北市、天竜市が区になり、大きな浜松市になったのだと思う。政令都市のメリットを活かして元の3市が協力をして新しい浜松市を創っていけば良いと思う。

要望130

3区に再編成するという案にはおおむね賛成である。

だが、この案の中に、天竜区を始めとした山間部森林整備や野生動物への対応があまり盛り込まれていないように感じる。猿や熊の人里への侵入が増加傾向にあると感じるので、これらの事象に対する対策を含めて検討していくほうが良いのではないか。
要望131

できれば3区案に賛成である。

区の再編は行政のスリム化には必要な事だと思う。2区または3区になっても、できるだけ行き届いたサービスを期待する。それが電子化推進になるのは仕方ない事だと思う。「教育」「福祉」をできるだけ優先してほしい。
要望132 新3区案に賛成する。これまで候補になっていたどの案より現実に沿った良い案かと思う。これまでも南区役所を利用することはほとんどなく、近くの市民サービスセンターで十分である。市政の合理化を進めてもらい、交通事故の少ない住みやすい市にするよう税金を使ったほうが良いかと思う。とにかく無駄のない市政に取り組んでいただけるよう切望する。
要望133 天竜区を単独で1つにする2区案か、天竜区と浜北区を残し、他をまとめる3区案が適当であると思うが、新3区案で内定したのでやむを得ないと考える。浜北と他の区域はいろいろな面でつながりに乏しく、地域性・人間性も異なった点が大きいので一つにまとめる努力が相当大変であると思われる。
要望134 先に示された議会特別委員会の3区案を妥当とする理由を別の観点から述べる。国土縮図型都市といわれる浜松市を俯瞰すると中、東、西、南、北各区の都市部と天竜区の中山間地域さらに浜北区と北区一部の都市と中山間地の混在地域となる。人ロバランスは理想と言えないが、再編効果の効率性に加味し、それぞれの地域特性を生かした浜松市の政策推進が期待できると思う。都市機能や中山間地域、その混在地域を併せ持つ浜松市は他の都市に比べユニークな存在である。今日の日本社会のように東京一極集中とならないように、浜松市の3区が地域の特性を生かしバランスよく発展することを願う。
要望135 将来の浜松というものを見据えた中でやってほしい。ここまで進んできたので、区の再編が前進することを心より願っている。
要望136 2年半に43回という会議を重ねて、紆余曲折あったが最終的にこの3区案が内定し、非常によかったと思っている。委員各位には大変な心労があったと斟酌するが、まだまだこれから最後の詰め、決定事項が山積しているので、引き続きゴールに向けて検討をお願いしたい。

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