緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

更新日:2022年5月25日

1区割り案(1)

区割り案の概要(意見数243件)

内定の経緯・理由(意見数18件)要望15件・質問3件

要望1~13

質問1

突然11月26日の新聞で「市議会新3区案で合意、市長も行革委も賛同する」と報道され、12月7日に内定が発表された。この唐突な流れに、それまでの説明は何だったのか。住民無視に当てはまる。納得できない不満がある。

決まったことでやむを得ないが、2区案が特別委員会ではかなり出ていたのが、急きょ3区案が出たのがしっくりしない。3区案にしたときのメリット、条件として交通網とあるが、引佐では、浜北へ行く遠州鉄道のバス路線は一本もない。しいて言えば、天浜線は三ヶ日から浜北まで通っており、将来的に維持して市がテコ入れすればいい手段だと思う。浜松駅に向かっていく方向は257号で、浜北は152号であり、市の都市計画の中で路線網をつくっているにもかかわらず、それを横断するような区再編の理由付けになっている。ここの説明をお願いしたい。

(同様の意見_外12件)

【市の考え方】盛り込み済
市議会特別委員会における協議の経過について、まず、区の数を決定するため、令和3(2021)年11月12日の委員会で、区の数が2区・3区・4区となった場合の状況を想定し、各委員が25の条件項目を5段階で評価したものを5つの比較項目に落とし込み、レーダーチャートを作成しました。この評価結果や、令和3(2021)年9月から10月にかけて行った区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、行財政改革及び住民に身近な行政区の強化や地域特性への配慮を総合的に判断し、区の数を3区とすることが決定されました。
次に、市議会特別委員会における区の線引きの検討については、当初の区割り案たたき台13案に含まれる3区案に立ち返るとともに、国土縮図型といわれる本市の多様な地域特性や区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、都心部が広がる沿岸部を含む地域である中区、東区、西区、南区、北区の一部をA区、都心部の外環部に当たり、産業と自然環境に恵まれた内陸地域で、地勢、歴史・文化、農業、交通まちづくりに共通項目が多い北区の一部と浜北区をB区、広大な森林面積を有し、地球温暖化対策や水源涵養など多面的な役割を担うC区のまとまりとすることで、地域課題への対応や地域資源を生かした施策が期待できると結論付けられました。こうしたことを踏まえ、内定案としてお示ししたものです。
また、交通網については、B区としたエリアには新東名高速道路、三遠南信自動車道、国道362号・257号、天竜浜名湖鉄道、遠州鉄道などの道路鉄道網があり、拠点と拠点とが結ばれていることが主な選定理由になっています。
特別委員会におけるこれまでの協議の主な経過や3区とした理由などについては、「浜松市区再編(案)参考資料」に記載しています。

要望

14・15

3区の区割り案に賛成する。各自治会からの意見吸い上げ、自治会役員、連合自治会役員の検討など、議論を尽くしての成果と聞いている。手順を踏み、反対意見も精査してのプロセスがある。関係者は自信を持ち、実現を図ってほしい。

(同様の意見_外1件)

【市の考え方】その他
ご意見として承ります。

質問2

区の再編の必要性には疑問である。前回の住民投票で「区割見直し」の決議になったが、その「見直し」の結果で「必要」となったのか。「区割見直し」=「区割の変更」と都合よく解釈していないか。どういう過程で「再編する」となったのは何を見れば分かるか。

【市の考え方】その他
区再編は、平成31(2019)年4月7日に行った区再編に関する住民投票の結果を踏まえ、令和元(2019)年5月30日に市議会特別委員会において区再編に関する議論が再開され、令和2(2020)年9月28日の市議会全員協議会において、議会全体として区再編が必要であると結論付けられました。特別委員会での協議内容の詳細は、市議会ホームページをご覧ください。
(https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/gikai/gyouseikusaihen.html)

質問3

25の条件項目の中で、「地域住民の思い」や「市民生活への影響や支障」などあるが、本当に達成した上で検討しているのか。今回の区再編により、北区については、影響があるはずであり、区民の中には「騙された」と感じている人もいると思う。

【市の考え方】案の修正

市議会特別委員会では、区の数の決定に向け、区の数が2区・3区・4区となった場合の状況を想定し、各委員が25の条件項目を5段階で評価し、レーダーチャートを作成しました。その結果、「地域住民の思い」については、2区36点、3区35点、4区31点、「市民生活への支障や影響」は2区33点、3区37点、4区41点となりました。こうした評価結果や令和3(2021)年9月から10月にかけて行った区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、特別委員会において総合的に判断し、区の数と線引きが結論付けられたことを踏まえ、内定案としてお示ししたものです。寄せられたご意見により、案の参考資料を追加しました。
《修正内容》
(修正前)

浜松市区再編(案)参考資料_特別委員会における協議内容について
(2)区割り案内定までの工程
P.5_◆5つの比較項目と25の条件項目による比較検討(評価作業)の記載なし
(修正後)
3案の比較検討(評価作業)レーダーチャート(令和3(2021)年11月12日市議会行財政改革・大都市制度調査特別委員会資料)を追加

B区に関すること(意見数37件)要望34件・質問3件

要望16

浜北が三ヶ日、引佐と合併する利点が見当たらない。浜北はそもそも税金が上がっただけで、浜松市に合併する理由も無かった。三ヶ日、引佐と同じ区割りにする浜北のメリットを明確にしてほしい。
要望17

旧浜松市から都田地区のみが分離される。浜松駅を中心とした交通網、人流となっており、浜北地域とは今まで交流がない。旧引佐3町とは同一区で交流が図られてきた。旧引佐3町は旧町毎のやり方を踏襲した面もあり、合併後16年経過しても旧浜松市の都田地区と違うやり方が存在する。(防災無線運用、防災、消火栓運用、健康又は保健センターなど)一番つながりが強い三方原地区との連携が希薄となり、共通的な課題・問題の洗い出し、対応が遅れる可能性がある。都田地区の防災無線は避難所に設置されたが、常葉大学周辺では聞こえない。旧引佐3町は集落ごとにほぼ設置されている。

都田地区のテクノポリス周辺は開発が進み住宅も増加傾向。常葉大学周辺は市街化調整区域で新たな転入が難しく人口が減少傾向(限界集落の可能性大)であり、地区内の集落毎の格差が拡大している。バス通勤・通学等がバス本数の大幅な減によりできなくなり、40歳代以下の人の他地域への転出が目立つ。

【市の考え方】盛り込み済
市議会特別委員会における区の線引きの検討については、国土縮図型といわれる本市の多様な地域特性や区再編協議の中間報告でいただいたご意見等を踏まえ、都心部が広がる沿岸部を含む地域である中区、東区、西区、南区、北区の一部をA区、都心部の外環部に当たり、産業と自然環境に恵まれた内陸地域で、地勢、歴史・文化、農業、交通まちづくりに共通項目が多い北区の一部と浜北区をB区、広大な森林面積を有し、地球温暖化対策や水源涵養など多面的な役割を担うC区のまとまりとすることで、地域課題への対応や地域資源を生かした施策が期待できると結論付けられました。こうしたことを踏まえ、内定案としてお示ししたものです。
なお、特別委員会におけるこれまでの協議の主な経過や3区とした理由などについては、「浜松市区再編(案)参考資料」に記載しています。

要望

18~23

一般市民があえて区役所へ行かなくてはならない用事はそれほど多くないのかもしれないが、そんな中でも鉄道網、道路整備等、区役所へのアクセスに関して再編後の整備に力を入れてほしい。
(同様の意見_外5件)

【市の考え方】今後の参考
市議会特別委員会における区の線引きの検討では、交通網について、B区としたエリアには新東名高速道路、三遠南信自動車道、国道362号・257号、天竜浜名湖鉄道、遠州鉄道などの道路鉄道網があり、拠点と拠点とが結ばれていることを主な選定理由の一つとして区の線引きが結論付けられました。こうしたことにより、内定案としてお示ししたものです。いただいたご意見は、整備の必要性や今後の交通のあり方を検討する上での参考とさせていただきます。

要望24

今後は、北区の一部地域と浜北区が一つの区になる。北区の住民が浜北駅や浜北区役所方面に行きやすくするために、浜北駅方面行きのバス路線を新設させる必要がある。(特に浜北区に隣接している新都田・都田地区と浜北駅を結ぶバス路線が必要)

【市の考え方】今後の参考
浜北駅と新都田・都田地区を結ぶバスにつきましては、令和4(2022)年度から実施するパーソントリップ調査で移動実態の把握や将来交通の需要などを予測すると共に今後の道路整備の状況を鑑み、運行に向けた課題整理を行ってまいります。

要望25

交通について現在引佐はみどりバスを運行しているが、再編後弱者交通手段として区役所まで運行系体を変える事を要望する。

【市の考え方】今後の参考
引佐みどりバスの運行内容については、地元住民、交通事業者、市(区役所)などで組織される地域交通検討会で検討してまいります。

要望26~34

質問4・5

B区は東西の交通の便が悪く車以外の区役所への移動に不安を感じる。その辺りはどう対策するのか。

北区の住民は広範囲であり、交通網が段々減っている。高齢者の運転免許の返納が奨励されている昨今だが、若い人と同居ができる人ばかりではない。「区役所」が遠くなることをカバーできる施策を検討してほしい。

(同様の意見_外9件)

【市の考え方】盛り込み済
再編の協議の前提条件である「市民サービスは低下させない」を踏まえ、再編後も現在のサービス提供体制を維持することを基本とし、区役所とならない旧区役所庁舎を「行政センター」として、区役所と同じサービスを提供します。

要望35

東西交通の充実について、天浜線都田駅~都田音楽ホール~遠鉄浜北駅(区役所)のバス交通を1時間1本以上を希望する。
要望36 浜北と北区を結ぶ公共交通機関について、具体的には浜北駅前から新都田を結ぶバス路線の新設であるが、これは、浜北の民間団体で構成する「副都心にぎわいづくり協議会」のバス路線部会でここ数年取り上げてきた問題であり、新都田に市民音楽ホールもできたことから、ぜひ実現してほしい。交通政策課も承知していると思うが、早急にスピード感をもって実現できるような方向性でお願いしたい。

【市の考え方】今後の参考
浜北駅と新都田・都田地区を結ぶバスについては、令和4(2022)年度から実施するパーソントリップ調査で移動実態の把握や将来交通の需要などを予測すると共に今後の道路整備の状況を鑑み、運行に向けた課題整理を行ってまいります。

質問6

合併後、「一つの北区に」と「北区deまつり」や「北っこ」「まちづくり協議会」など、知恵を出し合い、努力でここまでつくりあげてきた。今度は北区を2つに分断では乱暴なやり方。地域のコミュニティ活動など積み上げてきたものをどう考えているのか。これまでの努力は、どうなるのか。

【市の考え方】その他
区再編は、短期的には組織の統合に伴う区長や各課長などの管理職の削減や、内部事務を集約することによるスケールメリットによる財政効果、中長期的には人口減少や少子高齢化が急速に進み、社会が大きく変化することが予想される中、将来にわたって必要な行政サービスを維持・強化するため、条例で自由に設置できる組織を軸に、柔軟で効率的な市政運営が可能となる体制の構築を目的とするものであり、これまで培われてきた地域コミュニティを壊すものではありません。本市は合併以降、国土縮図型といわれる多様な地域特性を強みとし、FSC認証材の活用や歴史資源を活かした観光誘客などに取り組んでまいりました。再編後においても、こうした地域の多様性を生かした市政運営を進めてまいります。

要望37

参考資料3ページの3、学校区・自治会に関することを指し示し、自治会長、自治会連合会が三方原地区がA区に入りたいと言った旨を聞いた。友人・知人に聞いたが初生・根洗・東三方等で住民に説明会や回覧板が回り、確認した形跡は全くない。自治会長・自治会連合会が勝手に住民の意見を聞かず、進めるのは全くおかしい。私の知人が知らないだけなら町内ごとにいつ何時どういう方法で説明なり了承を得たのか知らせて開示するべきである。35,234人の人々の意見を自治会役員で決めないように。そもそも特別委員会も先になぜ前提条件にある分割しないの意味は、A区に編入と意味が違う。

【市の考え方】その他
令和3(2021)年5月に市議会議長と浜松市長にそれぞれ提出された三方原地区自治会連合会からの行政区再編に対する要望書により意向が示され、特別委員会における協議の参考とさせていただいたものと認識しております。

要望39

B区の人口は浜北と北で2対1、面積は1対4である。現在浜松市は国土縮図型都市と言われているが、同様の状況が縦から横に変わった形で現れる。都市部とその他の部分が合わさるため、今後、都市と周辺地区との結びつきを大事にできるような区政を進めてほしい。
要望40 今まで細江町役場、三ヶ日町役場となっていたところが全て区役所頼りになってしまっている。それらが解消され、新しいB区となるよう、知恵を絞って進めてほしい。
要望41 内定案では、旧浜松市が概ね1つになったことで、圧倒的な人口規模、数のある発言力により、あらゆる面において優位性を誇るような状況になることが予想されるが、1つ言えば、昨年の地域防災訓練において、危機管理課の事前調査では、成熟した大きな地域ほど実施率が低く、地域コミュニティにやや欠けるという結果が出ていた。ちなみに浜北区は85%で1位、2位以下は70%前半が2区、60%が2区、あとが40%が1区、28%が1区。成熟した大きな地域は60%の2つと28%の1つであった。

B区案は、新たな歴史の扉を開く絶好の機会であり、豊かな資源を生かした最大のビジネスチャンスであると捉えている。昨年大手民間会社が行った県内全ての市区町を対象とした住み心地ランキングで、浜北区は2年連続1位であったが、今後B区が民間・行政の英知を結集して、豊かな自然や歴史文化遺産・観光・農業というあらゆる分野で名実共に1位をとれればと思っている。そこで大切なことは、時間と距離を超えた人と人との交流であり、そのためには経済・生活・暮らしの基盤となる交通インフラの整備、特に地域交通、コミュニティ交通は地域の足であるので、乗車率が上がり存続できるよう知恵を出し合っていかなければならない。

もう1つ大切なことは、お互いの歴史や文化、地域性を認め合う、リスペクトする気持ちであり、浜北区民には相手を思いやる優しさ、懐の深さがあることは申し上げておきたい。
要望44 浜北区が単独でない区割りに内定したことは、私の希望どおりではなかったが、北区にはすばらしい点がたくさんあるため、ぜひ協力して地域活性をしていければと思っている。浜北から浜松のまちなかへ行くよりも、北区の端へ行くほうが時間が掛かるということで、一緒に何かをやるということにピンと来ていない部分がある。今後は、どのように進めていけばよいのかも含めて、検討してほしい。
要望45 浜北区は北区の三ヶ日から天竜川の浜北まで東西と長くなる。住民感情がなごむよう多くの行事を通して仲良くしていきたい。
10年後楽しみに検証してみたい。すばらしい浜松にしていきましょう。

【市の考え方】今後の参考
いただいたご意見は、今後の参考とさせていただきます。

要望42

現在の東・浜北土木整備事務所が今後は出先グループになることで、とりわけ道路行政に遅れがあってはならない。同様に、平成19年度・20年度にかけて策定された、20年後、30年後を見据えた浜北副都心構想を中心とする地域振興には特段の配慮をお願いしたい。
要望43 浜北副都心構想はぜひとも継続・進化させてほしい。ここにきて浜北区と北区の合区が提起されたが、副都心は中核を担う大きな役目を果たさなければならない。改めて新しい仲間ができるわけだから、その仲間との共同作業が重要である。1つでも多くの共同作業の実を結ばせるためにはお互いの意思疎通が重要であり、例えば自治連の合同活動などが必要ではないか。お互いに顔を見て、話すこと、聞くことを重ねることで、相違点が見え、相違点を話し合うことで合意点を見出す。そうした作業を、意図的・計画的に設定していくことが大切ではないか、自治連活動が大きな役割となるのではないかと考える。

【市の考え方】今後の参考
浜北副都心構想では、区域内の既存のストックを生かしながら、長期的な視点で、副都心に行政、交流、交通、居住、学術・研究の5つの機能をもたせ、機能充実を図ることとしており、浜北区役所の移転や跡地周辺のスマート化の実施、土地区画整理事業や都市計画道路の整備等を進めてまいりました。再編後もこうした副都心としての位置付けは変わるものではなく、都心を始め各拠点との整合を図りつつ、副都心構想実現に向けた取組を進めてまいります。

要望38

浜北、旧引佐3町、都田地区でやり方が違うものは統一する。
要望46~49

B区は、北区の一部地域と浜北区を一つの区にするようになっている。B区は、山間地域を抱えている共通点の他にも交通面では新東名高速道路・国道362号線・天竜浜名湖鉄道で結ばれている。共通した課題があった方が区として取り組みやすいため、この3区案は施策の推進が期待できる。

(同様の意見_外3件)

【市の考え方】その他
ご意見として承ります。

C区に関すること(意見数11件)要望9件・質問2件

要望50~55

質問7・8

現天竜区を再編後も単独の行政区とすることには反対。現天竜区は現7区の中で人口が最も少なく、加えて人口減少率や高齢化率は他区と比較しても格段に高い。こういった現状を鑑みると、この地域が将来にわたって単独の行政区を維持していけるという持続可能性に疑問を抱かざるを得ない。

よりよい天竜区のためということで、区協議会委員から出された意見を参考に、活かしてほしい。天竜区には生命や国土を支える自然資源、伝統芸能や文化の基層があり、人口・面積で表すことができない重い価値がある。現状を維持し発展することを行政にお願いするというよりも、我々自身の課題でもある。ぜひ今後の後押し、バックアップをお願いしたい。

天竜区については人口減の状況であるが、今後のビジョンはどうか。人口減に歯止めをかけるような産業振興などの施策についてどのように考えているか。
(同様の意見_外5件)

【市の考え方】盛り込み済
天竜区の取扱いについては、令和3(2021)年8月の特別委員会において、高齢化や過疎化の進行、頻発する災害への対応など、天竜区が抱える地域課題に応じた施策が必要であることや、地域選出議員の減少が懸念されるなどの意見が出され、協議が行われた結果、天竜区を単独区とすることが結論付けられました。
今後、天竜区の人口減少が進んだとしても、広大な森林面積を有し、地球温暖化対策や水源涵養など多面的な役割を担う重要な地域であることに変わりはありません。今後も天竜区の内外を問わず、多くの人たちが天竜区に関わり、ひとつの基礎自治体として、天竜区の特殊性、厳しい生活環境をオール浜松で支えていく必要があると考えています。
また、天竜区役所に区政担当副市長を配置し、現場に近い場所で行政課題の解決や行政サービスの提供に取り組むとともに、天竜区のみならず、全ての区を統括し、各区の共通課題や特性に応じた事業執行など、最適な区政運営を担うことを想定しています。
再編後も引き続き天竜区の持つ豊かな森林や水、歴史・文化などの多様な地域資源を最大限に活かすとともに、中山間地域振興計画の基本理念である「ひとつの浜松で築く中山間地域の未来」に基づき、安心して暮らすことのできるまちづくりを推進してまいります。
天竜区においては、FSC森林認証制度及び森林管理システムによる持続可能な森林管理・整備の推進、天竜材の流通・販路拡大などによる林業・木材産業の高度化・成長産業化、都市部等の人々が中山間地域に様々な形で関わるきっかけづくりなど交流機会の創出による賑わいづくり、首都圏を始めとする都市部からの中山間地域への移住促進などの取組を進めています。

要望56

参考資料の天竜区を単独にする主な理由の中に、森林の役割があげられている。サービスの提供体制の主要組織に森林の基本的な方向性も組み入れてほしい。

【市の考え方】その他
主要組織の基本的な方向性については、区役所の組織や業務に関わる福祉・保健、防災に加え、土木分野を記載しています。再編後の組織配置の考え方として、本庁の組織は基本的には変更しないこととしており、林業振興に関わる組織についても同様に、本庁組織として引き続き価値ある森林の共創に向けた取組を進めてまいります。

要望57

天竜区を単独区としたことは、大いに評価できる。天竜区は地理的にも人口・世帯、産業から見て特例区として市役所の関与補助を大きく必要とする。残りの区を2分割し、表面3区、実質2区の案は私の考えと同じである。
要望58 我々天竜区民の大半が望んでいた天竜区の単独が正式に内定し、ありがたい。

【市の考え方】その他
ご意見として承ります。

人口・面積のバランス(意見数12件)要望12件

要望

59~70

政令指定都市行政区の人口、面積を政府統計の総合窓口サイトで検索し、一覧表にまとめた。再編後のA区の人口は61万人で、横浜市港北区の34万人を抜いて全行政区175区のうち最多となるが、1区の人口としては突出した人数となり政令指定都市の行政区として適正な規模なのか、適正な行政サービスができるのか疑問がある。

浜松市の現在の区ごとの人口は中区が23万人で24番目に多く、天竜区は3万人で最少であるが、他の5区は9万~12万人で他の政令指定都市の行政区と比較して多くも少なくもないと言える。天竜区は中山間地で広大な地域性があるので、人口3万人でも適正と思えるが、他の区は人口規模として均衡がとれており、あえて再編し61万人の行政区を作るのは無謀とも言える。

区の面積についても、現在天竜区は2番目だが、再編後のB区は346㎢となり、6番目となる。区割りは地域の特性もあり、単純に人口・面積のみで考えるべきでないと思うが、同じ市の中で人口最多の区と面積が2番目、6番目の区があるのは、他に類がなく極端な区割りだと思う。

(同様の意見_外11件)

【市の考え方】案の修正
寄せられたご意見により、案の一部を修正しました。
人口・面積のバランスに関する記述を次のように追加し、明記していきます。
《修正内容》
(修正前)
人口・面積のバランスに関する記述なし
(修正後)
P.2◆区割り案の概要
【人口・面積のバランスについてのポイント】
◆同じ市の中に、全国の政令指定都市の区の中で人口が最多の区(A区)と面積が2番目(C区)、6番目の区(B区)ができることになるが、政令指定都市の行政区として適正な規模なのか?適正な行政サービスができるのか?
(市の考え方)
各区の人口・面積のバランスについて、市政運営においては、本市は12市町村合併以降、行財政改革に取り組み、財源を捻出しながら道路の新設改良や維持修繕、防災・減災事業など、様々な投資的事業を行政区や合併前の市町村にとらわれることなく実施してまいりました。再編後も、こうした事業を実施していくことに変わりはありません。
また、行政サービスにおいては、人口や面積のバランスに応じて行うものではなく、現在も本庁、区役所、出先機関等の連携を通じ、同一性・均一性のある行政サービスを提供しています。再編後も現在のサービス提供体制を維持することを基本とし、区役所とならない旧区役所庁舎を「行政センター」として、区役所と同じサービスを提供します。

 


次へ>


 

浜松市区再編(案)のパブリック・コメント実施結果目次へ


浜松市区再編(案)のパブリック・コメント実施結果トップへ


このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所市民部市民協働・地域政策課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2094

ファクス番号:053-457-2750

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?