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更新日:2013年9月1日

第2章 現状と課題2

(2)ひとり親家庭の収入の状況

1.年収の状況

厚生労働省の「全国母子世帯等調査」(平成18年度)によると、平成17年における母子世帯の平均年収は213万円、父子世帯の平均年収は421万円となっています。
厚生労働省の「国民生活基礎調査」に基づく平成17年の全世帯の平均所得は563万8千円となっており、母子世帯の平均年収は全世帯の4割弱にとどまっていることが分かります。
市アンケートによると、母子世帯の年収は、「200万円~250万円未満」が最も多く、『0~300万円未満』は、72.9%となっています。(図表7)

図表7 1年間の総収入

2.勤労収入の状況

本市における母子世帯の勤労収入は「100万円~150万円未満」が23.3%と最も多く、『0~300万円未満』が84.1%を占めています。(図表8-1)

母子世帯の雇用の形態による勤労収入の違いをみると、「正社員・正規職員」では『200万円~300万円未満』が39.7%と最も多く、『0~300万円未満』は68.8%となっています。
「正社員・正規職員」以外の『0~300万円未満』は、「派遣社員」が94.4%、「パート・アルバイト・臨時職員」が96.6%、「自営業」及び「内職・在宅就労」が100%となっています。(図表8-2)

図表8-1 1年間の勤労収入

図表8-2 母子世帯の就労形態別1年間の勤労収入

3.養育費の取得状況

養育費の取り決め状況は、「取り決めをしていない」が母子世帯で42.9%、父子世帯で53.6%と最も多くなっています。平成18年度市アンケートと比較すると、何らかの取り決めを行った割合が母子世帯で9.3ポイント、父子世帯で9.5ポイント増加しています。(図表9-1)

養育費の受給状況については、「取り決めをしていない」が母子世帯で42.9%、父子世帯で53.6%となっています。(図表9-2)

母子世帯の取り決め状況別の養育費の受給状況は、養育費を「現在も受けている」は、「公正証書または家庭裁判所での調停、裁判による取り決め」をした場合で66.2%となっている一方、「父母両者の協議(口頭など、文書なし)による取り決め」では34.9%となっています。(図表9-3)

図表9-1 養育費の取り決め状況

図表9-2 養育費の受給状況
図表9-3 母子世帯の取り決め状況別養育費の受給状況

4.本市の経済的支援の状況

ア 児童扶養手当の支給状況

本市の児童扶養手当の支給件数は、各年度の比較では増減があるものの、概ね増加傾向にあります。平成21年度(平成22年3月末現在)は平成17年度と比較して3.8%増加しています。(図表10)

※国の法改正により、平成22年8月から、父子家庭等も支給対象となりました。

図表10 児童扶養手当の支給状況

支給状況

平成17年度

平成18年度

平成19年度

平成20年度

平成21年度

浜松市

受給者数(人)

4,301

4,369

4,242

4,313

4,466

増加率

-

1.6%

△2.9%

1.7%

3.5%

全国

受給者数(人)

936,579

987,450

955,941

966,266

986,042

増加率

-

5.4%

△3.2%

1.1%

2.0%

資料) 厚生労働省 「福祉行政報告例」(各年)により作成。

イ 生活保護適用世帯の状況

生活保護の適用を受ける母子世帯は概ね2,200件~2,400件前後で推移していますが、平成21年度は3,157件と、平成17年度と比較して33.9%増加しています。(図表11)

図表11 生活保護適応世帯

状況

平成17年度

平成18年度

平成19年度

平成20年度

平成21年度

浜松市

生活保護
適応世帯(件)

30,264

30,921

33,784

35,899

47,443

増加率

-

2.2%

9.3%

6.3%

32.2%

うち母子世帯(件)

2,357

2,209

2,251

2,422

3,157

増加率

-

△6.3%

1.9%

7.6%

30.3%

母子世帯の割合

7.8%

7.1%

6.7%

6.7%

6.7%

全国

生活保護
適応世帯(件)

12,498,099

12,909,840

13,263,300

13,785,192

15,290,868

増加率

-

3.3%

2.7%

3.9%

10.9%

うち母子世帯(件)

1,086,372

1,111,308

1,114,920

1,120,896

1,195,128

増加率

-

2.3%

0.3%

0.5%

6.6%

母子世帯の割合

8.7%

8.6%

8.4%

8.1%

7.8%

注) 件数は、月ごとの適応件数の年間累計です。

資料) 厚生労働省 「福祉行政報告例」(各年)により作成。

ウ 母子寡婦福祉資金の貸付状況

貸付実績は、各年度の比較では増減があるものの、平成21年度は平成17年度と比較して、貸付人数、貸付金額とも増加しています。(図表12-1)

このうち、児童の修学等にかかる修学資金・修業資金・就学支度資金が全体の90%以上を占めています。(図表12-2)

図表12-1 母子寡婦福祉資金の貸付状況

状況

平成17年度

平成18年度

平成19年度

平成20年度

平成21年度

人数(人)

238

268

278

247

255

増加率

-

12.6%

3.7%

△11.2%

3.2%

金額(千円)

90,529

123,393

129,229

114,020

120,063

増加率

-

36.3%

4.7%

△11.8%

5.3%

※浜松市子育て支援課調べ

図表12-2  図表12-1のうち修学・修業・就学支度各資金の貸付状況

状況

平成17年度

平成18年度

平成19年度

平成20年度

平成21年度

人数(人)

229

252

258

236

241

年度内構成比

96.2%

94.0%

92.8%

95.5%

94.5%

増加率

-

10.0%

2.4%

△8.5%

2.1%

金額(千円)

97,130

115,122

119,657

108,788

110,106

年度内構成比

96.3%

93.3%

92.6%

95.4%

91.7%

増加率

-

18.5%

3.9%

△9.1%

1.2%

※浜松市子育て支援課調べ

エ 母子家庭等医療費助成の実施状況

受給世帯数については、各年度で増減がありますが、概ね2,200件前後で推移しています。平成21年度の助成額は1億3,972万円、1世帯あたりの1年間の医療費は6万1千円となっています。(図表13-1)

受給世帯の内訳をみると、各年度とも母子世帯が99%を占めています。(図表13-2 )

図表13-1 母子家庭等医療費助成状況

状況

平成17年度

平成18年度

平成19年度

平成20年度

平成21年度

受給世帯数(世帯)

2,211

2,371

2,005

2,346

2,290

増加率

-

7.2%

△15.4%

17.0%

△2.3%

助成額(千円)

139,760

139,461

138,443

134,703

139,720

増加率

-

△0.2%

△0.7%

△2.7%

3.7%

一世帯あたりの1年
間の医療費(千円)

63

59

69

57

61

増加率

-

△6.3%

16.9%

△17.4%

7.0%

※浜松市子育て支援課調べ

図表13-2 母子家庭等医療費助成受給世帯の内訳

 

平成17年度

平成18年度

平成19年度

平成20年度

平成21年度

母子世帯

2,190

2,353

1,989

2,328

2,269

父子世帯

12

12

11

11

15

父母のいない
児童の世帯

9

6

5

7

6

2,211

2,371

2,005

2,346

2,290

※浜松市子育て支援課調べ

(3)就業状況

1.ひとり親家庭になった当時及び現在の就業状況

母子世帯の52.5%、父子世帯の92.9%が「仕事に就いていた」と回答しており、平成18年度と概ね同様の結果となっています。
現在の就業状況は、「仕事に就いている」割合が、母子世帯で86.9%、父子世帯で82.1%となっています。ひとり親世帯になった当時と現在の就業状況を比較すると、母子世帯は就業中の割合が高くなっている一方、父子世帯では就業中の割合が低くなっています。(図表14・図表15)

図表14 母子世帯等になった当時の就労状況

図表15 現在の就労状況

2.現在の就労形態

母子世帯の就労形態は、「パート・アルバイト・臨時職員」が44.2%と最も多く、次いで「正社員・正規職員」が41.9%となっています。父子世帯では、「正社員・正規職員」が60.9%と最も多く、次いで「パート・アルバイト・臨時職員」が17.4%、「自営業」が13.0%となっています。
厚生労働省の「全国母子世帯等調査」(平成18年度)に基づく全国の就労形態と本市の状況を比較すると、母子世帯については、全国とほぼ同様の傾向がみられますが、父子世帯については、「正社員・正規職員」の割合が全国(72.2%)と比べて低く、「パート・アルバイト・臨時職員」の割合が全国(3.6%)と比べて高くなっています。(図表16)

図表16 現在の就労状況(全国との比較)

 

 

正社員・正規職員*2 

パート・アルバイト・臨時社員*3 

派遣社員 

自営業*4 

 内職・在宅就労*5

その他*6 

 無回答

浜松市  

母子世帯N=720

 41.9%

 44.2%

 4.9%

 2.8%

 0.6%

 5.3%

 0.4%

父子世帯N=23

 60.9%

 17.4%

 4.3%

 13.0%

 0.0%

 4.3%

 0.0%

全国 

母子世帯N=1,296

 42.1%

 43.1%

 5.1%

 3.9%

 -

 4.7%

 1.1%

父子世帯N=194

 72.2%

 3.6%

2.6% 

 16.5%

 5.2%

 0.0%

注)*2~*6は、厚生労働省「全国母子世帯等調査」(平成18年度)の次の各項目としています。

*2「常用雇用者」、*3「臨時・パート」、*4「事業主」、*5は項目なし、*6「家族従事者」及び「その他」

資料)市アンケート、厚生労働省「全国母子世帯等調査」(平成18年度)により作成。

3.ひとり親家庭の就労時間

母子世帯の1日あたりの平均就労時間は、「8時間~9時間未満」が32.9%と最も多く、次いで「7時間~8時間未満」が28.8%となっています。父子世帯では、「8時間~9時間未満」が56.5%と半数を超え、次いで「10時間以上」が26.1%となっています。(図表17)

また、普段仕事が終了する時間は、母子世帯では「午後3時1分~6時」が52.2%と半数を超えて最も多く、次いで「午後6時1分~10時」が26.9%となっています。父子世帯については「午後3時1分~6時」が43.5%、次いで「午後6時1分~10時」が39.1%となっており、母子世帯に比べて、就業終了時間がやや遅い傾向がみられます。(図表18)

図表17 1日あたりの平均就労時間

図表18 残業含め、普段仕事が終了する時間

4.母子世帯の働けない理由等

母子世帯の「今すぐ働きたいと思っているのに働いていない理由」は、「求職活動をしているが、なかなか採用されないから」が50.0%と最も多く、次いで「時間について条件の合う仕事がないから」が40.0%、「仕事に必要な知識や資格がないから」が24.0%となっています。(図表19)

また、「今は働けないが、そのうち働きたい」人が働きたいと思う状況については、「自分の健康の問題が解決したら」が46.3%と最も多く、次いで「仕事に必要な知識や資格を身につけたら」が29.3%、「子どもの保育の手立てができたら」が14.6%となっています。(図表20)

図表19 母子世帯が今すぐ働きたいと思っているのに働いていない理由

図表20 母子世帯が働きたいと思う状況

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浜松市役所こども家庭部子育て支援課

〒430-0933 浜松市中区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館5階

電話番号:053-457-2792

ファクス番号:053-457-3011

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