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更新日:2017年10月19日

いなかなかなか委員会

委員会発表、質疑応答、部長講評

 今から、いなかなかなか委員会の発表を始めます。
 私たちは、中山間地域のよいところや、豊富な資源などの魅力を活かした中山間地域の振興について考えました。よろしくお願いします。
 まず、現状と課題から説明します。中山間地域では、条件不利地域、過疎化、少子化、高齢化という問題を抱えているのが現状です。その中でも過疎化と少子化が大きな問題だと感じました。中山間地域の人口推移を見ると、昭和35年の中山間地域の人口が96,769人に対して、50年後の平成22年では47,742人となり、約半数の人口が減りました。
 しかし、浜松市全体を見ると、同期間に人口は約40パーセント増えており、中山間地域では過疎化が深刻化していることが分かります。そして少子化も進んでおり、中山間地域の14歳以下の人口比率は平成18年が10パーセントで、平成26年では8パーセントと2ポイント減少しています。
 中山間地域の魅力を探るため、山のよいところを考えいくつか挙げました。空気がきれいなところ、水がきれいなところ、人とのつながりが温かいところ、伝統文化が残っているところ、雰囲気がよいところ、自然が豊かなところ、農業が盛んなところ、広い土地があるところ、資源が豊富なところという意見が出ました。この中で特に「雰囲気がよいところ」が山のよいところだという意見になったので、「雰囲気がよいところ」を売り込むことにしました。
 次に、私たちはまちにないものについて考えました。そこで出た意見は、きれいな水がない、新鮮な空気がない、自然が少ない、伝統文化が少ない、ゆっくりできる時間・場所がない、広い土地がない、農作物を育てる場所がない、自然と触れ合える機会がない、人間関係が浅いという9つの意見です。
 その後、僕たちは山のよいところと、まちにないものを比較してみました。その結果、新鮮な空気やきれいな水などの山のいいところは、まちには少ないということに気が付きました。この夢会議で僕たちは、普段あまり関わりのない中山間地域について考えることができました。そこで、次に僕たちは中山間地域の振興のために、何かできることはないかと考え、今回出た9つの意見の中で、「ゆっくりできる時間・場所がない」という意見に注目してみました。
 私たちは山のよいところで挙げられた「雰囲気がよい」というキーワードと、まちにないもので挙げられた「ゆっくりできる時間・場所がない」というキーワードに注目して、「古民家coming」というイベントをやろうと考えました。
 このイベントは自然と触れ合うことの楽しさや、森林の中でゆったりと生活できる時間を過ごしてもらうために計画したものです。1泊2日を基準として、土日または祝日、長期休みなどを利用して来てもらいたいと思っています。プランは自分なりに楽しみたい人のために、自分で計画が立てられるようになっています。季節ごとの自然を楽しんでもらうのもよいし、ゆっくりしたい人は、森林の中で静かで落ち着く雰囲気を味わってもらうのもよいと考えています。夏は川で遊んだり、冬はきれいな星空を見たりすることもできるようにしたいと思います。
 本来の目的は、山のゆっくりできる生活を楽しんでもらうことなので、準備は自分たちでしてもらおうと思います。農業体験をしたい人は、別料金で自由に選べるようにしたらいいと思います。宿泊料金は1家族1万5千円の予定です。浜松のまちからも近く、少しゆっくりしたいときに、気軽に行くことができます。
 「古民家coming」の対象となる方の案です。僕たちは忙しい共働きの親や、その家族を対象に行うのがいいのではないかと考えています。普段一緒になって生活をする時間が短い家族が、「古民家coming」を使って楽しんでいってもらったり、親子の絆を深めたりするいい機会にしてもらい、中山間地域の落ち着く雰囲気の中、ゆっくりしていってもらえることを考えています。そしてそれを機に、中山間地域っていいなと思っていただき、人を呼び込めることをねらって計画しました。
 そこで「古民家coming」を広める手段として、次の3つのことを考えました。1つ目は、学校で案内のチラシを配布することです。小学生と中学生を主に対象とします。
 2つ目は、浜松市のホームページを使うことです。ホームページで詳しく掲載し「古民家coming」について知ってもらえればよいです。
 3つ目は口コミです。学校で配布した案内のチラシに関連して、親同士で口コミをしてもらえたらよいです。このイベントを実行することで、中山間地域もにぎわえると思います。過疎化が進んでしまっていますが、浜松などのまちや都市部に住んでいる人たちに、この地域の良さを知ってもらえればよいと思います。そうすれば中山間地域を訪れる人が増え、より一層にぎわえると思います。
 以上でいなかなかなか委員会の発表を終わります。

○司会
 それでは、いなかなかなか委員会の発表について、意見や質問のある人は挙手をお願いします。

○質問1
 「古民家coming」について質問です。宿泊料金が1家族1万5千円となっていますが、食事などは出るのでしょうか。

○いなかなかなか委員会
 食事などは農業体験などをしてもらい、自分で野菜などを収穫して、自分で調理をしてもらう形にしようと考えています。

○質問2
 「古民家coming」についてなんですが、「古民家coming」では、もちろん古民家を使うと思いますが、その時の改築費用とかはどこから出すのですか。

○いなかなかなか委員会
 まだ詳しくは考えていませんが、浜松市や地元の方に協力してもらうようにしていきたいと思います。

○意見1
 また同じく「古民家coming」なんですけど、プラン内容として、自分自身で計画を立てるというのはいいと思います。しかし、何となく参加するという場合に、自分で計画を立てるというのは困難なことがあると思うので、選択肢を作ってそこから選んでもらうのもいいと思いますが、どうでしょうか。

○いなかなかなか委員会
 夏にはバーベキューや川遊びなど、冬には夜に星空を見るなど、こちらでも少しプランを考えた上で、提供するようにしたいと思います。

○質問3
 また「古民家coming」のことなのですが、高齢者の人にはどうやって宣伝をするのですか。

○いなかなかなか委員会
 宣伝としては、学校でチラシを配ったり、インターネットを使ってPRしたりすることもありますし、口コミでいろんな人に広げるという案はあります。

○質問4
 また「古民家coming」について質問させてもらいます。自分で計画を立てて、中山間地域の古民家に行かせてもらうという案だと思いますが、その古民家の方の予定を合わせるにはどのようにするのでしょうか。

○いなかなかなか委員会
 古民家は主に空き家を使わせていただくので、空き家を少し改造して、古民家を貸すような形で、古民家を貸していただく方のご予定に合わせて、休みの日などを使ってやるように予定します。

○質問5
 私も同じく「古民家coming」についての意見なのですが、自分で計画を立ててそれなりに楽しむというのは、本当にいい意見だと思っています。それについて、やはり自分で計画を立てるということは、川遊びや山登りなどの危険が伴う計画を立てる人もいるかもしれないのですが、それについて安全面はどうお考えですか。

○いなかなかなか委員会
 それはその近くの地元の方や浜松市の方にも協力をしてもらい、そのプランはどういうふうにしたらいいかとか、こちらの方でも考えるようにしていきたいと思います。

○司会
 それでは、ただ今のいなかなかなか委員会の発表について、川嶋市民部長さんからコメントをお願いします。

■川嶋市民部長
 市民部長の川嶋です。いなかなかなか委員会の皆さん、今日はお疲れさまでした。本当にとてもよかった。素晴らしかったです。私としては98点あげたいと思います。どのように素晴らしかったということと、素晴らしいと褒めながら、なぜ98点なのかということと、どうしてよかったということの三点を、今からお話しさせていただきます。
 まず、最初にネーミングです。「いなかなかなか委員会」というちょっと舌をかみそうな名前、それと「古民家coming」、ネーミングが非常にいいと思います。やはり面白いことをやっても、人に「おや?」と思ってもらうネーミングが大切です。そのような意味では、なかなかネーミングセンスのある、ただ者ではない方がいらっしゃるということで、非常にいいと思います。「なかなか」ではなく、「相当」委員会だと私は思いました。
 2つ目です。先ほどの資料の中でも山のいいところ、都会にないところを9点考えました。その中で皆さんがいろいろ研究するにしたがって、あれもやりたい、これもやりたいと、たぶんいろいろアイデアが出てきたと思います。その中を「古民家coming」に絞ったことが非常によかったと思います。
 これまでの5つのグループの中では、一番たくさん質問が出ましたが、それは絞り込んで、皆さんの提案が具体的だったから質問が出たということで、私は、それは誇るべきこと、評価していいことだと考えます。
 そのなかでも、忙しい共働きの親とその家族をターゲットにするということ、そして普段なかなか一緒に過ごせない家族との絆を深めるいい機会ということでした。これは思春期の子を持つ親、だんだん相手にされなくなっているお父さん、お母さんからすると、非常に泣けるような提案だと思います。
 大人ウケもするし、皆さんも楽しめる非常にいいアイデアだと思います。それから1万5千円という金額設定については、おそらく1泊2日で東京ディズニーランドへ行ったら、15万円から20万円ぐらいかかります。その10分の1の1万5千円と財布にも優しいということで、その意味でも面白いアイデアだと思います。
 3つ目です。経済についてしっかり考えていると思います。無料だったらいいという話もありますが、しっかり1万5千円を地元の人に払うということ。そして払う側のご家族も、1万5千円であれば安くできるということです。しっかり地元の人も使う人も喜んでもらえるような仕組みを具体的に考えていることは、素晴らしいと思います。
 散々褒めながらなぜ98点かと言いますと、まず中学2年生で100点を今取ってしまうと、伸びシロがなくなってしまいます。皆さんの伸びシロについてが1点、あともう1つは、どのように宣伝するのかです。悪くはなかったのですが、少し普通かなと。もっと素晴らしいことをいかに宣伝するか、もっと驚くような宣伝のネタがあれば、もう1点はあげられたかなと思います。
 でも本当に皆さんの発表を聞いていて、高校卒業まででも5年、大学卒業までは9年ぐらいかかりますが、早く社会に出て浜松のために働いてほしいと。待ちきれないなと思いました。今日は本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。

○司会
 それでは、いなかなかなか委員会のまとめをお願いします。

○いなかなかなか委員会
 僕たちは中山間地域の現状や対策について調べ考えてきました。中山間地域は、僕たちの住む浜松市にも広く存在しています。対策として僕たちにできることは少ないかもしれません。しかし、僕は中山間地域をすぐ近くで起こっている日本の社会問題の1つとして、これからも関心を持っていきたいと思います。
 以上でいなかなかなか委員会の発表を終わります。ありがとうございました。

 

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