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更新日:2017年10月19日

はままつ愛推進委員会

委員会発表、質疑応答、部長講評

 ここは惑星浜松。私たちの住んでいる地域と人口も文化も同じ小さな星です。しかし、ここ数年、他の惑星に移る人が多く、人口が減少しています。

 「わははは。俺様はダーク・ペーター。人口が減少している今のうちに、ここを乗っ取ってやる」
 「そうはさせない」
 「はっ」
 「うっ」
 「なぜ、勝てないんだ」
 「それは、ここの人々の郷土愛パワーが足りないからだ」
 「はままつ愛推進委員会!」

 僕たちは、浜松市の人口減少の問題を、郷土愛を育むことで解決できるのではと考えました。話し合いの中で、グループ9人中6人が、将来浜松で暮らしたいと思っていることが分かりました。しかし、その中の全員が、一度は市外に出てみたいと考えています。
 浜松市の人口を保つためには、一度市外に出ても浜松に戻りたくなる心、すなわち「郷土愛」を市民一人一人が持つべきなのです。
 郷土愛を育むためには、浜松について知るだけではなく、実体験を通して良さを感じることが必要不可欠です。人口減少を食い止めるためには、「郷土愛を持つ」すなわち「浜松のよさを十分に感じている」ことが重要だという結論に至りました。
 私たちは郷土愛で人口減少を止め、郷土愛を育むために、この「人・もの・こと」の3つと関わり、浜松のよさを感じることが大切だと考えました。
 まず「人」は、地元の人との関わり、浜松の人の人柄の良さを感じられること。次に「もの」は、浜松の食べ物や自然を感じられること。そして「こと」は、浜松の文化や歴史を感じられること。この3つをキーワードに、それぞれのイベントが、ただ楽しかっただけで終わるのではなく、それらを通した体験により、「知る」から「感じる」に変わり、浜松への関心をより一層持ってもらうために、次の3つの企画を考えました。
 1つ目は、「はままつの宝ネットワーク」です。浜松市には楽器をつくる人、うなぎの養殖をする人、みかんを生産する人など、全国に誇れるものを生み出す人たちが大勢います。この人たちは浜松の宝です。この人たちに、学校で地元について話してもらい、私たちが学び体験することで、仕事の大切さや、その人たちの気持ちを感じることができると思います。そしてその仕事に共感を持ち、人々との関わりが生まれ、郷土愛が深まっていくと考えました。
 さらに郷土愛を深めるために、ネットワークをつくり活用していくことによって、新たな人との出会いがあり、その機会を増やす仕組みをつくることが大切だと思います。
 2つ目の具体例として、私たちは「縁側カフェ」を取り上げました。縁側カフェは、山間部などの人の少ない地域にある民家の縁側で、お茶や地域の特産品を使った料理を出すカフェです。この取り組みは浜松市内では少ないのですが、静岡県内では多く行われていて、民家の人と触れ合い、自然に親しみ、特産品を楽しむことができます。
 さらには、それぞれが人々とつながり合っている、この縁側カフェの主催者たちが一同に集まって、大規模なイベントを催すことができるのではないかと考えました。これが実現できればそれぞれの人の輪が集結して、大きな人の輪になっていくことでしょう。
 これらの縁側カフェを浜松市内にもっと増やすことで、浜松のよさがたくさんの人に伝わり、浜松で暮らしたいと思う人が、もっと増えるのではないでしょうか。
 3つ目は「浜松めぐり」です。この企画は人々が市内で指定された場所を訪れ、文化や伝統に触れ合うと地元の人からポイントがもらえ、ポイントが全部たまると、浜松の特産物がもらえるという企画です。これによって浜松のよさを知り、感じて、人と人との関わりを増やすことができます。そして文化や伝統に触れ合うことができ、結果的に郷土愛を育むことができます。
 今まで紹介したイベントを通して、郷土愛を育むために、アイテムを有効に使うべきだと思いました。先ほどの縁側カフェ、浜松めぐりなどを、SNSといったネットを活用することで、浜松にいない人を呼び込んだり、体験に参加したことのない人が参加し思い出をつくったりと、浜松のよさを感じてくれるのではないかと考えました。
 そのほかにケータイのアプリをつくってみたらどうかと考えました。先ほどの浜松めぐりでたまったポイントは、浜松の特産品と交換できます。また、決まった場所に行ったり食べたりすることで、浜松で体験した記録がケータイに残るようにします。そうすることで、ちょっとした冒険感覚で浜松を楽しめるようにしたら、「人・もの・こと」と関われるのではないかと考えました。
 では、自分たちや周りの中学生の郷土愛を育むために、今私たちに何ができるでしょうか。これについて私たちは、ある2つのアイテムを使おうと考えました。
 1つ目は、浜松について詳しく知ることができる「のびゆく浜松」です。これを今まで行っている地域との交流運動などの生徒会活動に活かしていくことで、郷土に親しみ、郷土に気づき、郷土に対する豊かな感情、愛着の情を持つことができるようになるのではないでしょうか。
 2つ目は、生徒1人1人の心を育てられる「はままつマナー」です。「たった一言が人の心をあたためる、たった一言が人の心を傷つける」、これは、はままつマナーに載っている詩です。このようにはままつマナーを活用することで、自分たちの心を育てることができます。これらにより「こんな素晴らしい人たちが暮らしているんだ」という意識が伝わり、浜松に人が集まってくるのではないのではと考えました。
 私たち、はままつ愛推進委員会の発表はいかがでしたか。分かりやすく伝えるために、劇も取り入れさせていただきました。郷土愛を育てることによって、私たちは、市民が浜松市にとどまってもらうことはもちろん、他の地域の人を浜松に呼び込みたいと考えています。そのためには、物事を知るだけでなく体験し、浜松のよさを感じる。そして地域や地元の人たちと、積極的に関わることが重要だと思います。これにより郷土愛を育て、今回のメインテーマである「人口減少社会に立ち向かおう」のとおり、私たち、はままつ愛推進委員会として、人口減少の流れに負けないように、できる範囲で努力していきたいと思います。
 最後に、これからの浜松市が郷土愛と活気に満ちあふれるまちになれば、私たち中学生もとてもうれしいです。

 「くそ、俺様をほったらかしにするな」
 「あ、忘れていた」
 「そんなことはさせない、郷土愛パワー」
 「うわああ。くそ、こんなに郷土愛があるとは。」
 「僕もこのまちが大好きになったよ。僕もここで暮らしていいかな」
 「もちろん!」

 こうして惑星浜松に人口と平和が戻り、人々は幸せに暮らしましたとさ。
 めでたし、めでたし。

○司会
 それでは、はままつ愛推進委員会の発表について、意見や質問がある人は挙手をお願いします。

○質問1
 人と人とのつながりをつくるために、縁側カフェを開くという意見はいいと思うのですが、カフェがあること自体を、どのように発信していくつもりですか。

○はままつ愛推進委員会
 具体的には考えていないのですが、メディアの力を使って、市外の人や県外の人に伝えていけたらいいと思っています。

○質問2
 SNSとかでアプリを薦めていましたが、どこに行けばそのアプリをダウンロードできて、どこでポイントを交換できますか。

○はままつ愛推進委員会
 具体的には考えていませんが、チラシや広告、先ほどのメディアの力を借りることと、専用のアプリをつくることができ、そちらにも記載できればいいなと思います。

○質問3
 「はままつマナー」と「のびゆく浜松」を利用するということですが、学校の中で利用して郷土愛を育てるってすごくいいと思いました。例えば、どんな利用方法を考えていますか。

○はままつ愛推進委員会
 利用方法としては読むだけでなく、例えば班を作って、その班の中で「のびゆく浜松」や「はままつマナー」について話し合いなどをして意見を出し合い、「はままつマナー」と「のびゆく浜松」について、もっとたくさん知ることができればいいと思っています。

○司会
 それでは、ただ今のはままつ愛推進委員会の発表について、岡部学校教育部長さんからコメントをお願いします。

■岡部学校教育部長
 学校教育部長の岡部です。はままつ愛推進委員会の皆さん、大変興味深い発表をありがとうございました。
 まず私からは、人口減少問題を「郷土愛」という非常に難解な、また抽象的なテーマと関連付けて考えてくれたことを、本当にうれしく心強く思いました。
 実は郷土愛の中で「愛」という言葉、この言葉を聞いて、ある方のある言葉を思い出しました。それは、愛の反対の言葉は「憎しみ」、ではないですね。「無関心」ですね。これはマザー・テレサというノーベル平和賞を取った方の言葉です。マザー・テレサの言葉に従うと、郷土愛というのは、まさに郷土への関心を持つことだと思います。
 関心という字は、「心が関わる」と書きます。ですから今日の皆さんの発表の中でも、知っているだけでは不十分、つまり、頭で分かっているだけでは不十分である。感じることが大事だと言っていましたね。関心というのは、心が関わることですから、感じることそのものではないかと思っています。
 おそらくマザー・テレサはいろんな勉強をして、先ほどの言葉に行き着いたと思います。皆さんはまだ中学2年生ですから、その2年生の皆さんがすでに、知っているだけでは不十分、感じることが大事という、そこに目を付けたのは、ほんとにすごいなと。そんな思いでずっと発表を聞いていました。
 時間が限られていますから2つ、皆さんにお話をします。1つは、「浜松の宝ネットワーク」というお話がありました。実は今、浜松市の教育委員会でも、「はままつ人づくりネットワークセンター」という仕組みの準備をしています。このネットワークセンターができれば、さまざまな人たちが皆さんの学校に出向いて、いろんなことを教えてくれたり、皆さんと触れ合ったり、そんな機会が増えると思います。ぜひ、はままつ人づくりネットワークセンターを、楽しみにしていてほしいと思います。
 もう1つが「はままつマナー」のことです。今日私も持って来ましたが、これ使っていますね。
 これは、中学生版ですが、大人の私が読んでも「なるほどな」ということが、たくさん書いてあります。ぜひこの「はままつマナー」を日常からよく読んで、それを実践していただきたいと思います。まさに知っているだけでは不十分。
 「感じること」というお話がありました。はままつマナーは知っているだけではよくないですね。日々実践しないといけません。はままつマナーを実践することによって、浜松の宝の皆さんが、もっともっと宝を磨くことになるのではないかと思います。これからもぜひ浜松の宝である皆さん一人一人が、自分自身、人ごとでなくて、自分のこととして、私たちにできることを、はままつマナーを通じて1つ1つ進めていただきたいと思います。
 「郷土愛」という難しいテーマに取り組んでいただいて、私も大いに参考になりました。今日は本当にありがとうございました。

○司会
 それでは、はままつ愛推進委員会から発表のまとめをお願いします。

○はままつ愛推進委員会
 私たち、はままつ愛推進委員会のメンバー全員は、これからの人口減少の流れに立ち向かうため、自分の中にある「はままつ愛」をこれまで以上に大きく育てていきたいと、決意を新たにしました。以上で、はままつ愛推進委員会の発表を終わります。

 

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