ホーム > 防災・消防 > 防災 > 計画・条例 > 浜松市災害時要援護者避難支援計画概要

ここから本文です。

更新日:2019年6月20日

浜松市災害時要援護者避難支援計画概要

計画本文(PDF:339KB)

1 基本的な考え方

趣旨

自然災害が発生したとき、身を守る上で重要なことは、安全な場所へ避難することです。しかしながら、高齢者や障がいのある人などが避難するときには、他の人の手助けが必要となります。
浜松市災害時要援護者避難支援計画(以下「避難支援計画」という。)は、風水害や地震等の災害時及び災害後に他者の支援が必要となる人のために

  • 平常時からの情報把握
  • 防災情報の伝達体制の整備
  • 避難誘導等の支援体制の確立

を実施し、地域の住民への安全体制を強化することを目的に作成するものです。

避難支援の対象者

  1. 災害時に何らかの支援が必要となる対象者(要配慮者)
    災害時に、必要となる情報を的確に把握して、災害から自らを守るために、安全な場所に避難するなどの行動をとることに支援を要する人や被災後の避難所や在宅での避難生活に配慮や支援が必要な人
    具体的には、次のような状態の人が考えられます。
    移動が困難な人
    日常生活に介助が必要な人
    情報を受けたり伝えたりすることが困難な人
    急激な状況の変化に対応が困難な人
    薬や医療装置が常に必要な人
    言語、文化、生活習慣が異なり、配慮を必要とする人
  2. 避難支援計画の対象者(避難行動要支援者)
    避難支援計画では、医療機関や福祉施設に入院・入所している人、家族と同居しており日常的に支援を受けることができる人、支援を受けなくても本人避難が可能な人たちを除いた、家族以外の第三者の支援がなければ避難行動が難しいと考えられる人を支援対象としていきます。
  3. 避難行動を優先的に支援する対象者(同意者)
    災害時の避難行動支援を特に希望する人で、本人に関する情報を支援機関に事前提供することを同意した人を地域で平常時から災害時の支援方法等を検討するなど、支援体制の整備をしていきます。

要配慮者・避難行動要支援者・同意者の関係図

 

同意者の支援体制

2 避難行動要支援者名簿の作成

対象者の名簿作成

要配慮者の中から、避難時に特にリスクが高いと想定される次のような人たちを対象とした名簿を作成します。

避難行動要支援者名簿の対象者一覧

対象者

高齢者等

65歳以上のひとり暮らし及び65歳以上で構成された世帯

要介護認定者

介護保険法(平成9年法律第123号)に規定する要介護認定において、要介護認定3以上の判定を受けている者

身体障がい者

身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)第15条第4項の規定により身体障害者手帳の交付を受け、身体障害者福祉法施行規則(昭和25年厚生省令第15号)別表第5号身体障害者障害程度等級表の1級又は2級に該当する者

知的障がい者

「療育手帳制度について」(昭和48年9月27日厚生省発児第156号事務次官通知)に規定する療育手帳の交付を受けている者で、療育手帳制度の実施について(昭和48年9月27日厚生省児童家庭局長通知)に規定する程度区分のうちAの判定を受けている者

精神障がい者

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第45条第2項の規定により精神障害者保健福祉手帳1級の交付を受けている者

その他

上記に準じる状態にある者もしくは特別な事情により避難支援を必要とする者(この場合には、別に申請が必要です。担当課にご相談ください。本計画書13ページ参照)

(例)障がいのある人、高齢者の人、介護を受けている人、難病患者、乳幼児のいる人、妊産婦の人

 

名簿の作成方法及び掲載情報

市の関係する担当課は、保有する名簿の中から、前述の避難行動要支援者の氏名やその他避難行動要支援者に関する情報を基に、まず、避難行動要支援者名簿を作成します。
また、災害時における支援の希望と本人情報を支援機関に提供することへの同意を確認して、同意者名簿の作成をします。

避難行動要支援者名簿に掲載する情報

  • 氏名
  • 生年月日(年齢)、性別
  • 住所(居所)
  • 電話番号
  • 避難支援を必要とする状況等

3 避難支援活動

1防災情報の伝達・入手

災害発生時をはじめ、災害が発生するおそれがある場合には、市は避難に関する情報をテレビ、ラジオ、防災行政無線(同報)、広報車、その他次のような手段を使用して、市民に知らせます。

種類

情報先

入手方法

提供される情報

FMラジオ

FMHaro!

周波数76.1MHz

災害情報/避難所開設状況など

インターネット

浜松市
Yahoo!ブログ

浜松市の災害情報ブログ検索

防災気象情報
(気象庁)

防災気象情報

検索

各地の震度など

電子メール

浜松市
防災ホッとメール

entry@city-hamamatsu.jpへ空メールを送信し登録

災害情報/避難所開設状況など

携帯電話

緊急速報メール

緊急速報メール受信機能を持つ携帯電話に電話会社から自動で配信

緊急地震速報
災害・避難情報
津波情報

 

避難の支援

市は、災害が発生したとき、災害対策本部を設置し、地域と緊密に連携して応急活動を行っていきます。
ただし、大規模災害や突発的な災害の場合には、まずは、同意者本人や家族の自助、地域による共助が重要になります。

(同意者の安否確認)

避難支援者(組織・団体)は、自分や家族の身の安全を確保し、その後、隣近所の協力を得て、同意者の安否を確認するようにします。
また、避難が必要となる場合は、可能な範囲で同意者の避難行動を支援します。


(災害の種別による避難方法)

台風などのように、強風や大雨が事前に予測できる場合には、避難準備・高齢者等避難開始等が発表されたら、同意者を安全な場所に避難するよう声かけや避難行動を促します。

  • 突発的な地震などのように、避難支援者本人が避難するための時間がない場合には、まず自分の身を守り、揺れが収まってから(津波災害のときは、安全な時間の範囲で)、同意者の安否確認や救助活動などの支援をします。
(避難誘導)

避難誘導には同意者の特性に応じた支援が必要です。こうしたことに配慮し、努めて必要な情報を伝えながら安全な場所に誘導するようにします。

(福祉施設の受入れ)

社会福祉施設においては、災害時における避難行動要支援者の受入れ態勢の整備に努めるようにします。
災害時、施設内に通所者等がいる場合は、施設による支援の実施に努めるとともに、BCP(事業継続計画)に基づく、適切な対応を図るようにします。

4 避難所における支援

1 避難所における支援活動

避難所では、避難行動要支援者名簿をもとに、市や警察、消防をはじめ、避難支援者や自治会、自主防災組織、民生・児童委員、福祉関係者等が協力して避難行動要支援者の安否を確認します。

  • 普段の生活が送れるようにスロープ、洋式トイレ、マット、間仕切りパーテーションなどの整備に努めるようにします。
  • 視覚、聴覚等に障がいのある人に配慮した情報の伝達方法に努めるとともに、相談窓口の設置などを行うように心がけていきます。
  • 要配慮者が集団生活に困難な状況が生じた場合は、避難所内に福祉避難室を設置するように努めます。
  • 特別な配慮を必要とする場合は、指定した福祉避難所を開設するように要請します。

2 在宅・指定外避難所への支援

災害後、自宅が無事な場合は、住み慣れた自宅で生活を過ごすことができます。
特に大規模な災害時は、指定避難所だけで避難者を収容しきれないことも十分考えられ、指定外の避難所で生活する避難行動要支援者が生じることも予想されます。
このような避難行動要支援者に対して、地域住民やボランティアとの連携のもとに、食料や物資の配布をはじめ、各種情報の提供や巡回による相談の実施などの支援を実施するように努めていきます。

5 支援の充実のために

1 同意者名簿等の更新

同意者名簿等の情報は、行政内及び地域関係者の協力を得て、毎年定期的に更新していくようにします。
なお、地域で作成する個別計画等で使用している同意者の名簿情報は、修正・変更等に応じて更新するようにします。

2 防災訓練の充実

同意者を迅速かつ的確に安全な場所へ避難誘導するためには、避難支援者だけでなく地域全体の理解と協力が必要になります。
地域の防災訓練に同意者の避難誘導を想定した訓練を取り入れたり、避難所運営ゲームを企画するなど、災害時に役立つ準備等を進めていきます。

3 様々な事情を抱えた避難行動要支援者への対応(手上げによる支援)

寝たきりの高齢者が居る家庭、支援をする者が高齢者、乳幼児を抱えている世帯など、家庭の事情により迅速な避難行動が困難となる世帯も考えられます。
本計画では、支援を必要とする人の個別事情だけでなく、客観的な形式要件で支援の対象者を選ぶ方法(以下「抽出方式」という。)、と事情を抱えた市民からの要請に基づき、要支援者を確保する方法(以下「手上げ方式」という。)と合わせて支援体制を整えていくようにします。

4 ボランティア団体との連携

ボランティアの人たちは、これまでも大きな災害発生のときは、食料や物資の調達、避難所生活のサポート、家屋の片付けなど復旧の際に、大きな力となってきました。その自主性を尊重しつつ、市社会福祉協議会など関係団体と協力して、避難行動要支援者への支援等について、ボランティアと連携を図るようにします。

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

浜松市役所危機管理監危機管理課

〒430-8652 浜松市中区元城町103-2

電話番号:053-457-2537

ファクス番号:053-457-2530

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?