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更新日:2023年4月21日

大規模事故対策編 第5章 航空事故対策計画 第1節 総則

【総括部】

1 過去の顕著な事故(※1)

発生年月日 事故名 事故状況
1958年8月12日 全日本空輸DC-3
伊豆半島下田沖
(全日空伊豆沖墜落事故)
  • 羽田発名古屋行き全日本空輸25便DC-3(JA5045)が、伊豆半島下田沖に墜落
  • 乗員3名、乗客30名、計33名全員が死亡
1966年3月5日 BOAC(英国航空の前身)
ボーイング707
富士山上空
(BOAC機空中分解事故)
  • ロンドン発サンフランシスコ・ホノルル・東京・香港経由ロンドン行きBOAC社911便ボーイング707-436(G-APFE)が、羽田空港離陸約15分後、富士山上空高度15,000フィートを飛行中に空中分解し、同山麓太郎坊付近の森林に墜落
  • 乗員11名、乗客113名、計124名全員が死亡
1982年11月14日 航空自衛隊浜松基地航空祭
(T-2ブルーインパルス墜落事故)
  • 航空自衛隊松島基地所属のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」のT2高等練習機1機が、航空ショーの曲技飛行中、市街地に墜落
  • 市民14人が重軽傷を負い、民家1軒が全焼、パイロット1名が死亡
2001年1月31日 日本航空(日本航空インターナショナルの前身)
ボーイング747と同社DC-10
静岡県上空
  • 羽田発那覇行き日本航空907便ボーイング747-400D(JA8904)と韓国・釜山発成田行き日本航空958便DC-10-40(JA8546)が、焼津市上空37,000フィートを飛行中、ニアミスを起こし、907便は衝突回避のため急降下
  • 907便の乗員16名、乗客411名、計427名のうち、重傷5名、軽傷37名(国土交通省調査:重軽傷者100名)
  • 958便の乗員13名、乗客237名、計250名は全員無事

2 予想される事故

  • 航空機事故とは航空機が航行中に起きる事故であり、航空機事故の形態としては以下のような形があげられる。
    墜落
    • 墜落は飛行中に突然発生することが多く、空港内だけでなく市街地、海、山など墜落場所を問わないため、墜落場所によっては乗員・乗客だけでなく数十~数百人の住民が巻き添えとなることがある。
    • 胴体が寸断されるなど、空中で跡形もなくなるケースと原型を保ったまま墜落するケースがある。
    • 「胴体が寸断」または「空中分解」すれば、乗客の生存はほぼ絶望的である。
    • 「原型を保ったまま墜落」の場合では、機体が衝撃を吸収するため、墜落場所と座席位置によっては生存の可能性はある。
    不時着
    • 降着装置が降りなかったり、燃料が尽きたり、操縦系統が故障したり、屋根が吹き飛んだりしながらも無事に着陸できるケースと、着陸態勢は取れたが場所が不適当だったため機体が破損する ケースがある。
    • 無事に着陸ができなくても、衝撃が墜落に比べコントロールできているので生存率は高い。
    オーバーラン
    • 離陸できずに滑走路の先の障害物にぶつかるケースと、着陸の際に制動距離が長すぎてぶつかるケースがある。
    • 地上で起きるので生存率は高いが、状況によっては多くの死傷者が出る場合もある。
    火災
    • 飛行中あるいは地上にいる際に何らかの原因で火災が発生することがある。
    • 火と煙が回りきる前に着陸できるかどうかで被害の様相が大きく変わる。
    衝突
    • 空中衝突して墜落するケースもあるが、悪天候等で現在位置を把握することができず、地上に衝突するケースもある。
    • 大半の事例では良くて片方、悪ければ両方が墜落して大惨事へと発展している。
  • 航空機(※2)では、ひとたび事故が生じると、乗員・乗客のみならず、状況によっては地上にいる住民をも巻き込む大惨事となる危険性がある。

 

※1 県内近郊
※2 特に旅客機

 

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〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2537

ファクス番号:053-457-2530

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