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更新日:2023年4月21日

共通対策編 第1章 総則 第6節 市の自然環境

【総括部】

1 地形の特徴

  • 本市北部地域は、南アルプス赤石山脈(赤石岳3,121メートル)とその手前の山々が広域に広がり、これらの山地斜度は30度を超えるところが多い。また、この地域は、海底堆積岩の褶曲(しゅうきょく)山地で占められており、古い年代の地層は折りたたまれるように強く褶曲し、山地の起伏で斜面の傾斜が大きく、山崩れなど土砂災害の危険箇所が多い。
  • 急峻な山地を侵食する河川は、天竜川のように急流となり、山地を侵食して多量の砂礫(されき)を運び、三角州性扇状地を形成している。
  • 北縁にあたる長野県境の青崩峠(※1)から天竜区佐久間町浦川にかけては、西南日本を二分する大断層の中央構造線が横切り、中央構造線に沿って結晶片岩や輝緑岩など中・古生代の変成岩が分布し、断層の北西側は西南日本内帯として花こう岩、片麻岩などの火成岩、変成岩が分布する。
  • 本市南部の海岸地帯には第四紀の地層でつくられた沖積海岸平野と段丘群が分布する。段丘は台地状に見えるため洪積台地とも呼ばれる。洪積台地は三方原台地などで代表される。
  • 浜名湖は、総面積70.27平方キロメートルで外海とつながっている汽水湖で、三方原台地前面が沈降したために渓谷となって入江を形成してできあがったと考えられ、佐鳴湖も入江の一つの跡である。

2 気候(※2)

  • 本市は、気候が温暖な気象条件にある。平野部の年平均気温は摂氏16~17度となっている。しかし、冬期は季節風による強い風が吹き、毎秒10メートル以上になる日も観測される。また冬から春先にかけては、乾いた西よりの風(からっ風)が吹く。
  • 雨量は平野部では全般に少なく、年間雨量は約1,800~2,000ミリとなっている。
    一方、天竜川中流・上流域では、年間総量は2,100~2,600ミリと多くなっている。

 

※1 天竜区水窪町
※2 気象観測所気候表/資料編3-7

 

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ファクス番号:053-457-2530

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