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更新日:2019年2月21日

平成31年度の分野ごとの重点施策と主な事業

 こうした予算編成方針を踏まえ、浜松市未来ビジョン第1次推進プランに定めた7つの分野に基づき、平成31年度に実施する分野ごとの主な施策について申し上げます。

1:産業経済

 1つ目は「産業経済」です。
 持続可能な地域経済の確立に向け、産学官金が連携し、ものづくり産業の高度化に加え、輸送用機器関連産業に次ぐ新たなリーディング産業の育成を図るとともに、地域の魅力向上はもとより、農林水産業における多様な担い手の創出と徳川家康公の出世を支えた「浜松パワーフード」を核とした多彩な農水産品の高付加価値化、FSC森林認証制度に基づく持続可能な森林管理と官民連携による天竜材の「地産地消」、「地産外商」などに取り組みます。
 「浜松バレー」の実現に向けて、ベンチャー企業の経営者や創業を志す人が経営戦略やマーケティング等を学ぶ場を設置するとともに、市内における民間ファンドの投資活性化に向けた新たな交付金制度や、首都圏等のベンチャーが本市に進出する契機とするための実証実験への支援制度の実施など、ベンチャー企業への支援を充実します。サテライトオフィスの運営、中山間地におけるトライアルオフィスの整備など、首都圏を中心とした企業誘致等についても引き続き取り組みます。
 また、地元産業の強化・集積に向けては、本市の基幹産業である輸送用機器産業について次世代自動車センターを中心としたEVシフト対応支援を実施するとともに、第三都田地区工場用地の分譲を中心とした企業誘致に積極的に取り組みます。
 地域産業を担う人材の確保については、大都市圏での就職セミナー等やマッチングアドバイザーの派遣により新卒者及び転職者に対するUIJターン就職を促進するとともに、70歳になっても現役で働き続けることができる環境整備を推進します。
 海外の活力を本市の産業に取り込むビジネス展開の支援では、光・電子技術をはじめとした高機能・高付加価値なものづくりを展開する企業による、欧米の大規模な見本市への参加を引き続き支援し、販路拡大につなげます。
 商業の振興については、商店街の空き店舗の解消や活性化に対する支援を拡充するとともに、新川モールについて、中心市街地の回遊性向上や都心における新たな憩いや賑わいの拠点としての利活用を進めます。
 「もうかる農業」の実現に向けて、農産物の高付加価値化と販路拡大を目的に、新たにアジア最大の食品見本市である「フードEXPO香港」に出展するほか、農業経営者の育成やICT等の先端技術の活用、農地の集積・集約化等に取り組みます。林業では、創設される森林環境譲与税を有効に活用し、森林経営管理法の施行に伴う「新たな森林管理システム」の円滑な運用による森林の適切な管理を促進するとともに、大都市や環境意識が高くFSC認証材の調達を推進する大手企業との連携強化により、天竜材の需要拡大を推進します。
 水産業については、官民連携のもと浜名湖や遠州灘の旬の水産資源を「浜松パワーフード」としてブランド化を図り、地産地消はもとより国内外からの更なる誘客に活用します。
 観光では、第3期浜名湖観光圏整備計画を官民挙げて推進するとともに、ラグビーワールドカップ2019日本大会や静岡デスティネーションキャンペーン、本市出身の田畑政治氏が主人公の一人である大河ドラマ「いだてん」を活用し、「浜松魅力発信館 ザ・ゲート・ハママツ」等を拠点に観光誘客を進めます。また、ビーチ・マリンスポーツに関する情報発信を進めるとともに、人気ダンスグループEXILEのメンバーが代表を務める株式会社dance Earthや日本航空株式会社など、発信力や国内外とのネットワークを有する企業との連携によるシティプロモーションに取り組んでまいります。

2:子育て・教育

 2つ目は「子育て・教育」です。
 地域社会のサポートにより子育て世代の仕事と子育てを両立し、生きる力を身に付けた子どもたちが健やかに育つ環境づくりを推進します。
 保育所等利用待機児童の解消に向けて、認可保育所等の整備による定員増や保育人材の確保などに引き続き取り組むとともに、10月からの幼児教育・保育の無償化に向けた準備を進めます。
 子育て支援では、産後ケア事業のメニュー充実等により、妊産婦や子育てに対する親の不安軽減を図るとともに、経済的困難を抱える家庭の支援に向けた学習支援を拡充します。また、高校生世代への医療費助成を10月から実施します。
 学校教育では、コミュニティ・スクールについて、平成32年度からの本格導入に向けて推進モデル校を22校に増やすとともに、制度の周知啓発等に取り組みます。
 また、不登校児童生徒の社会的自立と教室復帰支援のための校内・校外適応指導教室の拡充や、外国人児童生徒のための日本語基礎指導や学習支援、小学校入学予定の幼児と保護者に対する初期適応指導のためのプレスクールの開催や母国語教室等の取組を実施します。
 市立小中学校普通教室へのエアコン設置については、PFI方式も活用しながら整備を進めるとともに、教職員の多忙化解消に向けて、校務アシスタントを市立小中学校全校に配置します。
 放課後児童会については、実施箇所を拡大し、定員の増を図るとともに、運営委託化への統一に向けて、モデル事業の検証を行ってまいります。

3:安全・安心・快適

 3つ目は「安全・安心・快適」です。
 市民一人ひとりが、災害、犯罪、事故などの危険から自分の命と財産を自ら守る意識を高めるとともに、人口減少社会に対応したコンパクトなまちづくりを進めます。
 防潮堤については、平成31年度末の完成に向けて、引き続き整備を進めるとともに、本年度開設した防災学習センターを活用した市民への防災意識の啓発や、新たな災害情報伝達システムの整備等を進め、市民の更なる安全安心につなげます。
 消防力の強化については、新たにドローンの運用等による災害時の情報収集能力向上を図るとともに、西消防署庄内出張所や浜松第9分団庁舎の移転改築を行います。
 拠点ネットワーク型都市構造の実現に向けては、本年度策定の立地適正化計画に基づく取組の実施、新たな都市計画マスタープランの策定等を進めます。中心市街地の活性化に向けて、旭・板屋A地区における市街地再開発事業や常盤町西街区における優良建築物等整備事業を支援します。また、三遠南信自動車道関連整備や天竜川駅周辺整備等を進めるとともに、国道473号(仮称)新々原田橋について、平成31年度末の供用開始に向けて整備します。交通事業者が申し出た北遠本線などの退出バス路線については、代替の公共交通を確保します。
 舘山寺総合公園については、平成32年度のフラワーパークの開園50周年に向け、ユニバーサルデザイン対応などの改修を進めるとともに、動物園について、動物園再生基本計画に基づき「いのちのふれあいゾーン」を整備してまいります。

4:環境・エネルギー

 4つ目は「環境・エネルギー」です。
 再生可能エネルギー等の導入やエネルギー自給率向上を図るとともに、ごみの減量や資源化、自然環境の保全により環境負荷の少ないライフスタイルの定着を目指します。
 浜松版スマートシティの実現に向けて、浜松市スマートシティ推進協議会によるスマートプロジェクトを官民連携で進めるほか、「創エネ」、「省エネ」、「蓄エネ」の一層の推進に向け、太陽光発電や蓄電池等を備えたスマートマンションの整備を促進します。また、エネルギーの効率的利用に向け、隣接する公共施設間でエネルギーを融通するマイクログリッドの形成を図るほか、森林保全や地域活性化等にも寄与する木質バイオマス設備の導入を促進します。
 3R推進によるごみの減量化に向けて、ごみ減量天下取り大作戦の実施メニューを拡充するとともに、温暖化対策として地球温暖化対策実行計画の事務事業編の見直しや市有施設における照明のLED化を推進します。
 天竜区に設置する新清掃工場及び新破砕処理センターについては、平成36年度の稼働に向けて、敷地造成やアプローチ道路工事を進めてまいります。

5:健康・福祉

 5つ目は、「健康・福祉」です。
 地域における支え合いの仕組みづくりを進めるとともに、健康寿命の更なる延伸を目指します。
 地域福祉の推進に向けては、様々な課題を抱えた世帯全体を地域で受け止める包括的支援体制を整備するため、相談支援包括化推進員の配置や相談支援包括化ネットワークの構築を進めるほか、コミュニティソーシャルワーカーの増員や地区社会福祉協議会の活動支援を充実します。
 障がいのある方への支援としては、引き続きグループホームの計画的な整備を進めるとともに、訪問相談の実施など相談支援体制を強化するため、障害者相談支援事業所の再編に向けた準備を進めます。併せて、福祉事業所に通所している障がいのある方への交通費助成を新たに実施するなど、障がいのある方の自立した地域生活への移行を支援します。
 健康寿命の延伸については、ノルディック・ウォークの普及に取り組むほか、新たに地域における健康増進の担い手となる元気リーダーの育成を行い、地域における健康増進の普及促進を図ります。
 医療センターについては、地域がん診療連携拠点病院など地域の中核病院としての機能拡充に向けて手術支援ロボット「ダヴィンチ」を導入するとともに、平成35年度中の新病院の開院に向け、実施設計及び関連工事を進めます。
 また、人生の最終段階において、本人、家族等の意向を尊重した医療・ケアを決定するためのプロセスである「アドバンス・ケア・プランニング」の普及啓発に取り組んでまいります。

6:文化・生涯学習

 6つ目は「文化・生涯学習」です。
 音楽を始めとした様々な分野で新たな文化や産業の創造を目指すとともに、多様な歴史・文化による豊かさやスポーツによる生活の充実などを実感できる環境づくりを進めます。
 創造都市の推進については、2020文化プログラム推進事業として、(仮称)サウンドデザインファクトリーin浜松を開催するとともに、浜松アーツ&クリエイションによる市民の創造的活動への支援を行います。また、将来、世界の第一線で活躍する“浜松育ち”のピアニストを育成するための新たなピアノアカデミーを実施するなど、「音楽の都・浜松」にふさわしい取組を展開します。併せて、仮称市民音楽ホールの平成32年度供用開始に向けた整備を進めます。
 スポーツの振興については、ビーチ・マリンスポーツ推進協議会など官民連携による「ビーチ・マリンスポーツの聖地」を目指した取組を進めるとともに、ビーチスポーツコートなどの整備を進めます。また、企業版ふるさと納税寄付金を活用し、ラグビーワールドカップ2019公認キャンプ関連事業や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるブラジルホストタウン交流事業等を進めます。また、遠州灘海浜公園に県が計画する野球場の建設についての調整を進めます。
 文化遺産の保全・活用については、国指定史跡である二俣城跡及び鳥羽山城跡の保存・活用計画の策定に取り組み、歴史を活かしたまちづくりを進めます。
 浜松科学館については、本年7月にリニューアルオープンし、その記念としてノーベル賞受賞者による「ノーベル賞フォーラム」など各種イベントを開催してまいります。

7:地方自治・都市経営

 7つ目は「地方自治・都市経営」です。
 協働による持続可能な都市経営を推進するとともに、質の高い市民サービスの提供を目指します。
 市民協働によるまちづくりについては、引き続きコミュニティ担当職員による地域コミュニティ活動の活性化を図るとともに、市民が地域活動に参加するきっかけとなる講座を新たに開催します。また、地域組織への協働センター等の管理運営委託について、新たに春野文化センターを地元のNPO法人に委託します。
 中山間地域の振興については、アワビの陸上養殖の事業化をはじめ中山間地域における新たな仕事づくりに向けた取組を引き続き進めるとともに、子どもから大人まで、都市部と中山間地域の住民の交流や「ザ・山フェス」の開催等の事業を実施します。また、移住促進については、首都圏在住者が浜松に移住し、起業又は中小企業に就業した場合の助成を新たに実施します。
 多文化共生の推進については、改正入管法施行を踏まえつつ、多文化共生センターや外国人学習支援センターの運営、タブレット端末を利用した多言語通訳など、多文化共生都市ビジョンに基づく取組を進めます。また、多文化共生都市の国際連携やSDGsの推進などをテーマとした国際会議を開催します。
 広域行政の推進については、第2次三遠南信地域連携ビジョンに基づき、地域課題解決と更なる発展に向けた連携を推進します。
 SDGsの推進については、シンポジウムの開催等により普及啓発を図るとともに、本市の課題解決に向けた新たな官民連携の創出を図ります。また、若年層を対象にフェアトレード、地産地消などエシカル消費の普及促進を図ります。
 就任以来最大の政策課題である行政区の再編については、住民投票の結果を踏まえ、市議会と協議を進めてまいります。

 

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