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更新日:2013年9月1日

財政援助団体等監査結果(平成20年9月4日)

浜松市監査委員告示第8号

地方自治法(昭和22年法律第67号)第199条第7項の規定に基づき財政援助団体、出資団体及び公の施設の指定管理者の監査を執行したので、その結果を同条第9項の規定により次のとおり公表する。
平成20年9月4日

浜松市監査委員:鈴木 幸作
浜松市監査委員:松本 壽夫
浜松市監査委員:髙林 一文
浜松市監査委員:中村 勝彦

財政援助団体監査結果公表

第1 監査の種類
及び対象

1 財政援助団体監査

(1) はままつ冬の蛍フェスタ実行委員会

ア 監査対象負担金

平成19年度はままつ冬の蛍フェスタ実行委員会負担金

イ 負担金の所管課 商工部 商業政策課

(2) いなさ人形劇まつり実行委員会

ア 監査対象補助金

平成19年度浜松市引佐地域自治区いなさ人形劇まつり実行委員会事業補助金

イ 補助金の所管課 北区役所 引佐地域自治センター 地域振興課

(3) 天竜産業観光まつり実行委員会

ア 監査対象補助金

平成19年度浜松市天竜産業観光まつり事業費補助金

イ 補助金の所管課 天竜区役所 産業振興課

(4) はるの産業まつり実行委員会

ア 監査対象補助金

平成19年度浜松市はるの産業まつり実行委員会補助金

イ 補助金の所管課 天竜区役所 春野地域自治センター 地域振興課

(5) フェスタさくま実行委員会

ア 監査対象補助金

平成19年度フェスタさくま補助金

イ 補助金の所管課 天竜区役所 佐久間地域自治センター 地域振興課

2 出資団体監査

(1) 浜松市土地開発公社

ア 市の出資比率 基本財産の100.0%

イ 団体の所管課 財務部 管財課

(2) 財団法人浜松市医療公社

ア 市の出資比率 基本財産の100.0%

イ 団体の所管課 健康医療部 健康医療課

3 公の施設の指定管理者監査

(1) 財団法人浜松市医療公社

ア 管理している公の施設

(ア) 県西部浜松医療センター(所管課:健康医療部 健康医療課)

(イ) 浜松市リハビリテーション病院(所管課:健康医療部 健康医療課)

第2 監査の範囲

監査対象団体において、主に平成19年度に執行された出納その他の事務について監査を実施した。
ただし、財政援助団体については、本市からの負担金及び補助金交付に係る出納その他の事務について監査を実施した。
また、団体の当該事務に関する所管課の事務について併せて監査を実施した。

第3 監査の期間

平成20年4月24日から平成20年6月18日まで

第4 監査の方法

監査の対象及び範囲に示した団体の事務及びそれに関する所管課の事務が適正に執行されているかについて、団体ごとに設定した着眼点に基づき、関係書類を抽出により監査するとともに、関係者から説明を聴取した。

第5 監査の結果等

【はままつ冬の蛍フェスタ実行委員会(財政援助団体)】

1 団体の概要

(1) 設立年月日

平成15年6月10日

(2) 設立目的

浜松市の冬を彩る市民参加イベントとして、中心市街地の魅力づくり、にぎわいの創出を図り、市民が主体となる協働体制の確立や人材の育成、コミュニケーションの醸成を育むなど、中心市街地の活性化を効率的に推進することを目指す「はままつ冬の蛍フェスタ」を実施するものとし、その円滑な執行を図ることを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市中区元城町103番地の2

(4) 組織(平成20年3月31日現在)

  • 実行委員会 21人
    (実行委員長1人、副実行委員長1人、顧問1人、監事2人、監修2人、委員14人)
  • 事務局 9人(商工部商業政策課職員)

(5) 主な事業

ア 冬の蛍フェスタの企画に関すること

イ 冬の蛍フェスタの進行管理に関すること

ウ 冬の蛍フェスタの重要案件に関すること

(6) 市との関係

市は、浜松市の冬を彩る市民参加イベントとして、中心市街地の魅力づくり、にぎわいの創出を図り、市民が主体となる協働体制の確立や人材の育成、コミュニケーションの醸成を育むなど、中心市街地の活性化を効率的に推進することを目指して実施する「はままつ冬の蛍フェスタ」の円滑な執行を図ることを目的に、実行委員会に対し事業実施負担金として、平成19年度は52,000,000円を交付している。

2 監査の主な着眼点

(1) 負担金の財政的援助の決定は法令等に適合しているか。

(2) 負担金は、適正な交付手続により交付・受領されているか。

(3) 交付された負担金は、財政援助対象事業以外に流用されることなく、団体の会計帳簿等により適切に執行されていることが確認できるようになっているか。

(4) 事業は、計画及び交付条件に従って実施され、十分効果が上げられているか。

(5) 負担金交付団体への指導監督は、適切に行われているか。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。所管課は団体に対し指導・助言を含めた適切な是正措置を講ずるとともに、団体においては所管課の指導・助言に応じた適切な措置を講じられたい。

(1) 商工部商業政策課の事務に関する事項

ア はままつ冬の蛍フェスタ実行委員会負担金の支出負担行為について、平成20年1月30日で起案決裁行為をしているが、平成19年10月12日開催の同実行委員会で、52,000千円の市負担金額が承認されているので、団体に対し承認後直ちに負担金額が決定した通知文の提出を指導し、浜松市会計規則に基づき適正な事務処理をされたい。

イ はままつ冬の蛍フェスタ2007イベント事業企画運営業務等について、受託者から契約書に定められた業務責任者等の届出がない。また、シンボルツリー等駅前周辺及び鍛冶町街路樹イルミネーション設置工事等について、受託者から仕様書に定められた業務実施計画書が提出されていないので、適正な事務処理を指導されたい。

(2) はままつ冬の蛍フェスタ実行委員会の事務に関する事項

ア はままつ冬の蛍フェスタ実行委員会への市負担金について、平成19年10月12日開催の同実行委員会で、52,000千円の負担金額を承認しているので、承認後直ちに負担金額が決定した旨の通知をされたい。

イ はままつ冬の蛍フェスタ2007イベント事業企画運営業務等について、受託者から契約書に定められた業務責任者等の届出がない。また、シンボルツリー等駅前周辺及び鍛冶町街路樹イルミネーション設置工事等について、受託者から仕様書に定められた業務実施計画書が提出されていないので、適正な事務処理をされたい。

ウ 冬の蛍物語審査選定委員及び冬の蛍物語入賞者への賞金等の領収書について、領収印ではなく署名により事務処理をしている。また、冬の蛍物語入賞者への賞金等について、1人分の領収書が添付されていないので、はままつ冬の蛍フェスタ実行委員会規約に基づき適正な事務処理をされたい。

エ 冬の蛍物語入選者への賞金用に購入した図書カードについて、物品出納簿が作成されていないので、受入・払出・残高を記載した物品出納簿を作成し、適正な在庫管理をされたい。

オ 冬の蛍物語応募作品データ入力業務及びゲート型イルミネーション廃棄処分業務の支払について、支払日が請求の日から30日を超えているので、契約書に基づき期限内に支出されたい。

カ 請負金額が300万円未満であるシンボルツリー構造体設置工事について、部分払をしているが、特に必要であると認める決裁文書がないので、契約書に基づき、適正な事務処理をされたい。

【いなさ人形劇まつり実行委員会(財政援助団体)】

1 団体の概要

(1) 設立年月日

平成元年4月1日

(2) 設立目的

人形劇の観劇による情緒豊かな子供の育成と、親子のふれあいの場を提供するとともに、人形劇界の発展に資することを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市北区引佐町井伊谷616番地の5

(4) 組織(平成20年4月1日現在)

  • 実行委員会 22人(実行委員長1人、実行委員21人)
  • 事務局 3人(北区役所引佐地域自治センター地域振興課職員)

(5) 主な事業

ア いなさ人形劇まつりの企画、運営

イ 優秀人形劇顕彰制度の実施

ウ 人形劇の里づくり関連事業との連携

(6) 市との関係

市は、いなさ人形劇まつり実行委員会が行う、引佐地域自治区の区域におけるいなさ人形劇まつりの振興と、その円滑な推進を図ることを目的として実施する事業に対し、浜松市引佐地域自治区いなさ人形劇まつり実行委員会事業補助金として、平成19年度は950万円を交付している。

2 監査の主な着眼点

(1) 補助金の交付根拠となる交付要綱は適正に整備されているか。

(2) 補助金は、交付要綱に基づき適正な交付手続により交付・受領されているか。

(3) 交付された補助金は、補助対象事業以外に流用されることなく、団体の会計帳簿等により適切に執行されていることが確認できるようになっているか。

(4) 事業は、計画及び交付条件に従って実施され、十分効果が上げられているか。

(5) 補助金交付団体への指導監督は、適切に行われているか。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。所管課は団体に対し指導・助言を含めた適切な是正措置を講ずるとともに、団体においては所管課の指導・助言に応じた適切な措置を講じられたい。

(1) 北区役所引佐地域自治センター地域振興課の事務に関する事項

ア 補助金交付要綱について、概算払の規定が定められていないので、浜松市補助金交付規則に基づき、要綱の整備をされたい。

イ 補助金の概算払について、資金計画書からは補助金を必要としない時期に支出しているので、所管課の書類審査を徹底するとともに、団体に対しても適正な事務処理をするよう指導、監督をされたい。

(2) いなさ人形劇まつり実行委員会の事務に関する事項

ア 劇団への宿泊助成及び実行委員へ支給される交通費について、支払基準が明確でないので、支払基準を整備し適正な執行をされたい。

イ 補助金を概算払申請で受領しているが、資金計画書からは補助金を必要としない時期に申請しているので、支出計画に即した概算払申請をされたい。

【天竜産業観光まつり実行委員会(財政援助団体)】

1 団体の概要

(1) 設立年月日

昭和63年4月27日

(2) 設立目的

天竜地域の地場産品の展示即売、各種団体並びに企業のPR活動など産業振興を図り、また秋野不矩や本田宗一郎など郷土の偉人紹介、さらに信康、鳥羽山公園、二俣城といった観光資源のPRの場とし、地域に活力を与えることを目的に実施する天竜産業観光まつりを実行することを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市天竜区二俣町二俣425番地の5

(4) 組織(平成19年11月3日現在)

  • 実行委員会 15人(実行委員長1人、副委員長4人、実行委員8人、監事2人)
  • 事務局 10人

(5) 主な事業

ア 天竜産業観光まつりの計画策定

イ 天竜産業観光まつりに係る各種催事等の実施

(6) 市との関係

市は、天竜産業観光まつり実行委員会が行う、天竜産業観光まつり事業の円滑な推進を図るため、天竜産業観光まつり実行委員会が実施する事業に対し、浜松市天竜産業観光まつり事業費補助金として、平成19年度は370万円を交付している。

2 監査の主な着眼点

(1) 補助金の交付根拠となる交付要綱は適正に整備されているか。

(2) 補助金は、交付要綱に基づき適正な交付手続により交付・受領されているか。

(3) 交付された補助金は、補助対象事業以外に流用されることなく、団体の会計帳簿等により適切に執行されていることが確認できるようになっているか。

(4) 事業は、計画及び交付条件に従って実施され、十分効果が上げられているか。

(5) 補助金交付団体への指導監督は、適切に行われているか。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。所管課は団体に対し指導・助言を含めた適切な是正措置を講ずるとともに、団体においては所管課の指導・助言に応じた適切な措置を講じられたい。

(1) 天竜区役所産業振興課の事務に関する事項

ア 補助金交付要綱について、概算払の規定が定められていないので、浜松市補助金交付規則に基づき、要綱の整備をされたい。

イ 補助金の概算払について、概算払の必要性が明確でないまま支出しているので、所管課の書類審査を徹底するとともに、団体に対しても適正な事務処理をするよう指導、監督をされたい。

(2) 天竜産業観光まつり実行委員会の事務に関する事項

ア 補助金概算払申請書について、添付されている収支の状況及び事業進捗状況では、概算払の必要性が明確でないので、必要性のわかる資金計画表を添付されたい。

【はるの産業まつり実行委員会(財政援助団体)】

1 団体の概要

(1) 設立年月日

昭和62年10月7日

(2) 設立目的

はるの産業まつりの開催を通じ、春野地域の産業の振興並びに活性化を図ることを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市天竜区春野町気田814番地の2

(4) 組織(平成20年3月31日現在)

  • 役員 17人(委員長1人、副委員長2人、委員12人、監事2人)
  • 事務局 7人

(5) 主な事業

ア はるの産業まつりの計画策定

イ はるの産業まつりに関する各種催事の実施

(6) 市との関係

市は、はるの産業まつり実行委員会が行う、産業まつりを通じ、地場産品の販路拡大と交流人口の増加を図り、春野地域発展の基盤である産業振興を向上させるための事業に対し、浜松市はるの産業まつり事業費補助金として、平成19年度は800万円を交付している。

2 監査の主な着眼点

(1) 補助金の交付根拠となる交付要綱は適正に整備されているか。

(2) 補助金は、交付要綱に基づき適正な交付手続により交付・受領されているか。

(3) 交付された補助金は、補助対象事業以外に流用されることなく、団体の会計帳簿等により適切に執行されていることが確認できるようになっているか。

(4) 事業は、計画及び交付条件に従って実施され、十分効果が上げられているか。

(5) 補助金交付団体への指導監督は、適切に行われているか。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。所管課は団体に対し指導・助言を含めた適切な是正措置を講ずるとともに、団体においては所管課の指導・助言に応じた適切な措置を講じられたい。

(1) 天竜区役所春野地域自治センター地域振興課の事務に関する事項

ア 補助金交付要綱について、概算払の規定が定められていないので、浜松市補助金交付規則に基づき、要綱の整備をされたい。

(2) はるの産業まつり実行委員会の事務に関する事項

ア 実行委員会が発行した食券について、各店舗より請求を受け支出処理しているが、領収印ではなく署名により処理しているものがあるので、適正な事務処理をされたい。

【フェスタさくま実行委員会(財政援助団体)】

1 団体の概要

(1) 設立年月日

平成14年4月1日

(2) 設立目的

浜松市佐久間地域自治区の市民が一致団結して、イベントを通して交流人口の増加を促すことにより、地場産業の振興と地域内の活性化を図り、もって浜松市佐久間地域自治区の発展に寄与することを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市天竜区佐久間町佐久間2235番地の1

(4) 組織(平成19年11月4日現在)

  • 実行委員 16人(委員長1人、副委員長3人、委員12人)
  • 事務局 5人

(5) 主な事業

ア フェスタさくまの計画策定

イ フェスタさくまに関する各種催事の実施

(6) 市との関係

市は、フェスタさくま実行委員会が行う、佐久間地域自治区の地域における産業振興、経済活性化、交流人口の増加を図ることを目的として実施する事業に対し、フェスタさくま補助金として、平成19年度は370万円を交付している。

2 監査の主な着眼点

(1) 補助金の交付根拠となる交付要綱は適正に整備されているか。

(2) 補助金は、交付要綱に基づき適正な交付手続により交付・受領されているか。

(3) 交付された補助金は、補助対象事業以外に流用されることなく、団体の会計帳簿等により適切に執行されていることが確認できるようになっているか。

(4) 事業は、計画及び交付条件に従って実施され、十分効果が上げられているか。

(5) 補助金交付団体への指導監督は、適切に行われているか。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。所管課は団体に対し指導・助言を含めた適切な是正措置を講ずるとともに、団体においては所管課の指導・助言に応じた適切な措置を講じられたい。

(1) 天竜区役所佐久間地域自治センター地域振興課の事務に関する事項

ア 補助金の概算払について、概算払の必要性が明確でないまま支出しているので、所管課の書類審査を徹底するとともに、団体に対しても適正な事務処理をするよう指導、監督をされたい。

(2) フェスタさくま実行委員会の事務に関する事項

ア 補助金概算払申請書について、添付されている資金収支計画表では、支出時期の記載がなく概算払の必要性が明確でないので、必要性のわかる資金収支計画表を添付されたい。

【浜松市土地開発公社(出資団体)】

1 団体の概要

(1) 設立年月日

昭和48年4月2日

(2) 設立目的

「公有地の拡大の推進に関する法律」(昭和47年6月15日法律第66号)に基づき、土地の取得、管理、処分等を行うことにより、地域の秩序ある整備と住民福祉の増進に寄与することを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市中区元城町103番地の2

(4) 組織(平成20年3月31日現在)

  • 役員  9人(理事長1人、常務理事1人、理事5人、監事2人)
  • 職員  23人(財務部管財課ほか浜松市職員)

(5) 主な事業

ア 公有地の拡大の推進に関する法律に基づき、土地の取得、管理、処分等を行う。

(6) 市との関係

市は、公有地の拡大の推進に関する法律に基づき、土地の取得、管理、処分等を行うことにより、地域の秩序ある整備と住民福祉の増進に寄与することを目的として設立された浜松市土地開発公社の基本財産の全額1,000万円を出捐している。

2 監査の主な着眼点

(1) 団体における出納及び出納に関連する事務の執行にあたり、必要かつ最も基本・基準となる諸規程が整備されているか。また、その諸規程は適切に管理され、事務の執行がそれに基づき適正に行われているか。

(2) 決算諸表等は法令等に準拠して作成されているか。

(3) 事業成績、財政状況は適正に決算諸表等に表示されているか。

(4) 経営成績及び財政状態は良好か。

(5) 関係帳票の整備、記帳は適切か。また、領収書等の証拠書類の整備、保存は適切か。

(6) 会計経理及び財産管理は適切か。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。所管課は団体に対し指導・助言を含めた適切な是正措置を講ずるとともに、団体においては所管課の指導・助言に応じた適切な措置を講じられたい。

(1) 浜松市土地開発公社の事務に関する事項

ア 公有用地について

「公有用地」に計上されている土地のうち、下記のものについては、所有権が既に浜松市に移転しており、売買代金の一部が未収となっていることから、浜松市土地開発公社(以下「土地開発公社という。」)としては、浜松市に対する債権を所有しているにすぎない。
したがって、「公有用地」ではなく、「未収金」として計上されたい。

区分

事業名

面積(平方メートル)

金額(円)

東地区
土地区画整理事業

減価補償金(元)

96.39

77,753,901

減価補償金(2)

14.46

40,300,634

合計

110.85

118,054,535

イ 短期借入金の記帳について

短期借入金については、借換え分の一部について、記帳が行われていない。
そのため、短期借入金明細表の当期増加高と当期減少高の各合計が、総勘定元帳の短期借入金の貸方合計及び借方合計と一致していない。
会計帳簿は、取引の全てを記帳することが原則となっており、短期借入金の借換えについても記帳されたい。

(単位:円)

区分

総勘定元帳

短期借入金明細表

差額

増加

4,584,486,266

23,749,499,913

19,165,013,647

減少

6,854,115,676

26,019,129,323

19,165,013,647

ウ 経過勘定について

以下の経費は、平成18年度において負担すべきものが、支払時期である平成19年度において計上している。
経費は、支払事業年度ではなく、発生した事業年度の費用として処理されたい。

計上科目

内容

金額(円)

計上日

販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費
人件費
法定福利費

H19.2月度社会保険料等

H19.3月度社会保険料等

69,118

69,118

H19年4月2日

H19年5月1日

販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費
経費
需用費

H19.3月度ガソリン代

3,301

H19年4月27日

流動資産
公有用地
公有用地
諸経費

阿蔵山水道料(H19.2~3)

17,220

H19年4月10日

合計

158,757

-

エ 完成土地について

「完成土地等」に計上されているもののうち、以下のものは、帳簿価額が0円となっている。
適正な帳簿価額へ修正をされたい。

所管課

資産区分

取得年月

面積(平方メートル)

金額(円)

天竜区役所
産業振興課

渡ヶ島工業団地用地(56)

S57.1

6,040.00

0

4 意見

(1) 土地開発公社が保有する公有用地は、平成19年度末現在819,008平方メートル、簿価で203億134万円あり、このうちの543,055平方メートル (66%)、158億1,309万円分(78%)が、5年を超える長期保有となっている。
また、天竜区の阿蔵山土地開発事業用地(345,353平方メートル)は、用地取得から20年以上が経過しているが、全く販売実績はなく、簿価33億7,661万円に対し、時価は11億3,195万円(34%)となっている。
これら土地の保有期間の長期化に伴い、土地開発公社の借入金利息は年々増加し、平成19年度分の利息は2億2,472万円、含み損失も75億円余となっており、このままいけば公社の将来の負担増につながり、結果、市民にとって大きな負担となることが考えられる。
現在、土地開発公社の経営健全化に関する計画においては、平成22年度末までの土地処分計画が策定されているが、平成19年度計画の実施状況をみると、処分計画の32億7,652万円に対し、実績は計画の68%、22億2,124万円と下回っているので、今後は、処分計画が着実に推進されるよう最善の努力をされたい。

(2) 次に掲げる、天竜区内の分譲予定地についても、土地処分の計画はあるものの、計画どおり進んでおらず、公有用地と同様土地開発公社の経営上大きな負担となっているので、役員及び職員は一丸となって、早期に土地の処分が図られるよう取り組まれたい。

ア 相生やすらぎ(1,276平方メートル)、北鹿島(295平方メートル)及びくんま(1,657平方メートル)の各住宅団地用地は、平成17年以降販売の実績はなく、北鹿島及びくんまの住宅団地用地は時価評価額が簿価を下回っており、また、販売期間の長期化に伴う借入金利息の増が、土地開発公社の経営悪化につながっている。

イ 渡ヶ島工業団地用地(6,040平方メートル)及び山王北住宅団地用地(1,572平方メートル)は、造成事業が行われておらず、荒地となっており、このうち山王北住宅団地用地は時価評価額が簿価を下回り、また、販売期間の長期化に伴う借入金利息の増が、土地開発公社の経営悪化につながっている。

【財団法人 浜松市医療公社(出資団体)】

1 団体の概要

(1) 設立年月日

昭和47年11月1日

(2) 設立目的

医療及び公衆衛生活動に関する各種事業を行い、もって地域住民の福祉の増進を図ることを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市中区富塚町328番地

(4) 組織(平成20年3月31日現在)

  • 役員  29人
    (理事長1人、副理事長2人、専務理事1人、常務理事1人、理事9人、評議員13人、監事2人)
  • 職員  907人

(5) 主な事業

ア 浜松市からの委託による県西部浜松医療センター及び浜松市リハビリテーション病院の管理に関すること。 

イ 公衆衛生活動に関すること。

ウ 救急医療に関すること。

エ 医療に係る試験及び検査に関すること。

オ 医学及び医師の研究に関すること。

カ 看護師の養成に関すること。

キ 医師その他の医療従事者の教育に関すること。

ク 衛生知識の普及及び健康相談に関すること。

(6) 市との関係

市は、医療及び公衆衛生活動に関する各種事業を行い、もって地域住民の福祉の増進を図ることを目的として設立された、財団法人浜松市医療公社の基本財産5億500万円及び運用財産2,500万円の全額を出捐している。

2 監査の主な着眼点

(1) 団体における出納及び出納に関連する事務の執行にあたり、必要かつ最も基本・基準となる諸規程が整備されているか。また、その諸規程は適切に管理され、事務の執行がそれに基づき適正に行われているか。

(2) 決算諸表等は法令等に準拠して作成されているか。

(3) 事業成績、財政状況は適正に決算諸表等に表示されているか。

(4) 経営成績及び財務状態は良好か。

(5) 関係帳票の整備、記帳は適切か。また、領収書等の証拠書類の整備、保存は適切か。

(6) 会計経理及び財産管理は適切か。

3 経営状況

(1) 病院経営のしくみ

病院施設は浜松市の所有であり、診療報酬等は浜松市の病院事業会計に入り、財団法人浜松市医療公社(以下「医療公社」という。)は病院事業会計から交付金を収受している。病院事業会計では、診療報酬等のほか一般会計負担金を原資とし、病院事業に必要な経費を差し引いた残額を交付金として医療公社に交付している。

4 監査の結果

「公の施設の指定管理者」監査の結果のとおり。

【財団法人 浜松市医療公社(公の施設の指定管理者)】

1 施設の概要等

県西部浜松医療センター

(1) 所在地

浜松市中区富塚町328番地

(2) 施設の内容

開設年月日 昭和47年11月1日

1号館 鉄骨・鉄筋コンクリート造り地下1階地上9階建 12,910.50平方メートル

2号館 鉄骨・鉄筋コンクリート造り地下1階地上9階建 10,008.95平方メートル

3号館 鉄骨・鉄筋コンクリート造り地下2階地上9階建 15,402.52平方メートル

南館 鉄骨・鉄筋コンクリート造り地上3階建 1,820.85平方メートル

健診センター 軽量鉄骨ブレース造り平屋建 643.09平方メートル

附属診療所 鉄骨・鉄筋コンクリート造り地上2階建 1,302.51平方メートル

(3) 指定期間

平成18年4月1日から平成23年3月31日まで(5年間)

(4) 指定管理料(平成19年度)

13,000,826,228円

(5) 使用料の取扱い

浜松市の収入(利用料金制の導入なし)

(6) 指定管理者の主な業務

ア 診療、検診及びこれに附帯する業務

イ 管理施設等の維持管理に関する業務

ウ 管理施設の使用に係る使用料及び手数料の徴収に関する業務

エ 政策的医療に関する業務

(7) 施設の利用状況

〔平成18年度と平成17年度の比較〕 (単位:人、日)

入院

新患者数

患者延べ数

平均在院日数

診療単価(円)

診療額(千円)

平成18年度

13,813

193,695

14.0

48,681

9,429,277

平成17年度

12,974

190,857

14.7

45,899

8,760,126

増減

839

2,838

△0.7

2,782

669,151

(単位:人)

外来

新患者数

患者延べ数

診療単価(円)

診療額(千円)

平成18年度

30,039

265,098

11,372

3,014,630

平成17年度

29,993

266,270

10,777

2,869,690

増減

46

△1,172

595

144,940

〔平成19年度と平成18年度の比較〕 (単位:人、日)

入院

新患者数

患者延べ数

平均在院日数

診療単価(円)

診療額(千円)

平成19年度

13,016

191,757

14.8

49,723

9,534,739

平成18年度

13,813

193,695

14.0

48,681

9,429,277

増減

△797

△1,938

0.8

1,042

105,462

(単位:人)

外来

新患者数

患者延べ数

診療単価(円)

診療額(千円)

平成19年度

27,474

254,206

11,895

3,023,658

平成18年度

30,039

265,098

11,372

3,014,630

増減

△2,565

△10,892

523

9,028

浜松市リハビリテーション病院

(1) 所在地

浜松市中区和合町1327番地の1

(2) 施設の内容

開設年月日 平成11年12月1日

外来管理棟 鉄筋コンクリート造り地上2階建 2,367.49平方メートル

検査棟 鉄筋コンクリート造り地上2階建 1,607.87平方メートル

西棟 鉄筋コンクリート造り地上3階建 2,622.82平方メートル

東棟 鉄筋コンクリート造り平屋建 1,029.39平方メートル

サービス棟 鉄骨造り平屋建 1,036.94平方メートル

機能訓練棟 鉄骨造り平屋建 1,531.02平方メートル

(3) 指定期間

平成18年4月1日から平成20年3月31日まで(2年間)

(4) 指定管理料(平成19年度)

740,666,021円

(5) 使用料の取扱い

浜松市の収入(利用料金制の導入なし)

(6) 指定管理者の主な業務

ア 診療、検診及びこれに附帯する業務

イ 管理施設等の維持管理に関する業務

ウ 管理施設の使用に係る使用料及び手数料の徴収に関する業務

エ 政策的医療に関する業務

(7) 施設の利用状況

〔平成18年度と平成17年度の比較〕 (単位:人、日)

入院

新患者数

患者延べ数

平均在院日数

診療単価(円)

診療額(千円)

平成18年度

1,179

47,944

40.6

24,366

1,168,222

平成17年度

954

41,025

43.0

23,538

965,664

増減

225

6,919

△2.4

828

202,558

(単位:人)

外来

新患者数

患者延べ数

診療単価(円)

診療額(千円)

平成18年度

825

21,645

5,512

119,309

平成17年度

775

19,914

5,870

116,894

増減

50

1,731

△358

2,415

〔平成19年度と平成18年度の比較〕 (単位:人、日)

入院

新患者数

患者延べ数

平均在院日数

診療単価(円)

診療額(千円)

平成19年度

447

18,896

38.5

26,126

493,672

平成18年度

1,179

47,944

40.6

24,366

1,168,222

増減

△732

△29,048

△2.1

1,760

△674,550

(単位:人)

外来

新患者数

患者延べ数

診療単価(円)

診療額(千円)

平成19年度

444

10,972

6,928

76,013

平成18年度

825

21,645

5,512

119,309

増減

△381

△10,673

1,416

△43,296

2 監査の主な着眼点

(1) 公の施設の管理を行わせる団体の指定は、法、条例等に根拠をおいているか。

(2) 指定管理者の指定は、適正・公正に行われているか。

(3) 協定書等には、必要事項が適正に記載されているか。

(4) 管理に関する経費の算定、支出の方法、時期、手続等は適正になされているか。

(5) 事業報告書の点検は適切になされているか。

(6) 施設は関係法令(条例を含む)の定めるところにより適切に管理されているか。

(7) 協定等に基づく義務の履行は適切に行われているか。

(8) 公の施設の管理に係る収支会計経理は適正になされているか。また、他の事業との会計区分は明確になっているか。

(9) 公の施設の管理に係る管理規程、経理規程等の諸規程は、整備されているか。

3 監査の結果

監査した事務には、次のとおり改善を要する事項が見受けられた。所管課は団体に対し指導・助言を含めた適切な是正措置を講ずるとともに、団体においては所管課の指導・助言に応じた適切な措置を講じられたい。

(1) 財団法人浜松市医療公社の事務に関する事項

ア 退職給与引当金について

現状、退職給与引当金が、次のとおり計上されている。

項目

平成20年3月末

退職給与引当金

50,000,000円

企業会計においては、退職給与引当金ではなく退職給付引当金と表現され、従業員の将来の昇給率や割引率を用いて複雑な計算により退職給付債務を計算し退職給付引当金として計上しているが、ここでは簡便的に期末自己都合要支給額(全員が自己都合によって退職したと仮定した場合に、必要となる支給額合計)を退職給付債務とする方法によっている。
この方法によった場合の平成20年3月期末の退職給与引当金としての必要額及び計上不足額は次のとおりであり、必要額を引当計上されたい。

項目

金額

A 平成20年3月末の必要額

4,181,050,996円

B 平成20年3月末残高

50,000,000円

計上不足額(A-B)

4,131,050,996円

イ 賞与引当金について

医療センターでは、賞与は6月にて支給対象期間6か月(前年12月2日~当年6月1日)として支給している。
そのため、20年3月末時点においては、当年度に含まれる期間分(19年12月から20年3月までの4か月分)については、賞与引当金の計上をされたい。
平成20年6月の支給見込み額に基づき、算定される賞与引当金の金額は次のとおりである。

項目

計算方法

金額

A 6月の支給見込み額

-

696,694,000円

B 引当金計上必要額

(A×4か月/6か月)

464,462,667円

なお、上記の賞与引当金に対応する概算社会保険料についても、未払費用として計上されたい。

項目

計算方法

金額

C 未払費用計上金額

(B×11.5%)

53,413,206円

(賞与引当金の金額の11.5%を、概算金額として算定)

ウ 立替金と預り金の両建計上について

立替金及び預り金に次の残高が含まれている。

項目

医療センター

リハビリ病院

合計

立替金

38,236,866円

2,912,064円

41,148,930円

預り金

37,276,111円

4,173,620円

41,449,731円

立替金は、労働保険料の従業員分の概算払い時の支払額であり、預り金は、従業員よりの預り分であり、これらの残高が、両建計上されている。
両残高ともに、労働保険料の支払に関連する残高のため、相殺して表示されたい。
なお、浜松市医療公社全体の相殺表示後の残高は、預り金300,801円となる。

エ 未収金と未払金の両建計上について

医療センターの未収金及び未払金に次の残高が含まれている。

項目

20年3月末残高

摘要

未収金

734,406円

先端医療交付金未収額

未払金

734,406円

先端医療交付金未払額

これらの残高は、期末後の、外部からの入金予定及び外部への支払予定はなく、医療センター内の特別会計管理のために計上されている。
外部からの回収予定及び外部への支払予定がない以上、当該残高は相殺して表示されたい。

オ 未払金の残高内訳について

医療センターでは、事業報告書に添付されている財産目録のうち、未払金残高について、内訳記載額と、適正額との間に、次のような乖離が生じているので、修正されたい。

項目

記載額 A

適正額 B

乖離額 (A-B)

未払金

1,278,821,037円

1,278,821,037円

0円

人件費

498,429,689円

499,028,290円

△598,601円

材料費

438,492,302円

438,492,302円

0円

経費

192,220,383円

206,257,341円

△14,036,958円

研究研修費

4,157,084円

5,557,954円

△1,400,870円

看護師養成費

21,911円

21,911円

0円

交付金

144,752,872円

128,728,833円

16,024,039円

先端医療交付金

746,796円

734,406円

12,390円

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浜松市役所監査事務局 

〒430-8652 浜松市中区元城町103-2

電話番号:053-457-2391

ファクス番号:050-3730-5218

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