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更新日:2013年9月1日

財政援助団体等監査結果(平成19年11月20日)

浜松市監査委員告示第11号

地方自治法(昭和22年法律第67号)第199条第7項の規定に基づき財政援助団体、出資団体及び公の施設の指定管理者の監査を執行したので、その結果を同条第9項の規定により次のとおり公表する。
平成19年11月20日

浜松市監査委員:鈴木 幸作
浜松市監査委員:飯尾 浩之
浜松市監査委員:鈴木 浩太郎
浜松市監査委員:栁川 樹一郎

財政援助団体監査結果公表

第1 監査の種類及び対象

1.財政援助団体監査

(1)財団法人浜松市勤労福祉協会

ア 監査対象補助金 平成18年度浜松市勤労者共済事業費補助金

イ 補助金の所管課 商工部労政課

(2) 財団法人浜松観光コンベンションビューロー

ア 監査対象補助金

平成18年度浜松観光コンベンション誘致促進事業補助金
平成18年度観光案内情報システム事業費補助金

イ 補助金の所管課 商工部観光コンベンション課

(3) 財団法人浜名湖総合環境財団

ア 監査対象補助金 平成18年度浜名湖総合環境財団運営事業費補助金

イ 補助金の所管課 土木部河川課

(4) 細江町国際交流協会

ア 監査対象補助金 平成18年度細江町国際交流協会事業補助金

イ 補助金の所管課 北区役所 細江地域自治センター地域振興課

(5) 天竜国際交流協会

ア 監査対象補助金 平成18年度浜松市天竜地域自治区国際交流事業補助金

イ 補助金の所管課 天竜区役所 天竜地域自治センター地域振興課

2 出資団体監査

(1) 財団法人浜松国際交流協会

ア 市の出資比率 基本財産の42.5%

イ 団体の所管課 企画部国際課

(2) 財団法人浜松市勤労福祉協会

ア 市の出資比率 基本財産の45.5%

イ 団体の所管課 商工部労政課

3 公の施設の指定管理者監査

(1) 財団法人浜松観光コンベンションビューロー

ア 管理している公の施設

(ア) 浜松市情報プラザ(所管課:総務部広聴広報課)

(2) 特定非営利活動法人浜松男女共同参画推進協会

ア 管理している公の施設

(ア) 浜松市男女共同参画推進センター(所管課:企画部男女共同参画課)

(3) 財団法人浜松市勤労福祉協会

ア 管理している公の施設

(ア) 浜松市勤労会館(所管課:商工部労政課)

(イ) 浜松市立勤労青少年ホーム(所管課:商工部 労政課)

第2 監査の期間

平成19年6月8日から平成19年9月21日まで

第3 監査の範囲

監査対象団体において、主に平成18年度に執行された出納その他の事務について監査を実施した。

ただし、財政援助団体については本市からの補助金交付に係る出納その他の事務について監査を実施した。

また、団体の当該事務に関する所管課の事務について併せて監査を実施した。

第4 監査の方法

監査の対象及び範囲に示した団体の事務及びそれに関する所管課の事務が適正に執行されているかについて、団体ごとに設定した着眼点に基づき、関係書類を抽出により監査するとともに、関係者から説明を聴取した。

第5 監査の結果等

【財団法人 浜松市勤労福祉協会(財政援助団体)】

1 団体の概要

(1) 設立年月日

昭和63年3月1日

(2) 設立目的

勤労者の福祉の推進、勤労者の知識及び教養の向上等に関する事業を行うとともに、浜松市が設置する労働福祉施設の管理運営を行い、もって勤労者の福祉の推進及び勤労意欲の向上に寄与することを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市中区城北一丁目8番1号

(4) 組織(平成19年3月31日現在)

  • 役員  29人
    (理事長1人、副理事長1人、常務理事1人、理事11人、評議員13人、監事2人)
  • 職員  22人

(5) 主な事業

ア 勤労者の福祉の推進に関する事業

イ 勤労者の知識及び教養の向上並びに勤労者の健康の増進に関する事業

ウ 浜松市が行う労働福祉事業の受託

エ 労働福祉施設の管理運営

オ 勤労者共済事業

カ 雇用・能力開発機構が設置した施設における電波受信障害対策事業の受託

(6) 市との関係

市は、財団法人浜松市勤労福祉協会が行う、中小企業勤労者の福利厚生を充実し、豊かなくらしを実現するための事業に対し、浜松市勤労者共済事業費補助金として、平成18年度は3,551万3,627円を交付している。

2 監査の主な着眼点

(1) 補助金の交付根拠となる交付要綱は適正に整備されているか。

(2) 補助金は、交付要綱に基づき適正な交付手続により交付・受領されているか。

(3) 交付された補助金は、補助対象事業以外に流用されることなく、団体の会計帳簿等により適切に執行されていることが確認できるようになっているか。

(4) 事業は、計画及び交付条件に従って実施され、十分効果が上げられているか。

(5) 補助金交付団体への指導監督は、適切に行われているか。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。

(1) 商工部労政課の事務に関する事項

ア 補助金交付変更申請書及び補助事業実績報告書の事業費に記載誤りがあるので、所管課の書類審査を徹底するとともに、団体に対しても適正な事務処理をするよう指導、監督をされたい。

【財団法人 浜松観光コンベンションビューロー(財政援助団体)

1 団体の概要

(1) 設立年月日

平成元年6月1日

(2) 設立目的

浜松市及びその周辺地域の有する文化的・社会的・経済的優位性を生かし、国内外の観光客及びコンベンションの誘致等を行うことにより、浜松市及びその周辺地域における観光及びコンベンションの振興を図り、もって国際相互理解の増進並びに地域経済の活性化及び文化の向上に資することを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市中区旭町12番地の3

(4) 組織(平成19年3月31日現在)

  • 役員  55人
    (理事長1人、副理事長3人、専務理事1人、理事18人、評議員30人、監事2人)
  • 職員  14人

(5) 主な事業

ア コンベンションの誘致及び主催者に対する支援

イ 観光客の誘致及び受入

ウ 観光及びコンベンション都市浜松の広報及び宣伝

エ 観光及びコンベンションの調査及び企画開発

オ 観光及びコンベンション関連情報の収集及び提供

(6) 市との関係

市は、財団法人浜松観光コンベンションビューローが行う、観光及びコンベンションの誘致並びに支援等の推進を図るための事業に対し、浜松観光コンベンション誘致促進事業補助金として、平成18年度は900万円を、観光案内情報システム事業を実施するための事業に対し、観光案内情報システム事業費補助金として、平成18年度は700万円を交付している。

2 監査の主な着眼点

(1) 補助金の交付根拠となる交付要綱は適正に整備されているか。

(2) 補助金は、交付要綱に基づき適正な交付手続により交付・受領されているか。

(3) 交付された補助金は、補助対象事業以外に流用されることなく、団体の会計帳簿等により適切に執行されていることが確認できるようになっているか。

(4) 事業は、計画及び交付条件に従って実施され、十分効果が上げられているか。

(5) 補助金交付団体への指導監督は、適切に行われているか。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。所管課は団体に対し指導・助言を含めた適切な是正措置を講ずるとともに、団体においては所管課の指導・助言に応じた適切な措置を講じられたい。

(1) 浜松観光コンベンション誘致促進事業補助金

ア 商工部観光コンベンション課の事務に関する事項

(ア) 補助金交付申請等の各様式について、補助金交付要綱に規定された様式と違うものが使用されている。また、補助金概算払申請書の様式を定めず概算払をしているので、補助金交付要綱の整備をされたい。

(イ) 補助金の概算払について、概算払をする理由が起案文書に記載がなく、根拠が不明確であるので、浜松市補助金交付規則に基づき適正な事務処理をされたい。

イ 財団法人浜松観光コンベンションビューローの事務に関する事項

(ア) 浜松観光コンベンションビューローの舘山寺温泉観光協会等に対する補助金について、その交付基準が定められていないので、交付基準の整備をされたい。

(2) 観光案内情報システム事業費補助金

ア 商工部観光コンベンション課の事務に関する事項

(ア) 補助金交付申請等の各様式について、補助金交付要綱に規定された様式と違うものが使用されている。また、補助金概算払申請書の様式を定めず概算払をしているので、補助金交付要綱の整備をされたい。

(イ) 補助金の概算払について、概算払をする理由が起案文書に記載がなく、根拠が不明確であるので、浜松市補助金交付規則に基づき適正な事務処理をされたい。

イ 財団法人浜松観光コンベンションビューローの事務に関する事項

(ア) 浜松だいすきネット取材制作委託業務において、年度途中から委託料振込手数料を先方負担としているが、これは当初の契約内容と相違しているので、実態に沿った契約内容に変更されたい。

【財団法人 浜名湖総合環境財団(財政援助団体)】

1 団体の概要

(1) 設立年月日

平成3年5月13日

(2) 設立目的

浜名湖における船艇等の航行安全の確保、係船区域の管理運営等を行い、湖面の総合的な適正利用を促進するとともに、良好な環境づくりを推進し、もって、浜名湖等の美しさを高めることに寄与することを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市中区中央一丁目12番1号

(4) 組織(平成19年3月31日現在)

  • 役員  49人
    (理事長1人、副理事長4人、専務理事1人、理事15人、評議員26人、監事2人)
  • 職員  5人

(5) 主な事業

ア 航行安全の確保に関する調査研究及び啓発指導

イ 航行安全施設の維持管理

ウ 船艇の登録及び湖面の適正利用の促進

エ 係船に係る区域の管理運営

オ 係船に係る区域及びその周辺地域の環境整備

カ 環境の美化、観光等の振興に関する調査研究及び啓発指導

キ 航行安全の確保等に関する受託事業

(6) 市との関係

市は、財団法人浜名湖総合環境財団が行う、浜名湖における湖面の総合的な適正管理、良好な環境作りを推進することを目的とした事業運営に伴い、市が派遣する職員に要する経費の支弁に充てるため、浜名湖総合環境財団運営事業費補助金として、平成18年度は693万3,785円を交付している。

2 監査の主な着眼点

(1) 補助金の交付根拠となる交付要綱は適正に整備されているか。

(2) 補助金は、交付要綱に基づき適正な交付手続により交付・受領されているか。

(3) 交付された補助金は、補助対象事業以外に流用されることなく、団体の会計帳簿等により適切に執行されていることが確認できるようになっているか。

(4) 事業は、計画及び交付条件に従って実施され、十分効果が上げられているか。

(5) 補助金交付団体への指導監督は、適切に行われているか。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。

(1) 土木部河川課の事務に関する事項

ア 補助金交付決定の起案文書について、概算払申請が出ていないにもかかわらず、概算払としているので、適正な事務処理をされたい。

イ 補助金交付要綱第11条で概算払の申請を規定しているが、団体の資金収支の状況が把握できる資金計画書等、概算払の必要性を判断するための資料を添付するよう要綱整備をされたい。

【細江町国際交流協会(財政援助団体)】

1 団体の概要

(1) 設立年月日

平成6年9月1日

(2) 設立目的

「人の心に国境はない」の理念に立って国際的視野を広めるとともに、国際感覚を磨き、多くの国や人々との交流を通じて相互理解と友好親善を深め、心のふれあいを大切にする生き生きとした町づくり、ひいては世界の平和と繁栄に寄与することを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市北区引佐町井伊谷616番地の5

(4) 組織(平成19年3月31日現在)

  • 役員  24人(顧問1人、会長1人、副会長2人、理事18人、監事2人)
  • 職員  2人

(5) 主な事業

ア 国際交流に役立つ事業の計画と実施

イ 国際交流に必要な調査や研究と情報の交換

ウ 国際交流活動に対する相談や支援と協力

エ 国際交流関係の諸団体との連携や共同事業

オ 国際交流についての広報活動と資料の提供

(6) 市との関係

市は、細江町国際交流協会が、協会の設立目的に沿って行う事業に要する経費について細江町国際交流協会事業補助金として、平成18年度は1,000万円を交付している。

2 監査の主な着眼点

(1) 補助金の交付根拠となる交付要綱は適正に整備されているか。

(2) 補助金は、交付要綱に基づき適正な交付手続により交付・受領されているか。

(3) 交付された補助金は、補助対象事業以外に流用されることなく、団体の会計帳簿等により適切に執行されていることが確認できるようになっているか。

(4) 事業は、計画及び交付条件に従って実施され、十分効果が上げられているか。

(5) 補助金交付団体への指導監督は、適切に行われているか。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。

(1) 北区役所細江地域自治センター地域振興課の事務に関する事項

ア 補助金交付要綱について、補助対象が明確でなく、また各申請時の様式及び添付文書等が定められていないので、浜松市補助金交付規則に基づき要綱の整備をされたい。

【天竜国際交流協会(財政援助団体)】

1 団体の概要

(1) 設立年月日

昭和62年5月23日

(2) 設立目的

国際社会の中における役割の増大に伴い、一市民の国際的視野と感覚を高め、多くの国々や、その人たちとの交流を通じて相互の理解と友好親善を深め、世界の平和と繁栄に寄与することを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市天竜区二俣町二俣501番地

(4) 組織(平成19年3月31日現在)

  • 役員  19人
    (顧問4人、会長1人、副会長2人(うち1人は事務局長を兼務)、理事10人、監事2人)

(5) 主な事業

ア 国際交流に役立つ諸事業の計画と実施

イ 国際交流に必要な調査研究と情報交換

ウ 国際交流諸団体との連携と協調

エ 国際交流についての広報活動と資料提供
(6) 市との関係

市は、天竜国際交流協会が行う、国際化社会に対応するための人材の育成及び在住外国人との交流を促進するための事業に対し、浜松市天竜地域自治区国際交流事業補助金として、平成18年度は445万1,000円を交付している。

2 監査の主な着眼点

(1) 補助金の交付根拠となる交付要綱は適正に整備されているか。

(2) 補助金は、交付要綱に基づき適正な交付手続により交付・受領されているか。

(3) 交付された補助金は、補助対象事業以外に流用されることなく、団体の会計帳簿等により適切に執行されていることが確認できるようになっているか。

(4) 事業は、計画及び交付条件に従って実施され、十分効果が上げられているか。

(5) 補助金交付団体への指導監督は、適切に行われているか。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。所管課は団体に対し指導・助言を含めた適切な是正措置を講ずるとともに、団体においては所管課の指導・助言に応じた適切な措置を講じられたい。

(1) 天竜区役所天竜地域自治センター地域振興課の事務に関する事項

ア 補助金交付要綱について、補助金算出基準が明確でなく、また各申請時の添付文書の様式が定められていないものがあるので、浜松市補助金交付規則に基づき要綱の整備をされたい。

イ 補助金の変更申請について、その内容に誤りがあり、補助金が過払いになっているので速やかに返戻手続きをされたい。

(2) 天竜国際交流協会の事務に関する事項

ア 補助金交付申請書について、補助事業の経費の配分、補助金額の算出基礎等が記載されていないので、浜松市補助金交付規則等に基づき明確に記載されたい。

イ 補助金の変更申請について、その内容に誤りがあり過受領になっているので、所管課の指導のもと速やかに返還されたい。

【財団法人 浜松国際交流協会(出資団体)】

1 団体の概要

(1) 設立年月日

平成3年10月1日

(2) 設立目的

浜松市における市民レベルでの国際交流の推進母体としての情報提供、相談業務、語学などの各種講座研修、国際交流フェアをはじめとするイベントなど、多彩な国際地域の共生社会づくりを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市中区旭町12番地の3

(4) 組織(平成19年3月31日現在)

  • 役員  41人
    (理事長1人、副理事長2人、専務理事1人、理事15人、評議員20人、監事2人)
  • 職員  11人

(5) 主な事業

ア 国際交流活動の推進

イ 国際理解のための講座及び研修の開催

ウ 国際交流に関する情報の収集及び提供

エ 国際交流関係諸団体との連絡調整

オ その他国際交流の推進に必要な事業

(6) 市との関係

市は、浜松市の特性を生かし、広く経済、学術、文化等の国際交流を推進し、もって個性と活力にあふれた国際都市浜松の創造に寄与することを目的として設立された財団法人浜松国際交流協会の基本財産3億5,316万円のうち1億5,000万円(42.5%)を出捐している。
また、市は浜松市国際交流推進事業費補助金の交付、浜松市国際交流センター管理運営事業委託等の業務委託をしている。

2 監査の主な着眼点

(1) 団体における出納及び出納に関連する事務の執行にあたり、必要かつ最も基本・基準となる諸規程が整備されているか。また、その諸規程は適切に管理され、事務の執行がそれに基づき適正に行われているか。

(2) 決算諸表等は法令等に準拠して作成されているか。

(3) 事業成績、財政状況は適正に決算諸表等に表示されているか。

(4) 関係帳票の整備、記帳は適切か。また、領収書等の証拠書類の整備、保存は適切か。

(5) 会計経理及び財産管理は適切か。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。所管課は団体に対し指導・助言を含めた適切な是正措置を講ずるとともに、団体においては所管課の指導・助言に応じた適切な措置を講じられたい。

(1) 企画部国際課の事務に関する事項

ア 協会の経理について、決算額が予算額と大きくかい離したため、一部の勘定科目間で振替をし、実際の各勘定科目の決算額と相違した決算としているものが見受けられたので、団体に対し、協会会計規程等に基づき、適正な処理を行うよう指導・監督をされたい。

(2) 財団法人浜松国際交流協会の事務に関する事項

ア 臨時職員の賃金、勤務時間その他勤務条件に関することについて、規程等を整備し適正な執行をされたい。

イ 各講座の講師に対する交通費について、支払基準及び支払金額の根拠が不明確であるので、規程等を整備し適正な執行をされたい。

ウ 一部勘定科目の決算額について、決算額が予算額と大きくかい離したため、年度末に伝票の操作により勘定科目間で振替をし、実際の決算額と相違した決算としているので、協会会計規程等に基づき適正な処理をされたい。

4 意見

前記3の監査結果で指摘したとおり、財団法人浜松国際交流協会の会計処理について、年度末に一部科目間で事実に基づかない振替処理を行っていた。
これにより、平成18年度収支決算書において、実際の決算額と相違している科目がある。
今後は、公益法人としての信頼を確保するため、公益法人会計基準等に基づき、事実と相違ない財務諸表を作成されたい。
また、基本財産の一部を外国債券で運用しているが、運用期間が20年及び30年の長期であり、時価が帳簿価額を大きく下回っているものがある。財団法人の基本財産は、法人存立の基礎であり、法人の永続性を担保する財産として重要なものであるので、これが減少することのないよう、安全、確実な方法による管理運用に努められたい。

【財団法人 浜松市勤労福祉協会(出資団体)】

1 団体の概要

(1) 設立年月日

昭和63年3月1日

(2) 設立目的

勤労者の福祉の推進、勤労者の知識及び教養の向上等に関する事業を行うとともに、浜松市が設置する労働福祉施設の管理運営を行い、もって勤労者の福祉の推進及び勤労意欲の向上に寄与することを目的としている。

(3) 事務所の所在地

浜松市中区城北一丁目8番1号

(4) 組織(平成19年3月31日現在)

  • 役員  29人
    (理事長1人、副理事長1人、常務理事1人、理事11人、評議員13人、監事2人)
  • 職員  22人

(5) 主な事業

ア 勤労者の福祉の推進に関する事業

イ 勤労者の知識及び教養の向上並びに勤労者の健康の増進に関する事業

ウ 浜松市が行う労働福祉事業の受託

エ 労働福祉施設の管理運営

オ 勤労者共済事業

カ 雇用・能力開発機構が設置した施設における電波受信障害対策事業の受託

(6) 市との関係

市は、勤労者の福祉の推進、勤労者の知識及び教養の向上等に関する事業を行うとともに、浜松市が設置する労働福祉施設の管理運営を行うことを目的として設立された財団法人浜松市勤労福祉協会の基本財産1億1,000万円のうち5,000万円(45.5%)を出捐している。

2 監査の主な着眼点

(1) 団体における出納及び出納に関連する事務の執行にあたり、必要かつ最も基本・基準となる諸規程が整備されているか。また、その諸規程は適切に管理され、事務の執行がそれに基づき適正に行われているか。

(2) 決算諸表等は法令等に準拠して作成されているか。

(3) 事業成績、財政状況は適正に決算諸表等に表示されているか。

(4) 関係帳票の整備、記帳は適切か。また、領収書等の証拠書類の整備、保存は適切か。

(5) 会計経理及び財産管理は適切か。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。

(1) 財団法人浜松市勤労福祉協会の事務に関する事項

ア 売店会計は、平成17年度で廃止されたが、この財産台帳が抹消されていない。
これにより、売店会計に計上されていた電話加入権が、いずれの会計(一般会計、共済会計、電波会計)の貸借対照表の固定資産にも計上されていないので、協会会計規程に基づき適正な事務処理をされたい。

【財団法人 浜松観光コンベンションビューロー(公の施設の指定管理者)】

1 施設の概要等

浜松市情報プラザ

(1) 所在地

浜松市中区旭町12番地の3

(2) 施設の内容

受付、各種情報展示、閲覧コーナー、ビデオ視聴コーナー、販売物展示コーナー、キヨスク端末「まつぼっくり」、大型ビジョン、インターネットコーナー

(3) 指定期間

平成18年4月1日から平成23年3月31日まで(5年間)

(4) 指定管理料(平成18年度)

11,326,980円

(5) 指定管理者の主な業務

ア 市政、産業、観光等の宣伝及び紹介に関する業務

イ 市政、産業、観光等に関する資料を展示し、及び頒布する業務

ウ 情報プラザの施設及び設備の維持管理に関する業務

(6) 施設の利用状況

〔平成17年度と平成16年度の比較〕 (単位:人)

利用区分

平成17年度(A)

平成16年度(B)

増減(A) - (B)

来場者

57,945

65,022

△ 7,077

57,945

65,022

△ 7,077

〔平成18年度と平成17年度の比較〕 (単位:人)

利用区分

平成18年度(A)

平成17年度(B)

増減(A) - (B)

来場者

63,798

57,945

5,853

63,798

57,945

5,853

2 監査の主な着眼点

(1) 公の施設の管理を行わせる団体の指定は、法、条例等に根拠をおいているか。

(2) 指定管理者の指定は、適正・公正に行われているか。

(3) 協定書等には、必要事項が適正に記載されているか。

(4) 管理に関する経費の算定、支出の方法、時期、手続等は適正になされているか。

(5) 事業報告書の点検は適切になされているか。

(6) 施設は関係法令(条例を含む)の定めるところにより適切に管理されているか。

(7) 協定等に基づく義務の履行は適切に行われているか。

(8) 公の施設の管理に係る収支会計経理は適正になされているか。また、他の事業との会計区分は明確になっているか。

(9) 公の施設の管理に係る管理規程、経理規程等の諸規程は、整備されているか。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。

(1) 財団法人浜松観光コンベンションビューローの事務に関する事項

ア 浜松観光コンベンションビューローが委託する浜松市情報プラザ業務について、受託者が就業していない時間があり、契約内容が履行されていない。
また、この委託料は、就業していない時間分を減額して支払処理をしているが、これは契約上規定がない。
委託業務は、契約に基づき執行されるよう受託者を指導するとともに、その契約内容に変更が生じる場合には、速やかに契約変更をするなどの対応をされたい。

【特定非営利活動法人 浜松男女共同参画推進協会(公の施設の指定管理者)】

1 施設の概要等

浜松市男女共同参画推進センター

(1) 所在地

浜松市中区幸三丁目3番1号

(2) 施設の内容

建設年月 昭和50年2月

ホール、会議室5室、研修室4室、和室5室、茶室、音楽室、美術室、料理室、トレーニング室、託児室、
相談室、コミュニティルーム、図書資料コーナー、喫茶コーナー

(3) 指定期間

平成18年4月1日から平成21年3月31日まで(3年間)
(4) 指定管理料(平成18年度)
67,296,000円
(5) 施設使用料の取扱い
指定管理者の収入(利用料金制を導入)
(6) 指定管理者の主な業務
ア センターの利用の許可に関する業務
イ センターの施設及び設備の維持管理に関する業務
(7) 施設の利用状況
〔平成17年度と平成16年度の比較〕(単位:件、円) 

利用区分

平成17年度 (A)

平成16年度 (B)

増減 (A) - (B)

人員

収入額

人員

収入額

人員

収入額

男女共同参画推進団体
その他団体
個人利用


127,760  (0)
49,569  (0)
178  (0)

 


123,285   (0)
43,092 (222)
172  (0)

 


4,475  (0)
6,477 (△222)
6  (0)

 

小計

177,507  (0)

14,031,770

166,549 (222)

14,027,990

10,958 (△222)

3,780

駐車場

 

7,736,200

 

6,945,400

 

790,800

177,507  (0)

21,767,970

166,549 (222)

20,973,390

10,958 (△222)

794,580

〔平成18年度と平成17年度の比較〕(単位:件、円)

利用区分

平成18年度 (A)

平成17年度 (B)

増減 (A) - (B)

人員

収入額

人員

収入額

人員

収入額

男女共同参画推進団体
その他団体
個人利用


130,432  (0)
44,513 (80)
136  (0)

 


127,760   (0)
49,569   (0)
178 (0)

 


2,672 (0)
△5,056 (80)
 △42 (0)

 

小計

175,081 (80)

15,202,720

177,507   (0)

14,031,770

△2,426 (80)

1,170,950

駐車場

 

8,659,100

 

7,736,200

 

922,900

175,081 (80)

23,861,820

177,507   (0)

21,767,970

△2,426 (80)

2,093,850

※ 件数の( )内は、減額の対象となった件数

2 監査の主な着眼点

(1) 公の施設の管理を行わせる団体の指定は、法、条例等に根拠をおいているか。

(2) 指定管理者の指定は、適正・公正に行われているか。

(3) 協定書等には、必要事項が適正に記載されているか。

(4) 管理に関する経費の算定、支出の方法、時期、手続等は適正になされているか。

(5) 事業報告書の点検は適切になされているか。

(6) 施設は関係法令(条例を含む)の定めるところにより適切に管理されているか。

(7) 協定等に基づく義務の履行は適切に行われているか。

(8) 公の施設の管理に係る収支会計経理は適正になされているか。また、他の事業との会計区分は明確になっているか。

(9) 公の施設の管理に係る管理規程、経理規程等の諸規程は、整備されているか。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において次のとおり改善を要する事項が見受けられた。所管課は団体に対し指導・助言を含めた適切な是正措置を講ずるとともに、団体においては所管課の指導・助言に応じた適切な措置を講じられたい。

(1) 企画部男女共同参画課の事務に関する事項

ア センターの管理の実施状況に関する事業報告書が指定管理者から提出されていないので、基本協定書に基づき提出するよう指定管理者を指導されたい。

(2) 特定非営利活動法人浜松男女共同参画推進協会の事務に関する事項

ア センターの管理の実施状況に関する事業報告書について、市への提出がされていないので、基本協定書に基づき提出されたい。

【財団法人 浜松市勤労福祉協会(公の施設の指定管理者)】

1 施設の概要等

浜松市勤労会館

(1) 所在地

浜松市中区城北一丁目8番1号

(2) 施設の内容

建設年月 昭和59年4月

ホール ・定員 549固定席(ほかに車イス3席分のスペース)
・舞台 間口15m、奥行10.5m、高さ7m
・楽屋 洋室1室、和室1室

会議室 ・11会議室(48人)・21会議室(8人)・22会議室(26人)
・23会議室(126人)・24会議室(48人)

和 室 ・第1和室(18畳)・第2和室(18畳)・第3和室(8畳)

(3) 指定期間

平成18年4月1日から平成21年3月31日まで(3年間)

(4) 指定管理料(平成18年度)

26,852,000円

(5) 施設使用料の取扱い

指定管理者の収入(利用料金制を導入)

(6) 指定管理者の主な業務

ア 管理施設の利用の許可に関する業務

イ 管理施設の施設及び設備の維持管理に関する業務

(7) 施設の利用状況

〔平成17年度と平成16年度の比較〕(単位:件、円)

利用
区分

平成17年度 (A)

平成16年度 (B)

増減 (A) - (B)

件数

収入額

件数

収入額

件数

収入額

ホール
会議室
和室

412   (64)
6,110  (1,604)
3,954  (2,033)

18,830,970
7,115,880
624,960

392   (57)
6,400  (1,361)
3,874  (2,280)

17,768,850
8,205,960
744,840

20   (7)
△290  (243)
80(△247)

1,062,120
△1,090,080
△119,880

10,476  (3,701)

26,571,810

10,666  (3,698)

26,719,650

△190 (3)

△147,840

〔平成18年度と平成17年度の比較〕(単位:件、円)

利用
区分

平成18年度 (A)

平成17年度 (B)

増減 (A) - (B)

件数

収入額

件数

収入額

件数

収入額

ホール
会議室
和室

376   (41)
4,444  (1,274)
3,902  (2,061)

14,943,200
6,829,520
962,870

412   (64)
6,110  (1,604)
3,954  (2,033)

18,830,970
7,115,880
624,960

△36 (△23)
△1,666(△330)
△52  (28)

△3,887,770
△286,360
337,910

8,722  (3,376)

22,735,590

10,476  (3,701)

26,571,810

△1,754(△325)

△3,836,220

※ 件数の( )内は、減額の対象となった件数

浜松市立勤労青少年ホーム

(1) 所在地

浜松市中区船越町11番11号

(2) 施設の内容

建設年月 昭和60年4月

1F ・ホール(100人)・料理実習室(調理台4台 32人)
・音楽室(61平方メートル)・リスニングルーム・相談室・利用者会室
・ラウンジ
・体育館(バレー、バスケット2面・バドミントン4面・卓球台10台)

2F ・第1、2講習室(各36人)・パソコン室(21人)
・第1集会室(24人)・第2集会室(60人)・美術工芸室(36人)
・和室(35畳)・茶室(21畳)・暗室(20平方メートル)
屋外 ・テニスコート2面(夜間照明設備有り)

(3) 指定期間

平成18年4月1日から平成19年3月31日まで(1年間)

(4) 指定管理料(平成18年度)

27,577,000円

(5) 施設使用料の取扱い

指定管理者の収入(利用料金制を導入)

(6) 指定管理者の主な業務

ア 浜松市立勤労青少年ホーム条例第3条各号に掲げる事業に関する業務

イ 管理施設の利用の許可に関する業務

ウ 管理施設の施設及び設備の維持管理に関する業務

(7) 施設の利用状況

〔平成17年度と平成16年度の比較〕(単位:件、円)

利用
区分

平成17年度 (A)

平成16年度 (B)

増減 (A) - (B)

件数

収入額

件数

収入額

件数

収入額

一般(減免等)
一般(その他)
会員利用

25,084  (1,813)
24,305  (2,354)
18,983  (1,123)

2,299,950
2,525,560
0

24,701  (1,926)
21,722  (1,986)
19,949  (1,153)

2,530,110
2,462,040
0

383(△113)
2,583  (368)
△966 (△30)

△230,160
63,520
0

68,372  (5,290)

4,825,510

66,372  (5,065)

4,992,150

2,000  (225)

△166,640

〔平成18年度と平成17年度の比較〕(単位:件、円)

利用
区分

平成18年度 (A)

平成17年度 (B)

増減 (A) - (B)

件数

収入額

件数

収入額

件数

収入額

一般(減免等)
一般(その他)
会員利用

25,519  (1,986)
25,890  (2,572)
19,737  (1,183)

2,490,470
2,930,020
0

25,084  (1,813)
24,305  (2,354)
18,983  (1,123)

2,299,950
2,525,560
0

435  (173)
1,585  (218)
754   (60)

190,520
404,460
0

71,146  (5,741)

5,420,490

68,372  (5,290)

4,825,510

2,774  (451)

594,980

※ 件数の( )内は、減額の対象となった件数

2 監査の主な着眼点

(1) 公の施設の管理を行わせる団体の指定は、法、条例等に根拠をおいているか。

(2) 指定管理者の指定は、適正・公正に行われているか。

(3) 協定書等には、必要事項が適正に記載されているか。

(4) 管理に関する経費の算定、支出の方法、時期、手続等は適正になされているか。

(5) 事業報告書の点検は適切になされているか。

(6) 施設は関係法令(条例を含む)の定めるところにより適切に管理されているか。

(7) 協定等に基づく義務の履行は適切に行われているか。

(8) 公の施設の管理に係る収支会計経理は適正になされているか。また、他の事業との会計区分は明確になっているか。

(9) 公の施設の管理に係る管理規程、経理規程等の諸規程は、整備されているか。

3 監査の結果

監査した事務は、おおむね適正に処理されていると認められたが、浜松市勤労会館の事務処理について次のとおり改善を要する事項が見受けられた。所管課は団体に対し指導・助言を含めた適切な是正措置を講ずるとともに、団体においては所管課の指導・助言に応じた適切な措置を講じられたい。

(1) 商工部労政課の事務に関する事項

ア 指定管理者からの事業報告書について、消防用施設点検等で、未実施にもかかわらず実施となっているもの、点検の結果、不良箇所があっても良好との報告であったものが見受けられたので、適正な報告書を提出させ、不備な点は速やかに改善するよう指定管理者を指導するとともに、現地において業務の実施状況の確認を徹底されたい。

イ 指定管理者が行う経理処理について、指定管理者となる前の平成17年度分使用料の市への未納付分を、平成18年度の指定管理に要する経費として支出処理している。
また、指定管理の対象でない浜松市勤労者共済会の事務室に係る電気料を、指定管理に要する経費に含め勤労会館委託料として市から収入したうえで共済会会計からも事務室電気料として収入するなど一部経理処理が適切でないので、浜松市勤労福祉協会を指導されたい。

(2) 財団法人浜松市勤労福祉協会の事務に関する事項

ア 市へ四半期ごとに提出する事業報告書について、消防用施設点検等の記載に未実施にもかかわらず実施としたもの、点検の結果、不良箇所があっても良好としたものがあるので、点検業者による業務実施結果に基づき正確に報告されたい。

イ 指定管理者制度導入前に市歳入となる平成17年度分使用料未納付分の経理処理について、平成18年度の指定管理に要する経費として支出しているので、適正な経理処理をされたい。

ウ 指定管理の対象でない浜松市勤労者共済会の事務室に係る電気料について、指定管理に要する経費に含め勤労会館委託料として市から収入しているが、共済会会計からも事務室電気料として重複して収入しているので、適正な経理処理をされたい。

4 意見

財団法人浜松市勤労福祉協会は、前記3監査の結果で指摘したように浜松市勤労会館の管理に関する基本協定書に基づき、施設の管理に関する業務の実施状況を報告することになっているが、浜松市勤労福祉会館の消防用施設点検等において、未実施にもかかわらず実施済となっているもの、点検の結果、不良箇所があっても良好としているもの等、事実と相違する報告内容となっているものが見受けられた。
また、一部不適切な経理処理もされている。
所管課の商工部労政課は、今後財団法人浜松市勤労福祉協会から、利用者が施設を快適にそして安全に使用できるよう施設の管理状況について適宜報告を聴取し、実施調査を行うとともに、利用者の声も把握するよう努め、指定管理者としての管理運営状況の適正性について評価を実施し、的確な指導・監督に努められたい。

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浜松市役所監査事務局 

〒430-8652 浜松市中区元城町103-2

電話番号:053-457-2391

ファクス番号:050-3730-5218

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