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更新日:2013年9月1日
平成24年9月14日から同年12月17日まで
平成24年度において施工中の工事から3件を抽出し、その計画、設計、施工等が、適切かつ効率的に執行されているか工事関係書類を審査するとともに、工事現場の実地調査を行った。
なお、工事の適正性、安全管理に対する適切な執行等に関する書類審査及び現地調査を社団法人大阪技術振興協会に委託し、その意見を参考とした。
工事担当課 上下水道部浜北上下水道課
進捗率 40% (平成24年9月30日現在)
(1) 工事の目的、背景等
平成21年度に策定された、全市対象の「耐震化実施計画」を精査・検討し、浜北管内の平成23年度からの5か年計画の2年目として行われている工事である。
当該工事箇所は、水源間の連絡を含む重要な基幹管路であり、耐震性に優れたNS型管による連絡管路の採用により、震災発生時においても計画期間内に供給の確保を行うことを目的としている。
(2)工事の概要
工事場所 |
浜松市浜北区平口地内 |
---|---|
工事概要 |
施工延長 L=800.7m ・管据付工 L=800.7m ・バタフライ弁設置 N=4基 ・仕切弁設置工 N=10基 ・空気弁設置工 N=4基 ・消火栓設置工 N=1基 |
請負契約金額 |
114,135,000円 |
請負人 |
日管株式会社 |
契約日 |
平成24年 6月26日 |
工期 |
平成24年 6月27日から平成25年 2月28日 |
契約方法 |
制限付一般競争入札 |
(3)設計・契約・施工等の状況
ア 既存の管路のうち、弁栓類以外は撤去しないため、結果的にコスト縮減につながっている。
イ 設計については、一般的に要求される技術的水準が維持されている。
ウ 積算は、適正に算出されている。
エ 入札及び契約関係書類は、適正に整備されている。
オ 施工管理、品質管理、施工監理は、おおむね適正に行われている。
カ おおむね良好な施工がされている。
(4) 監査の結果
監査した結果、おおむね適正に処理されていると認められた。
なお、軽易な事項については、その都度、関係者に改善等を指示したので、記述を省略した。
工事担当課 上下水道部引佐上下水道課
進捗率 7% (平成24年9月30日現在)
(1) 工事の目的、背景等
本計画は、水源水量の減少や水質の悪化などにより安定供給に課題がある中部簡易水道を上水道事業に統合し、より効率的な配水系統を形成するよう計画され、具体的に浜松市上水道事業(第5次拡張事業)経営変更認可により事業の位置付けを行なっている。
本事業計画に基づき平成24年度は中部簡易水道川合渕配水系統合事業を行うものであり、中部簡易水道配水系統合事業は平成25年度の完成予定である。
本工事は、引佐町別所における配水池築造工事を行うものである。
(2)工事の概要
工事場所 |
浜松市北区引佐町別所地内 |
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工事概要 |
配水池築造工 SUS製パネルタンク V=70立方メートル 一式 ・既設配水池取壊工 一式 ・場内外配管工 一式 ・場内外整備工 一式 |
請負契約金額 |
68,250,000 円 |
請負人 |
株式会社戸田建設 |
契約日 |
平成24年5月29日 |
工期 |
平成24年5月30日から平成25年1月31日 |
契約方法 |
一般競争入札(総合評価落札方式 特別簡易型) |
(3)設計・契約・施工等の状況
ア 材質について、施工性・水密性・耐食性・耐震性・補修性・経済性等について総合評価を行い、初期コストだけでなくライフサイクルコストについても比較検討を行っている。
イ 設計基準は適切に運用されている。
ウ 積算は、適正な単価が採用され、実施設計書において十分チェックが行われている。
エ 入札及び契約関係書類は、適正に整備されている。
オ 施工管理、品質管理、施工監理は、おおむね適正に行われている。
カ おおむね良好な施工がされており、現場に必要な標識類の掲示も適正にされている。
(4)監査の結果
監査した結果、おおむね適正に処理されていると認められた。
なお、軽易な事項については、その都度、関係者に改善等を指示したので、記述を省略した。
工事担当課 産業部天竜農林事務所
進捗率 23% (平成24年9月30日現在)
(1) 工事の目的、背景等
当該工事は、天竜区南部、山東地内で、森林利用区域71ha(県有林24ha、民有林47ha)を対象に、全体延長3,190mの2級林道として、全体事業費4億7,800万円で平成19年に着手された。本事業による便益は、生産便益、森林整備促進便益、ふれあい機会創出便益、環境保全便益が想定され、本林道沿いにある光明寺跡展望台へのアクセス道路としての利用も見込まれている。
(2)工事の概要
工事場所 |
浜松市天竜区山東地内 |
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工事概要 |
施工延長 L=210.2m ・擁壁工 L=60.0m ・林道土工 V=5,146立方メートル ・排水施設工 L=25.5m ・法面保護工 A=758.4平方メートル ・道路付属施設工 一式 ・特殊盛土工 A=329.0平方メートル |
請負契約金額 |
37,380,000円 |
請負人 |
有限会社 益山 |
契約日 |
平成24年 7月17日 |
工期 |
平成24年 7月18日から平成25年 2月15日 |
契約方法 |
制限付一般競争入札 |
(3)設計・契約・施工等の状況
ア コスト縮減対策として、補強土壁工、鋼製L型擁壁工が採用されている。また、盛土材への流用、重機械の排ガス対策、補強土壁工、鋼製L型擁壁工の採用により、大型構造物法面の緑化など環境対策としての工夫がされている。
イ 積算は、適正に算出されている。
ウ 入札及び契約関係書類は、適正に処理されている。
エ 施工管理、品質管理、施工監理は、おおむね適正に行われている。
オ おおむね良好な施工がされている。
(4)監査の結果
監査した結果、おおむね適正に処理されていると認められた。
なお、軽易な事項については、その都度、関係者に改善等を指示したので、記述を省略した。
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