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更新日:2013年9月1日

定期監査報告書(工事監査)(平成20年5月22日)

浜松市監査委員告示第5号

地方自治法(昭和22年法律第67号)第199条第1項及び第4項の規定に基づき定期監査(工事監査)を執行したので、その結果を同条第9項の規定により次のとおり公表する。

平成20年5月22日

浜松市監査委員:鈴木 幸作
浜松市監査委員:松本 壽夫
浜松市監査委員:鈴木 浩太郎
浜松市監査委員:栁川 樹一郎

定期監査(工事監査)結果報告

【監査の方法】

平成19年度において施工中の建設工事のうち、建築工事3件、土木工事2件を抽出して、その計画、設計、施工、監理等が、適切かつ効率的に執行されているか工事関係書類を審査するとともに、工事現場の実地調査を行った。
なお、工事の適正性、安全管理に対する適切な執行等の書類審査及び現地調査を社団法人大阪技術振興協会に委託し、その意見を参考とした。

第1 平成18年度浜松市立三方原公民館大規模改修工事(建築工事)

工事主管課 北区役所区振興課 工事担当課 公共建築課

進ちょく率 25.0% (11月30日現在)

1 監査の期間 平成19年12月11日から平成19年12月12日まで

2 工事の概要

工事場所

浜松市北区三方原町地内

工事概要

鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 増築1階建て、改修1階部分
延床面積 1,034.15平方メートル

請負契約金額

82,740,000円

請負人

小笠原マル曻株式会社

契約日

平成19年7月17日

完成期限

平成20年2月29日

契約方法

簡易型総合評価落札方式

3 監査の結果等

(1) 工事の目的

三方原公民館は、昭和54年の竣工後28年が経過したため、空調設備の機能の低下や照明の暗さについて、利用者から改善の要望が出されていた。このため、市民の学習ニーズにこたえ、多様な形態、内容の学習機会を提供することを目的として改修することになった。

(2) 計画・施工等の状況

ア 平成14年に実施した耐震診断の結果は、耐震判断指標値以上であり、経年による亀裂、変形、老朽化等の劣化部分は特になかった。

イ 設計は、事前に市民懇話会を開催して、障害のある人や利用者の意見を取り入れ、エレベータの設置、段差の解消、多目的トイレの整備など、ユニバーサルデザイン条例に基づいた計画を立てている。

ウ 設計書の積算は、市独自の浜松市積算業務取扱要領(建築工事)を採用し、内容の照査は、合計3回にわたり実施されている。

エ 塗料は、現場事務所の倉庫に施錠して保管させており、施工者に対するきめ細かな指導をしている。また、VOCの測定は、特記仕様書に記載されていないものの、着工前に3か所実施し、竣工時の測定も計画している。

(3) 監査の結果

監査した結果、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において改善を要する事項が見受けられたので適切な措置を講じられたい。
なお、軽易な事項については、その都度関係者に改善等を指示したので、記述を省略した。

ア 工程表について、施工図承認時期、行事及び書類提出時期の欄が記入されていないので、同欄への記入を現場代理人に指導されたい。また、基礎完了日、鉄骨建方開始日、コンクリート打設完了日など工事の節目となる日付を記入し、工程表の空白部分を有効に活用されたい。

イ 鉄筋工事について、配筋検査記録がないが、鉄筋量が少量の場合であっても検査記録を作成するよう元請業者を指導されたい。

ウ 安全衛生協議会を毎月1回開催しているが、議事録を作成していないので、元請業者を指導されたい。

エ 掘削残土の処分について、場外に搬出する場合は、処分地が市有地の場合であっても土壌汚染度調査を実施し、基準値以内であることを事前に確認されたい。

第2 平成18年度浜松市立春野中学校体育館改築工事(建築工事)

工事主管課 学校施設課 工事担当課 北部建築事務所

進ちょく率 60.0% (11月30日現在)

1 監査の期間 平成19年12月11日から平成19年12月12日まで

2 工事の概要

工事場所

浜松市天竜区春野町地内

工事概要

鉄筋コンクリート造、木造、鉄骨造、鉄筋鉄骨コンクリート造
地上2階建て 延床面積 1,228.12平方メートル

請負契約金額

287,700,000円

請負人

中村建設・正久工業特定建設工事共同企業体

契約日

平成19年5月22日

完成期限

平成20年3月10日

契約方法

簡易型総合評価落札方式

3 監査の結果等

(1) 工事の目的

春野中学校の既存体育館は、昭和43年に完成した後、39年間にわたって使用してきたが、施設・設備の老朽化が進んできた。また、耐震診断の結果、著しく耐震性能が不足していることが判明したこともあり、改築することになった。建設にあたっては、地域産材を使用して、地元林業振興の促進を図っている。

(2) 計画・施工等の状況

ア 照明器具は、ステンレスワイヤーにより梁へ連結して落下防止を図っている。また、便所ピットの緊急時汚物槽利用の設備対応を図っている。

イ コスト削減策は、体育館の床下換気口を床面に設置することにより、建物全体の高さを下げてコスト削減を図っている。また、外壁部分には、耐候性のある塗料を採用して、なるべくメンテナンスに負担がかからないように配慮している。さらに、屋根も金属板を使用することでメンテナンスの簡素化に心がけている。

ウ 省エネ対策は、省エネ型の照明器具を採用し、また、便所の照明器具は人感センサー付きにして、適切な措置が採られている。

(3) 監査の結果

監査した結果、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において改善を要する事項が見受けられたので適切な措置を講じられたい。
なお、軽易な事項については、その都度関係者に改善等を指示したので、記述を省略した。

ア 施工計画書の土工事について、掘削の深さや掘削法勾配の記入がないなど、記述内容が不十分となっている。承認にあたっては、確実に点検を行い、監理者に対して適切なチェックを行うよう指導するとともに、元請業者に対しての指導をされたい。

イ 実施工程表は、ネットワーク手法により表現され、出来高曲線を記入しているが、全体工事の遅れを把握するためにもクリティカルパスを表示して監理されたい。

ウ 技能士資格について、事前に資格証明書の写しを提出させ、作業当日に現場代理人が本人確認をしているが、技能士の従事は特記仕様書で指示している事項であることから、監督職員は監理者に対して定期的な点検を行うよう指示されたい。

エ 屋根葺の耐風措置について、施工計画書では秒速30mとして計算し、吊り子の垂木ピッチを600mmとしているが、建築基準法に基づき計算すると平均風速は秒速32mの計算になる。現場の施工では、吊り子の垂木ピッチを450mmに変更しているが、施工計画書の屋根葺に係る耐風措置について再度計算をして、その結果を踏まえて現場の施工状況を確認されたい。

オ 玄関のスロープ・コンクリートスラブの接続部分に差筋はないが、段差や亀裂の発生防止のため、差筋を補充されたい。

カ 外部の地中梁について、垂直に差筋が出ているところが2か所あるが、作業員が倒れ込んだりすると危険なので、切断又は曲げ倒すなど早急な対応をされたい。

第3 植松和地線(野口工区)昭和橋の仮橋(設置・管理・撤去)工事(土木工事

工事主管課 南土木整備事務所 工事担当課 南土木整備事務所

進ちょく率 81.8% (2月5日現在)

1 監査の期間 平成20年2月5日から平成20年2月6日まで

2 工事の概要

工事場所

左岸 浜松市中区木戸町地内
右岸 浜松市中区船越町地内

工事概要

構造 上部工 トラス橋(KD橋) 
幅員 11.25m、橋長 57.04m
橋台 逆T式橋台2基、橋脚 杭橋脚1基、基礎形式 杭基礎

請負契約金額

176,400,000円

請負人

山吉建設株式会社

契約日

平成18年11月14日

完成期限

平成21年5月29日

契約方法

一般競争入札

3 監査の結果等

(1) 工事の目的

植松和地線は、中心市街地に隣接する都心環状線の一部を形成しており、通過車輌が非常に多い道路となっている。本工事については、植松和地線の昭和橋新設に伴う仮橋設置、維持管理、撤去等にかかる工事であり、工事期間中の都市内交通の円滑化を図り、自転車・歩行者の安心・安全な通行空間を確保し、快適な市民生活を提供することを目的としている。

(2) 計画・施工等の状況

ア 計画・設計は、経済的で現場の状況に適合したものとなっている。また、道路法、土木学会等の定める技術基準に基づいて処理されている。

イ 現場施工状況は、段階確認検査書及び施工協議書が整備され、請負業者との情報交換と問題解決が良好に行われている。

(3) 監査の結果

監査した結果、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において改善を要する事項が見受けられたので適切な措置を講じられたい。
なお、軽易な事項については、その都度関係者に改善等を指示したので、記述を省略した。

ア 施工計画書の品質管理計画について、杭の支持力や杭継手の圧接などの重要な工種は具体的な管理項目を設定し、管理方法及び管理基準を明確にして整備されたい。

第4 植松和地線(野口工区)昭和橋下部工設置工事(土木工事

工事主管課 南土木整備事務所 工事担当課 南土木整備事務所

進ちょく率 40.0% (2月5日現在)

1 監査の期間 平成20年2月5日から平成20年2月6日まで

2 工事の概要

工事場所

左岸 浜松市中区木戸町地内
右岸 浜松市中区船越町地内

工事概要

構造 上部工 2径間連続ポステンホロー桁橋
幅員 25.8m、橋長 64.6m
橋台 逆T式橋台2基、橋脚 小判型橋脚1基
基礎形式 杭基礎

請負契約金額

288,225,000円

請負人

須山建設株式会社

契約日

平成19年8月28日

完成期限

平成20年3月10日

契約方法

一般競争入札

3 監査の結果等

(1) 工事の目的

植松和地線は、中心市街地に隣接する都心環状線の一部を形成しており、通過車輌が非常に多い道路となっている。本工事については、植松和地線の昭和橋新設に伴う仮橋設置、維持管理、撤去等にかかる工事であり、工事期間中の都市内交通の円滑化を図り、自転車・歩行者の安心・安全な通行空間を確保し、快適な市民生活を提供することを目的としている。

(2) 計画・施工等の状況

ア 計画・設計は、経済的で現場の状況に適合したものとなっている。また、道路法、土木学会等の定める技術基準に基づいて処理されている。

イ 現場施工状況は、段階確認検査書及び施工協議書が整備され、請負業者との情報交換と問題解決が良好に行われている。

(3) 監査の結果

監査した結果、おおむね適正に処理されていると認められたが、一部において改善を要する事項が見受けられたので適切な措置を講じられたい。
なお、軽易な事項については、その都度関係者に改善等を指示したので、記述を省略した。

ア 施工計画書の品質管理計画について、躯体・杭のコンクリート強度、鉄筋の圧接などの重要な工種は具体的な管理項目を設定し、管理方法及び管理基準を明確にして整備されたい。

イ 安全衛生管理について、第三者に対する工事範囲の認識及び作業員の安全意識の高揚を図るため、安全掲示・標識等の設置をするとともに、手すりなどの開口部の養生をされたい。

第5 平成18年度(仮称)浜松市細江多目的センター建設整備工事(建築工事)

工事主管課 北区役所区振興課 工事担当課 公共建築課

進ちょく率 73.0% (2月5日現在)

1 監査の期間 平成20年2月5日から平成20年2月6日まで

2 工事の概要

工事場所

浜松市北区細江町気賀地内

工事概要

鉄筋コンクリート造一部鉄骨造3階建て
延床面積 1,068.90平方メートル

請負契約金額

322,350,000円

請負人

アサヒハウス工業株式会社

契約日

平成19年6月26日

完成期限

平成20年3月25日

契約方法

簡易型総合評価落札方式

3 監査の結果等

(1) 工事の目的

浜松市細江多目的センターは、昭和51年に旧細江町民福祉センター・旧細江町農業就業改善センターとして建設された。建設後31年が経過し、施設の老朽化及び今後予想される東海地震への対応とともに、地域コミュニティと生涯学習施設の整備を目的としている。

(2) 計画・施工等の状況

ア 平成16年度に決定した事業を新市の事業として明確に位置づけ、適正かつ有効的に活用するための見直しを行い、延べ床面積において稼働率の向上と適正な施設規模から再検討した結果、当初計画の延べ床面積1,609.39平方メートルを1,068.90平方メートルに縮小した規模となっている。また、耐震性の確保及びユニバーサルデザインの導入を基本コンセプトとして設計するなど、事業は適正に進められている。

イ VE委員会を設置し各階高の再設定などにより、約930万円のコスト改善を実現している。また、外壁にタイル仕上げを採用することにより、イニシャルコストは上昇するものの、耐久性及び保守性の側面からコストダウンが見込まれ、ライフサイクルコストの縮減を図っている。

ウ 設計、積算、監理及び施工について、書類、記録が整備されており、事業が適正に進められている。

(3) 監査の結果

監査した結果、おおむね適正に処理されていると認められた。
なお、軽易な事項については、その都度関係者に改善等を指示したので、記述を省略した。

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