更新日：2019年6月7日

平成30年度決算審査意見書(熊財産区)

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平成30年度 浜松市熊財産区特別会計歳入歳出決算の審査意見

第1　審査の対象

平成30年度浜松市熊財産区特別会計歳入歳出決算

上記決算に関する証書類、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書

第2　審査の期間

平成31年1月31日から平成31年3月12日まで

第3　審査の方法

30年度熊財産区特別会計の歳入歳出決算について、

• 審査に付された決算書その他関係書類が適正に作成されているか
• 決算書類に記載された計数は正確であるか
• 歳入歳出予算は適正に執行されているか

を検証した。

審査手続については、会計管理者が所管する諸帳簿と照合し、計数の確認を行ったほか、関係職員から説明を聴取し、予算の執行状況等について審査を行った。

第4　審査の結果

審査結果

審査に付された熊財産区特別会計歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書の計数はいずれも正確で、歳入歳出予算の執行は適正であると認められた。

第5　熊財産区特別会計における財政状況と結果

熊財産区は、地方自治法及び浜松市熊財産区管理会の設置等に関する条例に基づき、財産区の円滑な運営とその経理の適正を図るため設置された。
平成30年12月13日、浜松市議会の議決により、浜松市熊財産区管理会の設置等に関する条例及び熊財産区特別会計が廃止され、市は地域で活動する特定非営利活動法人に対して財産を無償譲渡した。
なお、財産をすべて処分した財産区は消滅することとなる。

1 業務実績

管理財産の状況

区分				30年度末現在高	29年度末現在高	増減額
公有財産	山林	所有	面積（平方メートル）	0.00	269,470.00	△ 269,470.00
			立木（立方メートル）	0.00	14,288.29	△ 14,288.29
		分収	面積（平方メートル）	0.00	0.00	0.00
			立木（立方メートル）	0.00	1,103.41	△ 1,103.41
		計	面積（平方メートル）	0.00	269,470.00	△ 269,470.00
			立木（立方メートル）	0.00	15,391.70	△ 15,391.70
	出資による権利（千円）			0	302	△ 302

平成30年12月13日で公有財産を譲渡し、財産区が消滅したため、面積、立木及び出資による権利とも皆減となっている。

2 収支状況

(単位　金額：千円、比率：％)

区分	30年度	29年度	増減額	対前年度比
歳入決算額(A)	6,735	9,254	△ 2,519	72.8
歳出決算額(B)	6,735	2,519	4,216	267.4
歳入歳出差引額(A)-(B) (C)	0	6,735	△ 6,735	0.0

歳入歳出決算額は673万円で同額となっている。歳入決算額は29年度に比べて、251万円(27.2％)減少し、歳出決算額は29年度に比べて、421万円(167.4％)増加している。

歳入の科目別内訳

(単位　金額：千円、比率：％)

区分	30年度	29年度	増減額	対前年度比
国庫支出金	0	248	△ 248	0.0
国庫補助金	0	248	△ 248	0.0
県支出金	0	584	△ 584	0.0
県補助金	0	584	△ 584	0.0
繰越金	6,735	8,300	△ 1,565	81.1
繰越金	6,735	8,300	△ 1,565	81.1
前年度繰越金	6,735	8,300	△ 1,565	81.1
諸収入	0	120	△ 120	0.0
雑入	0	120	△ 120	0.0
合計	6,735	9,254	△ 2,519	72.8

歳入は673万円で、29年度に比べて、251万円(27.2％)減少している。主として前年度繰越金156万円の減少によるものである。

歳出の科目別内訳

(単位　金額：千円、比率：％)

区分	30年度	29年度	増減額	対前年度比
総務費	86	407	△ 320	21.1
総務管理費	86	407	△ 320	21.1
財産管理費	25	2,112	△ 2,087	1.2
財産管理経費	25	2,112	△ 2,087	1.2
繰出金	6,623	0	6,623	-
繰出金	6,623	0	6,623	-
一般会計繰出金	6,623	0	6,623	-
合計	6,735	2,519	4,216	267.4

歳出は673万円で、29年度に比べて、421万円(167.4％)増加している。主として財産管理費208万円が減少したものの、財産区消滅に伴う一般会計繰出金662万円の皆増によるものである。

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