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更新日:2024年1月25日

「マイナンバーカード」の普及に向けた浜松市の取組

皆さんは「マイナンバーカード」をお持ちですか?

今回は「マイナンバーカード」に関する浜松市の取組や普及のため市役所の第一線で活躍する職員を紹介します。

マイナンバーカードとは…国民の利便性向上や行政の効率化を目的に付番された一人ひとり異なる12桁の番号(マイナンバー)が記載されたカードで、行政手続きや証明書取得、身分証明書などとして活用できます。デジタル社会構築のため、国を挙げてマイナンバーカードの普及を推進しています。

 

  • 「マイナンバーカード」とマスコットキャラクター「マイナちゃん」。カードは初めて見る方もCMなどでマイナちゃんを見たことがある方は多いのでは?

1 プロジェクトチームの発足

令和2年度の市内と全国の交付状況は下のグラフの通りです。

一人でも多くの方にマイナンバーカードのメリットを感じていただき、申請につなげるため、令和3年1月から庁内横断的にマイナンバーカードの交付率向上に取り組む「マイナンバーカード利便性向上及び交付推進プロジェクトチーム」を発足しました。その中心で活動しているのが、総務部政策法務課に所属している奥村夏輝さんです。

プロジェクトチームでは今後の事業推進の指標となる交付目標の設定や普及啓発のためのラジオなど各種媒体を利用したPRなど、試行錯誤をしながら日々様々な取組を進めています。

2 普及のために必要となる交付体制の整備

マイナンバーカードの交付手続きは証明書交付や住所変更など従来の手続きに加えて実施している業務であり、今までと同様の窓口運営では限界がありました。

そこで、市内7区の行政区のうち最も多くの人口を擁する中区(現:中央)区役所の窓口では来訪者の方にストレスなく手続きをしてもらうため、市役所本館の市民ロビーにマイナンバーカードの交付に特化した会場を設営しています。

この会場の設計から運営まで担当しているのが中区役所(現:中央)区役所区民生活課に所属している横市佳音さんです。

3 情報発信と交付体制のさらなる充実に向けて

行政手続きと聞くと平日の昼間に役所の窓口を訪れて行うイメージですが、第1・第3金曜日は17時15分で終了する窓口を19時まで延⾧し、第2日曜日は9時から11時30分まで臨時窓口を開設するなど、マイナンバーカード普及のため充実した交付体制を整えています。

さらに大型ショッピングモール・イオンに協力いただき令和3年3月の毎週土日にはマイナンバーカードの情報発信を図ったり、高齢者向けに介護施設や自治会の集会に出向く申請サポートの受付を開始したり、様々な世代やライフスタイルに合わせた取組を行っています。イオンでは合計400名もの方から申請いただき手応えを感じたことで、今後も実施する予定です。

  • 中央区の交付会場で打合せをしている様子

ここからは奥村夏輝さんと横市佳音さんにインタビュー!

日頃どのようなことに意識して仕事に取り組んでいますか?

(奥村)「マイナンバーカード」に精通している職員になるためマイナンバーに関連する法律を勉強することはもちろんですが、それ以外にも関係しそうな法律や制度を幅広く勉強し、できるだけ市役所業務を全体的に把握するように心がけています。

学ぶことは多いですが、多岐にわたる市役所の取組を知ることで、現在の業務だけでなく今後の市役所人生に活かせることができると考えています。

仕事でやりがいを感じたエピソードを教えてください。

(横市)マイナンバーカード交付会場開設前まではお客様の待ち時間が3時間以上だったのが、交付会場開設後には15分程度に短縮できたことです。

自分が携わった仕事で目に見える形で成果として表れたので、非常に達成感を得ることができました。

逆に苦労したエピソードがあれば教えてください。

(横市)市役所の財源や人材は、原則年度単位(4月から翌年3月まで)で考えます。

ただしマイナンバーカードに関する取組ではスピード感が求められていたため、限られた財源の中で試行錯誤しながら執行し、人材は他部署からの業務応援で対応することになりました。

特に他部署から来ていただいた職員には、知識のない中で研修をしながら業務を覚えていただき、来てくれた職員も私たち区民生活課の職員も苦労したことを覚えています。

このような体験を通し、調整能力を磨くことができ、自身にとって良い経験となりました。

最後に就活生の皆さんにメッセージをお願いします。

(奥村)マイナンバーカードはデジタルの仕組みと掛け合わせることで生活の質の向上につながります。

私もデジタル分野については勉強中ですが、デジタルに精通している方は市役所で組織や取組を牽引していただきたいですし、精通していない方でも入庁後に一緒に議論を重ねながら切磋琢磨できればと思います。デジタル分野に限らず、新たな取組でもアンテナを高く張って前向きに取り組むことができる方にぜひチャレンジしていただければと思います。

また下のグラフのように若い方たちには他の世代と比較してもまだまだ普及が進んでいない状況です。

市の取組を把握するためにも、カードをお持ちでない方は是非この機会に申請いただければ幸いです。

  • 令和3年2月における年齢別マイナンバーカード交付率(%)

(横市)市役所では組織の内外を問わず老若男女、様々な方と関わることができます。

多くの方と関わりを持つことができることは様々な考えに触れることができ勉強になりますし、様々なニーズに応えたいというモチベーションにも繋がっています。

人と関わることが好きな方にはきっと向いている仕事だと思います。皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

【右:奥村 夏輝(Okumura Natsuki)】

大学卒業後、平成27年度入庁。中区(現:中央区)区民生活課で住民記録業務従事の後、令和2年度から政策法務課経営推進担当。

【左:横市 佳音(Yokoichi Kanon)】

高校卒業後、平成30年度入庁。中区(現:中央区 )区民生活課でマイナンバーカード関係業務に従事。

※掲載している情報は、令和3年5月当時のものとなります。

 

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浜松市役所人事委員会事務局 

〒430-0929 浜松市中央区中央一丁目12番7号

電話番号:053-457-2201

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