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更新日:2021年11月12日

浜松市役所 研修制度の紹介

浜松市役所では、職員の育成のため、キャリアや意欲に合わせてきめ細かく充実した研修制度が整備されています。

今回は職員育成の第一線に携わっている総務部人事課の飯田智也さんに研修制度についてお聞きしました。

1 まず浜松市役所の研修制度の概要を教えてください。

人事課が主催する研修では、(1)入庁年度や職位(新規採用職員や主任、課長など)に応じて実施する「階層別研修」、(2)業務上の課題や問題意識の解決を手助けする「課題対応研修」、(3)国や民間企業などへの派遣を通じて知識・経験・人脈を市の業務へ役立てる「派遣研修」、(4)業務時間外の自己啓発を支援する「自主研修」など、職員が目的意識を持って受講できる研修メニューを企画・運営しています。

特に入庁1年目から5年目までは集中育成期間として、職員として習得しておくべきスキルに焦点を当てた研修を重点的に実施しています。(下表)

入庁後年数 研修の目的 研修メニュー(一部)
1年目 “接遇”や“公務員倫理”などを学び、「市民への約束」を実践し、公務員かつ組織の一員としての行動がとれるようになるためのスキルや意識を身につける。

・公務員の基本となる講義の受講

・各課担当業務などの講義を通じて業務全般を幅広く把握

2年目 “文章力”や“プレゼンテーション能力”を向上させることで、伝える力を養う。法務執行に関する基礎的知識を養う。

・文章力向上研修

・プレゼンテーション能力向上研修

・法制執務研修(基礎)

3年目 “ロジカルシンキング”によって、ビジネスパーソンとしての基礎スキルである論理的思考を身につける。 ・ロジカルシンキング研修
4年目 デジタル人材の育成の入口として、地域データの活用方法について考え方を身につける。 ・地域データ活用研修
5年目 日頃の業務において政策的な意識を持ち、課題解決につなげていくため、政策形成について学ぶ。

・政策形成研修

・法制執務研修(応用)

  • 入庁1年目から5年目までの研修目的と研修メニューの一例

公務員として働く基礎的なことは研修で身につけることができるため、皆さんには安心して浜松市職員を目指していただきたいと思います。

2 浜松市の職員が目指すべき職員像を教えてください。

浜松市では「変化を先取りし、市民の目線で考え、果敢に行動する職員」を目指すべき職員像としていますが、それぞれ以下のように考えることができます。

変化を先取りし 人口減少や少子高齢化、第4次産業革命の到来など、社会環境が大きく変化していく中で、今までどおりが通用しないことが今まで以上に増えていることから、変化を先取りしていく。
市民の目線で考え “市役所は市民の皆様のお役に立つ所”であることを自覚し、市民の皆様の様々な価値観や多様性を認めた上で、最適なサービスを考える。
果敢に行動する職員 前例踏襲主義や事なかれ主義ではなく、積極性をもって行動する。

 

私たちが研修を企画する際にも、この3点を意識して構成するようにしています。

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3 研修を企画する上で工夫されていることなどがあれば教えてください。

まず、市民対応の基本となる接遇研修を重点的に実施していることです。特に新規採用職員は、入庁直後と8~9ヶ月後のフォローアップ研修の2回にわたって接遇の基本を学んでもらいます。それ以外にも7区ある区役所を巡回する接遇研修を開催するなど、全ての職員が接遇意識とスキルを高める取組を行っています。接遇研修を充実させることで、令和2年度に市役所利用者を対象に実施した「市民への約束」評価月間アンケート調査では回答数7,696件のうち”満足(「満足」、「やや満足」の合計)”と回答いただいた方が全体の98.1%を占めるなど、一定の成果が得られています。

 

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  • 令和2年度「市民への約束」評価月間アンケート調査結果(回答数7,696件)

満足と回答された方の意見

  • 書類の書き方が分からなかった時、わかりやすく教えていただいた。
  • 申し出忘れがあったが、申請者の私のミスと感じさせない対応をしてもらった。

不満と回答された方の意見

  • 専門用語が出てわからなかった。
  • 慣れているのか素っ気ない態度、事務的であった。

また最近では、令和元年10月に浜松市が「デジタルファースト宣言」を行ったことを踏まえ、デジタル人材の育成にも力を入れて取り組んでいます。AI・RPA活用研修や地域データ活用研修などの研修を通じて、行政におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を自分ごととして捉え、業務に活用していこうという意識の定着を図っています。

地域データ活用研修/AI・RPA活用研修参加者アンケート

  • 費用対効果を意識する習慣をつけ、業務の効率化を図れるように心掛けていきたい。
  • 業務に対して、AI・RPAが活用できないかという視点を持てるようになった。

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  • 研修を進行する飯田さん

ここからは飯田さんご自身のことについて教えてください。

日頃どのようなことに意識をして仕事に取り組んでいますか?

浜松市では、市民応対や業務への向き合い方など5項目を「市民への約束」として掲げています。私自身、職員研修などの人材育成に携わっていることから、まずは自分自身が職員の模範になれるよう、日頃から「市民への約束」を意識して業務に取り組んでいます。

市民への約束

  1. 市民の目線で、市民の立場に立って仕事をします。
  2. できる限り速やかで柔軟に仕事を行うよう努めます。
  3. 少ない経費で大きな効果を挙げるよう、税金を大切に使います。
  4. 何ごともわかりやすく説明します。
  5. 親切でていねいな応対をします。

仕事で苦労したエピソードなどがあれば教えてください。

コロナ禍での研修開催にはかなり苦労しました。感染状況を踏まえた研修実施の判断、会場受講とオンライン受講の併用開催など、会場関係者、講師、受講者といった様々な関係先と調整を行う必要がありました。特に会場受講とオンライン受講の併用開催の際は、グループワークの進め方や会場受講者とオンライン受講者のコミュニケーションの取り方など、限られた機材や準備期間で対応を検討しました。今後も引き続き、様々な取組がリアルとオンラインの組み合わせで行われていくことになるかと思いますので、このようなノウハウを学ぶことができたのは、良い経験になりました。

新規採用職員として入庁した後はどのような仕事をしていましたか?

入庁して最初に配属された部署は「市民協働・地域政策課」で、4年間勤務しました。最初の2年間は、中山間地域グループで市内の中山間地域(天竜区と北区引佐町の北部)への移住・定住のPRや中山間地域内の空き家活用などを担当しました。次の2年間は、地域政策グループで協働センター全体の管理・運営や成人式の取りまとめなどを担当しました。同じ部署でも全く異なる内容の仕事に携わりました。

市民協働・地域政策課では、「前例にとらわれないこと」「職場内外のコミュニケーションの大切さ」「タイムマネジメント」について、当時の上司や先輩職員から折に触れて指導いただいたことで、自己成長につながる得難い経験ができたと感謝しています。

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  • 市役所内で実施しているGoodJob運動(業務改善活動)で市民協働・地域政策課が市長賞を獲得した際のプレゼンの様子と市長とのツーショット写真

最後に就活生の皆さんにメッセージをお願いします。

皆さんも耳にされたことがあるかと思いますが、浜松市はよく「国土縮図型都市」と表現されます。浜松市は日本の縮図とも言える様々な特徴を有していますが、一方で多様な課題を抱えており、職員にはそれらを市民協働の考え方で解決していくことが求められます。

市民の方と一緒に多岐にわたる課題を解決していきたい、浜松市に貢献したいという熱い気持ちを持つ就活生の皆さんと一緒に職員として働けることを楽しみにしています。

就職活動は大変だと思いますが、「やらまいか精神」で乗り切りましょう!

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【飯田 智也(Iida Tomoya)】

大学卒業後、平成27年度入庁。市民協働・地域政策課を経て、人事課人材開発担当。

※掲載している情報は、令和3年11月当時のものとなります。

 

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浜松市役所人事委員会事務局 

〒430-0929 浜松市中区中央一丁目12番7号

電話番号:053-457-2201

ファクス番号:053-457-2089

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