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更新日:2016年6月23日

平成28年度 第2回浜北区協議会 議事要点

開催日時:平成28年5月26日(木曜日) 午後2時00分~3時25分
開催場所:浜北区役所 3階 大会議室

次第

  • 開会
  • 議事
    (1)協議事項
    ア 第10次浜松市交通安全計画策定に係るパブリックコメントの実施について
    イ 平成27年度浜北区地域力向上事業の事後評価について
    ウ 平成28年度浜北区地域力向上事業の提案について
    (3)報告事項
    浜北コミュニティバスの運行改正について
  • その他
    (1)その他
    (2)次回の開催予定
  • 閉会

1 開会

2 議事

(1)協議事項

ア 第10次浜松市交通安全計画策定に係るパブリックコメントの実施について

≪道路企画課から説明≫

~浜松市区域における陸上交通の安全に関する長期的な施策を総合的かつ計画的に推進するための長期的な施策の大綱として5カ年毎に策定している「浜松市交通安全計画」の第10次計画(案)について説明~

 

(村松弘彦 委員)

 この計画は市が単独で策定するものでしょうか。交通安全というと、交通安全協会と密接に関係があり、道路については行政、規制については交通安全協会や警察の役割となっていると思います。

 例えば、道路について改善してほしいと提案をすると、渋滞が起こるから難しいという話をされます。そこで、交通安全について、安全を確保するためには渋滞が起こるのもある程度はやむを得ないという考え方をお持ちではないのかどうか教えていただきたいです。

 

(道路企画課)

 この計画を策定する過程では、警察のほか国や県、鉄道事業者、ネクスコ、教育委員会や消防などをはじめとする陸上交通に関する機関・団体が参加する交通安全対策会議で調整を行ってきました。今後、計画の実施に入っていきますが、その際には警察や交通安全協会などの協力が必要となります。

 また、交通安全の考え方ですが、第一に人命尊重ということが考え方の根底にあります。渋滞緩和もできるだけ対策していかなければなりませんが、基本的には関係部門も人命尊重を核として取り組んでいます。

 

(市川孝雄 委員)

 第9次計画の目標値ですが、人身事故件数が8,300件以下というのは、平成23年度に定めたものでしょうか。

 

(道路企画課)

 はい。第9次計画の目標値については、平成22年の事故状況を基に、県の考え方に準拠して定めたものです。県の考え方は、おおよそ1年間で1.5%減らすというもので、浜松市でも1年に1.5%ずつ減らしていこうということで、その結果8,300件以下という数字になりました。

 

(市川孝雄 委員)

 平成27年の実績は8,697件で目標には至らなかったということですが、平成23年から平成27年ではおよそ350件しか減っていません。しかし、今回の目標は6,000件以下で、それを達成するにはおよそ2,600件減らさなければいけません。あまりにも目標が高すぎるのではないかと思いますが、何か達成ができるような施策があるのでしょうか。

 

(道路企画課)

 今回の目標値の設定はかなり思い切っていまして、算出の基となる平成27年の数値から1年に1.5%ずつ減らしても6,000件にはなりませんが、削減をするという強い意気込みを込めた設定をしました。施策としては、昨年の夏から3年間の集中的な取り組みとしてワースト1脱出作戦を全市的に展開しています。浜松市は政令指定都市20市の中で、人口10万人あたりの事故件数が1番多くなっており、90人に1人が1年間に1回、事故に巻き込まれているという計算になります。ワースト2の市でも800件台であり、大きな差があります。

 ワースト1脱出作戦の中では、ソフト面とハード面を様々に組み合わせて取り組んでいて、最終年度である平成29年度には6,240件以下にするという目標も設定しています。確かに高い目標ではありますが、昨年の秋頃から人身事故件数がより減少する傾向にあり、1割近くは減ってきています。市民の皆様に少しずつ交通安全の意識が浸透してきている結果だと思いますので、引き続き強力に進めていきたいと思っています。

 

(鈴木隆幸 委員)

 浜北区は人口増や都田地区のテクノ開発などで、夕方と早朝の出勤時間帯に交通が増えることが予想されますが、そういったことにも配慮して計画は策定されているのでしょうか。

 また死者の概念ですが、事故発生から24時間以内の死亡ということでいいでしょうか。

 

(道路企画課)

 おっしゃるとおり、浜北区は市内の中でも人口増が著しい大変活発な区です。また、都田三方原地区への工場立地の増に伴い、交通集中なども予想されます。この点に関しては市の関係部署が対策の検討を始めているところです。市全体の目標に伴い、区ごとの目標も設定していますので、区役所と連携し区ごとの取り組みを加速していきたいと考えています。

 死者の概念ですが、24時間以内の死亡ということで、資料の数字に関しては警察が発表したものを使用しています。

 

(鈴木隆幸 委員)

 事故発生件数が減少してきているのは、静岡県全体で行っているピカッと作戦の効果もあると思います。そちらについても引き続き取り組んでいただきたいと思います。

 

(播磨良泉 委員)

 計画の素案の11ページに「通学路等における交通安全の確保」があります。私は浜名中学校区に住んでいて、過日、教育委員会から校舎移転新築後の通学路について説明がありました。その中で、危険箇所があれば申し出てほしいと要請があり、自治会で話し合ったところ、防犯灯を設置する必要がある箇所がいくつかあったため、教育委員会へ伝えました。その際、道路課と協議して決めていくという回答だったので、その後どうなったのかわかれば教えていただきたいです。

 

(道路企画課)

 浜名中学校の移転新築に関しましては、生徒さんの通学コースが変わるということもあり、想定される通学路について集中的に安全対策をやっていきたいと考えています。教育委員会と道路企画課および学校や地域住民の皆さんと話をしながら対策を進めています。この場では特定の場所について設置できるかどうかというのがわかりませんが、できる限りのことはやっていきたいと思っています。

 

(村松弘彦 委員)

 以前から、横断歩道への信号機設置や、横断歩道の引き直しなどを要望してきましたが、なかなか改善していただけません。そういった対応を見ていると、本当に交通事故を減らそうという意識があってやっているのか疑問を持ってしまいます。ハード面についてはどれくらい重視しているのでしょうか。ハード面の改善には費用がかかりますので、相当な予算をつけていかなければ、交通事故被害者を減らしていくのは難しいと思います。

 

(道路企画課)

 信号機の設置等に関しては警察と交通安全協会が担当となります。市としても信号機の設置に関して何度か協議をしましたが、前後の信号機が近いと、運転手が見間違う可能性が高いということで、ある程度距離を置きたいと言われます。横断歩道の引き直しを含め、個別の話については私たちも現場を見させていただき、警察や交通安全協会へ協議をしていきたいと思いますので、具体的にお話をいただければと思います。

 予算につきましては、やはり交差点の改良や歩道の整備などは多額の予算が必要になります。警察や交通安全協会とも連携をしながら、より効果的な予算の使い方をしていきたいと思います。

 

(竹内佐織 委員)

 資料には交通事故死者数のうち高齢者の割合が7割を超えているとありますが、目標を達成するには、高齢者の事故防止が一番必要かと思います。死亡事故以外の事故についても、被害者は高齢者が多いのでしょうか。

 

(道路企画課)

 死者数で言いますと、平成27年度は25人中19人が高齢者でした。高齢者の事故で多かったものは、横断歩道ではないところで横断しているときに、真ん中を通り過ぎて、左から来る車にはねられるというものです。運転手の特性として前を見ているようで実は左前を見ているため、右から来るものに対して発見が遅れるということが言われます。対策としては、ピカッと作戦の話もありましたが、夜間外出の際は自発光式反射材を必ず身に付けていただくよう呼びかけています。

 子供や妊婦、障がいをお持ちの方などの交通弱者はみんなで守っていく必要がありますが、高齢者事故というのはその中でも急激に増えていて、喫緊の課題となっています。警察とも連携を取りながら対策に取り組んでいるところです。

 

(新村香代子 委員)

 この計画は、企業や交通に関わる民間の団体に対しても働きかけていくのでしょうか。例えば、通学路に大きな工場があったとき、20~30分の通学時間帯に大型トラックの搬入時間が重なっているのがとても気になります。企業と協力して時間をほんの少しずらして、歩行者や自転車が多く通る時間を避けるということはできないのでしょうか。

 

(道路企画課)

 市としても企業の努力に期待をしていかなければなりません。交通安全対策会議のメンバーには企業の方の集まりである安全運転管理協会や商工会議所も参加しています。計画を実施していく中で、具体的な話を伝えていきたいと思います。

 

(川上正芳 会長)

この辺で意見を打ち切りたいと思います。委員の皆さんから出た意見を参考に、計画の策定を進めていただきたいと思います。

 

イ 平成27年度浜北区地域力向上事業の事後評価について

≪区振興課から説明≫

~平成27年度に実施した地域力向上事業(3月時点で未完了だった分)について、区行政推進会議での評価結果を説明~

 

(竹内佐織 委員)

 なゆた・浜北ジャズ路上コンサートは定期的なコンサートの開催ということですが、参加者数が80人というのは延べ人数でしょうか。

 

(区振興課)

 延べ人数です。

 

(竹内佐織 委員)

 延べ人数だと、参加者数に対して補助金額が多すぎるのではないでしょうか。

 

(区振興課)

 コンサートは8月から3月までに8回実施されました。参加者数は実際に数えることができた来場者の数ということです。この他にも遠巻きに聴いている方も多くいたようですが、その人数は数えることが困難だったようです。

 

(区調整官)

 実際に聴きに行きましたが、確かにイスに座って聴いている方は少なかったです。しかし、駅前ですので、帰りにちょっと立ち止まって聴いていくという人も多くいて、主催者側としては、そこに狙いがあるということでした。ただ、宣伝不足のところもあったかと思いますので、そこは残念でしたが、実際に聴いていた方は結構いたと思います。

 

(竹内佐織 委員)

 駅前であれば、駅を利用する方も聴くと思いますので、今後も行うのであればぜひ有効な予算の使い方をしていただけたらと思います。

 

(鶴田則子 委員)

 岩水寺さくらの里ライトアップさくらの里まつり事業ですが、今年は桜の開花時期が遅く、このイベントを行ったときにはまだ蕾だったのではないかと思います。その点は残念でしたが、浜北区の名所は少ないので、こういった事業はぜひ毎年行っていただきたいと思います。

 もしできれば、岩水寺の少し奥にも桜を植樹して、範囲をもっと広げていただけたらと思います。

 

(区振興課)

 実施団体に、委員のご意見を伝えます。

 

(川上正芳 会長)

桜の木を植樹することに対する助成等も含めて、事業が展開していくように後押ししていただきたいと思います。

他に意見はありますか。

ないようですので、この件については原案のとおり承認します。

 

ウ 平成28年度浜北区地域力向上事業の提案について

≪区振興課から説明≫

~平成28年度浜北区地域力向上事業として提案された「なゆた浜北イルミネーション」と「浜松市浜北医師会少子化対策委員会 市民公開講座」について、提案者、事業目的・効果、提案内容、予算内容、行政推進会議検討結果などを説明~

 

(中川明彦 委員)

 浜北医師会です。会員からの要望で、今年度に少子化対策委員会を発足させました。その活動の第一弾としてこの講演会を企画しました。よろしくお願いいたします。

 

(川上正芳 会長)

 何か意見はありますか。

 特にご異議ないようですので、2件の事業について原案どおり了承することとします。

 

 (2) 報告事項

 浜北コミュニティバスの運行改正について

≪まちづくり推進課から説明≫

~10月の浜北区役所移転に伴い、10月1日以降の運行から、現バス停「浜北区役所」を廃止することを説明~

 

(鈴木隆幸 委員)

 利用状況のところで、収支率が目標に達しないという話がありました。将来的に新しく他のものに変えていくといった方針はあるのでしょうか。

 

(まちづくり推進課)

 収支率は現在14.59%という話をしましたが、その状況を改善するために、担当者の方でも、自治会に協力していただいて散策ルートを提案をしたり、運行経路上の店舗に協力していただいて、コミュニティバスの利用者に店舗で利用できるサービス券を配布しています。まだ宣伝が十分ではないので、周知を行っていきたいと思います。

 また、将来のことについては、全く別のものになるということはないと思います。収支率が市の基準である20%に満たない場合は、廃止という話にもなるかもしれませんが、利用されている方もいますので、交通検討会議の中で運行方法や便数などを見直していくことになると思います。

 

(鶴田則子 委員)

 運行のコース別の利用者数を教えてください。

(まちづくり推進課)

 平成27年10月から平成28年4月までの7ヶ月間のデータですが、4コースの合計の利用者数は延べ1,772人でした。コース別では、大平堀谷線が388人、北浜麁玉線の東コースが719人、北浜麁玉線の西コースが346人、赤佐中瀬線は319人です。

 

(鶴田則子 委員)

 どの年代の方が利用しているかはわかりますか。

 

(まちづくり推進課)

 年代別のデータはありませんが、アンケートでは高齢者の方のご利用が多いという結果でした。

 

(市川孝雄 委員)

 私が自治会役員をやっていた平成26年度のときに、この件について自治会連合会へ意見を求められたことがありました。各自治会からは、収支率が20%に達していないからといっても、交通弱者に対する配慮として、廃止はするべきではないという意見が多かったです。また、団塊の世代の人が、いずれ車を運転できないような状況になった時に、コミュニティバスの果たす役割は重要になるという意見も多く出ました。

 

(まちづくり推進課)

 区の交通検討会議の中でも、団塊世代の人が今後、車の運転が難しい状況になった時にコミュニティバスを利用する可能性があり、利用者も増える見込みがあるので、そこまでは維持していきたいという話も出ました。収支率20%を割ったら必ず廃止しなければならないというものではありませんので、最低運行という形で維持をしていきたいと考えています。

 

(竹内佐織 委員)

 時間帯やバス停の位置、便数など様々な問題があり、利用者が少ないと感じるときも多いですが、いろいろな改善策を講じて維持していただきたいと思います。

 また、今度の東京オリンピックではバスが人口知能を使って自動化されるという話もあります。浜北区でもそういったことを取り入れていけば話題になり利用者も増えると思いますので、ぜひ検討してください。

 

(まちづくり推進課)

 バスの自動化につきましては、なかなか実現が難しいとは思いますが、散策コースを設定してPRをしていますし、年に1回でもいいのでご利用いただけるよう工夫をしています。また、浜北区以外の人にもご利用いただくように本庁にパンフレットを置いています。今後も利用者が増えるように努力していきたいと思います。

 

(土田一仁 委員)

 なんとなくコミュニティバスのイメージが、高齢者などの交通弱者のためというのが強くて、健康な人や若い人にとっては利用しづらい感じがします。そのイメージを変えて、例えば横浜市の「あかいくつ」という周遊バスのようにかわいらしい音楽を流しながら走れば、若い人にも、ちょっとした買い物に行くときに利用してもらえるのではないかと思います。

 また、来年からは井伊直虎の関係で浜北区のお寺や引佐の龍潭寺へ観光に来る人も増えると思うので、その際の移動手段として利用できるようにして、それをインターネットなどで発信してもらえれば、利用者も増えるのではないかと思います。

 

(まちづくり推進課)

 現在のバスはニコエのラッピングバスで、見た目も華やかになっており、同時に広告収入にもつながっています。運行が週2日で便数も限られていて、なかなか定期的な利用が難しく、結果的に時間に余裕がある高齢者の方の利用が多くなっているかと思います。なかなか若い人の利用を増やすのは難しいですが、バス停の近くに見所を設定していくなど、1回でもいいので乗ってもらえるよう工夫していきたいと思います。

 

(土田一仁 委員)

 区民としては、大変ありがたいものですから、いろいろな形で利用してもらえるよう工夫していただきたいと思います。

 

(鶴田則子 委員)

 ニコエのラッピングバスということで、見た目がかわいいと、孫を連れて乗ってみようかなという風になると思いますのでいいと思います。宣伝活動がもっと必要だと思いますので、回覧などでこういう使い方もできるといった例を示してもらえれば、今度乗ってみようかなということにもなると思います。

 

(まちづくり推進課)

 バス停付近の自治会には、コースの案内チラシを公民館等に置いていただいています。また、その他にも散策コースのチラシもありますので、いろいろな機会を利用して、広く知っていただけるように努力したいと思います。

 

(本間清子 委員)

 コミュニティバスを利用すればちょっとしたクーポンがもらえるということはあるのでしょうか。

 

(まちづくり推進課)

 今年の4月から、コミュニティバスを利用していただいた方を対象にサービス券の配布を始めました。運行コース沿いの店舗に協力していただき、買い物時に割引やプレゼントなどの特典が受けられるというものです。サービス券の配布開始については新聞に掲載をし、現在ではピアゴや杏林堂にもチラシを置いています。まだまだ周知されていませんので、ぜひ口コミで広げていただければと思います。

 

(村松弘彦 委員)

 運行経費はどれくらいですか。

 

(まちづくり推進課)

 1年間で1千万円です。

 

(村松弘彦 委員)

 臨時便を出すということは可能でしょうか。

 可能ならば、イベントの際に臨時便を出したり、幼稚園などの遠足のときに利用してもらえれば、利用者も増えると思います。

 

(まちづくり推進課)

 コミュニティバスは道路運送法に基づいて、地方運輸局に対し一般乗合旅客自動車運送事業の申請をしています。その際には、運行経路や運行時間、バス停なども届け出ているため、それ以外の運行をすることはできないことになっています。また、1台しかないため、イベント等の臨時便は物理的にも難しいと考えられます。

 

(川上正芳 会長)

 他に意見はありますか。

 ないようですので、この辺で意見を打ち切ります。いろいろと課題がありますが、見直しを図りながら、できるだけ早く有効な対策を講じていただきたいと思います。

 

3 その他

(1) その他

 

(2) 次回の開催日程について

~次回の会議について、平成28年6月23日(木曜日)の午後1時30分から浜北区役所3階大会議室にて開催することを確認~

 

4 閉会

 

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