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更新日:2015年2月5日

平成26年度 第10回浜北区協議会 議事要点

開催日時:平成26年12月18日(木曜日) 午後1時30分~2時40分
開催場所:浜北区役所 3階 大会議室

次第

開会

議事

(1) 協議事項
 浜北コミュニティバスの運行改善について

その他

(1) その他

(2) 次回の開催予定

閉会

 

 

1 開会

2 議事

 (1) 協議事項

浜北コミュニティバスの運行改善について

≪まちづくり推進課から説明≫

~平成27年10月1日からの改善運行計画について、運行回数・運行経路・運賃などを説明~

 

 

(鈴木博 委員)

 

 大平堀谷線と赤佐中瀬線については、なゆた・浜北まで運行経路を延ばすということは、市民の利便性や街中の活性化という観点からみても良いことだと思います。なゆた・浜北まで経路を延ばした理由を教えてください。

 北浜麁玉線の東コースについて、横須賀や寺島がなくなり、その代わりに小松駅とトスコが入りました。この変更については、浜北区交通検討会において検討した結果なのか、それとも当該地域の住民からの要望なのか、教えてください。

 また、北浜麁玉線と赤佐中瀬線は運行曜日を入れ替えるとありますが、その理由を教えてください。

 最後に、北浜麁玉線は東と西のふたつのコースがありますが、東コースには麁玉地区は入っていません。その代わりに浜名地区が入っています。それならば、北浜浜名線と名前を変更したほうがいいと思いますが、名前を北浜麁玉線としておく理由は何かあるのでしょうか。

 

(まちづくり推進課)

 なゆた・浜北まで延ばした理由ですが、平成28年に区役所がなゆた・浜北へ移転するということも大きな要因のひとつです。なゆた・浜北を中心として公共交通機関を運営していくということも、念頭に置きながらコースを設定しました。

 また、コースの設定については、浜北区交通検討会の中で、バス停の利用状況等を説明し、それを基に検討していただいた結果、現在のコースとなりました。特にトスコについては、トスコの利用状況も鑑みながらバス停を新たに設置するということで検討させていただきました。

 曜日については、乗降調査を行い、コースごとにどの曜日の利用率が高いかをまとめたところ、改善案の運行曜日が最善ということになりました。また、使用できる台数が1台ですので、そういったことの調整も含めて検討した結果です。

 北浜麁玉線の名称ですが、こちらは東コースと西コースでひとつの路線ということになっています。西コースについては、麁玉地区が入っていますので、この路線名となっています。

 

(袴田矩嘉 委員)

 コミュニティバスを利用する人の多くは独居老人ではないかと考えられます。そういった人の希望や、どこへ行くのかなどの目的を調査された上でコースを決めたのでしょうか。

 

(まちづくり推進課)

 今年の6月に、路線ごとに乗車ヒアリング調査を実施しました。その結果としては、どの路線についても、通院や見舞い、買い物や娯楽といった理由が多く、運転免許証のない方の利用が多いという結果になりました。その結果を基に、店舗や病院を中心にバス停を設定しています。

 

(市川孝雄 委員)

 北浜麁玉線の利用率が高いのは、何か理由があるのでしょうか。

 

(まちづくり推進課)

 人口が多いということもあるかと思いますが、この地区は大型店舗が多いので、そういった店舗へ行く利用者が多いと考えられます。

 

(富永利慧子 委員)

 北浜麁玉線の路線に、浜名協働センターを加えることはできないでしょうか。

 

(まちづくり推進課)

 北浜麁玉線の路線には区役所が含まれています。協働センターを利用される方は当然いらっしゃると思いますが、区役所まで行っていただければある程度のことはできるかと思いますので、浜名協働センターをはずしています。

 

(富永利慧子 委員)

 申請などをしに行くのではなく、絵画などの教室へ通う人がいます。高齢の方で協働センターに勉強をしに行きたいのに、車に乗れなくなって行けなくなったという話もありました。北浜南部協働センターはバス停としてあるようなので、浜名協働センターも入れていただくことはできないでしょうか。

 

(まちづくり推進課)

 実はこの地域では遠州鉄道のバスや浜松バスの路線が通っています。なるべくそちらに影響を与えないような路線の設定をしていますので、浜名協働センターについてははずしているというのが現状です。

 

(新村香代子 委員)

 コミュニティバスの見た目を遠くから見てもわかるようにするということはできますか。最近は、デイサービスなどの送迎車も似たようなものが多く、遠くからでは区別がつかずに来ているのかどうかわからないという声も聞きます。

 

(まちづくり推進課)

 バスの運行については現在、浜松バスに委託しています。こちらからお願いしたということではないのですが、今は春華堂のラッピングをしたバスを使用していますので、ある程度目立つようにはなっています。また、前後にはコミュニティバスという表記もしていますので、通常のバスとは区別が出来るようになっています。今回の改善運行計画は平成27年の10月からとなっていて、業者が変わる可能性もありますので、その時には意見を参考にして検討をしたいと思います。

 

(松島芳隆 委員)

 ラッピングの話が出ましたが、広告収入で一番利益があるのがバスのラッピングだと思います。収入が少ない中で運営していかなければいけませんから、コミュニティバスをインパクトのある浜北区らしい外観にしてスポンサーを集めるなど、広告収入にもしっかり着手して収支率を上げるという工夫をしたほうがいいと思います。

 回数券についてですが、小人の運賃が100円から150円になりましたが、回数券は100円のままなのは、これで合っていますか。

 

(まちづくり推進課)

 回数券については100円のままです。小人の場合は、回数券とは別に50円を支払っていただく形になります。

 

(松井里司 委員)

 新旧対照表の収支率の20%以上というのは、広告収入も含まれていますか。

 

(まちづくり推進課)

 広告収入は含まれていません。

 

(松井里司 委員)

 資料1の15.65%というのは広告収入が含まれていますよね。こちらも広告収入を含まない11.39%という数字を記載した方がいいのではないですか。

 

(まちづくり推進課)

 収支率の報告については、広告収入などを含めた数字を報告することになっていますので、こちらの数字については広告収入を含んだ数字となっています。

 

(松井里司 委員)

 それならば改善後の収支率にも広告収入を入れるべきだと思います。この数字では運行回数や廃止などに影響があります。収入として入る予定があるものが多少でもあれば、計画に入れておく方がいいと思います。

 この新旧対照表の現行というのは、前回の計画であって、実績ではないですよね。しかし、実際には1年間で利用者が6427人、収支率は15.65%という数字が出ていますし、それを基に改善後は利用者が5957人になり、収支率は20%以上になるといったように示していただいた方がわかりやすいです。いただいた資料では、正直、改善案が良いのか悪いのかの判断をするのは難しいです。

 

(まちづくり推進課)

 浜北区交通検討会の方では、どれくらいの運行経費がかかり、どれくらいの収支があるのかといった細かい資料を提示させていただきましたが、今回の区協議会ではそこまでの資料を提示できず、大変申し訳ございません。新旧対照表についても、あくまで計画と計画の対照であり、現状と比べてどうなのかがわかりにくい表であるということは確かだと思いますので、今後はどういう形で示した方がいいか検討したいと思います。

 

(鈴木博 委員)

 コミュニティバスは1台で運行をしていますが、そうなると運行回数を減らすことで削減できる経費は実質的にはあまりないのではないかと思います。前回の見直しでは料金は変更されませんでしたが、運行回数が半減されました。それにより利用者も半減したわけです。運行回数を減らすことで経費があまり削減されないのならば、逆に経費を抑えながら利用者が多い路線で運行回数を増やすことで収入の増加が見込めるのではないかと思うのですが、それは難しいのでしょうか。

 また、前回の見直しの時点では収支率が20%という目標に対し9%でした。しかし、今回は広告収入を含めて15.56%と、前回よりも改善されています。それなのに、運賃を300円に引き上げてしまうのは、利用者が一気に減ってしまうのではないか心配です。改善後の年間利用者数の5957人という数字については、どういった算定で出てきた数字なのでしょうか。

 今後は高齢化がどんどん進み、車を運転できなくなる人が増えていきます。また身体障がい者の方も、コミュニティバスを利用しています。それに加えて市の施策としてバス・タクシー券もだんだん減っていく方向ですし、もしかしたらなくなってしまうかもしれません。そういったことを考えると、今後コミュニティバスの位置づけはますます高まっていきます。なんとか残していく必要があると思いますが、現在はまだPRが不足していると思います。特に、コミュニティバスを必要としていない人に対しても、将来のことを考えて、あるいはコミュニティバスがなくなると不便になる人のことを考えて、利用をしてくださいと、宣伝をする必要があります。コミュニティバスは助け合いのバスですから、そういった宣伝に力を入れたり、地域でも積極的に乗りましょうという運動をしてもらうなど、ソフト面での取り組みも考えていく必要があると思います。

 

(まちづくり推進課)

 運行の経費についてですが、1台の運行ですので、燃料代のみが削減されるという形になります。運賃に関しては、運行回数の減少に基づき運行経費を割り出した結果、300円が最低のところであるというのが交通検討会の結論です。

 宣伝についても現在は、協働センターでの宣伝や、様々な施設や商店でポスターのようなものを貼っていただくなどの事業を行っています。運行を委託している浜松バスも、宣伝を兼ねて商店にスポンサーをお願いするなど、運行経費を少しでも抑える努力をしています。今後もそういったことに力を入れて取り組んでいきたいと思います。

 利用者数については、実績がおよそ6427人であり、運賃が300円になった場合に一定の利用者減を見込んだ数字が5957人です。これには、調査を行った際に、固定利用者もいましたので、その数も含んでいます。

 

(鶴田則子 委員)

 300円というのは、やはり高いかなと思います。ある程度短い距離なら運賃を減らすということはできないのでしょうか。

 

(副区長)

 私は浜北区交通検討会にも参加していますが、そちらの意見について少しお話をします。交通検討会で、コミュニティバスについて今後どうしていこうかという話が出たときに、果たして委員のみなさんの中で何人の人が利用したことがあるのか、利用しやすい状況にあるかというと非常に厳しい状態であり、中にはやめてしまった方がいいという意見もありました。しかし、交通検討会に参加している委員が、地域から聞き取った意見の中には、400円でもいいから残してほしいという意見もありましたし、今後、区役所がなゆた・浜北へ移転したときの利用のあり方を考えると、やはり残しておくべきだということになりました。今回の改善運行計画についても、現在の実際の利用に支障がないような形で最低保障運行をしていくという趣旨があり、浜松市総合交通計画の地域バス維持基準では収支率は2割とされている中で、なかなかそこまで到達できない現状を踏まえて、今後も残していくということなので、非常に苦渋の選択であったことをご理解いただきたいと思います。

 また利用方法についても、運行時間に自分の予定を合わせるというのはなかなか難しいので、例えば行きはコミュニティバスで、帰りは電車や民間のバス、タクシーを乗り合わせて利用するなど、工夫しながら利用していただいて、今後も運行を継続したらどうかという意見もありました。そういった点も含めてご理解をいただけたらと思います。

 

(まちづくり推進課)

 運賃を、乗車の距離に合わせて変えるということですが、その金額を設定するにあたってどうしても経費の増加となり、また、距離ごとの料金を設定しにくいということがあります。現在はどこのコミュニティバスもそうですが、一乗車一定額ということで設定をしています。

 

(川上正芳 会長)

 いろいろ意見があるかと思いますが、この辺で質問、意見を打ち切りたいと思います。委員のみなさんから出た意見を参考に事業を進めていただきたいと思います。

 

3 その他

(1) その他

~12月13日に開催された第1回浜北副都心にぎわいおもてなしフェスタについて、松島委員、村松委員から報告~

 

~12月16日に開催された第2回区協議会会長会議について川上会長から報告~

 

(2) 次回の開催日程について

~次回の会議について、平成27年1月22日(木曜日)の午後1時30分から浜北区役所3階大会議室にて開催することを確認~

 

4 閉会

 

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