緊急情報
ここから本文です。
更新日:2021年4月26日
開催日時:令和3年3月25日(木曜日)午後1時30分~午後3時
開催場所:浜北区役所3階大会議室
次第
開会
議事
(1)協議事項
ア子どもの未来サポートプロジェクト(浜松市子どもの貧困対策計画)(案)のパブリック・コメント実施について
イ浜北区協議会委員のリモート出席について
その他
(1)その他
(2)次回開催日程について
閉会
(大石静夫 会長)
初めに、本日の会議の会議録署名委員を、井上江美委員、太田好美委員にお願いします。
≪子育て支援課から説明≫
~子どもの未来サポートプロジェクト(浜松市子どもの貧困対策計画)(案)のパ
ブリック・コメント実施について説明~
(大石静夫 会長)
委員の皆さんからご意見・ご質問等ありましたらお願いします。
(川嶋弘美 委員)
子どもの未来サポートプロジェクトの対象は18歳以下の子どもですか。また、概要版2ページ目の「ひとり親家庭に対する実態調査」は、保護者が元気で働いている家庭の数字ですか。
(子育て支援課)
対象は20歳までです。また、「ひとり親家庭に対する実態調査」は経済的に困窮している家庭で、多くはひとり親家庭の実態調査になります。
(川嶋弘美 委員)
ひとり親家庭の中には、子どもが親の介護をしなければならないケースもあると聞いたことがありますが、そのために子どもが親の都合で学習できないなどといった場合のサポートが薄いような気がしますがいかがですか。
(子育て支援課)
「ヤングケアラー(本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている児童等)」については、浜松市では具体的に取り組みが始まっておりません。現在検討中のため、今回の計画には入っておりませんが、今後見直しする中で「ヤングケアラー」に関する事業が加わっていく事は考えられます。
(川嶋弘美 委員)
「ヤングケアラー」の問題だけでなく、一般人では気づかない様々な問題があると思いますが、先手を打ち進めていただきたいと思います。
(佐藤滋美 委員)
「困窮の世代連鎖」について、お子さんの将来的な問題がたくさん出てくると思うので、気になっていたところでしたが、浜松市は外国の方も多く住んでいるので、全国に先駆けて子供たちのために取り組んでいただきたいと思います。次年度の計画策定において、今までの取り組みの中で何が一番のポイントになったのか、また、印象的だったところを教えてください。
(子育て支援課)
前回の5年間の計画については、具体的な支援ではなく、支援体制の整備の段階だったため成果は表れておりませんが、今回は貧困家庭だけへの支援ではなく、貧困に陥らないための事業が盛り込まれており、貧困対策計画のポイントとして特出すべき内容となっていると考えております。
(佐藤滋美 委員)
日本中の施策をかき集めて臨まなければならないような問題で、これからが大変だと思いますがよろしくお願いします。
(晝馬るみ 委員)
平成28年度からの5年間で体制づくりをし、施策を盛り込んでいくということで大変期待を持てるプランになっていると思います。取り組みの文言が「母子家庭」「ひとり親家庭」と表記がまちまちなため、どこにスポットを当てて取り組むのかがぼやけてしまっているように感じるので、文言は統一された方がいいのではと思います。また、「ひとり親家庭」になる経緯には「離婚」「死別」等が考えられますが、浜松市の離婚率が高まっているのであれば、「ひとり親家庭」になる前の段階での家庭支援等が行き届くと「生活困窮家庭」を生み出さない事に繋がると思うのですが、「離婚率」と「生活困窮家庭の増加」の関係性があれば教えてください。
(子育て支援課)
文言の整理については再度確認します。表記については、事業名等に「母子家庭」と文言が入っている場合と、以前からの表記が引き続き使われている場合があります。現在は「ひとり親家庭」が通称となっておりますので、変更できるものに関してはパブリックコメントの中で精査していきたいと考えます。
浜松市の離婚率については、今データを持ち合わせておりませんが、資料の概要版「2 本市の子どもを取り巻く状況」の母子家庭の推移は増加の傾向にあり、離婚の経緯についての割合は出ておりませんが、「母子家庭」は増加の傾向にあります。
(金井真吾 委員)
資料の概要版「ひとり親家庭に対する実態調査」で、ひとり親向けの支援サービスの認知度が低いという結果になっていますが、これを踏まえて今後どのような対応をされるのか教えてください。
(子育て支援課)
例えば、離婚された場合「児童扶養手当」や「母子家庭等医療費助成」の申請については、直ぐに関係してくることから認知度も高く申請されますが、それ以外の支援サービスについては、説明を受けていても、ご自身に直ぐに必要ない場合は忘れ去られてしまう、また、実際必要となった場合も認知されていないため申請に至らない現状があります。
対策としては、チラシを作成し市民窓口に配架することにしました。新しく始める「養育費確保支援事業」のチラシを市民窓口へ配架し、離婚を考えている等の窓口相談を紹介し認知度を高めたいと考えます。その他の事業についてもチラシ等作成しており、ひとつの相談に来られた方に、その相談以外についての支援サービスも合わせて紹介し認知していただくためにチラシを配布する取り組みを考えており、現在の直接的な取り組みは、チラシの配架・配布と、浜松市のホームページへの掲載になります。
(金井真吾 委員)
窓口に相談に来られる方へのアプローチはできると思いますが、困窮している方ほどSOSを出せないでいる、SOSを出そうと思った時には手遅れになってしまったということもあると思いますが、そういった方に対してどのような対応をされていますか。
(子育て支援課)
基本方針にもあるように行政・地域・関係機関との連携において、事業を実施していく上で、力強く感じているのは、民生・児童委員の方々です。地域に根付き困窮している方の情報をキャッチし、支援制度を紹介していただいております。民生・児童委員の方にはキーパーソンとして活動いただき、地域の力をお借りしながら、困窮している方の情報を拾い上げ、状況を把握しております。
(金井真吾 委員)
市民の収入は行政で把握していると思いますが、その中で収入が少なく困窮しているのではないかと思われる家庭について把握されているのか、行政側からアプローチしているのか、その辺の連携は可能なのか教えてください。
(子育て支援課)
個人情報の関係で、行政の任意で市民の所得を見ることはできません。児童扶養手当の受給には所得制限があるので、毎年申請していただき確認をしております。児童扶養手当を受給されていない方の収入を、ご本人の了承なしでこちらが確認することはしていません。
(川島隆夫 委員)
策定の主旨に「すべての子どもたちが前向きな気持ちや夢や希望を持つことのできる社会を目指す」とあり大変大きなテーマだと思います。P20の「市民への啓発に関する課題」に「依然として貧困の問題は自己責任である」という考え方が残っているため、自助・共助・公助の中の「自助」が足りていないのではないかという考えに傾いてしまいがちで、やはり認知度が低いと思いますので、「社会で支えていく」というメッセージをもっと出していただきたいと思います。また、生活保護の問題についても、親族がどこまで支援できるかの確認がある等、申請しにくい状況にある方もいると思います。子どもたちが未来に向かって夢や希望を持ち前向きに進んでいけるようにしていただきたいと思います。
(子育て支援課)
子どもたちが、貧困等の問題に陥らないように進めてまいりたいと考えます。
(佐藤滋美 委員)
社会福祉協議会に子ども支援コーディネーターを置かれるとのことですが、どの程度の人数が活動されるのか、また、専門的な係にされていくのか教えてください。
(子育て支援課)
貧困対策のコーディネーターについて、前計画の途中で実施をすることになりました。役割としては、生活困窮家庭への実際の支援ではなく、支援する団体との連携を図る、支援する団体のスキルを上げるためのコーディネーターであり、主に団体を支援します。人数は2名交替制、基本1人工で活動しています。
(大石静夫 会長)
この辺で質問、意見を打ち切ります。委員の皆さんから出された意見を参考にして進めていただきたいと思います。
≪区振興課から説明≫
~浜北区協議会委員のリモート出席について説明~
(大石静夫 会長)
委員の皆さんからご意見・ご質問等ありましたらお願いします。
(平松昇 委員)
リモート出席される方の画像は、区協議会の会場に映し出されますか。また、いつまでどのような目安でリモート対応されますか。
(区振興課)
カメラ付きのパソコンで繋ぎ、リモート出席された委員の方は会場中央のモニターに映し出されます。リモート出席の実施の目安については、ワクチン接種が始まり感染の状況が落ち着いた状況下で大石会長と相談し決めてまいりたいと考えます。
(川嶋弘美 委員)
体感としては、現在、浜松市では新型コロナウイルス感染も落ち着いている状況なので、リモート出席よりは、委員の皆さんの生の声を聴きたいと思いますが、今後、他の事情でリモート開催もあり得ると思うので、エントリーさせていただき、先日、通信状況や操作確認テストをしていただきました。
(区振興課)
一昨年に区協議会で視察研修を実施しましたが、今後、視察研修等の実施をする場合は、直に出席いただくことになりますので、事前に大石会長と相談の上ご連絡させていただきます。
(大石静夫 会長)
この辺で質問、意見を打ち切ります。委員の皆さんから出された意見を参考にして進めていただきたいと思います。
≪承認について委員に確認≫
(大石静夫 会長)
リモート出席について、承認いただけましたので、次回の協議会から導入致します。
大石静夫 会長)
区長、副区長から報告がありますのでお願いします。
~区の再編について報告~
≪区長から報告≫
2月26日の市議会特別委員会にて「区割りのたたき台案評価一覧」の13案が示されました。3月19日の特別委員会で13案から6案へ絞り、2区案が2案(資料No.2、3)、3区案が2案(資料No.6、7)、4区案が2案(資料No.10、11)となりました。次回特別委員会は3月30日開催予定です。2月26日以降に議論された内容・詳細については、市議会から新年度4月以降の区協議会等への説明会を予定しているとのことです。
(大石静夫 会長)
区の再編は浜北区にとっても非常に重要な案件だと思います。報道等を見ますと天竜区は単独で残して欲しいとの意向があるようですが、いずれにしても浜松市全体のことですので、慎重に進めていただきたいと思います。
~前回の質問事項の回答~
≪東・浜北土木整備事務所から報告≫
~寺島内野線の街灯設置について~
工事は継続中ですが照明灯については交差点の周辺に2基(LED使用)、4月中に設置する予定です。
~サンストリート浜北から大原浄水場への道路の工事進捗状況について~
北土木整備事務所が担当しておりますが、北区内では用地買収が中途の状態で、完成目標は令和5年度末とのことです。
(川嶋弘美 委員)
違う道路のことですが、美薗線がつい最近開通したと思います。開通後の一時停止に気づきにくい等あり、交通量も多いと思うのですが信号機を付ける予定はありませんか。北浜小学校の通学路へ入る道にもなっているので、時間帯によっては子どもの事故にも繋がると思うのですが。
(東・浜北土木整備事務所)
信号機設置については警察署の管轄になります。開通前に交差点の協議をしましたが、信号機の設置の予定は今のところないとのことでした。まずは車の運転手の方に確実に一時停止をしていただき、将来的に交通量が増加した際には検討になると考えます。
(西村恭一 委員)
サンストリート浜北から大原浄水場への道路についてですが、浜北区にとっては大変重要な課題であるので、担当している北区土木整備事務所に浜北区協議会に来ていただき、進捗状況等説明していただきたいと思います。
~浜北消防団の再編について~
≪区振興課から報告≫
消防総務課に確認したところ、浜北区内の消防団の再編については検討中であり、内容については4月開催の浜北区協議会にて消防総務課から説明があります。
~同報無線について報告~
≪副区長から報告≫
「災害情報の伝達手段が変わります(回覧)」は3月5日号の広報はままつで回覧しております。
電波法の改正により、アナログ同報無線屋外スピーカーの運用は令和3年3月末以降、順次終了していきます。浜松市としては平成30年からデジタル同報無線屋外スピーカーへの切り替えを進め、「浜松市浜北区同報無線子局位置図」にあるように令和3年9月末までに30か所の更新が完了する予定です。アナログ同報無線屋外スピーカーの撤去は令和4年度から開始する予定です。
(西村恭一 委員)
アナログ式が120基あったものがデジタル式30基で、全浜北区民に聞こえるのか不安なため、検証してほしいと2日前の自治会の会合で危機管理課の方にお願いしましたが、命に関わることですので、区協議会でも承知しておいていただきたいと思います。
(大石静夫 会長)
位置図を見ると、天竜川沿いに設置が集中しているように見受けられ、天竜川の氾濫を視野に入れてのことかと思いますが、そうすると高台の方が手薄になるように思います。
(西村恭一 委員)
天竜川沿いにしてもこの数では避難所である小学校か中学校のどちらかに設置になると思われるので、区民全員に聞こえるようにしていただきたいです。
(区振興課)
本数は減りますがスピーカーの性能が向上しており、4月からは設置済みのデジタル式25基と、既存のアナログ式5基でスタートします。区協議会でもご意見をお寄せいただき、危機管理課へ伝えていきます。
(村木惠子 委員)
私のところに相談があったのですが、確かな筋から今月中に65歳以上の方へワクチン接種券が区ごとに発送されると聞いたとのことでした。今日の時点で頂ける情報があったらお願いいたします。
(晝馬るみ 委員)
民生委員として各ご家庭を訪問している際に、ワクチンはどこに行けば接種できるのかよく聞かれます。また、公共交通機関が無い中でどうやって接種会場まで行けばいいのか心配されています。岡崎市ではバスが巡回しそこに行けば接種できるとのことですが、浜松市は何か対応を考えられているのか、分かる範囲で教えてください。
(区振興課)
集団接種、巡回接種、医療機関での接種の3つの方法が示されており、その中の巡回接種の詳細については情報が来ておりません。
(健康づくり課)
新型コロナワクチン接種について、国からは4月23日を目途に市民に通知するように指示を受けていますので、4月末までにご案内できるように考えておりますが、実際にワクチンが、いつどれくらいの数が来るのかが全く分からない状況のため、接種対象者を65歳以上ではなく80歳以上の方、または高齢者施設に入っている方等、ワクチンの数を見て検討している状況のため、現時点で、具体的に報告できるものはありません。
接種会場への移動手段について、当初、浜北体育館を予定しておりましたが、ワクチンの供給が遅れていることから、このまま時期がずれ込む可能性が出てくると、冷房施設のない浜北体育館では接種が難しく、会場自体の見直しをしている段階です。そのため高齢者の方の交通手段についても今後検討していく予定です。
(波多野朋美 委員)
同報無線について、今までは行方不明者や警察署から注意喚起等ありましたが、今後はなくなりますか。同報無線は嫌でも耳に入ってきますが、災害時には利点があると思います。浜松市公式LINEや浜松市防災ホッとメールは自分で確認が必要で全員が見るのかという心配があるのと、デジタル式に変わり数が減ることで、携帯を持たない子ども等にまんべんなく情報が行き渡るのかが心配です。
(区振興課)
浜北区の場合は警察署からの注意喚起や行方不明者の情報を放送していましたが、浜松市7区の中で同報無線を持っている区によって対応が違っております。浜北区としては、今後、注意喚起等放送しないということではなく、警察署と検討していく中で全市としての対応が決まっていくと考えます。また、スマートフォンを持っていない方へは同報無線との併用で情報が行き渡るように考えております。
(川嶋弘美 委員)
報道で見ましたが、浜松市の区の再編で区長さんを減らすのに、副市長さんを2人から3人に増やすのですか。
(区長)
私どもも報道で知ったという状況であり、経緯や詳細は分かりませんが、過去にも副市長が3人いた経緯はあります。
(大石静夫 会長)
その他、委員の皆さんからご意見・ご質問等ありましたらお願いします。
(大石静夫 会長)
この辺で質問、意見を打ち切ります。委員の皆さんから出された意見を参考にして進めていただきたいと思います。
~次回の会議について、令和3年4月22日(木曜日)の午後1時30分から浜北区役所大会議室にて開催することを確認~
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください