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更新日:2013年9月1日

浜松医療センター第1回評価委員会会議録

日時

2012年09月24日(月曜日)
午後2時30分から午後4時30分まで

場所

浜松医療センター2号館2階仮応接室

出席状況

委員 佐々木 勉、神村 保、後藤 励、竹内恵子、室久 敏三郎、山崎 勝康
事務局 松下医療担当部長、渡瀬課長、石塚補佐、鈴木、新谷、日置、園田
指定管理者 (社)聖隷福祉事業団 事務長、経営事務課長
指定管理者 (財)浜松市医療公社 理事長、院長、事務局長、事務部長、経営企画課長

傍聴者

-

議事内容

  • (1)報告事項
  • (2)平成23年度浜松市リハビリテーション病院指定管理者の事業評価について
  • (3)平成23年度浜松医療センター指定管理者及び中期計画の進捗状況の事業評価について

会議録作成者

病院課課長補佐 石塚 良明

発言者の記録

要点記録

録音の有無

会議記録

1. 開会

【担当部長】
この評価委員会は浜松市の病院事業における指定管理者の評価や、病院運営についてご意見をいただくもので、その評価をもとに指定管理者と力を合わせて病院事業をより良く、効率的なものにしていきたい。
【事務局】
議事の進行方法、評価方法について説明。条例第5条第1項の規定により議長を佐々木委員長にお願いする。

2. 議事

議事に従い、意見聴取を行った。内容は以下のとおり。

報告事項(浜松市リハビリテーション病院に関すること)

リハビリテーション病院建設事業について説明

平成23年度浜松市リハビリテーション病院指定管理者の事業評価について

【聖隷・事務長】
1.病院の運営状況:入院患者の安定した受入、外来患者の増加、一般会計繰入金の削減、2.病院の目指すもの:課題、取組、えんげと声のセンター、スポーツ医学センター、市民いきいきトレーナー養成講座、3.病床数の増加(フルオープン)に伴う効率的な運用、4.経営の視点:過去との比較、5.公立病院としての取組:地域リハビリテーション広域支援センターとしての取組、在宅復帰率、特色ある取組、6.前年度指摘項目への対応:収益に対する給与比率の改善と最適値の設定、顧客満足度を把握する方法の見直し、顧客満足度についての報告、今後目指す「チーム医療」への具体的な取組と問題点、夜勤看護師の増員について、在宅療養支援病院としての取組と医療施設設備への投資計画、職員研修への取組、7.顧客満足度:入院患者満足度、外来患者満足度の向上について、平成23年度実績について説明し、委員に質問及び意見を求めた。
【委員】
夜勤看護婦の増員について、昨年10月からフルオーダリングシステムを導入したとのことだが、導入前はどんなシステムだったか。
【聖隷・事務長】
以前は処方オーダーのみで、伝票オーダーだった。電子カルテ化していくにあたり、第一段階としてフルオーダリングシステムを導入した。
【委員】
新しい病院を作る際に、事業計画を決めているか。50億円以上の投資をする際に、入院患者や医療収入がどのくらいになるのか収支等を計画していると思うが、どうなっているのか。
【事務局】
リハビリ病院の建設に当たっては、平成22年度に、リハビリ病院基本構想を策定し、その中で全体のシミュレーションをしており、増える減価償却費等の経費については、ある程度は市が負担していくことになる。
【委員】
議会では、将来の負担や、収支計画を説明しているのか。
【事務局】
基本構想そのものを議会に説明している。
【委員】
労務費の関係について、もともと国立病院にいた方、医療センターから来た方、プロパーの方の賃金体系は一緒か。
【聖隷・事務長】
全く同じである。
【委員】
そうすると、賃金が下がった方や上がった方がいるか。
【聖隷・事務長】
同じ年齢で比較すると、前からいた人より、聖隷の方が低く、給与を合わせるために、前からいた人は、聖隷レベルに並んだところから昇給していく。つまり、現給補償で移行したということである。
【委員】
新建築のことは、聖隷の経営には入ってこないようだが、58億円投資して45床増えるだけでは厳しい状況。45床増床になるならそれなりの準備がほしくなる。どのように行っていくのか。また、どのような資金調達をし、金利がどのくらいか気になるところである。この点は、今回の評価とは関係ないのか。
【事務局】
今日の議題は平成23年度の評価である。建て替えなどについて情報提供は各委員の皆様に今後も行っていく。
【委員】
平成22年度から診療報酬の改定により医療センターのような急性期病院は、医療報酬が上がり黒字になった。リハビリ病院はどうか。
【聖隷・事務長】
回復期のリハビリテーション入院料がある病棟が2病棟あるが、今までは、1と2で、高い方の1の点数であったが、今回の改定で3段階に分かれた。本来ならいちばん高いところを取りたいが、患者の重症度が非常に厳しい条件になっており、2番目に甘んじている。また、今回の診療報酬の改定のシミュレーションでは、0.13%のマイナスになっている。一部の急性期に近い病院ならとれるが、脳血管疾患も運動器疾患も来るものは拒まずの病院は、どこもマイナスになっている。当院の中でプラスになっているのは、スポーツ疾患の患者とオペのところだが、件数は多くない。
【委員】
「えんげと声のセンター」は、点数的にはどうか。
【聖隷・事務長】
声帯のところのオペに関しては収益的にプラスになる。ただ、一般的な治療に関しては、他のリハビリと変わらない。
【委員】
病院の将来としては、他でやっていない特徴的なものをやっていくのかだが、どうか。
【聖隷・事務長】
いくら公立病院でも、差別化していかなければ、患者も病院を選ぶ時代になっている。今後は建築の負債を抱えていくので、安定して選ばれる病院にならなければならないということで、特に力を入れていくのは、「えんげと声のセンター」である。
【委員】
医療センターのような総合病院のように部門ごとに強み弱みを考えるのはなかなか難しいと思う。えんげのように差別化が可能で、公立病院としての特色があるものと、スポーツ整形のようなものと、ラインがあると思う。脳卒中もそうだし、手術が可能なものなど、多分4つ5つのラインがあると思うので、ラインごとの分析があるとよい。
【聖隷・事務長】
大腿骨、頸部骨折のパスや、脳卒中の連携パスのようなラインにのって治療するもの、いわゆるメインになるところと、それ以外のところは、新建築への移行のなかで取り組んでいければと考えている。病床の拡大も、浜松市と協力しながら経営的にも改善していきたい。
【委員】
類似病院の市川市のリハビリ病院は、比較できるベンチマークがあるのか。そこでは、えんげもやっているのか。全国でえんげに力を入れているところはどこか。
【聖隷・事務長】
えんげ治療とスポーツ障害に力を入れてやっている病院は、我々が調べた中にはない。民間病院で言うと、脳血管疾患の点数が高いので、船橋や初台など全国的に有名な病院は、そういう患者しか受け入れていない。一方で、公立病院の中で、運動機能障害も脳血管疾患も来た患者を受け入れるところは、市川市のリハビリ病院のように一般会計の繰入金が4億円とか多くの繰り入れを行っているのが実態である。自分たちとしては、浜松市立の病院として、来るものは拒まずの姿勢で、どうしたら経営改善ができるのかを課題と考えており、比較対象としてベンチマークできるところはない。
【委員】
えんげ専門外来は、浜松医療センターの中期目標にもあったと思う。
【事務局】
中期目標や新病院構想の中に記述がある。特殊疾患やえんげ等の採算性がよくないところも公立病院として取り組む必要があるといった観点で触れている。
【聖隷・事務長】
今後、高齢化社会となり、どこの病院も認知症とえんげ障害は避けて通れない。
【委員】
えんげ障害で日本一の病院を作ろうという場合、日本一ではなくて、浜松市のことをしっかりやってもらえればいいという意見もある。市の投資が多くても、本当にやってもらいたいものは何か。浜松市民が本当にやってもらいたいものをやるのか、全国から患者が来て常に満杯だから病院経営としては順調である方が良いのか。
【委員】
そこは、病院の医者の意欲に繋がってくる問題だ。そうしたモチベーションとなるものが医師のアイデンティティとして必要なのではないか。
【委員】
最終的に58億円の資金調達をするのは浜松市だ。そうであれば、市民の要望に応えることがあってもよいのではないか。
【委員】
以前、浜松市で冠動脈の手術をあまりやらなかった時代に、みんな安城厚生病院に行った。当時は心臓のバイパス手術はあまり儲からず、むしろ赤字になる。浜松市民がどんどん行くと、安城市の負担になる。このことが議会の話題となり、半年後に医療センターに心臓血管外科を開設した。えんげがあることで、浜松市民にとって「良い病院だ」という安心感がある。
【委員】
いちばんニーズの大きい脳卒中や運動系のものが、もし全く充填されてなかったらまずい。脳卒中や一般的なリハビリ医療の民間病院の供給度合いを比較して、リハビリ病院ではそれほど重要ではないので、違うものをやるという選択は、ある程度データがあればできる。えんげに関しては社会的にも問題なので、今後、民間がやれるような診療報酬が手当される可能性もある。今やるかどうかは、現状の供給バランスから分析することができる。長い目で見れば不採算部門が採算部門になることもある。
【聖隷・事務長】
基本的に脳血管疾患がメインで、えんげ障害のみで来る人は一部しかない。脳血管疾患の中で、えんげをやっていて、脳血管疾患の患者さんがメインだ。リハビリの医者を集めるには、他との差別化で、何かモチベーションがなければ難しい。
【委員】
平成23年度は2号負担金を約1,700万円減らした。この2号負担金の基準は何か。聖隷が返す負担金の額の基準はどうやって決めたのか。
【事務局】
特別交付税と普通交付税の単価を基準として、病床数180床を掛けている。また、企業債の元利償還金へ充当するものから一般会計負担金が算出される。一般会計負担金の一部は、指定管理者に診療報酬交付金として支出している。
【委員】
1号負担金と2号負担金の違いは。
【事務局】
1号負担金は、一般会計から負担すべき経費。2号負担金は、支出してもよいという経費で、具体的な算出方法は、国から示されていない。各自治体の裁量で決めている。支出してよい項目のみがある。平成23年度から浜松市としては、交付税の算定で使っている単価を使えば、より明確になるということから、そのような算出方法に切り替えた。
【委員】
他都市ではどうか。
【事務局】
2号負担金という名目で、字補填分を出しているところもある。
【委員】
設備関係や建物については、市が負担して、オペレーションは指定管理者が責任を持ってやる。そういった意味では、減価償却費の範囲内での負担金なら健全ではないか。平成26年度には減価償却費が高くなる。増えた部分は、一般会計が膨らむのは止むを得ない。今回の負担金も減価償却費相当の1億円前後にすると健全だと思う。
【委員】
2号負担金は、公的病院は赤字になるから救ってあげるという意味だ。
【委員】
繰出金を見ると年々下がっている。これは聖隷福祉事業団のソフトによるものであり、ある程度収益も確保できている。リハビリ病院単独で、経営が成り立つかといった場合に、急性期あるいは、民間の開業医の先生と連携が大切と考える。また、今後、厚生労働省の医療点数の付け方や、医療制度の流れとして、リハビリ病院の位置付けはこれまで以上に高く評価されるべきであり、今後、地域とのネットワークの先駆的なところをやってもらいたい。医療制度の方向性、診療報酬のあり方、あるいは介護保険との位置付けを含めて、収支計画や未来予測は立てにくい状況にあるが、自費診療と診療報酬との位置付けはどのように考えていくのか。
【聖隷・事務長】
自費診療は条例などで決められて、基本的には、医療制度診療報酬の中での対応となる。そうしないと、病院の範疇ではなくなってしまう。自費のところは、これから検討していく。例えば、スポーツのところでは、医療保険の範囲ではなくて、コンディショニングの関係でやって欲しいというニーズはある。
【委員】
病院だけの機能ではなく、独自のやり方(浜松方式)を確立してほしい。
【委員】
平成20年度から診療報酬交付金は聖隷の努力で減ってきているが、収益の一部を返還する際の算定根拠をしっかりしておか なければならない。
【聖隷・事務長】
今の指定管理では、予算設定があり、それに対してどれだけ実績が増えたかによって返す額を決めている。予算を超えて費用を使ってしまった場合には、指定管理者である聖隷が持ち出すことになっている。
【委員】
この委員会が始まった時からの課題であるが、一般会計からの負担金は公立病院だから出しているというものだが、いかなる額が適正かということ。減価償却費の範囲内というのも一つの考え方であるが、今後どうしていくのか、規模感を押さえていかないと評価のしようがない。
【委員】
指定管理者制度で、一度市の収入に入ってから診療報酬として出している。これを変えることはないのか。
【事務局】
平成26年度以降については、それに向けてどういう形がいいのか、利用料金制がいいのか、代行制がいいのか、来年度の今頃までには、結論を出していこうと思う。
【委員】
リハビリ病院は最初、医療公社でやったが赤字になり、聖隷に運営が移った。
【委員】
リハビリ病院の患者の脳外科、えんげ、スポーツの内訳といった症状別、年齢別、男女別で数字を出してほしい。

報告事項(浜松医療センターに関すること)

新病院構想及び新病院建設構想について説明

【公社・理事長】
医療公社は平成25年4月から公益財団法人への移行を予定している。また、病院機能評価については、より高い指標であるVer.5から6へこの10月に受審する。その他、病院経営等についても様々な取り組みを行っているので、それらを含めて病院の評価をいただければと思っている。

平成23年度浜医療センター病院指定管理者の事業評価及び中期計画の進捗状況の評価について

【公社・経営企画課長】
1.重要な課題の対応、2.経営の視点、3.公立病院としての取組み、4.前年度指摘項目への対応。5.顧客満足度、6.(指定管理者として)協定書の履行の6つの評価項目及び中期計画の進捗状況について、平成23年度実績を説明し、委員に質問及び意見を求めた。
【公社・事務部長】
附属診療所廃止後のPET検査について説明。
【事務局】
時間がないことから、2回目の評価委員会までに聞きたいことや追加資料の要請があれば伺いたい。
【委員】
次の点について確認したい。
1.重要な課題への対応の、建物の老朽化:2号館ファンコイルの改修工事に係る費用について。看護師の確保:実習受け入れの看護学校名について。
2.経営の指標の、政令市公立病院との経営指標の比較:政令市平均経常収支比率104.0%、センター100.6%、病床利用率政令市平均85.9%、センター88.8%、病床利用率が高いのに経常収支比率が低い理由。
4.前年度指摘項目への対応の、給与制度改革:退職制度の中身。医師・看護師等のモチベーション維持:医療クラーク、看護助手の配置について具体的な内容。経営健全化アクションプランの継続:外来化学療法の推進によるがん治療薬の購入について点数がどのくらい上がるのか。診療案内板表示システム導入による効果:現在どのように調査を行っているのか。
【委員】
4.前年度指摘項目への対応の、給与制度改革:内容と工程について教えてほしい。
【事務局】
追加資料については、まとまり次第送付する。
【委員】
PETの連携事業の中で、知的財産について協議(特段の定めをしないときは光医学財団が所有)としてあるが、医療センターの人間が学会で発表するときは光医学財団の許可が必要なのか。
【公社・事部部長】
これは知的財産の所有権を定めるもので、そのような必要性が発生した際には当然協議をしていく。もし、そのようなことがない場合に知的所有権が発生した場合については、光医学財団が所有するという取り決めをしたもの。

その他

【事務局】
次回(第2回)開催の日程調整

3. 閉会

会議録署名人

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