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更新日:2018年12月17日

平成30年度第2回浜松市情報公開・個人情報保護委員会

日時

2018年8月8日(水曜日)
午後1時30分から午後2時30分まで

場所

浜松市役所本館8階・第4委員会室

出席状況

出席者

 (1) 委員

 鈴木孝裕委員、原田伸一朗委員、秋永利明委員、大石芳子委員、金井 

 政浩委員、杉山晴康委員、三室正夫委員、山中千惠子委員

  (2)事務局 

 文書行政課

 溝垣達也課長、鈴木伸治専門監、小杉浩喜副主幹、後藤崇臣主任、

 鈴木照美主任

欠席者

 松下敬子委員

傍聴者

1人(うち報道関係者1人)

議事内容

 審議事項

 浜松市情報公開条例及び浜松市個人情報保護条例の一部改正について

その他

会議録作成者

文書行政課・鈴木照美

発言者の記録

要点記録

録音の有無

会議記録

1開催

事務局(溝垣)

本日は、お忙しい中、御出席をいただきまして誠にありがとうございます。

ただいまから、平成30年度第2回浜松市情報公開・個人情報保護委員会を開催いたします。

本日の司会を務めさせていただきます、文書行政課長の溝垣でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

中日新聞東海本社推薦の加藤委員が人事異動により浜松を離れることとなったため、8月1日付けで辞任されました。後任は人選中となっています。

本日の会議は、浜松市附属機関の設置及び運営に関する基本方針第6条により、原則として公開となっております。

傍聴しようとする者がある場合は、傍聴させることとなりますので御了承ください。 

さて、本日の会議でございますが、委員総数9人のうち、出席委員は8人です。過半数を上回っており、会議が成立しておりますことを報告いたします。

なお、本日、松下委員が欠席されていますので、御連絡申し上げます。

2審議事項

 事務局(溝垣)

本日は、審議事項が1件ございます。

ここからの進行は、鈴木委員長にお願いします。

鈴木委員長

それでは、次第の2審議事項の「浜松市情報公開条例及び浜松市個人情報保護条例の一部改正について」、事務局から説明をお願いします。

事務局(小杉)

(資料に基づいて説明)

鈴木委員長

事務局から説明がありましたが、委員のみなさん、何か御意見、御質問はございますか。

鈴木委員長

平成27年9月1日付けの権利濫用に関わる取り扱いを定める要綱があるにも関わらず、条例で明記しなければならないという必要性をもう少し説明していただけますか。

事務局(小杉)

これまで要綱を基に対応してまいりましたが、市の条例で独自に定めている公文書公開請求権・保有個人情報開示請求権は、市民の重要な権利であるということを踏まえると、現行条例の運用としての要綱を根拠に実施するよりも、条例の一部改正として市議会に提案し、市民の代表である市議会の審議を経て判断する方がより適正だということ、条例に明文化することで市民により分かり易く、公平な手続きができると考えたからです。

原田委員

要綱は内部基準のようなものですので、条例という形で明記しておくことは、民主的な正当性が高いのではないでしょうか。

鈴木委員長

他に御意見はありますか。

三室委員

条例に明記し明確に権利の濫用として取り扱う請求もあるということを知らしめることも必要であると思っております。今回の改正により、必ずしも請求権の幅が狭まるということはないと思います。請求権の濫用として認めるかの判断は、実施機関が多岐に渡りますので、統一的な見解が必要だと思います。

鈴木委員長

仮に権利濫用を理由に非公開決定をしたとしても、行政不服審査法に基づく審査請求や行政訴訟は可能だということでよろしいでしょうか。

事務局(鈴木)

はい。

原田委員

今回の改正は、新たに権利制限を受けるものではなく、もともと権利にも内在的な制約があり、権利の行使にも責任を伴うということで、新たに権利を制限する規定ではないということを理解していただきたいですね。

事務局(小杉)

原田委員の仰るとおり、ここで言う権利の濫用はあくまでも一般法理の権利の濫用と同じ意味であり、新たに制限を加えるものではなく、条例に明記することで根拠をはっきりさせ、市民に対して堂々と根拠を示すことができるということが今回の条例改正のねらいでございます。

杉山委員

権利の濫用に当たる請求とはどのようなもので、何を基準として誰が判断し、公開非公開を決定するのかというところが認識できないのですが。

事務局(小杉)

権利の濫用については、民法第1条3項に「権利の濫用はこれを許さない」という一文がありまして、資料には、権利の濫用とは権利は認められているが制度を逸脱した権利の行使であるとあります。公文書公開請求の何が権利の濫用かは、過去の裁判例で認められた要素がいくつかあるのでそういったものを確認しながら総合的に判断することになります。

事務局(鈴木)

例えば、参考文献には、正当な理由なく対象文書の公開を受けずに請求を繰り返すとか、同一文書への請求を繰り返す、また特定の個人や職員への誹謗、中傷、威圧、攻撃など情報公開と関係ない事柄を主たる目的として害意をもって請求する、公開請求の名目で職員を恫喝するとか説明を強要するというようなことが書かれているので、このようなことが総合的に判断されることになります。誰がというと、決定の判断は実施機関が行うものですから各主管課になります。ただし、要綱で文書行政課と協議とありますので、各課が単独に判断するのではなく文書行政課と協議して総合的に判断することになります。

鈴木委員長

処分に対して不服があれば審査請求ができ、さらに不服があれば行政訴訟を起こせるので、最終的には裁判所で行政が正しいかどうかの判断がなされるということになります。

杉山委員

質問ですが、具体的にそういう請求があり、権利の濫用だと判断して拒否したことはありますか。

事務局(小杉)

浜松市では、ありません。他市では、権利の濫用が認められたケースがあります。平成25年に実際に裁判で認められたもので、長期間に渡り大量に請求し、開示決定を受けても閲覧しない。職員が文書の検索に1,200時間以上の作業が必要な請求もあった。そういった事が繰り返されたということが権利の濫用だと認められました。

事務局(溝垣)

情報公開ですので、市で行う様々な事業に対して、金入設計書や試験結果等の公文書が存在し、市民の方から請求されれば公開しております。色々な部署で多岐に亘っております。

杉山委員

行政で行われている事業に関しては、ある程度公開されていますね。

事務局(溝垣)

はい。

杉山委員

その公開されている情報だけでは納得できず更に細かく繰り返し請求し、それに対して行政は応えなければならないのですか。

事務局(溝垣)

はい。応えることになっております。

杉山委員

応えても同じことを請求してくるということですよね。

事務局(溝垣)

同じことを繰り返したとしても、請求する権利があります。例えば、昭和何年から何年までという同じ様な内容の請求をしたり、無いと分かっていて請求する。閲覧もせずに請求だけを繰り返す。請求を繰り返した時の決裁を請求するという事例もあります。権利がありますので、市としては義務を果たしています。

事務局(鈴木)

判決はまだありませんが、裁判例がいくつかありまして、例えば、用地課や道路建設課において平成13年度に作成された公文書の全部を公開請求された時に、膨大な量を何日までに公開するようにと言われると、事務処理上無理があるものですから、この事例で権利の濫用が認められています。

鈴木委員長

それは文書の特定の問題のような気がします。

事務局(鈴木)

そうですね。どの部分を公開して欲しいのか特定しようとしても応じないという様な時には権利の濫用に該当すると思います。

杉山委員

そういうことは当然だと思いますので、拒否するべきだと思います。拒否すべき根拠として条例の中に組み込まれることが必要で、今まではそれが条例の中に無いため拒否できず、そういう行使に対してはある程度時間や人をかけてやらざるを得なかったが、それには耐えかねるということを公にするということであるならば、そのとおりだと私は思います。問題ないと思います。

秋永委員

杉山委員の仰ったことと私の理解は少し違うと思うのですが、そもそも権利の濫用は条例を待つまでもなく今でも民法や要綱で規制できますが、条例に入れた方が市民にとって分かり易いから入れると私は理解しています。

鈴木委員長

それで良いのですよね。

事務局(小杉)

はい。

鈴木委員長

我々は法律家なので法理はわかるのですが、一般市民の方からすると権利の濫用と言われても分からないと思います。窓口対応の人も説明しにくいと思います。

申請者本人に目的がないのか、あるいは業務妨害の様な目的があるのかということを判断するのはなかなか難しいですよね。客観的な事実を総合的に判断していくということになると思います。

原田委員

民法の権利濫用の規定だけではなく、公法上の話で、日本国憲法第13条にも「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」とあります。公法上の話だとしても、公共の福祉に反しないという一種の制約の様なものが日本国憲法にも書かれているということは、根拠として挙げられると思います。

鈴木委員長

法律的には問題のない改正だと思いますので、今日の委員会の意見の集約としまして、浜松市情報公開・個人情報保護委員会では、浜松市情報公開条例及び浜松市個人情報保護条例の一部改正の内容に問題はないという意見のまとめ方を議事録でさせてもらいたいと思いますがよろしいでしょうか。

(了承)

事務局(溝垣)

ありがとうございます。

鈴木委員長

気になることがあるのですが、2つの条例を一緒に改正するという方法は、一般的なのでしょうか。

事務局(小杉)

同じ目的で二つの条例を一緒に改正するという方法があり、公文書公開請求と個人情報開示請求とも、同様に権利濫用禁止の規定を設けるということで同じ目的ですので、一つの改正条例で二つの条例を一緒に改正できます。

鈴木委員長

余談ですが、元の条例の改正の附則はどのようになるのでしょうか。

事務局(小杉)

附則にはそれぞれ同じものが付くはずです。

鈴木委員長

施行前には当然条例自体の適用はないけれども、一般法理的な適用はあり得るということでしょうか。

事務局(小杉)

一般法理的な適用はあり得ます。

鈴木委員長

それから、施行後の申請が権利の濫用かどうか判断する時には、施行前の申請等の内容も判断の対象になるのでしょうか。

事務局(小杉)

当然なると思います。今回の条例改正で新たな制限を設けるわけではなく、権利濫用禁止というのは一般法理として既に存在するもので、最終的に拒否する際には、施行前の行為であっても権利濫用的なものであれば判断材料になると考えております。

鈴木委員長

それでは、本日の審議事項につきましては問題ないということで審議を終了いたします。

事務局(溝垣)

はい、ありがとうございました。では、ただいまの委員長の御発言を本日の情報公開・個人情報保護委員会の判断として受け止めさせていただきます。条例改正に向けて作業を進めたいと思います。

3その他

鈴木委員長

それでは、次第の3、「その他」に移ります。

事務局から、何かありましたらお願いします。

事務局(溝垣)

本日お車でお見えになられた方は、駐車券の処理をさせていただきますので、会議終了後に事務局職員にお渡しください。

4閉会

鈴木委員長

それでは、以上をもちまして、平成30年度第2回浜松市情報公開・個人情報保護委員会を閉会いたします。本日は、お疲れ様でした。

会議録署名人

-

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