緊急情報
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更新日:2023年7月31日
令和2年度の家庭系ごみ排出量は約15万トンであり、ここ数年ほぼ横ばいの状態となっています。また、令和2年度にごみや資源物などの処理に要した費用は約61億円かかっています。
詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
1地球環境を守るため
家庭から出たごみは、集積所からごみ収集車によりごみ処理施設に運搬され、もえるごみは燃やされたり溶かされたりします。ごみが減れば、これらの運搬・処理に伴い発生する地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出量を抑制することができます。
2今ある最終処分場の埋立地を長期間使うため
もえないごみや連絡ごみは破砕処理施設で細かく砕かれ、再生利用できるものはリサイクルされ、再生利用できないものはもえるごみを焼却した後に残る灰の一部とともに最終処分場に埋め立てられます。新たな最終処分場(埋立地)の建設には土地の開発等が伴い、環境に負荷がかかります。また、新たな施設をつくる場合には、周辺の生活環境にも影響を与えることから、地域の皆様のご理解が必要です。今ある埋立地をより長く使うためには、ごみを減らす必要があります。
3将来世代の負担軽減のため
ごみを減らすことで、将来建設するごみ処理施設の規模を縮小したり、現在の最終処分場を長く使うことができ、将来世代の負担を軽減することができます。
浜松市では家庭から出るごみが、全体の68%を占めています。また、家庭から出るごみのうち、93%が「もえるごみ」となっています。その「もえるごみ」の中で多くの割合を占める「生ごみ」と「紙類」を効果的に減らすため、以下の取り組みを推進しています。
平成30年度家庭系もえるごみ組成分析より
「生ごみは水切り・ひとしぼりをしてからもえるごみに捨てよう!」
生ごみの80%が水分と言われています。
もえるごみに出す前に「ひとしぼり」!
<関連ページ>
★生ごみ堆肥化容器でごみ減量
「リサイクルできる雑がみをもえるごみから分別してリサイクルへ!」
家庭から出るもえるごみには、資源化できる雑がみが約8%も混入しています。
雑がみは分別して地域の集団回収や拠点回収に出しましょう!
<関連ページ>
★資源物集団回収/★資源物集団回収協力金制度
「食品の食べきり・使いきりを意識して、食べられたはずの食品ロスを削減しよう!」
家庭から出る生ごみのうち、「食品ロス」が約21%含まれています。
「もったいない」を合言葉に、おいしく食べきりましょう!
<関連ページ>
★エコレシピ動画を公開しました!
★浜松市エコレシピコンテストを開催しました!
★エコレシピで作る!クリスマス料理教室を開催しました(YouTubeで動画公開中!)
★「TABETE」を活用した食品ロス削減の実証実験を実施しました!
★事業系ごみにおける食品ロス削減に取組んでいます
★食品ロスポータルサイト(環境省)(別ウィンドウが開きます)
浜松市では、使用済小型家電や古紙・古着など、資源物のリサイクルについて様々な取り組みを進めています。
詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
こどもモッタイナイ大作戦
小学生が夏休みに「食事の食べきり」や「雑がみ・プラごみ集め」などにチャレンジして、環境にやさしい暮らしを学ぶ取り組みです。
近ごろ問題となっている食品ロスや、プラスチックごみなどについて理解を深め、ごみの減量とリサイクルを身近に感じるきっかけとしていただけるよう企画しました。
用紙は小学校を通じて7月に配布します。夏休み明けにシートを小学校へご提出ください。参加賞(昨年は下敷き)がありますので、ぜひご参加ください。
こどもモッタイナイ大作戦チャレンジシート(PDF:2,402KB)
年度 | 内容 | ||
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平成17年度 | 清掃施設・区役所等での資源物拠点回収開始 みどりのリサイクル開始 |
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平成20年度 | マイバッグ・マイバスケット持参運動開始 | ||
平成21年度 | 廃食用油の拠点回収事業を開始 | ||
平成23年度 | 「ごみ減量アクションプラン」※1の策定(平成23年度~平成25年度) インクカートリッジの回収開始 |
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平成24年度 | 使用済み小型電子機器の拠点回収開始 雑がみ分別の市民啓発開始 環境美化推進員制度開始 |
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平成25年度 | 市内の地域によって異なっていたごみ出しルールを制度統一 連絡ごみの有料化開始 資源物集団保管庫の貸与(平成25年度~平成30年度) |
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平成26年度 | ごみ減量セミナーの実施(平成26年度~平成30年度) 自治会等へのごみ減量・3R説明会の開始 |
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平成30年度 | 「ごみ減量天下取り大作戦」※2開始(平成30年度~令和2年度) | ||
令和元年度 | 羽毛ふとんの拠点回収開始 | ||
令和2年度 | 区役所・協働センターでの雑がみ回収開始 |
※1ごみ減量アクションプラン | ※2ごみ減量天下取り大作戦 | ||
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期間: 平成23年度~平成25年度 市民一人1日あたりのごみ排出量を10%以上(115g以上)削減 古紙の分別・再資源化の徹底 |
期間: 平成30年度~令和2年度 市民一人1日あたりの家庭ごみ排出量を350gまでに削減 生ごみの水切り・堆肥化推進 |
ごみ減量を進める施策の一つとして、全国で導入が進んでいる家庭ごみの有料化について検討しています。
市は、
この3つの理由から令和2年7月に浜松市環境審議会に対して「家庭ごみ有料化に関すること」を諮問し、令和3年10月に答申を受けました。
これまでの浜松市環境審議会における家庭ごみの有料化検討については、以下のリンクからご覧いただけます。
浜松市環境審議会からの答申を受け、現在、市として家庭ごみ有料化の検討を行っています。
市民の皆様に家庭ごみ有料化の仕組みについて理解を深めていただくため、制度の素案をお示しし、ご意見を伺います。
SDGsは、世界の平和や発展のために国際連合で決められた「持続可能な開発目標」のことです。世界中のみんなが豊かで幸せになるように、私たちが取り組む17の目標があります。わたしたちの身近な課題であるごみ減量は、SDGsに繋がる取り組みなのです。
紙を作るためのパルプは木からできています。木は二酸化炭素を吸収することで、地球温暖化の抑止効果もあるといわれています。必要以上に木を伐採しないためにも、雑がみを分別してリサイクルをしましょう。
世界には十分に食事がとれず、飢餓に苦しむ人が約8憶人におり、食料の国際援助量は420万トンにもなります。一方で日本では年間約570万トン※の食品がまだ食べられるのに捨てられています。食品の「食べきり」食材の「使いきり」を実践しましょう。
他にもごみ減量はSDGsの多くの目標に関連しています。ごみ減量を通じてSDGs達成に向けてスタートしましょう!
農林水産省 令和元年度食品ロス推計値
令和2年度までに、家庭から出る一人1日あたりのごみの量が政令指定都市の中で一番少ない年になることを目指し、平成30年7月から「ごみ減量天下取り大作戦」に取組んできました。平成30年の台風24号やコロナ禍による巣ごもり需要の影響がありながらも、ごみの量は横ばいに保つことができたのは、多くの方にごみ減量を実践していただいた結果です。
「浜松なるほど!アカデミー」でごみ減量天下取り大作戦について職員が説明しています。ごみ減量の3つの取組みについて説明していますのでぜひご覧ください。
浜松なるほど!アカデミー【2019年5月号】(別ウィンドウが開きます)
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