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更新日:2024年1月1日
「游(ゆう)」日本画
1990年 大山忠作(おおやまちゅうさく) 作
~秋野不矩美術館 「花と緑の日本画展」より~
大山忠作は1922(大正11)年に福島県二本松に生まれ、東京美術学校日本画科を卒業以来、戦後早くから日展を舞台に活躍し高い評価を受けてきました。少年時代の大山は、夏休みはほとんど毎日、川で水泳や魚釣りをして日暮れになるまで遊び回っていました。特に川釣りが上手でどんどん釣り上げるので、大人顔負けの名人でした。その頃の思い出が残って画家となってから、盛んに、鯉を描いたものと思われます。
浜松市秋野不矩美術館では、「特別展 佐藤美術館 花と緑の日本画展」を8月23日(日曜日)まで開催しています。本展では、1990年に大阪市で開催された「国際花と緑の博覧会」に出展された50作品の中から46点を展示しています。これらの後世に受け継がれるべき貴重な作品を通して、昨今、日本人が忘れかけている美意識を再認識し、博覧会のテーマである“人と自然の調和“を新たに目指す機会となることを願い開催するものです。秋野不矩とともに同じ時代に研さんを積んだ画家たちの作品をぜひ御覧ください。
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