更新日：2024年1月1日

代表質問

3月9日には、各会派を代表して4人の議員が質問を行いました

施政方針で市長が描くビジョンは

自由民主党浜松 戸田 誠

質問

施政方針にはデジタルファーストが多く盛り込まれているが、市長が描くビジョンはどのようなものか。

答弁

元年10月に行ったデジタルファースト宣言に基づき、AI等先端技術を利活用した市民の利便性向上やスマート自治体の基盤づくりを進めるため、デジタル・スマートシティ構想などを策定するほか、AIスピーカーによるサービス提供基盤の整備などに取り組むこととした。
時代の変化を好機と捉え、住民の暮らしをイノベーションで支えることで、持続可能な都市づくりが可能となる。総合計画で掲げた「市民協働で築く『未来へかがやく創造都市浜松』」の実現に向け、デジタルファーストの考え方に基づく施策を進めていく。

その他の質問

(1)情報網整備でデジタルファースト推進を
(2)特別委員会区再編行程への市長の認識は
(3)伝統文化の保存・継承のための具体策は

浦川小に引き継がれていく伝統芸能の浦川歌舞伎

ヘルスケア産業振興で予防・健幸(けんこう)都市実現を

創造浜松 太田 利実保

質問

予防・健幸(けんこう)都市浜松の実現に向け、浜松ウエルネスプロジェクトが始まるが、実行体制及びヘルスケア産業への支援はどうか。

答弁

浜松ウエルネスプロジェクトでは、地域の推進組織である浜松ウエルネス推進協議会や地域外企業、医療機関などとともに、本市で社会実証事業を展開する浜松ウエルネスラボを組織する。
ヘルスケア産業は、はままつ産業イノベーション構想でも成長6分野の一つに位置づけており、地域企業やベンチャー企業が行う健康・医療現場のニーズに基づく製品開発に対する補助のほか、実証実験サポート事業を活用した製品やサービスのモニター評価など、健康福祉部と産業部が連携し、さまざまな支援に取り組んでいく。

その他の質問

(1)森林環境譲与税の有効活用に事業評価を
(2)NPOタクシーが持続可能な制度設計を
(3)柔軟な運行形態で地域バス利便性向上を

地域バス（三ヶ日地域のオレンジふれあいバス

無償化に伴う保護者などの事務負担の軽減を

公明党 丸 英之

質問

幼児教育・保育の無償化に伴い、保護者や事業者に新たな事務負担が生じているが、その軽減に向けた取り組みはどうか。

答弁

無償化の実施により、新たな手続や書類の提出が求められることとなり、特に私立幼稚園では、保護者の申請や園児個々の利用に合わせた実績報告が必要となったため、保護者や園の事務負担は増加している。
本市では、国が示す標準的な書類や手続方法を踏まえつつ、公金の適正な支出と負担軽減の観点から検討を行い、国が示す2種類の書類を市独自の工夫で1枚にするなど、保護者や園の負担軽減に努めている。今後も保護者や園に丁寧に説明して理解を得るとともに、事務負担の軽減に努めていく。

その他の質問

(1)災害に備え簡易トイレなどの備蓄啓発を
(2)就職氷河期世代への支援の取り組みは
(3)観光資源として浜松城公園の魅力発信を

浜松城

新清掃工場の建設事業計画の変更内容は

日本共産党浜松市議団 酒井 豊実

質問

天竜区青谷地内に建設中の新清掃工場及び新破砕処理センターは、環境影響調査の結果を受け、当初の建設事業計画が変更されたが、その理由は何か。また、事業費を変更する予定はあるか。

答弁

動植物の保全対象種が多数生育、生息している範囲を回避し、環境を保全するため、造成位置を南へ80メートル移動した。これに伴い、造成地の高さは230メートルから215メートル、面積は14・71ヘクタールから13・12ヘクタールとなっている。
また、事業費については、造成位置の変更に加え、地形や土質などを踏まえ、増減額を含めた調査を行い変更していく。なお、変更手続については、PFI事業者との協議の上、5年度内に契約に基づいて行う予定である。

その他の質問

(1)県と連携して佐久間病院の医師確保を
(2)養護老人ホームとよおかの存続へ努力を
(3)スズキ（株）からの補助金申請の審査状況は

造成が進む新清掃工場建設予定地