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更新日:2024年1月1日
近年、少子高齢化、人口減少社会を迎え、家族構成や市民のライフスタイルの変化等により、地域のつながりが希薄化し孤立死等の社会問題が顕在化しております。
このような中、これからの福祉サービスのあり方として、国は地域主体の地域共生社会の実現を平成32(2020)年度初頭に目指すことを示しております。本市においても、子どもから高齢者まで、世代や分野、国籍を超えた支え合いを強化し、地域共生社会の実現に向けた包括的な支援体制づくりを推進していくことは、今後の福祉行政に必要なものと考えております。
本市では、これまで第1次~第3次浜松市地域福祉計画に基づき、様々な事業を積極的に展開し、地区社会福祉協議会の設立や活動、ボランティア団体の育成等を支援することで、地域の支え合いの基盤を整備してまいりました。また、(福)浜松市社会福祉協議会との連携により、地域福祉のコーディネーターとして「コミュニティソーシャルワーカー(CSW)」を全市に順次配置し、制度の狭間にある支援を必要としている人への個別支援や、地域住民による地域福祉活動への支援の充実を図るとともに、各機関・団体相互の連携を推進し、地域の様々な福祉課題の解決に取り組んでまいりました。
この第4次浜松市地域福祉計画では、そうした基盤を活かしながら多くの市民が地域づくりに積極的に参画し関わりを持つこと、また、市民自らが主体的に動き、豊かな福祉社会を目指し「みんなが生き生きと『関わり』を持ってつながり、支え合う地域づくり」を目標像として掲げました。
そして、目標像の実現を図るため、(1)地区社会福祉協議会への活動支援、(2)コミュニティソーシャルワーカー(CSW)の設置支援、(3)多機関の協働による包括的相談支援体制の構築の3つをリーディングプロジェクトとして位置づけ、包括的な支援体制づくりを進める中で、より一層の地域福祉活動の進展を図ってまいります。
結びにあたりまして、本計画策定にご尽力いただきました浜松市社会福祉審議会委員の皆様をはじめ、貴重なご意見をいただきました市民の皆様、地区社会福祉協議会、民生委員・児童委員、福祉事業者等の福祉関係団体・機関の皆様に心から感謝を申し上げます。
平成31(2019)年3月
浜松市長 鈴木康友
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