緊急情報
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更新日:2020年9月17日
<司会から(1)今回の会議が過半数出席により成立したことを報告、(2)事前配付資料の確認、(3)新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、協議事項終了後に換気休憩を行うことを報告>
(米山英二会長)
浜松では、新型コロナウイルス感染は終息に向かっていると思っていたが、市内2店舗で80人以上の感染者が出た。東京都では、本日360人以上が感染との報道もあった。GoToトラベルキャンペーンによる全国的な感染拡大も懸念されている。経済との両立は大変なことだと思う。
また、今月初めには九州、昨日は山形で大雨による被害があった。いつ、浜松で災害が起こるかわからない。自分の身は自分で守るという認識で、日頃から防災の意識を持ち、有事の際には、いかに被害を小さくできるかを考えていきたい。
本日も活発な議論をお願いしたい。それでは、第3回東区協議会を始めさせていただく。
本日の議事録署名委員は、小池太江子委員と齋藤宣男委員にお願いする。
<市民協働・地域政策課・松下恵介課長補佐から資料を基に、新市建設計画の概要や進捗状況等について説明>
(山田俊明委員)
事業No.135の“狭い道路の拡幅整備事業”について伺う。幅が狭い橋が東区内に何箇所かある。大型車両のすれ違いが何とか出来るような橋が小中学校の通学路になっていることもある。馬込川の富士見橋は、橋の南側に歩行者用道路があるが、片側にしかないので反対側から道路を横切らないといけない。拡幅整備事業に橋も対象としていただき整備をして行ってもらいたい。
また、事業の財源は、合併特例債を使用しているということであるが、日本銀行が買取を担保したものか。
(市民協働・地域政策課・松下恵介課長補佐)
合併特例債は、事業費の95パーセントに充当でき、元利償還金の70パーセントを普通交付税に算入することができる市費の持ち出しが少ない地方債である。
また、橋を計画に盛り込むことについては、新市建設計画として、平成17年度に決定し、事業対象を道路として進めているため、難しい。事業一覧の進捗状況の欄にあるように、当事業は“経常事業のため継続”としており、道路に限らず橋についても危険な箇所は整備を続けていく。
(山田俊明委員)
計画の中には、内容を変更して実施しているものもあるので、計画に入れて進めていただきたい。
(鈴木祐一委員)
(事業No.142天竜川地区土地区画整理事業について)JR天竜川駅の北側は東区、南側は南区となっている。南側の整備は事業対象外と考えてよいか。
(市民協働・地域政策課・松下恵介課長補佐)
JR天竜川駅が東区にあるということで、この表では“東区”として整理している。なお、南側には一部整備が完了していない箇所もあるが、新市建設計画におけるこの事業は、自由通路の新設、橋上駅舎化を対象としていることから、当該事業の整備をもって完了としている。
<東区・区振興課・佐藤宏明課長から資料を基に、市民活動表彰の趣旨、概要と東区市民活動表彰の候補団体・中ノ町げんき食堂の活動内容について説明>
(米山英二会長)
推薦された中ノ町の連合自治会長・鈴木康弘委員に感想を伺いたい。
(鈴木康弘委員)
げんき食堂は、地域の方、企業の方から食材の寄付を受けて活動している。多くの方々に応援していただいていることを実感している。先日も中野町の自治会館で密を避けながら、大勢の子どもたちが和気あいあいと参加していた。
<会議室の換気を行うため、5分間休憩>
(米山英二会長)
今回から、各委員会の開催状況や取り組みについて各委員長から報告していただく。
<地域防災委員会・小野委員長から委員会活動について報告>
(小野敏彦委員)
7月28日(火曜日)10時から委員全員出席のもと、1回目の地域防災委員会を開催した。委員長は私(小野)、職務代理は河合洋子委員が務めることとなった。
地域防災委員会では、“災害時(風水害)の市の動きと地域住民の動きの確認について共通認識を持ち迅速な行動につなげる”をテーマにし、活動していく。今年度は、災害時の動きの再確認や課題を洗い出し、次年度以降はその課題について話し合いを行っていく。
<地域福祉委員会・清水委員長から委員会活動について報告>
(清水猶委員)
第1回委員会を7月20日(月曜日)に開催した。委員長には私(清水)、職務代理に村松委員が決定した。
昨今の民生委員等の活動から“8050問題の狭間にある福祉の光が当たらないような家庭にも光を当てていきたい”という意見も出た。昨年度と同様であるが、“高齢者を取り巻く環境”をテーマとしていく。
活動内容としては、包括支援センターの視察、消防や警察講話などを予定している。委員一同、前向きに活動に取り組んでいきたい。
(米山英二会長)
東区には3つの委員会を置いて、各テーマに取り組んでいる。自然災害も昔と比べて、様変わりしてきているし、区の高齢化率も高くなってきている。両委員会とも大事な取り組みである。
交通安全委員会は、8月6日(木曜日)に開催予定であるため、次回の協議会で初回の報告を行う。今回は、交通事故日報の解説を馬塚委員から行っていただく。
<地域防災委員会・馬塚委員から交通事故日報の解説>
(馬塚繁光委員)
資料1枚目は、6月30日の“浜松東警察署管内の交通事故日報”である。累計を見ると、今年半年間で死亡者数2であり、昨年比2人減となっている。
事故類型別件数を見ていただくと、最も多いものは追突事故で369件、次に多いものは出会い頭の事故で319件、合わせると全体の約7割を占めており、この2つを減らすことが事故件数減のポイントとなる。
次ページの第1当事者の違反別件数・死者数の表を見ていただくと、脇見運転、動静不注視、安全不確認で半数以上を占めていることがわかる。事故は相手もあることであるが、ちょっとした自身のミスが事故に直結すると言える。
最後のページは、県下の人身事故発生状況の表である。浜松市東区は567人で10万人あたりの人身事故発生件数は最も多い。最初ページの事故日報の居住地別件数を見ていただくと管内539件、管外434件であり、半数以上は自分の地域での事故である。地域での事故防止に取り組んでいかないと、いつまで経っても交通事故は減らない。
追突、出会い頭の事故を減らせるよう委員会活動にも掲げていきたいと思う。
(米山英二会長)
安全運転は、技術よりも気持ちの面が大きい。私は、運転中にハッとしたことを書き出し、運転前に確認するようにしている。自分が原因でなくても、記録しておくことでより慎重な運転をすることができる。
今後、委員会活動が本格的になって来ると思うが、各々の経験を生かして委員会活動に取り組んでいただきたい。
(米山英二会長)
今回から、東区各課の業務について紹介をしていただく。
<東区・社会福祉課から資料に基づき、家庭児童相談室の業務概要、相談の内容や方法等について説明>
(米山英二会長)
委員の皆様も地域、近所に気を配り、子どもを助けられるようご協力いただきたい。
<東区各課から実施事業などの説明・連絡>
(東区・区振興課・佐藤宏明課長)
今年の5月号から広報はままつが全市統一となった。これまでは区のページにて東区協議会の情報発信をしていたが、“東区協議会だより”を資料のような形で発行していく。市の公式ホームページの東区のページに掲載、各協働センターに会議資料とともに据え置き、情報発信を行っていく。
会議の記録は前提として掲載、委員の皆様が関わられている各団体の取り組みの紹介も行っていきたい。その際は、取材にご協力願いたい。
(米山英二会長)
その他、各委員から何か意見等はあるか。
(山田俊明委員)
本年5月に参議院本会議で“改正国家戦略特区法(スーパーシティ法)”が可決された。政府は今夏、“スーパーシティ構想”を進めたい自治体を公募するとしているが、これに対する浜松市の姿勢を伺いたい。
(東区・区振興課・佐藤宏明課長)
各所管課、それぞれ事業にて、全庁的に取り組んでいくと承知しているが、具体的な内容については、提供できる範囲で次回以降の回答としたい。
(山田俊明委員)
取り組んでいくという解釈でよろしいか。
(東区・区振興課・佐藤宏明課長)
少なくとも、検討しているということでご理解いただきたい。
(山田俊明委員)
(スーパーシティ構想の実現には)5G技術が必要になってくると思うが、5Gに関する健康被害について認識しているか。
(東区・区振興課・佐藤宏明課長)
正確な回答は、差し控えたい。
(山田俊明委員)
世界では健康への懸念から、スイス政府、ブリュッセル(ベルギー)、サンフランシスコ(アメリカ)で5Gの実験導入を禁止している。また、世界最大の保険会社であるロイズ社でも、5Gに関する健康被害の保険の引き受けを拒否している。利便性の裏でネガティブな要素もあるということも検討いただきたい。
このような健康被害の懸念がある中、浜松市はどのように取り組んでいくのか、被害が出た場合にどのように補償するのか。併せて説明いただきたい。
<司会から今後の区協議会の日程を報告>
令和2年度第4回東区協議会
8月26日(水曜日)午後1時30分から、会場:東区役所31、32会議室
令和2年度第5回東区協議会
9月23日(水曜日)午後1時30分から、会場:東区役所31、32会議室
(米山英二会長)
以上で、令和2年度第3回東区協議会を閉会する。
以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。
令和2年8月26日
署名委員:小池太江子、齋藤宣男
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