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更新日:2024年1月1日

令和元年度第6回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1)諮問・協議事項について
    ア、(諮問)浜松市教育文化会館の廃止について
    イ、(協議)浜松市文化振興ビジョン(案)のパブリック・コメント実施について
    ウ、(協議)広報はままつの再編について
    エ、(諮問)令和2年度東区役所費の予算要求の概要について
    オ、(協議)令和元年度地域力向上事業(助成事業)の提案について
    カ、(協議)東区協議会推薦会委員の選任について
    (2)地域課題について
  4. その他
    (1)その他
    (2)10月、11月の開催予定
  5. 閉会

1.開会

(事務局)
<今回の会議が過半数出席により成立したことを報告>

<事前・当日配付資料の確認>

2.会長あいさつ

(田中充会長)
先日の台風15号により、伊豆や関東地方で大きな被害が出た。特に、千葉県では2週間以上も停電が続き、市民生活は非常に深刻な打撃を受けている。
昨年9月末の台風24号では、浜松でも大規模な停電が発生したことは記憶に新しく、災害に対する備えの大切さは、身をもって感じていることと思う。今回の災害も対岸の火事ではなく、これを機会に改めて防災に対する意識を高めていかなければならないと思う。

それでは、第6回東区協議会を行う。
会議録署名委員に、村松信子委員と森和彦委員を指名する。

3.議事

(1)諮問・協議事項について

ア、(諮問)浜松市教育文化会館の廃止について

<創造都市・文化振興課から教育文化会館の廃止について説明>

(森和彦委員)
教育文化会館(以下、はまホール)の廃止について異論はないが、はまホールは、音楽だけでなく、地域の教育・文化の拠点施設であった。市の中央部に位置し、他の市町からも行きやすい場所にあることから、中央のにぎわいにも繋がっていた。
都市部から離れた場所に市民音楽ホール(以下、新ホール)が新たに建設されていくことになるが、今後も同程度の市民サービスが継続できるのか、公共交通機関によるアクセスなど、どのような対策がされるのか伺いたい。
はまホールの検証検討会では、各関係機関から同じ場所への改築要望も出ていたはずだが、その意見を退け、新都田へ新ホールの建設を決めた経緯を教えてもらいたい。
はまホールの跡地は、浜松駅からも近く、交通の便が良い場所である。簡単に民間に売却することなく、浜松市として有効活用していただきたい。

(創造都市・文化振興課)
新ホールもはまホールと同様に、次世代の担い手となる子どもたちの育成を行う重要な施設であると考えている。今回の市議会でも新ホールの設置条例を提案し、利用料金について、はまホールと同程度の比較的低廉な価格設定を行い、利用しやすい施設を目指している。認定団体であれば更に安い料金で利用できるようにもなる。
新ホールへのアクセスについては、関連交通機関と協議を重ねている。遠鉄・浜北駅から新たにバスを走らせるようなことは難しいと聞いているが、粘り強く協議を続けていきたい。
これまでの経緯として、はまホールの閉館にあたって、利用団体から多くの要望が挙がってきた。このような状況を受けて、検証検討会を設置し、改築や移設、廃止など白紙の状態から検討を進めた結果として、“同規模のホールが必要であり、出来るだけ新築のホールが望ましい”という結論が出た。それに基づき、当局は、浜松城公園周辺に拠点施設を作るという構想を作った。しかし、元城小学校跡地には文化財が埋まっているため、調査をすることとなった。調査終了までかなりの時間を要するため、都田の適地を活用し、新ホールを建設することとなった。
はまホールの跡地利用については、都心における街づくりの観点からも重要な場所であると認識している。将来の街づくりを見据え、慎重に進めるべきであると考えている。

(村木克郎委員)
高校生も新ホールを使うと思うが、高校1校30クラス、30台のバスが一度に利用することがあっても、駐車することができるか。

(創造都市・文化振興課)
バス駐車場の正確な台数は答えることはできないが、駐車場は459台分用意する。バス専用駐車場も設け、対応していく。

(村木克郎委員)
学校が使用すると貸し切りになり、一般の方が利用できなくなる。交通アクセスが良くないのでバス30台が入らないと問題である。
新ホールのリハーサル室や楽屋などは、はまホールと同程度あるのか。

(創造都市・文化振興課)
設計前に“大会を行いたい”という要望をいただいており、新ホールには楽屋を4つ、ホールの舞台と同じくらいの広さの多目的室を3つ用意する。これは、はまホールと同程度である。

(村木克郎委員)
現在の新しい施設は、コンピュータ制御の照明設備が主流だと思うが、新ホールはどのようなものになるか。
また、何かあった時の避難場所は確保されているか。駐車場に車が入った時でも避難対応できるようになっているのか。

(創造都市・文化振興課)
照明設備の詳しい情報は現在持ち合わせていないが、新しい施設として標準的な設備となる見込みである。
避難場所として、新ホールの敷地面積には余裕があり、問題はないと認識しているが、今後の運用で調整していきたい。

(村木克郎委員)
駐車場の数は、利用団体や催し物の状況から算出しているのか。

(創造都市・文化振興課)
ホールの規模から必要数を算出している。

(村木克郎委員)
はまホールの利用状況から算出しているのか。

(創造都市・文化振興課)
一般的なホール規模からの算出である。

(村木克郎委員)
プロ演劇など会場が満員になるようなイベントが行われた際に、周辺の商業施設の買い物客と重なり、大きな渋滞が起こるのではと心配している。

(創造都市・文化振興課)
駐車場については市内の他ホールよりも充実しているので、車での来場は問題ないと考えている。バスなど公共交通機関でお越しの方についても不便がないよう、引き続き、関係交通機関と協議を続けていきたい。

(大軒孝幸委員)
ホールが街中にあり、来場者が公共交通機関を利用するのが理想的であるが、このホールについては多くの自家用車が集まる場所になるので、交通事故が心配である。臨時バスの運行など地元の遠州鉄道への働きかけはどのように行われているのか。

(創造都市・文化振興課)
関係交通機関との協議は続けている。浜北駅からバスの増発などは難しいという意見を伺っているが、出来るだけ公共交通機関を使って、来場できるようにしていきたい。

(大軒孝幸委員)
都田周辺は、大規模な企業誘致を行っているため、道路は整備されているが、新ホール建設は大きな事業になるので、地元の警察と相談し、信号機の増設など、しっかり整備を行わないと地元住民とのトラブルも起こり得る。交差点整備にも力を入れて行ってもらいたい。

(創造都市・文化振興課)
すでに所轄警察署との協議をしており、問題があればその都度、対応をしていく。

(河合洋子委員)
先程の回答では、“浜松城公園周辺に拠点施設を造るという計画であったが、元城小学校跡地は文化財があり、すぐに着手できないので一度都田にホールを建設した。”と聞こえた。都田の新ホールは仮の施設になるのか。新ホールを建てている状況で、今後の浜松城公園周辺整備の計画はどのようになっていくのか。
新ホールの主な役割として“子どもたちの音楽教育”を考えているとのことであるが、新ホールの利用者の優先順位はどのように想定しているのか。

(創造都市・文化振興課)
元城小学校跡地の発掘には年数がかかるため、市内のホール利用がひっ迫している状況を考えると、速やかにホール建設ができる場所を考える必要があった。都田の新ホールは仮の施設ではなく、青少年の育成を主にした拠点施設としての役割を持って、長期間の運用を考えている。
予約のルールについては今後検討を要するが、料金面では、教育文化関係団体は一般の半額で利用できると条例設定をしている。

(河合洋子委員)
今後、元城小学校跡地が整理できたら、その敷地にも拠点になる施設を建設する予定があるのか。街の中心地で利便性に優れているのは間違いない。中心地の準備が整えば、再度整備していく計画はあるのか。

(創造都市・文化振興課)
創造都市拠点施設構想では、拠点施設の構想と都田の新ホール建設構想を同時に打ち出している。現状、浜松城公園周辺の拠点施設については具体的に決まっていないが、検討を続けていく。

(村木克郎委員)
高校演劇などで使用するにあたり、Uホールや浜北文化センターなど予約が取りづらかった。あいホールは新しく整備されているようであるが、新ホール建設に伴い、他のホールや会館についても、利用者数などのバランスを整えて、地域の方が使いやすくなるようにしてもらいたい。

(田中充会長)
委員からの意見を踏まえ、次回協議会までに事務局は答申書を作成してほしい。

 

イ、(協議)浜松市文化振興ビジョン(案)のパブリック・コメント実施について

<創造都市・文化振興課からパブリック・コメントの実施内容について説明>

(村木克郎委員)
文化振興ビジョンには、関連法律が記載されている。国では“心の豊かさ”が謳われ、県でも芸術文化施設が整備されている中、市がこのビジョンを定めていくにあたって国や県からの説明、協議の機会は設けられたか。

(創造都市・文化振興課)
パブリック・コメント本編8頁の“2-2国の動向”にあるよう平成29年に文化芸術振興基本法を改正し、文化芸術基本法を施行した。国は平成30年度からの文化芸術推進基本計画を制定し、本市でも前回の文化振興ビジョン策定から10年が経過したこともあり、文化芸術を街づくりにつなげていくことを盛り込んだ今回のビジョンを打ち出している。

(村木克郎委員)
基本方針3に“国内外の都市との交流・発信”とある。浜松はヤマハや河合楽器といった有名なピアノメーカーがありながら、“音楽の街”としての知名度は低いように感じる。オーストリアのウィーンなどヨーロッパの世界的に有名な音楽都市とも交流を行い、浜松が“音楽の街”であることを積極的にPRしていってもらいたい。

(河合洋子委員)
基本方針には“文化の持つポテンシャルを最大限に生かし…”とある。“ポテンシャル”の意味は、可能性や潜在能力という意味と認識しているが、パブリック・コメント本編14頁では、“社会的・経済的価値”という意味になっている。“ポテンシャル”という言葉をどのように捉えればよいか。

(創造都市・文化振興課)
安らぎや感動といった本来の文化芸術の役割に加えて、今回のビジョンでは多文化共生社会などの目的も含んでいる。併せて、文化が都市の活力に繋がり、さらにその文化を発展させる力となることを目指し、“社会的・経済的価値”という表現を用いている。これらに視点を広げて、関連事業を進めていきたいと考える。

(河合洋子委員)
“ポテンシャル”という言葉が様々な意味で使われていて、わかりにくい。市の意図に即した端的な言葉を使ってもらいたい。

(森和彦委員)
パブリック・コメント17頁に“施設の更新や指定管理者制度を含めた運営手法などを再検討する”とある。現在、多くの文化施設が指定管理者制度を導入していると思うが、それぞれの施設の指定管理のあり方は検証しているか。その結果をこのビジョンに組み込んでいるのか。
また、25頁には各施設の利用圏域、所在区の一覧がある。各施設の利用圏域を見ると、行政区域の利用者を想定している地域施設が東区と南区にはない。今後、東区を利用圏域とした施設の建設予定はあるのか。または既存施設でカバーされていくのか。これは区の再編を考えての設定なのか。

(創造都市・文化振興課)
文化施設に限らず、市の全ての施設の管理運営について検討は続けられている。また、指定管理者制度についても概ね好評を得ているので、これまでの傾向が大きく変わることはないと思っている。
東区、南区の地域利用を目的としたホールなどの建設については、現在検討していない。市内各ホール、建設から年数が経過しているので、今後、既存施設の維持管理が主な目的となってくる。

(森和彦委員)
そういう状況ならば、“行政区域内の利用者を想定する”という地域施設の表記は避けるべきである。

 

ウ、(協議)広報はままつの再編について

<広聴広報課から広報はままつの紙面再編について説明>

(村木克郎委員)
区民のページが全市共通ページに統合されると、“協議会だより”がなくなり、区協議会委員が何を行っているのか市民には伝わらなくなる。協議会委員には報酬が発生しており、多くの市職員も関わっている以上、その場での質疑応答を掲載する必要がある。地域の代表として、会議に出席しているのだから、この案では地域の方々に申し訳が立たない。各区、月ごとに持ち回りや、少ないスペースでも良いので、広報の紙面で載せる工夫をしてもらいたい。

(区振興課)
引き続き、協議会の会議録は市公式ホームページで公開していく。また、ホームページの掲載箇所へ誘導する旨を広報はままつ紙面で掲載していく。

(村木克郎委員)
年配の方は、ホームページを見ることは少ない。情報が漏れる人が多くいるのは問題である。広報のページ数の削減には賛成だが、区協議会については伝えなければいけない情報であると思う。

 

エ、(諮問)令和2年度東区役所費の予算要求の概要について

<区振興課から令和2年度当初予算要求に係る東区役所費の概要について説明>

  • 委員から意見、質問なし

(田中充会長)
委員からの意見を踏まえ、次回協議会までに事務局は答申書を作成してほしい。

 

オ、(協議)令和元年度地域力向上事業(助成事業)の提案について

<区振興課から令和元年度地域力向上事業で新たに提案のあった2事業について説明>

  • 委員から意見、質問なし。“大好き笠井文化祭”及び“浜松市文化遺産屋台分解・組立技法継承地域振興事業”の2事業について承認する。

 

カ、(協議)東区協議会推薦会委員の選任について

<区振興課から、令和2年度からの区協議会委員の選任に向けた東区協議会推薦会の委員の選任について資料を基づき説明>

  • 委員から意見、質問なし

(田中充会長)
事務局から推薦会委員の案はあるか。

<事務局から委員(案)を提出>

(事務局)
平成29年度選出時と同様、2期目の委員から5人を年齢順で選出した。

(田中充会長)
事務局の案について、意見はあるか。

  • 委員から異議なし

(田中充会長)
推薦会委員は、熊岡邑子委員、齋藤國弘委員、佐藤公治委員、森和彦委員、私(田中充会長)で決定する。

(2)地域課題について

<交通安全委員会・大軒委員長から委員会活動について報告>

(大軒孝幸委員)
交通安全委員会は、9月17日(火曜日)に第4回委員会を開催し、次回活動内容の検討などを行った。次回は、地域福祉委員会と合同で開催し、東警察署の交通課から講師を招き、運転免許証の自主返納についての講話や自転車、自動車の運転シミュレーターを体験する。
事故日報を見ると、現在東区の交通事故件数は減少傾向にある。まだ暑い日が続くので、ぼんやり運転による追突や出合い頭の事故には十分気を付けてもらいたい。
交通安全委員会で作成したチラシを敬老の日に対象者に15,000枚配布した。

<地域福祉委員会・熊岡委員長から委員会活動について報告>

(熊岡邑子副会長)
地域福祉委員会は、9月20日(金曜日)に第3回委員会を開催。介護保険サービスの利用状況や介護施設の現況について東区・長寿保険課長から説明を受けた。
次回は、交通安全委員会と合同で委員会を行い、高齢者の事故や運転免許証の返納などについて説明を受ける予定である。

<地域防災委員会・森委員長から委員会活動について報告>

(森和彦委員)
地域防災委員会は、前回の区協議会から委員会活動を行っていない。
次回、10月1日(火曜日)に東区在住の災害ボランティアの方を講師に迎え、ボランティアの現状や活動内容について話を伺う。

<その他の地域課題>

  • 委員から意見、質問なし

4.その他

(1)その他

<東区各課から実施事業などの説明・連絡>

(健康づくり課)
浜松市、浜松市医師会、はままつ健康フォーラム実行委員会の共催で“健康はままつ21講演会”を9月28日(土曜日)にアクトシティ浜松大ホールで開催する。食道がん・胃がんの予防と治療について、浜松医科大学教授・竹内裕也先生から、ロコモティブシンドロームの予防について、東京大学医学部付属病院・吉村典子先生からそれぞれ講義をいただく。是非、お越しいただきたい。

浜松市医療救護訓練を10月20日(日曜日)に総合産業展示館第一展示場で実施する。各医師会、歯科医師会、薬剤師会、和田、中ノ町地区の自治会及び自主防災隊、浜松市、学生ボランティアなどが参加する。地域防災委員会の皆様にも是非ご参加いただきたい。

<その他の委員から意見・連絡>

  • その他の委員から意見、質問なし

(2)10月、11月の開催予定

<事務局から、次回、次々回の区協議会日程について連絡>

10月の会議(令和元年度第7回東区協議会)
10月11日(金曜日)午後1時30分から、会場:東区役所31、32会議室

11月の会議(令和元年度第8回東区協議会)
11月22日(金曜日)午後1時30分から、会場:東部保健福祉センター健康教育室、集団指導室

5.閉会

(田充会長)
以上で、令和元年度第6回東区協議会を閉会する。

 

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

 

令和元年11月6日

署名委員:村松信子、森和彦

 

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浜松市役所中央区東行政センター (地域振興担当)

〒435-8686 浜松市中央区流通元町20番3号

電話番号:053-424-0115

ファクス番号:050-3737-5872

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