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更新日:2024年1月1日

平成30年度第7回東区協議会議事要点

次第

  1. 開会
  2. 会長あいさつ
  3. 議事
    (1)答申事項について
    平成31年度東区役所費の予算要求の概要について
    (2)協議事項について
    第2期浜松市スポーツ推進計画(案)パブリックコメントの実施について
    (3)地域課題について
    東区協議会委員会活動の報告について
  4. その他
    (1)東区の取り組み「こども福祉について」
    (2)その他
    (3)11月、12月の開催予定
  5. 閉会

1開会

  • 事務局から、齋藤孝明委員、佐藤公治委員、髙井昭委員の欠席及び今回の会議が過半数出席により成立したことを報告
  • 配布資料の確認

2会長あいさつ

台風24号については、笠井地区など天竜川に近い地域ではビニールハウスの破損など被害に遭ったが、人的被害がなかったのは幸いであった。伊勢湾台風以来の風速41メートルを記録し、停電も市内約27万世帯で発生し、自宅は復旧まで21時間かかりとても長く感じた。不安に感じた方も多かったと思う。
台風、豪雨を前に、電力供給が止まるといかに近代社会が脆いかと感じた。今回の災害を受けて、地方行政も様々な対策を考えてもらいたい。

それでは平成30年度第7回東区協議会を行う。

会議録署名委員に、高橋和美委員と藤田昌良委員を指名する。

3議事

(1)答申事項について

平成31年度東区役所費の予算要求の概要について

(田中充会長)
第6回の東区協議会において説明があったが、前回の議事を踏まえ、答申案として「諮問内容について審議の結果、適切であると認めます」とすることについて、委員の皆さんの意見をお願いする。

<委員から意見なし>

(田中充会長)
答申案について意義はないか。

<委員から異議なし>

(田中充会長)
異議なしとして「諮問内容について審議の結果、適切であると認めます」と答申する。事務局にて第10号、第11号様式から案を削除し、本件の答申とする。

(2)協議事項について

第2期浜松市スポーツ推進計画(案)パブリックコメントの実施について

  • スポーツ振興課からパブリックコメントの実施内容について説明

(森和彦委員)
第9号様式の事業の概要にある「本市の特性」とは何を指しているのか。
また、(計画(案)42頁の)「【政策3】学校体育等との連携・充実」とあるが、外部コーチへ部活動の指導を依頼するなど、部活動を学校から切り離していこうとする昨今の状況の中で、学校教育と部活動のあり方をこの計画の中で教育委員会とどのように検討していくのか。

(スポーツ振興課)
本市では、社会体育施設58施設で約330万人、小中学校等、学校開放施設で約170万人の年間利用があり、計500万人以上の施設利用状況は、政令市の中でもトップクラスである。このような状況に加えて、健康寿命日本一であることも本市の特性と捉えて、新しい計画を策定していきたい。
また、部活動のサポートという部分は教育委員会の所管になり、本市では「浜松市立中学校部活動運営方針」を策定した。少子化による部活動加入生徒数の減少、専門的な技術指導を行う教員不足は、課題とされている。そのような状況の中で、教育委員会では、教員の仕事改革と併せ、練習時間の短縮や休養日を設けた。規程以上の活動を望んでいる生徒・保護者も一定数もいることは承知しており、そういった方々のニーズにも応えることも重要であるという見解である。教育長の9月議会での答弁でも、新たな受け皿づくりとして、地域スポーツクラブ等を認定する仕組みづくりを進めていくとしている。

(村木克郎委員)
中郡町では、毎年秋に体育振興会で町民運動会を行っている。地域の親睦を兼ねた運動会等は、この計画ではどのような位置づけをされているのか。

(スポーツ振興課)
(地域の町民運動会等の)詳細部分は、計画へ落とし込まれていないが、本計画でも、「するスポーツ」の具体的な取り組みとして、「地域スポーツ振興事業」がある。これは旧浜松地域の65の体育振興会や旧浜松市域以外の体育協会支部へ助成を行っている。体育振興会が昨年度活動した延べ人数は13万1千人程度であり、地域で多くの市民が活動しているものと認識している。

(河合洋子委員)
先述された地域スポーツクラブは、計画(案)29頁にあるよう、大半が浜北や北遠地域であり、全市的には広がっていない。旧浜松には、ほとんど設立されていない現状で今後、部活動の主体を移行していくことが可能なのか。実現可能なビジョンとして見えてこないし、放課後の受け皿づくりが全く進められていないように思える。

(スポーツ振興課)
以前から各地域へ出向き、総合型地域スポーツクラブの設立を呼び掛けたが、旧浜松地域では、体育振興会がその機能を果たしていたため、なかなか設立に至っていなかった。
総合型地域スポーツクラブは、受益者負担を原則に自分たちの会費で活動をしており、主に土曜日、日曜日の活動が中心となる。よって平日夕方の部活動を手伝うことは難しく、地域の競技指導者・経験者や保護者を中心に新たな受け皿が必要となる。

(河合洋子委員)
これから(部活動の受け皿となる地域の団体を)推進していくつもりがあるのか。

(スポーツ振興課)
生徒や保護者のニーズに応えることも重要であると教育委員会は捉えており、新たな受け皿の仕組みづくりを進めていくと思う。

(田中充会長)
磐田市の豊岡中学校などでは、市の管理のもと、市施設を利用し、資格を有する指導者や大学生を招き、陸上競技の指導を行っている例がある。市の規模が異なるのは承知しているが、学校側とのやり取りをしっかり取って、うまく指導ができているとのニュースを見た。近隣の市で実施できていることであり、浜松市ではできないのか。河合委員の言うように20年前から話が進んでいないのでは困るので、その気になって進めてもらいたい。

(スポーツ振興課)
磐田市の「磐田スポーツ部活」は、県の事業として部活補助員を常勤で雇用し、ヤマハのバックアップも受け、モデル実施している。県では、県立高校10校程度に部活動指導員を派遣し、部活動指導を行っている。

(田中充会長)
県の取り組みを参考にしながら、浜松市独自の取り組みで前に進めてもらいたい。

(鈴木祐一委員)
(計画(案)44頁の)プロスポーツチーム等との連携・協働とあるが、選手が指導に来るだけでなく、地域活動に参加するような、双方に行き来がある関係づくりが好ましいと考える。

(スポーツ振興課)
トップアスリート等との連携について本市では、陸上のスズキアスリートクラブ、女子バレーのブレス浜松、フットサルのアグレミーナ浜松、バスケットボールの三遠ネオフェニックス等の協力を得て、平成29年度実績で12小学校への訪問、中学校体育連合へは6種目の強化練習を実施し、2千人の児童・生徒へ直接指導を行った。今後も目の前でトップレベルの選手を見てもらう機会の創出を進めていきたい。

(村木克郎委員)
ラグビーワールドカップを控え、袋井で小学生を対象に指導をするというニュースを見た。世界的な選手が来るという機会に浜松市でもイベントを開催してほしい。

(スポーツ振興課)
来年のワールドカップの事前キャンプとして、遠州灘海浜公園で日本とスコットランドが合宿を行うことが決定している。東京オリンピック・パラリンピックでのブラジルの合宿を含め、世界トップレベルの選手との交流も検討していきたい。

(村木克郎委員)
本物の選手を見ることは、子どもたちに良い刺激になるので、是非トップレベルのプレイを見る場を作ってもらいたい。

(森和彦委員)
計画(案)10頁にあるように、スポーツ実施率がどの項目も男女問わず、20~40歳代で低い。今計画でこの年代に焦点を当て、実施率を高くするような対策は取られるのか。

(スポーツ振興課)
この年代については、子育てや仕事等でスポーツの実施率が低くなっていることは承知している。今回、アンケートを実施する中で、「今後行ってみたいスポーツや運動は」という問いにウォーキングやラジオ体操等の軽度な運動が一番多い回答であった。「だれでも、いつでも」気軽に実施できるスポーツの普及啓発に努めたい。

(鈴木洋次委員)
東区長杯キンボールスポーツ大会が今年度から中止になったのは、計画と逆行しているように思える。

(区民生活課)
キンボールスポーツ大会は、今後開催しなくなるわけではない。これまでは東区スポーツがんばる会へ市の委託事業として実施していたが、今年度は同団体が主体となり、地域力向上事業の補助事業として実施していく。

(3)地域課題について

東区協議会委員会活動の報告について

  • 交通安全委員会・大軒委員長から委員会活動について報告

(大軒孝幸委員)
交通安全委員会は、前回の区協議会から委員会活動が行われていないため、今回報告する事柄はない。次回、10月25日(木曜日)に東区役所で開催する予定。
10月19日(金曜日)14時30分から「スタントマンの実演による交通安全自転車教室」を丸塚中学校にて行う。委員の皆さんも是非見ていただきたい。
今年は横断歩道上の事故が24件発生している。重傷以上の事故は強制捜査、逮捕となるため、保証も大きな負担になる。これから年末を迎えるので委員の皆さんもくれぐれも事故には気をつけてもらいたい。

 

  • 地域防災委員会・森委員長から委員会活動について報告

(森和彦委員)
地域防災委員会は、前回の区協議会から委員会活動が行われていないため、今回報告する事柄はない。次回、10月25日(木曜日)に地域福祉委員会と合同で福祉避難所となる竜西荘の視察・意見交換を行う。

 

  • 地域福祉委員会・熊岡委員長から委員会活動について報告

(熊岡邑子委員)
地域福祉委員会は、前回の区協議会から委員会活動が行われていないため、今回報告する事柄はない。地域防災委員会の報告同様、次回、10月25日(木曜日)地域防災委員会と合同で福祉避難所となる竜西荘の視察・意見交換を行う。

 

  • その他の地域課題

<委員から意見、質問なし>

4その他

(1)東区の取り組み

  • 社会福祉課からこども福祉として、子育てに関する制度について説明

(2)その他

  • 東区各課から実施事業などの説明・連絡

(区振興課)
台風24号に伴う災害対応の状況について報告する。東区内で9月30日(日曜日)の13時から笠井中学校等7か所で避難所を開設した。一時、4か所で計7人が避難していたが、台風の通過後、避難者が帰宅したため、翌10月1日(月曜日)の5時30分に5か所、8時30分に2か所を閉鎖した。
市内の大規模な停電に伴い、区役所ロビーを開放し、10月1日の午後から携帯電話・スマートフォンの充電ステーションを開設した。20時閉鎖を予定していたが、20時前に来場した方々が帰宅するまで対応したため、21時30分前まで開設していた。10月2日(火曜日)、3日(水曜日)には、協働センターでも開設。3日には、ほとんど来場者はいなかった。
10月1日、2日は区内各所で停電が続いており、避難所を開設した。1日には、与進中学校に3人、蒲小学校1人が避難し、いずれも24時前に帰宅したため、その日の24時に閉鎖した。
10月3日(水曜日)には、家に被害を受けた方々を対象にブルーシートの配布を行った。被災状況のわかる写真をご持参いただき、職員が確認をした後に配布。1世帯2枚までで130件、238枚の利用があった。
また、10月3日(水曜日)は区役所西側駐車場で上下水道部対応により応急給水所を開設した。3組5人の利用があった。災害対応に関する報告は以上である。

次に、11月6日(火曜日)に19時から総合産業展示館北館で「市長と語ろうわがまちの未来を!みんなでまちづくりトーク」を開催する。市民活動表彰区長賞の「NPO法人積志かがやきカフェ」の活動報告も予定している。

最後に、東区俳句の里づくり事業の進捗について報告する。十湖賞俳句大会の応募は、10月1日に締め切られ、速報で投句数8,990句、投句者数が5703人であった。入選作品の公表は来年2月、表彰式を2月11日(月曜日・祝日)に総合産業展示館北館ホールで開催する。

また、9月29日(土曜日)にイオンモール浜松市野で高校生俳句選手権を開催した。市内高校の4校が出場し、浜名高校が優勝した。区協委員をはじめ、大勢の方にご来場いただいた。
小中高校俳句講座を市内俳句結社に協力をいただき、6~9月に東区内小中学校、東高校の計19校で83回、2,790人へ授業として講座を行った。

(区民生活課)
天竜協働センターの11月3日(土曜日)、4日(日曜日)を皮切りに11月に東区内各協働センターで協働センターまつりを開催する。お近くの協働センターに是非足を運んでいただきたい。

また、長上協働センターでは、9月29日(土曜日)に「浜松市と大学との連携事業」を実施した。今回は、浜松学院大学・子どもコミュニケーション学科3年次9人を講師に「国名はかせになろう!」という英語に関する講座を開き、与進小学校、与進北小学校の児童13人が参加した。今後も年度内に東区内の協働センターで4回、大学との連携事業を実施していくので、ご承知おきいただきたい。

 

<東区の取り組み:こども福祉について>

(河合洋子委員)
(東区の取り組みの)資料の「はままつ子育てガイド」は、今年度はどのように市民へ配布されているのか。

(社会福祉課)
区役所・社会福祉課の窓口にて案内、お渡ししている。

(河合洋子委員)
各戸に届いているわけではないのか。協働センターにはないのか。子育て世帯に届いていない可能性が高いのではないか。

(鈴木知子区長)
この冊子は、「NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ」が運営しているホームページとほぼ同じ情報が掲載されている。子育て世代の方々は、サイトから情報収集されているため、希望される方に対して冊子でお渡ししている。

(河合洋子委員)
子育て世代は、情報収集をスマートフォンで行う機会が多い。そのような状況で紙媒体が有効活用されているのか疑問である。
冊子作成については、もったいないとも感じるところもあるし、本当に必要な人に必要な情報が届いていないのではと思うので、しっかりと検証や精査してもらいたい。

 

<その他各課からの連絡:台風24号災害対応について>

(大軒孝幸委員)
今回の台風の際に、近隣の小学校へ避難を検討した。小学校には自家発電機などの設備があるのか。

(区振興課)
避難所には発電機があり、最小限の電力は確保できる。

(石津幸子委員)
今回、市の災害対応について、防災メールで知った。充電ステーション、ブルーシートの配布を利用させてもらった。大変ありがたかった。

(鈴木祐一委員)
今回の停電は、倒木によるものと考えている。浜松市は、浜北など緑花木を推進しているので、木が多い。繁茂する時期を考え、枝の管理等、気をつけてもらいたい。

 

<東区の取り組み:こども福祉について>

(河合よしの委員)
乳幼児・小中学生の医療費助成は、浜松市は政令市であるため市独自で、他の県内市町では県からの助成と理解している。利用者の負担金額は、県と同額なのか。

(鈴木知子区長)
政令市である浜松市、静岡市は県からの補助をもらっていない。県は1回の受診で利用者負担が500円なるよう他の市町には一律で補助をしている。利用者負担分の500円をそれぞれの取り組みにより、行政側が独自に負担し、無償化している市町はある。


<その他各課からの連絡:台風24号災害対応について>

(村木克郎委員)
防災について行政からは懐中電灯を用意するよう聞いたことがあるが、一般的にどの程度、電池が持つのか。
また、台風24号の際に、ろうそくを使ったらとても明るかったので皆さんも利用してもらいたい。

(区振興課)
懐中電灯やランタンについては種類も様々で、市として一律に使用時間をお答えはできない。量販店やメーカーに確認いただきたい。

(杉本ともえ委員)
ろうそくの使用について、火の始末に不安があるため、自分の団体では高齢の方のろうそくの使用を推奨していない。

(3)11月、12月の開催予定

  • 事務局から次回、次々回の区協議会日程について報告

11月の会議(平成30年度8回東区協議会)
11月27日(火曜日)午後1時30分から、会場:東部保健福祉センター

12月の会議(平成30年度9回東区協議会)
12月19日(水曜日)午後1時30分から、会場:東区役所3階31、32会議室

5閉会

(田中充会長)
以上で、平成30年度第7回東区協議会を閉会する。

 

以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

 

平成30年11月27日

署名委員:高橋和美、藤田昌良

 

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浜松市役所中央区東行政センター (地域振興担当)

〒435-8686 浜松市中央区流通元町20番3号

電話番号:053-424-0115

ファクス番号:050-3737-5872

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