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更新日:2019年8月22日

平成30年度第3回浜松市立図書館協議会会議録

日時

2019年02月14日(木曜日)
午後1時58分から午後4時4分

場所

浜松市立中央図書館 2階 大会議室

出席状況

委員:中村憲右、小杉大輔、酒井勇治、石野純子、天野真幸、新貝冨美子、屋名池倫子
事務局:寺田文化振興担当部長、高瀬館長補佐、
宮木図書館管理グループ長、
鈴木図書館サービスグループ長、
内藤資料・情報グループ長、
外山調査支援グループ長、
小野城北図書館長、小野天竜図書館長、
小山春野図書館長、武田佐久間図書館長、
南田水窪図書館長、小沢龍山図書館長、
山梨副主幹、竹内主任

傍聴者

0人

議事内容

平成30年度浜松市立中央図書館利用に関するアンケート調査について

(報告)

平成31年度図書館評価指標について

その他

会議録作成者

中央図書館管理グループ 主任 竹内広人

発言者の記録

発言者の要点記録

録音の有無

会議記録

1 開会
2 中央図書館長あいさつ
3 議事

(1)図書館評価について
宮木図書館管理グループ長が、資料1「平成30年度利用に関するアンケート調査結果」及び資料2「【参考】アンケート自由記述欄のうち評価の高いご意見(抜粋)」により報告
質問意見
中村会長: 資料2の42番目の言葉はうれしい。他と比べて浜松の図書館システムはそれだけ立派なのか。

高瀬館長補佐:23館1分室は政令市で2番目に多い館数であるが、どこで借りてもどこへ返しても良い。また、予約をした場合、お近くの図書館で他の図書館の本を受け取れる。
インターネットでも予約ができ、受け取りたい図書館を指定すれば、その図書館への到着に合わせてメールが届く。返す日を教えてくれる機能もある。

 

中村会長: 資料1の4.講演会、講座、テーマ・企画展示等の満足度が低い。興味があれば利用者から飛び込んでくると思うが広報不足なのか。


宮木G長: 各館では図書館だより、ポスターやチラシを作って努力はしている。個人個人が興味を惹かれるジャンルは限られる。アンケートを取ると「そんなにいろいろやっていたのか」という意見が多い。


高瀬館長補佐: 10月のシステム更新の際に、各館でやっている企画を利用者が一目で分かるようにホームページを変更した。ホームページを見ないとなかなか分かりづらいのではないか。広報誌やツイッターも利用して広く伝わるように努力している。
中村会長: 24施設で多種多様な企画をやっている。100%の満足度を達成するのは難しいが、広報不足という感はないと思っている


宮木G長: 指定管理館である17施設は4事業者で運営をしている。それぞれが広報のノウハウ、得意分野を持ってやっているが、すべて網羅して発信されている訳ではない。中央図書館が中心になって宣伝の仕方等を研究し、成果を情報発信できるように話しあっていきたい。

小杉委員: 資料1の6.総合評価の中で「図書館によって格差がありすぎる」という中学生の意見が記載されているが、どんなことがあったのか。思い当たるところがあれば情報共有した方が良い。


高瀬館長補佐: 中学生は本を借りに来ることはもちろん、テスト期間中等は勉強のために長時間席を使っている。休憩時間に一休みする場所が、ある館では充実しているが、ある館では少ないという不満が出ているのではないか。中学生ぐらいになると「居心地」という部分も評価の対象になるのではないか。


小杉委員: 空間の話であれば限界があるため仕方がないことだが、接遇態度の問題であるならば、声掛けを大事にし、情報共有していけば図書館を好きになる子供も増えるのではないか。

 

小杉委員: 個人的な関心だが、外国の方が日本語を学べる資料を、図書館はどの程度提供できるのか。外国の方が使いやすいように工夫していければこれからの浜松の図書館の役割や魅力になるのではないか。考えていることがあれば教えてほしい。


高瀬館長補佐: 浜松は、外国の方の力を期待している。外国の方の図書館利用は少ないが、日本語でのやり取りをするハードルがないことを利点として電子図書を試行し、効果を検証している。一度登録をしてしまえば図書館に来館せずに利用できる。外国の方に母国語に触れる機会を提供するとともに、日本の文化を理解していただくための多文化サービスである。また、電子図書には読み上げ機能を持つ資料もあり、日本の方が外国の本に触れることでお互いの文化を理解し、共有できることに期待が持てる。引き続き外国の資料についても充実を図り、図書館には皆さんの国の文化に触れることができる資料があることをもっとPRしていきたい。


酒井委員: 年代的に幅のある利用者の満足度を調査することは大変難しいことである。急激に満足度が上がることはないので、問題点を一つ一つ潰していくしかない。今の世の中は色々な手段で情報が手に入るので、外国人向けの資料も充実を図ってPRしていけば浜松はもっと変わるであろう。

新貝委員: 世の中の流れが大きく変わっていく中で、年代別の満足度に差が出るのはもっともである
視覚障がい者について言えば、70代の方には認識がない。70代の方がCDを使えるようになったのは40年前のことであり、その頃私たちもボランティアで音訳を作るようになった。当初は目の見えない方が朗読を聞くだけのものであったが、今は様々な文字情報を音訳して届けるように変わってきている。当時ボランティア活動は「随分お気楽なことやっている」などと言われた。70年代の方が録音図書を知らなくてもあたりまえである。その反面、今は小学4年生で点字、音訳、盲導犬について勉強し、短時間ではあるが私たちも講師として話をする。夏休みには、4年生の子供たちが自由研究をさせてほしいと私たちのところへ来る。視覚障がい者用の点字が世界中に通用するものであることを考えると、小さい時から図書館の使い方や図書館の在り方を伝えていけば、大きくなってからの理解度がまったく違ってくると思う。
満足度の「普通」という結果はいいと思う。「普通」であることは悪いことではない。

 

石野委員: 図書館で小さな幸せが積み重なっていくのはとても良いことである。入ったときに和む、ほっとするということがリピーターにつながる。
多岐にわたって講座が企画をされているのに満足度のパーセンテージが上がらないのは残念である。図書館でこのような企画をやっていることを知らない人が多いのではないか。アンケートの満足度も、企画を知らない人は、点を付けようがないのではないのか。
小さな子供を対象とする仕事柄、おはなし会のところに目が留まるが、「仕事をしていると連れていけない。休日にもやってほしい」という不満についてはどう考えるか。


高瀬館長補佐: 確かに「えほんとわらべうたの会」という入園前のお子さんを対象に行うものは平日開催が多いが、中央図書館で土曜日に開催したところ、お父さんと共に親子3人で参加された姿もあった。それぞれのニーズと地域性を考えながら工夫していきたい。

 

天野委員: ツイッターはいつからやっているのか。


高瀬館長補佐: 3年目である。


天野委員: フォロワー374名は多いか少ないかと言ったら少ない。フォローしていると投稿がある度に通知が届く。374名の方が何かしらのイベントに参加するなど、実際の効果はあるのか。


高瀬館長補佐: こまめにツイッターを発信することで効果が高まる。イベントがある度にその場で発信しているが、まだまだ不足している。アンケートでは厳しいご意見もいただいている。


天野委員: 利用者の年代が限定されてしまうのではないか。


高瀬館長補佐: 情報発信のツールのひとつである。ツイッターだけでは厳しい。

 

屋名池委員: 資料1の30ページの事業についてのところで、「個人のみならず団体企業を巻き込んだ活動の広がりを期待する声もある」とある。大学の先生と大学生が協働センターで行っている講座に教えに来る、あるいは中学校の部活の指導に来るなど、大学を巻き込んで事業を行っている事例があり、図書館でもこのような事業ができるのではないかと感じた。
「街のダイナミズムを生み出す浜松のコアセンターになるような活動」というのはどちらかというと協働センターの方ではないかとも感じた。私は図書館というところは、社会になじめない大人の方や不登校の子供たちがほっとする場所、安心して通えるような場所であってほしい。

 

(2)平成31年度図書館評価指標について、
宮木図書館管理グループ長が資料3「浜松市立図書館評価(平成N年度)」及び資料4「平成31年度浜松市立図書館評価指標(案)」により説明


質問意見
屋名池委員: レファレンスの件数は指標にしないのか。
宮木G長:過去を見てみると、大河ドラマがあった年に増えた。努力と違うところで件数だけが増加する場合があるので指標とはしない。

 

中村会長: 「つくる」のうち※のところは、簡単に言うとどういったことか。


宮木G長: 市の大きな方針として、公共施設は80年間使用されることを前提としている。その半分の40年目あたりで、大規模改修工事をしなければならない。時代に沿って新たに求められる機能も含めながら計画を立てていく。


中村会長: 中央図書館は、私が高校生の時から50年ぐらい経過しているのではないか。


高瀬館長補佐: 中央図書館が現在の建物となってから、30年4月現在で36年である。

4 閉会

 

会議録署名人

中村憲右会長

尾名池倫子委員

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