緊急情報
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更新日:2018年7月9日
日時 |
2018年3月22日(木曜日) |
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場所 |
浜松市立中央図書館2階大会議室 |
出席状況 |
委員:中村憲右、小杉大輔、酒井勇治、石野純子、天野真幸、新貝冨美子、屋名池倫子 事務局:鈴木中央図書館長、高瀬館長補佐、宮木図書館管理グループ長、吉田図書館サービスグループ長、外山調査支援グループ長、鈴木資料・情報グループ長、小野城北図書館長、小野天竜図書館長、小山春野図書館長、武田佐久間図書館長、南田水窪図書館長、小沢龍山図書館長竹内主任、阿部主任 欠席委員:渥美岳博 |
傍聴者 |
0人 |
議事内容 |
(1)図書館評価について(2)その他 |
会議録作成者 |
中央図書館管理グループ主任竹内広人 |
発言者の記録 |
発言者の要点記録 |
録音の有無 |
無 |
会議記録 |
1開会 2中央図書館長あいさつ 3議事 (1)図書館評価について 図書館評価について、宮木図書館管理グループ長が資料1「平成29年度浜松市立図書館利用に関するアンケート調査結果」、資料2「図書館評価について」、資料3「図書館評価の方法について」及び資料4「平成30年度浜松市立図書館評価指標(案)」により説明。 質問意見 酒井委員:新規の本の購入希望が多いということは分かるが、今ある本の価値というものもある。除籍の基準や、閉架書架の余裕はあるのかを教えてほしい。学校図書館は除籍に苦しむ。新しい本を入れたいが、置くところがないから押し出すように除籍する。本の価値というものについて見解をお聞かせいただきたい。 鈴木G長:除籍基準についてはホームページ上に載せている。一般書については出版してからおおよそ10年間を保存期間としている。医療系の分野については不正確な情報提供になりかねないので、留意して除籍している。ただし、市内で1冊しかない本に関しては城北図書館の自動閉架に収めるようにしている。 近隣の市町村の図書館で保存している書籍は相互貸借ができるため、保存状態があまりにもよろしくない本や落書きをされてしまった資料については必ず複数名で協議の上で除籍している。 市町村の合併により同じタイトルのかなりの冊数の本を複数館が持っている場合もあり、一番状態の良いものを自動閉架に残すように配慮している。 石野委員:座学研修の参加者数が落ち込んでいるのは開催回数が少なかったためか、事業に沿った実践的な活動に方針転換をしたのか。 宮木G長:開催回数が少なかったためであり、方針転換をしたわけではない。 天野委員:メールマガジンはどれくらいの頻度で出されているのか。 宮木G長:月1回更新している。 天野委員:内容はイベント等の開催告知か。 宮木G長:24施設の自主事業を順番にならべている。始めた当時は新しい試みでよかったが、今となっては広報手段としてやや時代遅れになった。 小杉委員:ブックスタートは何%の参加率を目標値にしているか。 高瀬館長補佐:本市のブックスタートは毎年6割弱の参加率である。0歳児健診でブックスタートを行っている自治体の場合は、9割以上の参加率であるが、本市では0歳児の集団検診が無いため図書館で開催していることから、6割達成することを目標としている。もちろん9割以上の参加を目指したいが現実なところで設定している。 宮木G長:参考として、浜松市内の0歳児のうち8.13%、1歳児の43.71%、さらに2歳児の43.91%が図書館の登録者になっている。 鈴木館長:ブックスタートを行うことでお母さんも「本っていいな」と思い、さらに「子供さんの利用者カードも作りましょう」と考えてくださった結果がこの数字になっている。 小杉委員:アンケート結果によると、図書館利用頻度は月に1回以上が一番多い。貸出期間は15日であるので、多くの人が月2回ぐらい来て、毎回借りていってくれるということか。 高瀬館長補佐:期間をしっかり守っている方は、月に3回ということもある。 小杉委員:ホームページをスマートフォン対応にするという話があった。いろいろと使い勝手が良くなると思う。デジタルアーカイブについて、アンケート結果から見ると満足度への回答が312件しかなく、また、4割程度の人が知らないという状態である。内容としては素晴らしく、いろいろと活用できそうだが、一方でスマホにしたら表示画面は小さいし、学校での教育目的では活用しにくくなってしまいそうだ。活用方法を含めて周知ができればといいと思う。単純にスマホ対応にするだけでは活用しにくく、もったいない。 吉田G長:デジタルアーカイブに関しては、アクセス数は月に20万件を超えている。アンケートに答えている方と、使っている方の差がある。 デジタルアーカイブは外部システムを使っており、スマートフォン対応にならない。ホームページとは別物だと考えていただきたい。 教育関係についても、学校に少しずつ働きかけをしている。中学生が使うには難しいところもあり、今後の課題である。学校の先生方には教員の研修で紹介させてもらっているが、「使い方によってはうまく使える」というコメントもある。またご意見があればお願いいしたい。 新貝委員:障がい者サービスについて、テープの資料についても数値があげられているが、視覚障がい者の方もテープを聞く機材を持っていないという状態になっている。みなさんCDで聴いてくれている。 また、雑誌4冊分を、MP3で圧縮して視覚障がい者の方に毎月届けている。CD1枚に17時間という量が収録されており、とても喜ばれている。そのようなことが数字的には上がってきていないが、ボランティアの人数が減っている中でそのようなことも行っているとお伝えしておきたい。 石野委員:障がい者サービスに関する評価のところで、ボランティアの養成講座の延べ参加数が370と出ている。これがすぐボランティアの受け入れ数とはならないのか。 新貝委員:ここに書いてある370というのは、講座を受けた人数に時間数かけた延べ人数である。音訳であれば、30回の講座に毎時間出ていただき、それを延べ人数で表している。 ボランティアの会員は1,668名おり、全国的にみても大きなグループである。図書館主催の養成講座を絶やさずやっていけば、志ある者が集まってくれる。今までの仕事もきちんと続けていけるし、それ以上のものも作っていけたらと思う。 屋名池委員:子供向け事業や学習機会の提供は各館に任せられているようであるが、中央図書館として「今年はここに力を入れていこう」ということはあるのか。それとも各館にお任せなのか。 宮木G長:講座やイベントに関してはある程度各館に任せている。項目でいうとその他事業の講演会・講座、学習機会の提供については、中央図書館からこうしてくださいということはない。地区館ではアンケート調査の結果から力を入れるべき事業を考えているので、それを集めた数字である。一方で、中央図書館が主体となってお子さん向けにやっているものについては、項目によって29年度見込値と28年度実績値のどちらが目標値として妥当かを考えている。29年度が非常に延びそうであるからそれを翌年度の目標値とするのがよいだろうというものはそうしているし、29年度は落ち込む見込みだが28年度実績値まで回復したいものもある。人口が減少するので、どう考えても増加を続けることが厳しい項目もあり、使い分けている。 中村会長:今年度のアンケート調査は9月に3週間やっているが、いつもこの時期に行っているのか。 宮木G長:時期は毎年度違う。昨年度は11月に行った。今年度9月に行ったのは、今後の図書館の事業展開を検討するために早期に利用者の声を集めたかったためである。 中村会長:そのほかに特段の意見がないため、この内容で「平成30年度浜松市立図書館評価指標」を確定する。 (2)その他 ア電子図書について、吉田図書館サービスグループ長が別刷の「電子図書」のチラシを基に現在の状況について説明。 質問意見なし イ図書館ビジョン(案)について、鈴木館長が説明。 質問意見 中村会長:図書館ビジョンは市民に配布するものか。 鈴木館長:パブリックコメントにより市民の意見を求め、取りまとめたものを議会にも諮った上で公表する。 7閉会 |
会議録署名人 |
中村憲右会長 石野純子委員 |
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