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更新日:2022年6月7日

平成26年度 第12回中区協議会 議事要点

・開催日時

平成27年3月24日(火曜日)午後1時30分~3時15分

・開催場所

市役所 本館2階 21会議室

・次第

1 開会
2 会長あいさつ
3 議事
 (1)協議事項
 ア 浜松市都市計画マスタープラン増補版(案)について
 イ 浜松市総合交通計画増補版(案)について
 ウ 今後の市立幼稚園の再編について
 (2)報告事項
 ア 北清掃事業所(北部清掃工場)の解体・移転について
 イ 平成27年度における新市建設計画登載主要事業の状況について
4 その他
 (1)6月の協議会日程(予定)について
 (2)その他
5 閉会

1 開会

2 会長あいさつ(齋藤会長からあいさつ)

齋藤会長から会議録署名人の指名・・佐藤精一委員及び篠原浩子委員

3 議事

(1)協議事項

ア 浜松市都市計画マスタープラン増補版(案)について
≪都市計画課が資料に基づき説明≫
(中野委員)
 プランの中にスマートインターチェンジとスマートシティという言葉が出てくるが、どのようなものか。

(都市計画課)
 スマートインターチェンジは、ETCを使用してサービスエリアで出入りが出来るインターチェンジで、現在新東名では、浜松サービスエリアにある。今後、東名高速道路では、三方原と舘山寺のサービスエリアに設置する予定で整備していく。スマートシティは、本編26ページで用語解説をしているが、様々なエネルギー設備を通じた電気や熱などのエネルギーの最適利用に加え都市交通システムや市民生活の向上につながる様々なサービス・システムの概念を都市全体に広げようとするものである。

(中村委員)
 増補版ではコンパクトシティという文言がなくなったが、本編にあるのか。

(都市計画課)
 コンパクトシティの概念は、以前からあり、人口減少時代の中では、歩いていけるくらいの小さなエリアの中に有る程度核をもった街をつくっていかないと都市の存続ができないという考え方であった。現在は、都心や拠点、地域の主要な施設を公共交通機関で結んでいくというのがコンパクトシティの概念である。

(中村委員)
 クラスター型の都市とは違うのか。

(都市計画課)
 クラスター型という言葉も以前は使っていたが、現在は、拠点ネットワーク型の都市構造という言葉を使っている。

(髙橋委員)
 17ページに市街地における居住と都市機能の誘導とあり、その下に図がある。この図は、国土交通省の資料を基に作成したもので、本市における拠点の実態を示したものではないと注釈があるが、本市が目指そうとしているものであると思う。都心、副都心、地域交流拠点、地域生活拠点とあるが、本市の財政事情を考慮する中で、誘導という言葉がいつから使われ、ここ5年間では、何か形として表現されているのか。

(都市計画課)
 誘導という考え方は、都市再生特別措置法が改正されて、立地適正化計画の策定ができることになった。この立地適正化計画は、都市機能の集積のエリアを決める。さらにその周辺に居住の誘導エリアを決めるというものである。そのことを踏まえて、市としても都市機能の誘導という言葉を使用している。通常、都市計画は、規制をして制限をかけることで街を作っていくという考えであったが、これからは、それだけでなく、一定のインセンティブを与えることで誘導していくことで街づくりを進めていくという考え方である。ここ5年間では、拠点ネットワーク型都市構造を進めるという考え方を示したところである。今後、集約のエリアを決めそこに誘導するということを進めていきたい。

(髙橋委員)
 コンパクトシティを目指すということだが、計画的に実施するところまでいくのか。先進都市では、住宅購入時などにインセンティブを与えて誘導している都市もあるがそこまでは、今回踏み込まないのか。

(都市計画課)
 現在浜松市では、立地適正化計画を作成していくというところである。具体的な内容については、数年かけてエリアや施策を検討していく。

(佐藤委員)
 都市計画の中で機能の誘導の前に現実問題として、地元の意見は聞いているのか。区画整理事業などでも住民はまだこれからと思っているところでも、市としてはもう完了したとのことで、聞く耳を持たないところがある。これから誘導ということであるが、誘導された人たちはいいが、そこに残った人たちは大変不便になる。その人たちがどういう意見で、どういう考えを持っているのか聞いてもらいたい。そうした、窓口は常に開いておいてもらいたい。

(都市計画課)
 区画整理事業については、個別に対応していく。

(中野委員)
 誘導される地域に住んでいる人たちはメリットが大きいが、誘導されない地域に住んでいる人たちはメリットが少ないという形になる。市全体として、都市機能を維持していくためには、メリットの少ない地域の方にもメリットがないといけない。例えば、医療でも、以前は無医村地区が無いように医師を配置するという考えであったが、今では、集約して、ドクターヘリなどで搬送する方法である。今の方法では、周辺地域の方も高度な先進医療を受けることができメリットも大きい。このように、指定されなかった地域の人にもメリットのあるやり方があるのではないかと思うので、十分検討してもらいたい。

(藤下委員)
 今後、30年後、40年後には、高齢化率が、生産人口を上回っていくことになると思う。これからは、子どもを生みやすい浜松、育てやすい浜松を前面に出していく必要があると思うがどうか。

(都市計画課)
 確実に人口が減っていくと考えると、税収も減ることになり、現在あるインフラの維持、管理も難しくなる。そうした中で、都市の集約を計り暮らしやすい浜松市を都市計画の中でも考えていく必要がある。

イ 浜松市総合交通計画増補版(案)について
≪交通政策課が資料に基づき説明≫
(中野委員)
 最近の高速道路のサービスエリアは、防災の拠点となるように整備されている。ハイパーレスキューの駐屯があったり、防災用品の備蓄があったりと整備されているが、そこにつながるアクセス道路は、規格が低いように思う。実際の災害の際には、高速道路の周辺のアクセス道路も十分に整備されている必要があるのではないか。

(交通政策課)
 新東名のサービスエリア周辺の道路については道路改良が終了している。今後設置予定の三方原サービスエリアのスマートインターチェンジの周辺道路については、現在、周辺の主要道路からのアクセスについて検討中である。

(中村委員)
 この資料には、舘山寺のスマートインターチェンジが載っていないがなぜか。

(交通政策課)
 今回の資料は、交通ネットワーク検証エリアの説明であったので、三方原のみ記載している。

(中野委員)
 浜松市においては、山間部の道路についても災害時には重要な項目になるので、その点の計画はどうか。

(交通政策課)
 三遠南信道路については、佐久間インターチェンジまでの間は実施計画に入っている。今後は、佐久間から水窪、長野県境の実施計画を作成していく。

(河合委員)
 観光の所管課にも関連するが、3-19ページにある自転車走行空間の創出についてであるが、現在の街なかの道路は自転車では走り難い。道路の改良も進んでいると思うが、走りやすい道路にしてもらいたい。また、現在浜名湖周辺にレンタサイクルの基地が7箇所ある。浜名湖は、高低差100メートル以内で走りやすく、世界中から人が来るので、市街地にもレンタサイクルの基地を整備して、浜松城や街なかにも人を誘導してもらいたい。もう一点は、3-41ページにあるが、狭い道路の拡幅整備事業については、小、中、高校生の通学路等は重点的に拡幅してもらいたい。

(交通政策課)
 自転車走行空間については、平成25年度に土木部がファンサイクルシティ浜松という名目で計画策定をした。広い歩道のある道路については、自転車と歩行者をカラー舗装などで分離したり、標識を設置したりする計画となっている。2点目の浜名湖周遊の自転車については、自転車の普及と観光の面から浜名湖観光圏としてレンタサイクルや休憩所の整備を行っている。3点目の狭い道路の拡幅については、通学路は優先的に行っている。

(髙橋委員)
 3-15ページにあるが、浜松駅構内、周辺のインフォメーションが大変不足しているように思う。スマートフォンで調べれば直ぐに分かるかもしれないが、スマートフォンを使える人ばかりではない。案内を分かりやすくして、人にやさしい浜松市を他都市から来る人にイメージ作りしてもらいたい。もう一点は、交通政策であるので、廃止や見直しが見えにくいが、計画によって安心で、便利で、優しい都市になっていく地域と、残念ながらそうでない地域があると思う。不便になってしまう地域には十分な説明をしてもらいたい。

(交通政策課)
 駅前でのインフォメーションのあり方については、10年前の花博の際に、そういった観点で大屋根を架けかえ、バスターミナルやアクトなどの表示看板も設置した。今後リニューアルの際だけでなく、インフォメーションのあり方を日頃より注視していく。2点目の計画づくりの進め方については、交通については、例えば、他区では地域のバスを運行させている地域もある。子どもや運転をしない方、高齢者などにとっては貴重な公共交通であるので、どのような運行計画にするかを地域交通検討会で運行計画を作成し地域の方々、事業者等と検討をしている。

(中村委員)
 3-7ページにある天竜川駅から上島駅ルートのバス運行はいつから行うのか。また、高塚駅から弥生団地も行うのか。この環状路線は、赤字になることが推測される。前回実施の際も赤字になったので止めてしまったと思うが、やるのであれば、貴重な公共交通機関として赤字でも行うべきではないか。もう1点は、3-19ページの憩い空間の創出としてフラワーポット等により緑の空間を創出とあるが、憩いの空間であるので、ベンチの設置も必要ではないか。3点目は、3-25ページのバス専用レーンの新規導入として伝馬町から成子町の拡幅事業に併せた導入に向けて調整継続とあるが、この間は、連尺から3車線になる計画なのか。

(交通政策課)
 環状のバス路線については、昨年度、ひがしくんということで、天竜川駅からイオン市野の間の運行をしていた。2年間運行しており徐々に乗車人数は増えてきていたが、この路線については、2年間という実証期間を決めていたので、2年間で終了した。この実証を次回実施する場合には活かしていきたい。天竜川駅についても、リニューアルを行っており、平成30年頃には新しい駅舎になる予定で、バスもアクセスできるように駅前広場も広くしているので、その後、再度実証ができればと考えている。2点目の緑の空間については、ベンチも必要であると思うが、取り組みについては、商店など民間を想定しており、民間の方の考え方にもよるが、可能であると思う。3点目のバスレーンに関連して、道路については、将来的には、双方向3車線の予定である。

(鈴木里委員)
 南区、西区の人と話しをする機会があったが、災害時には、北側からしか物資が届かないと大変不安になっていた。その点、この計画ではどのようになっているか。

(交通政策課)
 災害時は、より専門的な計画が策定されており、この計画には盛り込んでいない。

(齋藤会長)
 ネットワークについては、この計画でよいと思うが、現状としては、道路についても、高齢化社会に向けて地域要望が強くなってきている。特に中心市街地の地下道の平面化や住宅地での道路の拡幅の要望が多い。交通ネットワークについては、内陸フロンティアということで、北区、浜北区で要望が多いと思うが、中区では、車ではなく人を中心とした道路作りの要望が多いので反映されることを切に願う。

ウ 今後の市立幼稚園の再編について
≪教育総務課が資料に基づき説明≫
(河合委員)
 今後、再度検討するについても効率化のもとに廃園や統合の検討では、同じことの繰り返しなってしまう。こころのこもった対応で検討していかなくてはいけないと思う。こどもの生みやすい、育てやすい環境を作ってもらいたい。こども関連予算は十分に措置してもらいたい。

(畑委員)
 所管課が教育委員会からこども家庭部に変更になるということだが、所管が変わる時は十分な事務の引継ぎをしてもらいたい。子どもは地域の宝であるので、そうした部署にはぜひ優秀な人材の配置をお願いしたい。

(鈴木里委員)
 今年度は、市立幼稚園の応募が少なかったと聞く。これは、市立幼稚園が閉園になるという話題が先に出てしまったためだと思う。担当者も自分のことと考えて対応を十分考えてもらいたい。所管課が変わっても引き継いでもらいたい。

(教育総務課)
 所管課については、今までもこども家庭部とも連携してきている。幼稚園のこと、放課後児童会のことなど新年度になれば直ぐに対応しなくてはいけないので、滞ることの無いようにしていく。市立幼稚園の今後についても、閉園ありき、統合ありきではなく、今後の園をどうしていくのかをきっちりと話しあえる場を作っていきたい。

(齋藤会長)
 幼稚園については、旧浜松市と合併市町村との温度差があるようである。将来どうあるべきかを検討することは必要であるが、地域ごとに柔軟な対応も必要になってくるのではないかと思う。

(2)報告事項

ア 北清掃事業所(北部清掃工場)の解体・移転について
≪北清掃事業所が資料に基づき説明≫
(藤下委員)
 新事務所で、緑のリサイクルの受付も行うのか。

(北清掃事業所)
 新事務所の位置では、受付できない。近隣に場所を探したが、場所が得られないということで、現在、他の場所で受け入れしているところで、日曜日のみ行っている場所を、平日も開設するなどして受け入れをしていきたい。

(藤下委員)
 平和清掃事業所まで行かなくてはいけないのか。

(北清掃事業所)
 南清掃事業所は、現在日曜日だけの開設であるが、平日も受け入れるように検討する。

(藤下委員)
 北清掃事業所では受け入れないということか。

(北清掃事業所)
 6月までの受入で終了する。今後も場所の選定をしていきたいが、現時点では、場所が無い。

イ 平成27年度における新市建設計画登載主要事業の状況について
≪中区区振興課が資料に基づき説明≫

― 質疑なし ―

4 その他

(1)6月の協議会日程(予定)について

≪次のとおり決定≫
6月22日(月曜日) 午後1時30分~ 21会議室

(2)人事異動の報告について

◎3月17日に内示された人事発令について口頭で報告
 ・退職する伊藤副区長、尾高調整官あいさつ

 

5 閉会

(区振興課長)
以上をもって、平成26年度第12回中区協議会を終了する。

平成27年6月22日

署名委員 佐藤 精一
署名委員 篠原 浩子

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浜松市役所中央区区振興課

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ファクス番号:053-457-2776

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