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浜松市/地元紙の記事から/中日新聞

中日新聞 12月5日より

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元清水FW・松原さん「浜松FC」を立ち上げ 来年にセレクション
浜松FCを立ち上げることになった松原真也さん=市内で  元清水エスパルスFWの松原真也さん(37)=浜松市出身=が来季から中学年代のサッカークラブ「浜松FC」を立ち上げることになり、来年一月十七日に東区有玉台四の浜松大有玉グラウンドで一期生のセレクションを実施する。サッカー選手の基礎となる中学年代で浜松は、清水や静岡に押され気味。元プロの指導者が集結する浜松FCに注目が集まる。

 浜松FCの監督に就任する松原さんは、現役引退後、磐田市を拠点に、小、中学生の指導者として実績を残した。しかし、「自分は浜松で育てられてプロになった。浜松に恩返ししたい」と浜松で中学年代のクラブを創設することを決めた。

 来年から始まるクラブの練習は週五回。会場は浜松大有玉グラウンドなどを予定している。指導陣は、松原監督の弟の良香さん(35)=アトランタ五輪代表=がテクニカルアドバイザーを務める。このほか、元Jリーガーがスタッフに加わる。

 セレクションの対象は現在、県西部地区在住の小学六年生。参加費は五百円。当日はサッカーシューズとボールを持参。申し込みは、参加者の氏名、年齢、所属クラブ、電話番号などを明記の上、〒438 0805 磐田市池田五六の一 浜松FCU−15事務局か、FAX=0538(36)0003。問い合わせは、同事務局=電0538(36)0002。 (川住貴)
[12月5日]
市、中山間地域振興計画案で活性化 「婚活」など新事業も
 浜松市は四日、二〇一〇年度から五年間で取り組む「中山間地域振興計画案」を明らかにした。地域の担い手育成、生活基盤の整備、地域資源の活用など、二百三十六事業を掲げて中山間地の活性化を図る。四分の一に当たる約六十事業は新規扱いで、寄り合い所のような「山の駅」整備、独身者向け「婚活」企画といった意欲的な内容が並んだ。 (後藤隆行)

 計画の対象地域は、天竜区と北区の引佐北部(旧鎮玉村と旧伊平村)。過疎化の進行で集落機能の維持が難しい地区が増えている。計画案は「幸せを実感する山里暮らしの実現」を基本目標に位置づけた。

 重点方針は、地域の担い手をつくる(新しい地域の仕組みづくり)▽安全安心な生活を守る(生活基盤の整備)▽地場産業を活(い)かして地域を潤す(地場産業、地域資源の活用)▽地域の魅力を売り込む(活性化への挑戦)−の四本柱。

 実現する施策として十三分野を掲げ、数値目標を設定。分野ごとに取り組む事業を打ち出した。担い手づくりでは、都市部の若者らを「集落支援員」として受け入れたり、独身男性に女性との出会いの場を提供したりする。

 廃校などの遊休施設は積極的に活用する。その一環として整備する複合拠点「山の駅」は、物販、飲食、福祉相談などに加え、観光客も立ち寄れるようにする。

 捕獲した野生鳥獣の料理レシピ開発などユニークな取り組みも盛り込んだ。一方、交通手段や医療福祉サービスの確保といった課題解消につながる事業も網羅的に掲げた。

 来年三月の計画決定に向け、市は十五日から市民意見を募り、各地の区協議会や地域協議会にも説明する。四日開かれた市議会総務委員会は報告を受けた後、「住んでいる人たちの声をあらためて聞くべきだ」と要請した。
[12月5日]
心癒やす仏像の美 浜松出身伊藤さんが中区で写真展示会
神秘的で表情豊かな仏像の写真が並ぶ会場=中区のしずぎんギャラリー四季で  車で寝泊まりしながら全国を回り、仏像の写真を撮り続けている浜松市中区出身の伊藤登一さん(65)=横浜市=の写真展「み仏の慈しみと悲しみと」が四日、同市中区のしずぎんギャラリー四季で始まった。穏やかな表情の菩薩(ぼさつ)や力強くにらみを利かす明王など約四十点が展示されている。十日まで。入場無料。

 伊藤さんが仏像の写真を撮り始めたきっかけは勤めていた銀行で「金にまつわる人生の修羅場」に接し、仕事にやりきれなさを感じたからだった。そんなときに般若心経や仏像の安らかな表情に癒やされたという。

 二〇〇四年に銀行を退職し、二年間ワゴン車に乗って妻の慶子さん(59)と愛犬ハチとともに九州から北海道まで約三百カ所の寺社を回った。

 会場には、岩に彫られた素朴な不動明王や鮮やかな衣装を身にまとい子どもを抱く観音像などの写真が並び、来場者たちは伊藤さんから撮影時のエピソードなど聞きながら鑑賞していた。

 特に思い入れの強い作品は、福岡県で撮影した千手観音菩薩。青白い光の中で合掌する姿が神秘的だ。「この仏像と出会ったときは、身震いが止まらなかった。まるで私を試しているかのような緊張感を感じた」と振り返る。「毎回、一期一会だと思いシャッターを切ってきた。多くの人に仏の慈悲を感じてもらえれば」と話している。 (蓮野亜耶)
[12月5日]
“本物”の芸術に児童ら圧倒 入野小でフラメンコ体験学習会
 フラメンコ舞踏家の大塚友美さんを招いた体験学習会が四日、浜松市西区の入野小学校であった。四年生以上を対象とした「先輩に学ぼう」と題した総合的学習の一環。大塚さんは華麗な模範演技に加え、舞踏家としての苦労や魅力について語った。

 さまざまな分野で活躍するOBやOGを招き、児童の夢や学習意欲につなげようと三年前から続けている。大塚さんは都内を中心に日本各地で公演を続け、昨年度の「浜松ゆかりの芸術家」にも選ばれた。

 会場の体育館には、児童三百人と保護者らが出迎えた。赤と白の衣装で登場した大塚さんはフラメンコ「カーニャ」を披露。迫力たっぷりの伴奏に合わせた激しいステップが場内に響き渡り、児童らを圧倒した。

 大塚さんは芸術活動は「心を元気にし、感動を伝えられる仕事」と説明。音楽や絵を描いたりすることが好きな子は、大変でも続けてほしいと強調。「全国で活躍する子が出てくるのを期待しています」と呼び掛けた。

 質疑応答では、舞台で緊張したり、辞めたいと思ったことはなどが寄せられた。大塚さんは「文化の違いの壁や踊りに息詰まったこともあったが、多くの人に感動を与えようと頑張っています」と笑顔で受け答えしていた。 (赤野嘉春)
[12月5日]
算数モ理科モオモシロイヨ 大学院生らが三ケ日東小児童に指導
ロボットの操作を体験する6年生たち=北区の三ケ日東小で  子どもの算数、理科離れを防ごうと、浜松市北区の三ケ日東小学校で四日、ロボットを使った授業が開かれた。

 独立行政法人科学技術振興機構「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト」の取り組みで、プロジェクトに参加している東海大専門職大学院組込み技術研究科(東京都)の大学院生が六年生三十四人を指導した。

 同大ではロボット制御を学んでおり、今回の体験授業には大学院生が開発した速さと時間、距離を学べる「算数ロボット」、格闘技の人間の動きを実現した「相撲ロボット」、カメラと自動制御システムによる「自動制御ロボット」の三種類を持ち込んだ。

 六年生はグループに分かれ三種類のロボットを操作しながら、ロボットを動かしたり必要な動作に算数や理科の知識が必要なことを体験した。

 自動制御ロボットを操作した和田斗真君は「画面を見ながらロボットを動かすのが面白かった」と楽しそうに話した。同大学院の山田圀裕教授は「ロボット操作を通し子どもたちが算数や理科が好きになってくれるとうれしい」と期待していた。 (佐野和広)
[12月5日]

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