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更新日:2020年3月27日
10月26日(日曜日)、静岡と長野県との県境の兵越峠で「第28回峠の国盗り綱引き合戦」が行われました。
この綱引き合戦は、水窪町と長野県飯田市南信濃との交流行事として1987年から行われているもの。今年8月には、地域文化の向上に貢献している団体や個人を表彰するサントリー文化財団の「サントリー地域文化賞」を受賞しました。
遠州軍と信州軍に分かれて綱を引くこの合戦では、勝敗により両県の「国境」が1メートルずつ変動します。
ここまで遠州軍は12勝15敗。ここ3年間は負けが続き、「国境」は3メートル遠州側に押し込まれていました。
今年は、例年以上に気合を入れて合戦に臨んだ遠州軍。
1本目は、遠州軍が優勢な体制に持ち込み、そのまま先取します。
陣地を入れ替えて行った2本目は、信州軍に優勢勝ちを許してしまいました。
互いに1本を取り合って、迎えた3本目。時間無制限で、行われる最後の勝負で、遠州軍は力を振り絞って綱を引ききり、見事勝利を収めました。
最後まで全力を出し合った両軍。合戦の後には、お互いの健闘をたたえあい、観客からは大きな拍手が送られました。
4年ぶりに勝利した遠州軍は「国境」を示す立て札を1メートル信州側に押し戻した位置へ打ちつけ、喜びは最高潮に達しました。
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