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高根城跡

高根城跡 たかねじょうあと (浜松市天竜区水窪町地頭方)
昭和57年2月16日  市指定史跡

高根城跡は、町の東南端の久頭合の山頂、標高420mに位置しています。
南北朝時代、後醍醐天皇の孫伊良(ゆきよし)親王を守るためにこの地の豪族である奥山金吾正定則が応永21年(1414)に築いたといわれています。

この城は近くを流れる河内川が水窪川に合流する地点の自然の堀を利用した山城でここから一望できる水窪川の対岸には奥山氏が親王のために仮宮を建て、ここを内裏(大里)、御旗を掲げられたところを御旗(小畑)として地名が残されています。時代は南北朝から戦国時代と移り、この地域に権力を及ぼしていた今川義元も桶狭間の戦いによって倒れ三河の徳川家康、甲斐の武田信玄の力が及ぶことになりました。そして永禄12年(1569)高根城主民部少輔貞益の時、信州遠山郷の遠山土佐守に攻められ落城しました。高根城落城後、元亀3年(1572)甲斐の武田信玄は2万5千の大軍を率いて青崩(あおがれ)峠を越して上洛の途上、三方原で徳川家康と戦い勝利をおさめていますが、この時すでに高根城は武田の手が加わり遠江侵攻を目指す武田軍の拠点として大改修が行われていたと考えられます。
平成5年に「整備計画策定委員会」を設置し、県文化課の指導援助の元に高根城を中世の城として復元整備するべく発掘調査を行いました。現在では、本曲輪(ほんくるわ)部分に井楼櫓(せいろうやぐら)、主殿、城門などが復元されています。


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