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更新日:2017年8月16日

浜松市風力発電施設等の建設等に関するガイドライン

1.本ガイドラインの目的

本ガイドラインは、本市域内において風力発電の施設及び施設建設に伴う送電線等の付帯設備(以下「風力発電施設等」という。)の建設を行う事業者が遵守すべき事項や調整手順を明らかにすることを目的とする。

2.対象

(1)対象施設

ア 本ガイドラインは、本市において風力発電施設等の新設、増設、又は大規模な改修(以下「建設等」という。)を行う場合を対象とする。

イ 発電設備容量が100kW未満の風力発電施設等については対象外とする。

(2)対象地域

ガイドラインの対象地域は市内全域とする。ただし、本市行政区域に属さない場合であっても、本市に影響を及ぼす恐れがある場合は、本ガイドラインを適用する。
ガイドラインの区域区分は、各種法令等の規制、自然環境や景観の保全、良好な生活環境の確保等を勘案した結果、次のとおりとする。(別紙:区域区分)

ア 法令等の規制により建設等ができない区域

イ 法令等の許可を得て、調整により建設等が可能な区域

ウ 上記以外の区域であり、調整により建設等が可能な区域

3.建設等に当たっての調整手順

(1)市の窓口

事業者は、エネルギー政策課を市の窓口として、風力発電施設等の建設等について、市の所管課と協議するものとする。

(2)建設等に係る届出

事業者は、建設計画が明らかになった時点で発電施設設置計画書(様式1)に必要な資料等を添付し、市へ提出するものとする。なお、計画書の提出後、変更が生じた場合には、変更計画書を市へ提出するものとする。

(3)法規制に係る協議

ア 事業者は、風力発電施設等の建設等に係る法規制について、市の所管課又は関係行政機関と協議し、必要な調整を行うものとする。

イ 想定される主な法規制は別表1のとおりとする。

(4)自治会の住民等への説明

事業者は、建設等に当たり、事前に近隣住民等に対し十分な説明を行うものとする。なお、発電設備容量が1,000kW以上で環境影響評価の対象事業になる場合には、自治会の同意を書面で得るものとする。

(5)専門家等の意見聴取

市は、環境、景観又は住民生活への影響の観点から、必要に応じて専門家等の意見を聴取する。

(6)浜松市風力発電施設等の建設等に関する庁内連絡会議(以下「庁内連絡会議」という。)への説明

事業者は、発電施設設置計画書の提出後、必要に応じて庁内連絡会議に対し、建設計画の内容等について説明を行うものとする。

(7)浜松市土地利用対策庁内委員会における審議

事業者は、「浜松市土地利用事業の適正化に関する指導要綱」に該当する場合は、市の所管課又は関係行政機関と協議し、必要な調整を図ったのち、浜松市土地利用対策庁内委員会において審議を受け、必要な調整を行うものとする。

4.建設等に当たっての基準

(1)住宅等との距離

風力発電施設等の建設等に当たっては、住宅等と当該風力発電施設等との距離が地上と風車の最高点との長さの2倍以上であることを要する。ただし、その距離が300メートルに満たないときは300メートル以上とする。この場合において住宅等との距離とは、住宅等と風車におけるタワー基礎部分との水平距離をいう。

(2)騒音

ア 環境基準が設定されている地域については、当該風力発電施設等の設置予定位置から最寄りの住宅等において、騒音に係る環境基準の基準値を超えないものとする。

イ 環境基準が設定されていない地域については、騒音に係る環境基準のB類型の基準値を超えないものとする。

(3)低周波音

低周波音については、住宅等において、環境省「低周波音問題対応の手引書」の低周波音による物的及び心身に係る苦情に関する参照値を超えないものとする。

(4)振動

風力発電施設等の敷地境において、振動規制法(昭和46年法律第64号)に基づく地域の指定等(平成17年浜松市告示第335号)第1種区域の2の振動の規制基準を超えないものとする。

(5)電波障害

事業者は、テレビ電波等に影響が発生しないよう十分に配慮し、必要な措置を講じるものとする。

(6)自然環境

事業者は、風力発電施設等の建設等によって動植物に与える影響を可能な限り回避するよう十分配慮し、必要な措置を講じるものとする。

(7)景観

  • ア 事業者は、風力発電施設等の建設等に当たって、浜松市景観条例(平成20年浜松市条例第89号)第5条の規定に基づき、地域の自然及び歴史的環境と調和した良好な景観の形成に努めるよう計画するものとする。
  • イ 事業者は、市が指定する主要な眺望点又は景観資源の近郊に風力発電施設等の建設等を行う場合には、四季、昼間及び夜間における景観の変化を視覚的な表現方法によって予測し、予測した結果を市に対して提出するものとする。
  • ウ 市が指定する主要な眺望点及び景観資源は、別表2、3のとおりとする。
  • エ 風力発電施設等の配置、デザイン及び色彩は、周囲の景観と調和が図られるものとする。
  • オ 事業者は、景観に与える影響が甚大で、良好な景観若しくは風致を著しく阻害する場合は、必要な措置を講じるものとする。

(8)広告物

事業者が風力発電施設等及びその周辺に広告物を表示する場合には、良好な景観若しくは風致を害し、又は公衆に対し危害を及ぼすおそれのないもので、管理上必要とされる最小限の広告物のみを表示するものとする。

(9)光害

事業者は、風力発電施設等及びその周辺に照明器具等を設置する場合には、動植物への影響及び浜松市音・かおり・光環境創造条例(平成16年浜松市条例第31号)に規定する光害が発生しないよう、必要な措置を講じるものとする。

(10)文化財

事業者は、風力発電施設等の建設等に当たって、文化財保護法(昭和25年法律第214号)第1条に規定する文化財の保護及び活用が図られるよう計画するものとし、指定文化財及び埋蔵文化財以外の文化財についても、風力発電施設等の建設等の影響から保護するよう努めるものとする。

5.建設等の工事中及び工事完了後においての調査

事業者は、風力発電施設等の建設中及び建設後についても環境及び景観等の保全に関し、「4.建設等に当たっての基準」の遵守に努めなければならない。

6.設置後の維持管理

  • (1)事業者は、発電施設が完成した時点で発電施設設置報告書(様式2)に必要な資料等を添付し、市へ提出するものとする。
  • (2)事業者は、設置した施設について正常な機能を維持し、破損又は事故等を未然に防止するよう努めるものとする。
  • (3)事業者は、設置後に騒音、電波等の障害が発生したときには、原因を調査し誠意を持って対応をするとともに、その内容を市に報告するものとする。

7.その他

風力発電施設等の建設に当たり、住民等から事業者へ申入れのあった事項については、速やかに市へ報告するとともに誠意を持って対応するものとする。

 別表1 想定される主な法規制

No.

法規制名

市の所管課

1

航空法

市民生活課

2

絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律

環境政策課

3

振動規制法

環境保全課

4

騒音規制法

環境保全課

5

景観法

土地政策課

6

屋外広告物法

土地政策課

7

工場立地法

産業振興課

8

労働安全衛生法

産業総務課

9

漁業権

農業水産課

10

漁港漁場整備法

農業水産課

11

港則法

農業水産課

12

航路標識法

農業水産課

13

農業振興地域の整備に関する法律

農地利用課

14

農地法

農地利用課・農業委員会

15

森林法

林業振興課

16

鳥獣保護及び狩猟に関する法律

林業振興課

17

国土利用計画法

土地政策課

18

宅地造成等規制法

土地政策課

19

都市計画法

都市計画課

20

道路交通法

交通政策課

21

自然公園法

緑政課

22

生産緑地法

緑政課

23

都市緑地法

緑政課

24

静岡県自然環境保全条例

緑政課

25

都市公園法

公園課

26

道路法

道路保全課

27

高速自動車国道法

道路企画課

28

海岸法

河川課

29

河川法

河川課

30

急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律

河川課

31

港湾法

河川課

32

砂防法

河川課

33

地すべり等防止法

河川課

34

建築基準法

建築行政課

35

消防法

消防局

36

文化財保護法

文化財課

37

静岡県生活環境の保全等に関する条例

環境保全課

38

静岡県風致地区条例

緑政課

39

静岡県立自然公園条例

緑政課

40

静岡県文化財保護条例

文化財課

41

浜松市ギフチョウの保護に関する条例

環境政策課

42

浜松市川や湖を守る条例

環境政策課

43

浜松市音・かおり・光環境創造条例

環境保全課

44

浜松市屋外広告物条例

土地政策課

45

浜松市景観条例

土地政策課

46

浜松市都市公園条例

公園課

47

浜松市文化財保護条例

文化財課

※以下の法規制については、市に直接の所管課がないため、事業者は、関係行政機関と直接協議し、必要な調整を行うものとする。

No.

法規制名

関係行政機関

48

電波法

総務大臣

49

電気事業法

経済産業大臣

別表2 市が指定する主要な眺望点

地域自治区名

主要な眺望点

備考

細江

細江公園展望台
(国民宿舎東側)

浜名湖県立自然公園

公園山山頂広場

細江奥浜名湖展望公園

散策道区間のミニ公園

引佐

三岳山山頂

 

富幕山山頂展望台

 

竜ヶ石山山頂

 

かわな野外活動センター

 

春野

天竜の森内駐車場
(スーパー林道天竜線沿い)

神沢第1国有林

秋葉山山頂

天竜奥三河国定公園

佐久間

竜頭山展望台

 

水窪

青崩峠

 

旧自然クラブ

 

野鳥の森展望台

 

高根城

 

山住・家老平

 

※上記以外のもので、市から指示されたものについても同様の対応をとるものとする。

別表3 市が指定する景観資源

  • 気田川
    自然環境保全地域
  • 京丸・岩岳山
    自然環境保全地域
  • 渋川
    自然環境保全地域
  • 浜名湖
  • 遠州灘海岸

※上記以外のもので、市から指示されたものについても同様の対応をとるものとする。

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浜松市役所産業部エネルギー政策課

〒430-8652 浜松市中区元城町103-2

電話番号:053-457-2503

ファクス番号:050-3730-8104

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