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更新日:2021年8月10日
「森林が適切に管理されているか」を、第三者機関が全世界統一の基準に沿って審査、認証するもので、違法伐採や保護する価値の高い森林の伐採を防ぐ効果的な仕組みです。
そして、それらの森林から生産された木材・木材製品へ認証ラベルを貼り付けることにより、消費者の選択的な購買を通じて持続可能な森林経営を支援する制度です。
※FSC/Forest Stewardship Council:森林管理協議会
なお、制度には、森林が対象で森林資源や森林環境に配慮しているかを審査・認証する「FM認証」と、加工・流通業者や工務店が対象で、加工・流通時に認証を受けていない林産物が混ざらない管理ができているかを審査・認証する「COC認証」があります。
次の10の原則に基づき森林を審査し、森林環境を適切に保全し、地域の社会的な利益にかない、経済的にも持続可能な、森林管理を推進する国際認証制度です。
~10の原則~
FSCの森林で生産された木材やリサイクル材などの適切な原材料を使用し、 木材、紙製品の確実な識別管理を行っていることを認証する制度。
最終製品になるまでの間の製造業者や、それらの製品を扱う商社や工務店などが対象になります。
製品にFSCロゴマークをつけ、認証製品として販売することができます。
FSCの国際基準では、建築に使用する木材の70%以上を認証材とした住宅を「FSC森林認証の家」としています。(2008年に制度改正。それ以前は50%以上。)
平成24年度、天竜国産材事業協同組合は木材加工施設を整備し、今回、地元の林材業・建築業関係者が連携・協力し、FSC基準を満たすことで環境に配慮され、且つ、品質の確かな「天竜FSC材の家」のモデルハウスを建築します。
なお、2008年の制度改正以降、FSC製品の住宅が建築されるのは全国で稀です。
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