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更新日:2024年1月1日
花の多い国って、豊かな国。そんなところも農業の魅力。 |
Q.「就農して何年目ですか?」 A.「父のあとを継いで就農し、今年で3年目になります。」 |
Q.「就農したきっかけ(動機)を教えてください」 A.「父は、スイートピーを中心とした花を主に生産する専業農家だったのですが、高齢になってきたこともあり、年々規模を縮小していました。僕は自動車整備関係の会社に5年程勤めていたのですが、そんな父のあとを継ぐことを決めて就農したんです。父の代ではお米を作っていた田んぼも、僕が就農する時にハウスを建て、花の圃場にしました。」 |
Q.「農業の魅力や、やりがいを感じるところは?」 A.「がんばったらがんばっただけの成果が出る、サボったらサボったなりの結果が出る。自分の仕事次第で、結果が自分に返ってくるのが農業です。そんなところが魅力ですね。また、花は種を播いてから日々育っていきますが、毎日顔色が違うんです。花の顔が元気だと僕も嬉しくなって、圃場に行く朝の足取りが軽かったりしますね。もちろん逆のこともありますけど(笑)」 |
Q.「反対に、苦労した又は苦労しているところはどんなところですか?」 A.「最初は全てが手探りで、うまく育たない時には原因が分からず、農協の職員の方によく教えていただいていました。また農業機械もそれほど持っておらず、効率があがらずに苦労しましたが、3年経って今はだいぶ安定してきました。また、圃場を拡大したいと思っているのですが、比較的街場でやっていることもあり、なかなか拡大が難しい状況です。農地を集約して効率よく拡大していければ理想的ですね。」 |
Q.「ズバリ、藤谷さんにとって農業とは!?」 A.「農業従事者にとって、農業はこれから魅力ある産業だと自分は思っています。農業従事者人口が減っていく中で、僕たちが担う部分や期待されるところも大きくなっていくと感じています。また、僕のメインは花の生産ですが、花に囲まれた生活っていいですよね。花が好きな方はやはり多いですし、うちに通ってくれているパートさんも、花を扱う仕事ということで喜んでくれている女性が多いです。花の多い国って、豊かな国だと思います。そんなところも農業の魅力。豊かな国づくりに少しでも貢献できたらいいですね。」 |
Q.「最後に、これから先の夢と作られている農産物のPRを!」 |
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(平成27年2月取材)
春の切り花として人気のある球根植物で、紙のように薄い花びらが幾重にも重なった姿が美しい。花色も豊富で、赤・ピンク・オレンジ・白・黄色など多種多様。 |
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