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更新日:2014年11月26日
「台場」とは、外国船の出没に備える目的で、幕末に日本各地の沿岸に設置されたものです。その台場が、当時ここ浜松にも設置されていました。
現在、市指定史跡となっている米津台場は、安政2年(1855年)幕府の命により、浜松藩が武士と付近の農民に築かせた砲台です。当時、米津浜には、東・中・西の3基あり、高さおよそ27m、前面はすべて石積みで、上部には、砲身およそ5.5m、重量およそ2t、人の頭ほどの口径の大砲を備えていたと伝えられています。現在、3基のうちの真ん中の1基が、その跡として残っているほか、当時使用したとされる大砲の玉が、新津小学校に保管されています。
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