| 入学生誓いのことば |
平成23年4月5日入学 第38回生代表 |
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暖かな春の祝福の風に背中を押され、私たち新入生一同は、本日、浜松市立看護専門学校での学生生活の第一歩を踏み出しました。不安もありますが、それ以上に、私たちの心は喜びと希望に満ち溢れています。
2011年3月11日東北・関東地方を大きな地震が襲いました。発生から約1か月経とうとしている現在も、被災された方々が大変な生活をされている様子が伝わってきます。この未曽有の災害は、人々の心に大きな悲しみを残しました。しかし、一方で、命の大切さ人間の生きる強さを改めて考えさせられた人々も少なくはなかったのではないでしょうか。
私はそれらをかつて父から教わりました。父が病気で亡くなったとき、私はまだ幼く父の死をうまく理解できずにいました。歳を重ね、母から父の入院中の様子を聞き、父が懸命に病気と闘っていたことを改めて知りました。それでも優しく私たちに微笑み弱さを見せなかった父は、私に命の大切さや懸命に「生きる」強さを教えてくれました。
人の一生には、病気や怪我、出産などその人にとって重要な出来事になり得る場面があります。看護師はその場面に立ち会い、同じ時間を共に「生きる」ことのできる貴重な職業だと考えます。医療の技術や知識があることはもちろんですが、人々の生活に看護を通じて寄り添い、懸命に「生きる」人々の支えや助けに少しでもなれるとしたら、それはとても尊く恵まれたことだと感じます。
私はそのような魅力的な職業に就くために、学生生活での様々な経験や交流を通して自己の成長へと繋げていきたいです。そして、父の教えが私を成長させてくれたようにかかわった人々や自身の心を豊かにしていけるような、人間的成長に溢れる看護師を目指して、この浜松市立看護専門学校での3年間、一生懸命努力し、勉強に励むことを誓います。
最後になりましたが、本日は私たちのために、このような素晴らしい式を開いていただき、心から感謝しております。また、ご多忙中の中ご参列いただきました来賓の皆様、諸先生方、並びに関係者の皆様に厚く御礼申し上げて、私の誓いの詞とさせていただきます。
平成23年4月5日
在校生からあなたへ 〜在校生の声〜
- S.S
- 私は大学を卒業して介護施設に就職後、浜松市立看護専門学校に通っています。大学は経済学部だったため福祉や医療の知識はまったくなく、就職前にホームヘルパーの資格を取得したのみでした。そのため実際に働いていると自分の無さに悩まされました。そうして仕事を続ける中で、しっかりとした知識と技術がほしいと思い看護学校を受験し現在に至ります。
まさか再び受験勉強をすることになるとは思ってもいなかったので、参考書を購入し一から勉強しました。そして無事に合格できたのですが、男で23歳の自分が看護学校でやっていけるのか不安に感じながらの入学でした。
最初はどんな風に他の人たちと接していくか手探りでしたが、自分の他にもいろいろな過程を経て入学してきた人たちがいて、とても安心しました。クラスに男子は私を含めて3人いて、歳の差はあってもすぐに仲良くなれました。今では一緒に協力して授業や課題にも取り組んでいます。クラスの他の人たちもとても接しやすく、ここで改めて人とのコミュニケーションというものも学ばせてもらっています。
私はまたゼロから学ぶということや、これから先のことが不安にならないわけではありませんが、学生を気遣ってくれる多くの先生方や一緒に勉強するクラスの人たちとなら、頑張れると思っています。そして、私も早く一人前の看護師になれるよう努力していきたいです。
- Y.D
- 浜松市立看護専門学校に入学して早2ヶ月が経とうとしています。久しぶりの学校生活は懐かしさと新鮮さでいっぱいです。思い起こせば昨年秋、シングルマザーである私は今後の自分と子どもの人生について考えました。自分にとって充実した人生を送りたい、そして子どもを安定した生活環境で育てたいと思い、以前から興味があった看護師、徐三氏の資格取得にトライしてみようと思いました。新しい事にチャレンジするのはとても勇気がいりましたが、立ち止まらず、前に進もうと思い迷いはなくなりました。
受検を決意し、そこからはもう勉強しました。苦手な数学も塾に通いがんばりました。そしたらなんと合格、とてもうれしかったです。
入学するまでは、クラスメイトと仲良くできるかな・・・とか、勉強はついていけるかな・・・など不安はたくさんありましたが、入学したらすぐにみんなと友達になれました。高校卒業したばかりの子も社会人だった子もみんないい子達ばかりです。クラスには男子もいます。男子もたよりがいのあるイケメンです。勉強もみんなでがんばります。テスト前はみんなで復習し合い、実技練習もお互いアドバイスし合って練習します。高校卒業したばかりの子達をベースに年齢も経歴も様々な社会人が入り、お互いに足らない物を埋め合い、いい刺激を受け・・・こんな素敵なクラスができるのも看護学校ならではと思います。
私が学校に通えるのも家族の支え、そして子供の存在のおかげです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。看護学生と母親という二足の草鞋を履き、ハードな毎日ですがとても充実した日々を送っています。
- T.S
- 私は大学で社会福祉を学び卒業後はサービス業に就き、ひとを支えることを常に模索していました。ある日、知り合いの看護師の話を聞き、看護師がいかに多くの知識を持って、多くの視点から人を支えている職業かということを知り、魅力を感じました。そこで看護師になることを決意し看護学校に入学しました。
入学当初はクラスの大半が高校を卒業したばかりの学生で、さらにクラスには男子が2人だけという環境であり、本当に学生生活をうまくやっていけるのか不安でいっぱいでした。しかし、1年間学生生活を送る中で、そうした不安がいつの間にか消えていました。なぜなら、年代や性別という枠を超えて、看護師になるという目標に向かい、団結して学生生活を送ってきた多くのクラスメイトがいたからです。専門的な知識を学ぶ中で、実技試験やグループワーク、実習と大変な時もありましたが、クラスメイトによって支えられ1年間やってくることができました。私が実技試験に苦戦している時にも、自分の時間を割いて練習につきあってくれたり、放課後遅くまでグループワークの課題を一緒に考えたりしました。今では、クラスの誰に相談しても真剣に考えてくれます。私も本音で、全力で話せています。
この学校の強みは団結力だと思います。勉強や実習、プライベートのことで悩んだとしても、共に考えてくれる仲間がいます。2年生になり、授業や実習はより実践的になりますが、クラスで団結して乗り越えていきたいと思っています。
- M.I
- 私が浜松市立看護専門学校に入学して、早1年が経ちました。今年4月に入学してきた1年生が、技術認定試験の練習で頑張っている姿を見ると、私も1年の時はこんなかんじだったんだなと懐かしく思います。私は大学を出て社会人へと一度は進みましたが、看護の道を志そうと決意し、入学しました。学校に入学したときには、同級生がほとんど女性の現役入学ということで、男性であること、既婚者であること、社会人で年齢が30代と年齢差が大きいことなど不安な点は多くありましたが、クラスの人たちは温かく私を受け入れてくれて、今では授業や実習でグループが一緒になっても和気あいあいと楽しく勉強に励んでいます。また教員の方々も、私の境遇にいつも気をかけてくれて、学校内のことに限らず私生活の事までにも、とても親身になって相談に乗ってくれました。さらに、わが校では少数派の男生徒ですが、数は少なく団結力は強く、今でも難しい課題やテストなども一丸となって乗り越えてきました。このような学生生活で入学時にあった不安はなくなり、今では未来に対する希望と期待に満ちた毎日を送っており、この学校に入学して本当に良かったと感じています。
- S.M
- 私は26歳になるときにこの学校に入学しました。看護師になろうと決めた経緯には、それまでの社会人経験によるものが大きかったと思います。私は高校卒業後市内のがん化で検査員として勤務していました。患者さんと関わっていくうちに、もっと体について学びたい、資格を取って専門的な仕事をしたいと思うようになり、看護師になるという道を選びました。
受験勉強は特に予備校に通わず、受験科目の参考書を科目ごとに1〜2冊を2ヶ月で繰り返し解くという勉強をしました。社会人は勉強週間から離れているという不安に加え、予備校に通わない限りはアドバイスをしてくれる先生等のサポートはありません。そのため自分に合う勉強方法を見極めることも必要かと思います。
入学してあっという間に2年以上が経ちました。年の離れた人達と机を並べて勉強することに不安がありましたが、皆ゼロからの専門分野を学ぶため仲間意識を持って取り組めています。以外に社会人経験者の方が多いことも心強かったです。
お子さんがいる方も新卒の方と同じように頑張っています。学校説明会では社会人・ママさんコーナーも設けられるので参考に是非話を聞きに来て頂ければと思います。
- K.O
- 私は4年制大学を卒業し1年半働いたのちにこの学校に入学しました。社会人として働くうちに、もっと直接的に人と関わり役に立てる仕事をしたいと考えるようになりました。ちょうどその頃大学時代の友人が大学卒業後、看護学科のある大学に入り直し勉強していたことや看護師として働いている知人と話をした影響もあると思います。また、高齢化が進み看護師の果たす役割りがますます大きくなるという情勢も私の看護師への志を後押ししました。
入学当初、年齢の違う同級生とうまくやっていけるか不安がありました。しかし、看護の仕事は、看護師同士や他の医療従事者との協力が不可欠です。授業や実習でグループワークを経験するうちに協調性も育てられ、今ではクラスの皆が自分にとって大きな支えとなっています。
現在3年生となり、実習で忙しい日々を送っています。看護の勉強は幅広くて大変ですが、患者さんへの援助に直結しているので知識や技術を深めなくてはと奮闘中です。一方で患者さんとの関わりから学ぶものも多く、患者さんの病気と闘う姿や「ありがとう」の一言に自分も励まされながら、中身の濃い学校生活を送っています。
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