今後のリハビリテーション医療の需要の増加も踏まえ、築後40年以上経過し老朽化したリハビリテーション病院の建設を、平成26年2月の完成を目指し進めております。
背景
浜松市リハビリテーション病院は、平成11年12月1日付で国から国立浜松病院の移譲を受け、地域のリハビリテーション医療の中核を担う病院として、急性期を過ぎた患者の日常生活への復帰や社会復帰に関して、専門的な医療支援を行ってきました。
一方、現行の病院施設は、昭和44年に建設されてから40年を経過し、施設の老朽化や防火・避難設備の不足、最新医療設備機器への不適合など多くの問題が生じてきています。
このようなことから、地域のニーズに即したリハビリテーション医療を積極的に展開するとともに、その機能を一層充実させて更なる医療の質の向上を図るため、施設の建設計画に至ったものです。
施設概要
| 建設場所 |
浜松市中区和合町地内 |
| 敷地面積 |
59,332.60平方メートル |
| 延床面積 |
病棟、中央診療棟 約15,400平方メートル キャノピー、身障者用駐車場、駐輪場 |
| 建築面積 |
病棟、中央診療棟 約6,800平方メートル |
4つの建設理念
市民が安心してかかることのできる病院
- 昭和56年以前の旧耐震基準にもとづく建物は解体し、新建物は現行基準における地震力を1.25倍割り増した係数を採用します。
- バリアフリー法及び浜松市ユニバーサルデザイン指針に基づき、十分な廊下幅や段差のない施設と します。
- 災害時にも対応出来る設備計画とします。
- スタッフ動線の効率化を計り、安全な医療を提供出来る病院とします。
市民が利用しやすく地域に開かれた病院
- だれもが気軽に利用できる外部空間を計画します。
- 地域コミュニティーに配慮した計画とします。
- 歩行者と車両を分離した安全なアプローチ計画とします。
自然環境を生かし、緑に囲まれた療養環境を提供できる病院
- 既存緑地を可能な限り、生かした計画とします。
- 自然に触れ合える豊かな外部空間となるように計画します。
医療制度改革やニーズの変化への柔軟な対応が可能な病院
- 将来の増築、改修に対応しやすいゾーニングとします。
- 更新がしやすい設備計画とします。
- 将来の改修にも対応しやすい適切な階高設定とします。
リハビリテーション医療
高齢化の進行、生活習慣病の増加などにより、今後の脳卒中、急性心筋梗塞、骨関節系疾患等の発病リスクが高まり、機能障がいを伴う患者の増加が見込まれています。
特に脳血管疾患は、50歳後半からその発症リスクが著しく高まるため、団塊の世代が退職期を迎えていることからも発症者は今後大きく増加していくことが予測され、リハビリテーション医療の需要はますます高まってくることは明らかです。
浜松市では、回復期の集中的なリハビリテーションを中心に社会ニーズに応じたリハビリテーション医療を提供することにより、こうした患者の寝たきり等の予防や心身機能の維持・回復を促進し、家庭や社会、職場への復帰など自立した生活実現の支援に努めていきます。
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