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薬物乱用はダメ。ゼッタイ。

あなたの大切な人生のためにダメ。ゼッタイ。

第44回 暴力追放と交通事故・薬物乱用防止市民大会

 薬物乱用のおそろしさは、単に乱用者自身の精神や身体の健康上の問題にとどまらず、家庭内の暴力などによる家庭の崩壊、さらには殺人、放火等悲惨な事件の原因ともなり、社会全体の問題へと発展します。
麻薬や覚せい剤などの薬物は、使用しているうちにやめられなくなるという「依存性」と、乱用による「幻覚、妄想」に伴う自傷他害の危険性があるという大きな特徴があります。
一度だけのつもりがいつの間にか依存症となり、一度しかない人生が取り返しのつかないものとなるのです。

覚せい剤・大麻・MDMA・有機溶剤は恐ろしい薬物です

【覚せい剤】
写真:覚せい剤 覚せい剤は「S」や「スピード」の俗称で呼ばれ、乱用薬物の中でも特に依存性が強く、くりかえし使用していると脳に強い障害を引き起こし、ふつうの生活はできなくなってしまいます。1度に大量に乱用すると、急性中毒で死ぬこともある危険なものです。
【大麻(マリファナ)】
 写真:大麻 大麻草の葉を乾燥させたものや樹脂を固めたもので、「ハッパ」、「グラス」、「チョコ」などとも呼ばれ、乱用すると感覚が異常になり、わけのわからない興奮状態になったり、気分が落ち込んだりします。連用していると、「無動機症候群」といって、毎日ゴロゴロして何もやる気のない状態になります。
【MDMA(エムディーエムエー)】
 写真:MDMA MDMAは化学薬品から合成された錠剤型の麻薬で「エクスタシー」「バツ(×、罰)」「タマ」とも呼ばれ、興奮作用と幻覚作用を併せ持つ大変恐ろしい薬物です。乱用すると、錯乱、抑うつ気分、睡眠障害、不安等が出現し、何週間も持続することがあります。また、脱水症、高血圧、心臓や肝臓の機能不全が生じます。
【有機溶剤】
写真:有機溶剤 シンナー、トルエン、接着剤などの有機溶剤を乱用すると、脳(中枢神経)がおかされます。目が見えなくなったり、歯がぼろぼろになったり、手足がしびれてきかなくなったり、貧血になることもあり、最悪の場合は死ぬこともあります。乱用を続けていると、心と体の健全な発達が妨げられます。

薬物乱用に関連する法律の規制

(この資料は、罰則のすべてではなく、一般に乱用されている薬物について、乱用とその周辺行為に関する罰則を掲載したものです。)
法律 薬物 栽培 譲渡・譲受 所持 使用
覚せい剤取締法 覚せい剤   非営利犯:10年以下の懲役
営利犯:1年以上の有期懲役
情状により500万円以下の罰金を併科
麻薬及び向精神薬取締法 ヘロイン   非営利犯:10年以下の懲役
営利犯:1年以上の有期懲役
情状により500万円以下の罰金を併科
その他の麻薬(モルヒネ、コカイン、MDMA)   非営利犯:7年以下の懲役
営利犯:1年以上の有期懲役
情状により500万円以下の罰金を併科
大麻取締法    大麻(マリファナ) 非営利犯:5年以下の懲役
営利犯:7年以下の懲役
情状により200万円以下の罰金を併科
 
※非営利犯…7年以下の懲役、営利犯…10年以下の懲役 情状により300万円以下の罰金を併科

「依存性」と「耐性」

 ドラッグには、何度でも繰り返して使いたくなる「依存性」があります。特に覚せい剤は、それなしではいられないほどの強い精神依存性を持っています。ドラッグをやめられなくなる理由は様々で、「注射器から血管に液体が流れ込んでいく感覚が忘れられない」という人もいますが、多くは「快感を得るため」というよりは、ドラッグが切れたときに感じるイライラや不安、禁断症状として現れる身体的苦痛から逃れるために仕方なく、という理由のようです。
 さらにドラッグには、使用を繰り返すうちに同じ量では効かなくなる「耐性」があります。使用する回数や量を増やさないと効果が現れなくなってしまいます。
 「依存性と耐性」の悪循環により、やめようと思っても自分ではドラッグをやめることができなくなってしまうのです。

フラッシュバック

フラッシュバックイメージ

 病院等での治療により「依存性と耐性」の悪循環からなんとか逃れたとしても、乱用前の健康な状態に完全に戻れるわけではありません。普通の生活に戻ったように見えても、何らかの刺激によって突然、幻覚・妄想などの精神異常が再燃することがあります。これをフラッシュバック(再燃現象)といいます。飲酒やストレスなど、日常生活のちょっとした刺激でも起こります。薬物乱用の害は半永久的に続くのです。




ドラッグが体に及ぼす悪影響

人体図:覚せい剤の場合:幻覚妄想など

薬物乱用を防ぐために

 薬物乱用になってしまった状態を「薬物依存症」といいますが、「薬物依存症」は病気です。病気ですから、周囲の人がいくら努力しても治すことはできません。本人が、「自分は薬物依存である」と自覚して、自ら治そうと思わなければダメなのです。家族が尻拭いをするのではなく、年齢相応に責任を持たせることが必要です。
 薬物乱用・依存を防ぐためには、子供に次のような基本姿勢で接することが重要です。

  1. 普段から親と子が相互に日常的なコミュニケーションを持つ。
  2. 家族全体の問題として、家族全員で集まり話し合う。
  3. 学校、親同士が連携し、状況によっては専門機関に連絡する。
  4. 過干渉をやめ、自立的な立ち上がりを見守る。
  5. 相互に信頼関係を崩さないように心がけ、話し合いで言ったことは実行する。
  6. 性急に解決を図ろうとしないで、多用な価値観を許容し、愛情を持って若者の持つ回復力、成長力に期待する。
○薬物乱用防止リンク / 「ダメ。ゼッタイ。」ホームページ外部リンク/新しいウィンドウを開きます

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浜松市保健所 保健総務課

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