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秋が旬の魚種紹介

1.カレイ
カレイ  北海道南部から本州、四国、九州など各地で見られる。遠州灘沿岸のほか浜名湖内までよく獲れる。浜名湖では、湖南部を中心にイシガレイとマコガレイが獲れる。(写真はカレイの素揚げ)

※カレイ目−カレイ科−イシガレイ属−イシガレイ
●漁獲時期:マコガレイの旬は初夏から晩秋まで、冬の産卵期から春までは味わいが落ちる。浜名漁協の年間水揚げ量(7.5トン)前後で推移している。
●栄養成分:ビタミンB2、D、カリウム
●機能性:口角炎、口内炎、皮膚の乾燥予防など言われている。
●調理法:刺身、焼物、煮物、から揚げ、フレンチ料理ではムニエルなど
カレイ2

2.タコ(マダコ)
タコ  日本の周辺には、約50種のタコ類がいるとされる。このうち食用にされるのはマダコ、ミズダコ、イイダコ、テナガダコなどであるがマダコが最も味が良い。
 日本でも関東地方以南の沿岸に多く分布し、特に瀬戸内海と東京湾が産地としているが浜名湖のマダコも美味である。
 岩礁を好むタコは、昼間は穴などに身を隠し、夜に穴から出て主にエビ、カニ、二枚貝を餌としている。

※八腕亜目−マダコ科−マダコ
●漁獲時期:9月から11月に最もよく獲れるが一年を通じて美味。浜名漁協の年間水揚げ量(2.5トン)前後で推移している。
●栄養成分:ビタミンD、カリウム、亜鉛
●機能性:動脈硬化の予防、視力低下予防、肝臓病予防など言われている。
●調理法:刺身、酢ダコ、湯洗い、タコ飯、やわらか煮、芋煮

3.テナガエビ(アカザエビ)
テナガエビ  漁は周年であるが遠州灘では水深200mから400mの深海に棲息している。
 鋏脚(はさみあし)が細長いことから料理店では「テナガエビ」とも呼ばれるが、標準和名のテナガエビは汽水・淡水性の全く別のエビを指す。
 塩茹でや味噌汁などの和風料理のほか、ロブスターと同様にローストやパエリア、スキャンピなどの洋風料理にも用いられる。

※十脚目−アカザエビ科−アカザエビ属−アカザエビ
●漁獲時期:6月から9月頃よく獲れる。舞阪漁港に揚がるアカザエビは年間水揚げ量2トン前後で推移している。
●調理法:塩茹、味噌汁、刺身、ロースト、パエリア、スキャンピ(写真は半身を焼いた物)
テナガエビ2

4.ノコギリガザミ(ドーマン)
ノコギリガザミ  地元浜名湖では、甲羅(胴)が丸いこと胴丸がなまって「ドーマン」と呼ばれている。
 ドーマンは全国的にも限られた地域でしか生息していない貴重な水産資源です。
 漁業の対照となるほど漁獲量があるのは浜名湖と沖縄県八重山諸島や高知県浦戸湾など数えるしかない。
 このように漁獲量は少ないが、濃厚な味で美味であることから市場価値はとても高い。
 浜名漁業協同組合では人工的に生産された稚ガニの放流を積極的に進め漁獲量の維持に努めている。 

※甲殻類短尾下目−ガザミ科−ノコギリガザミ属−トゲノコギリガザミ
●漁獲時期:漁獲量は少なく、濃厚な味で美味であることから市場価値がとても高いカニ。旬は4月から11月まで。浜名漁協の年間水揚げ量(5から6トン)前後で推移している。
●調理法:茹でガニ、蒸しガニ (写真は爪の大きさを表しています)
ノコギリガザミ2ノコギリガザミ3

5.ハゼ
ハゼ  日本のどこでも淡水の流れ込む浅い湾内に生息する。
 浜名湖でも身近な釣りの対象として人気がある。
 新鮮なものを丁寧に開いて揚げたてを食べればホクホクしてなんともいえない美味である。また、刺身も透明感があり旨味も強い。

※スズキ目−ハゼ亜目−ハゼ科−マハゼ属−マハゼ
●漁獲時期:浜名湖で獲れるのは主に7月から12月頃まで。旬は秋から冬にかけて。浜名漁業協同組合の年間水揚げ量は20トン前後で推移している。
●栄養成分:カルシウム、鉄分
●調理法:刺身、てんぷら、甘露煮(子持ちハゼの甘露煮は格別)、昆布巻き

6.ヒラメ
ヒラメ  昔から“左ヒラメ右カレイ”あるいは“大口ヒラメ小口カレイ”といってカレイ類との見分け方が語られている。
 水深100mから200mの砂泥に棲息し、昼間は砂の中に眼だけ出して潜り、夜間に行動して主に小魚を捕食する。
 底刺網(ソコサシアミ)、底曳網(ソコビキアミ)などによって捕獲される。

※カレイ目−ヒラメ科−ヒラメ属−ヒラメ
●漁獲時期:“春のマダイ”に対比させて“秋のヒラメ”といわれる。遠州灘では3月から12月とほとんど周年獲れる。舞阪漁港に揚がるヒラメは年間水揚げ量10トン前後で推移している。
●調理法:淡白な白身で、刺身、昆布締め、あらい、潮汁、煮つけ、フライ、蒸し物、ムニエルなど

7.メヒカリ
メヒカリ  魚体のわりに目が大きく、エメラルド色に光る魚で水深200mから300mに棲息している深海魚である。相模湾から東シナ海、九州からパラオ海域まで生息している。遠州灘沖の底曳網漁業(9月から5月まで)で獲れ、鮮度がよければ刺身にもなるが身がやわらかく脂がのっていて焼いてもおいしい。

※ヒメ目−アオメエ科−アオメエソ属−アオメエソ
●漁獲時期:舞阪漁港では9月から4月まで獲れる。浜名漁協の年間水揚げ量(15トン)前後で推移している。
●調理法:刺身、天ぷら、干物(塩焼き)、唐揚げなど


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